2013年04月30日

くまモンのつくり方「くまモンの秘密」

くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ (幻冬舎新書)

「くまモンの秘密」

地方公務員集団が起こしたサプライズ

熊本県庁チームくまモン:著

幻冬舎新書

 

読書ブログらしく、久しぶりの読書感想文ですよ(笑)

 

今回の主人公は・・・くまモン

 

ご存知ですかね〜?

 

2011年のゆるキャラグランプリで優勝した熊本県のゆるキャラです。

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、くまモンの生みの親は、映画「おくりびと」の脚本なども手掛けた熊本出身の放送作家、小山薫堂氏とクリエーターの水野学氏のお二人。

 

でも、くまモンを日本一のゆるキャラに育て上げたのは熊本県庁に勤務する地方公務員の方々なのです。

 

公務員というと・・・・というイメージを持つ人も多いと思いますが(公務員の皆さん、ごめんなさい。。)

 

この本を読むと、そういう先入観がひっくり返されるのではないかと。

 

Amazonの内容紹介

平成22年「くまもとサプライズ」キャラクターとして登場したくまモン。

商品売上は1年で293億円、熊本のブランド価値向上への貢献は計り知れない。 

ゆるキャラ・くまモンを「売るキャラ」に育て上げたのは、 PRもキャラクタービジネスも経験ゼロの、しがない地方公務員集団・チームくまモン。 

くまモン失踪事件などの物語戦略、利用料フリーで経済を活性化させる楽市楽座戦略等々、 公務員の常識を打ち破る自由な活動を展開し、自治体史上例のない成功を遂げた奇跡のプロジェクトの全貌。 

 

ゆるキャラじゃなく、愛されキャラ

・・・・くまモンがいると、なんか楽しいよね・・・

誰かが、ふと、そうつぶやきました。

このとき私たちは、くまモンの中にビタミンの芽を見つけました。

そしてチームくまモンは、くまモンを「他の人のビタミンになる」よう育てよう決意したのです。(P115)

 

実は・・・私もくまモンが好きです♡

 

手帳には今年の目標の一つに「くまモンに会いたい!」って書いてありますから(笑)

 

日本には何百というゆるキャラがいますが、その中で、何でくまモンはあれほどの人気があるのか・・・?

 

私なりに思うのは、いわゆる「キャラ立ち」していて、そのキャラが何とも人を幸せにしてくれるというか、楽しい気持ちにさせてくれるんですよね。

 

くまモンは元々は九州新幹線全線開業時に熊本県が行った「くまもとサプライズ」のPRキャラクターとして誕生。

 

それなのに・・・!

 

くまモンの当初の活動拠点は関西!

 

いわゆるアウェイの中で育ったんですね。

 

なぜ関西かというと・・・?

 

九州新幹線は大阪←→鹿児島。だから熊本としては関西方面からの集客をターゲットとした。

 

その中で「熊本」を直接的にPRするのではなく、先ずはくまモンを大阪の人気者にしよう。

 

そしてくまモンの活動を通して熊本にも注目して貰おう。

 

・・・というのが、当初の関西活動の戦略だったらしいです。

 

その関西で活動するにあたって3つの活動方針があったそうなのですが、そのうちの1つがこれ。 

 

関西の人みんながあっと驚くような面白いことをやったら、それだけで関西の人は自然に集まる(P118)

 

つまり、くまモンって最初から「人が驚くような面白いこと」をすることがキャラクターの中に刷り込まれていたんですね。

 

九州から全国へ元気を発信

九州新幹線の全線開業日は2011年3月12日。

 

そう、あの東日本大震災の翌日でした。

 

本来であれば、この日からくまモンの活躍も本格化する筈でしたが、震災の影響で活動を自粛。

 

 

その間にTwitterからくまモン宛にたくさんの声が寄せられたそう。

 

「せっかく生まれた くまモンという存在。また日本に笑顔の花がたくさん開くとき、くまモンの存在は絶対に大きな力になると思う。

大人にも子どもにも愛されているのだということを忘れないでね」

「くまモンが元気じゃなきゃ、熊本に元気が出ないよ!

九州から日本を支えていかなきゃいけないんだからね!」

「くまモンはきっとみんなの癒しになるはず!不安を抱えている人たちの癒しになってあげてください!がんばれくまモン!」

「今、何かできること。私もやるよ。くまモンも一緒にやっていこう!」

ツイートだけで一冊の本になるくらい温かいメッセージの数々。

本当に多くのみなさんに支えられているのを実感しました。

みなさま、ありがとうございました。(P102)

 

私、この本を東京から福岡へ帰る飛行機の中で読んでいたのですが、何だか泣けてきてしまいまして・・・

 

ものすごく冷静に考えると、何で熊本県のPRキャラクターに対してこういうツイートを送るんだろう?と思うのだけど、答えは簡単で、それだけくまモンが「癒し」とか「元気」を象徴するキャラクターであり、それ故に多くの人に愛されているからですよね。

 

それと・・・

 

あの震災の直後、「九州から全国へ元気を届けよう」というのは、私自身も東京の友人から言われた言葉です。

 

節電や募金など自分たちが今できることをやる

 

そして経済をまわすことが巡り巡って日本の元気につながっていく!

 

・・・何かそんなコトを周りの人たちや職場でも話していたなぁ、って思い出しました。

 

結果として、どれだけの人のお役に立てたかは分からないんだけど。。

 

皿を割れ!

私はいつも、「皿を割れ」と言うのです。これは、韓国の金郡守から教えてもらった言葉です。

「皿を洗わない人は、皿も割らない。皿を割ってもいいから、とにかくたくさんの皿を洗おう」つまりリスクを恐れないでやろうという意味です。

こんなことが言えるのは、私が公務員出身ではないからかもしれません。(P233)

 

この本の第三部に熊本県知事・蒲島郁夫氏の書かれた文章があるのですが、引用はその県知事の言葉から。

 

公務員であるくまモンにとって(そう、くまモンって公務員なんですよ〜!)県知事といえば、組織の最高責任者になるわけでその人が、こういうチャレンジ精神であったことがくまモンの活動を色々な意味で支えてくれたり、容認してくれていたわけですね。

 

もちろん、小山薫堂氏という名プロデューサーのサポートもあったのでしょうが、現場、つまり熊本県庁の人たちの考えや行動が今のくまモン人気を創り上げたのは間違いないと思うんですよ。

 

それと・・・こうしたくまモンの活動を通して熊本県庁の方達の考え方や働き方までもが変わったことが本文中にいくつか紹介されています。

 

「くまモンと一緒に仕事をしてつくづく思ったけれど、行政だからこんなことをやっていいのか?と言って遠慮していてもいかん。

県民や企業のみなさんのためになると思うなら、『やるしこやってみる(やるだけやってみる)』のが大事かな」(P208)

 

以前は、「決まりだから、ダメです」とばかり言っていたのが、「どうすればできるようになるか」というポジティブな考え方に変わっていたそうです(P209)

 

少し大袈裟かも知れないけど・・・

 

くまモンって、ファンの人たちだけじゃなくて、そのくまもん自身を育て、ともに活動してきた県職員の人たちまでもを幸せにしていった・・・とんでもなくスゴいゆるキャラだと思うのです。

 

まとめ

書ききれなかったので割愛しましたが、くまモンが成長するプロセスの中で大阪での「くまモン神出鬼没大作戦」とか、1万枚の名刺配り

くまモン失踪で知事が緊急記者会見とか・・・

 

ある意味バカバカしいような(失礼!)企画を全力でやっていたりするんです。

 

くまモン成功のポイントとかは、この本の中にもいくつか書かれています。

 

  • ターゲットを明確にする
  • TPOに合ったメディア戦略
  • SNSの最大限の活用
  • くまモンの爽快な動き・表現の豊かさ

 

などなど・・・

 

でも、根本の部分で大切なのはきっと・・・

 

他の人を楽しませようと思ったら、まずはやっている人たちが楽しくないといけない(P235)

 

こういう、楽しむ精神なんじゃないかと思う。

 

バカバカしいようなことでも、目の前にあることを全力で楽しむ!

 

『楽しい気持ち』がタイセツ。

 

▼くまモンオフィシャルホームページ

くまモンオフィシャルサイト | くまモンオフィシャルサイト
 
 
【▼新書】

【▼kindle版】



posted by penguin-oyaji at 22:07 | Comment(0) | 読書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月21日

和田さん、今回はガチです!(第24回和田裕美さん読書会@福岡)

第24回 和田裕美さん読書会@福岡

日時:2013年4月20日(土)18:30〜

会場:カフェ de ミーティング

 

やっちまったなぁ〜

 

読書会から一夜明けた今もやっちまったなぁ〜、って思ってる。

 

ペンギンオヤジ presents『持込み企画』

 

前回のエントリーを読んでいただければ分かると思うのだけど、広島で行われた合同読書会に参加させていただき、そこで今まで福岡読書会ではやったコトないような企画を目の当たりにして、かなり刺激を受けて帰ってきたのだ。

 

江戸時代の遣欧使節団ご一行様が外国の文化を目の当たりにして腰を抜かしたのと似ているかも知れない。

 

そして明治になって西欧諸国に追いつけ!追い越せ!とばかりに遮二無二、近代化を推し進めたのと同じように「福岡も負けてられんけんね!」と、ペンギンオヤジ presentsの『持込み企画』を考えて、昨日の読書会で参加の皆さんを巻き込んできたのだ。

 

やっちまったなぁ〜

 

「魅せる力」を身に付けるのだ!

今回の課題本は和田裕美さんの監訳本「魅せる力」

 

>魅せる力―人が人を惹きつける目に見えないパワーの秘密 

 

内容的には和田さんの「人に好かれる話し方」みたいな感じの本。

 

今までの福岡読書会ならば、この本を読んだ感想を順番に一人ひとり発表してもらうところだけど、今回は違うのだ!

 

何てたって「文明開化」なのだから・・・

 

こんなワークシートをこさえて持ち込みました。

 

スライド1

 

私が用意していった質問を考えてもらいながら、このワークシートを埋めていって、自分がなりたいと思う魅力的な人ってどんな人なのか、そのためにこれからどんなコトを実行していくか、を考えて貰おうという企画です。

 

そして全体の進行は私が前職時代にコンサルさんから教えて貰った『すごい会議』という議事進行方法を丸パクリでやってみることにしました。

 

すごい会議−短期間で会社が劇的に変わる!

 

読書会全体の流れはこんな感じ。

 

最初に私から『すごい会議』的なお約束事を説明させて貰いました。

 

【お約束・その1】

 

課題については全力で考える!

 

→「言えない」「出来ない」「思いつかない」の3ないリアクション禁止で頑張ってもらいました。

 

【お約束・その2】

 

発言の前にとにかく「書く」

 

「考える→話す」のではなく、話す前に「書く」というプロセスを付け足すことで頭の中が整理できる効果を狙いました。

 

【お約束・その3】

 

LOVEのあるリアクション大歓迎!

 

他の人の発言が良いなぁと思ったら、「いいね!」をポチするように発言の後に「いよっ!」とか「ナイス」などの掛け声をかける。

 

(けっこう評判よかったです^^ )

 

そして実際の進行内容は次のような感じ。 

 

あなたが知っている人たちの中でいちばん魅力的な人は誰でしょう?

まずはその人の振る舞いを観察してみることです。(P11)

今の自分を知ることは「魅せる力」を身につける準備段階です(P16)

 

最初は「魅せる力」に書かれていることを基に、自分から見て魅力的な人を挙げてもらい、次に、自分自身のチャームポイントを見つけてもらうところからスタートです。 

 

・自分にとって魅力的だと思う人は誰か?

  その人の魅力はどんなところか?を考えてもらう

 

・自分自身のチャームポイントを挙げてもらうと同時に、他の参加者のチャームポイントを見つけてもらい、ポストイットに書いて当人にプレゼント!

 

・自分はどんな魅力を身につけたいと思っているのか?

 

・自分のウイークポイントを魔法の言葉に変換する

 

・自分が思う魅力的な人になるために『魅せる力』の中で実践したい、身につけたいと思うLessonを3つ探し出す。

 

・これから1カ月で自分が起こすブレークスルーを決める(コミットメントを決める)

 

かなり端折ってますがぁ、こんな感じで考えて、書いて、発表してもらうを繰り返して準備したワークシートを完成させてもらいました。

 

こういうワークショップ形式の読書会って福岡としては初の試みだったのですが、参加してくれた皆さんにとってどーだったのかな?、と・・・

 

勝手に持ち込んだ企画だったので、ちょっと(かなり!)不安だったのですが、皆さんからは

 

  • 自分ではやらないコトが出来たので良かった
  • 頭の中が整理できた

 

というような感想をいただけました^^

 

企画した側からすると、今回の企画をきっかけにして何かしら心とか行動に小さな変化を起こしてもらえれば嬉しいなぁと。

 

それに私自身も来月末、5月31日をリミットとしたコミットメントを決めてきたので、それが達成できるように頑張らねば!!! 

 

これからどうなる?どうする?

 

・・・・読書会を始めてから2年ちょっと。

 

楽しい!ゆるい!の読書会だったところに今回のようなワーク企画を持ち込んだわけですが、これから福岡はどーなるんでしょう?(笑)

 

今までのような、楽しさ、ゆるさも大切にしたいですけど、そもそも和田さんの本などを読むのって、読書の楽しみだけを味わうだけじゃなくて、やっぱり何か自分の能力をアップさせたいとか、モチベーションを上げたい!みたいな気持ちってあると思うんですよね。

 

それに、継続することって大切だと思うけど、ずーーーーっと同じコトをやってたら飽きちゃう。

 

だから・・・

 

今回の企画が良かったかどうかは別として、書いたり作ったり、ロープレなどをやってみたり、これからも時には何か新しいことをやってみるのも「あり」かと。

 

そんなわけで次回はムチャ振り企画?!

 

普段だったら読書会の最後に次回の日程と課題本を決めるのですが・・・

 

ここでもう一発!最後にムチャ振りしてきました(^^;;

 

和田さんの営業セミナー経験者のNさんに「次回は営業系のロープレを企画してください!」と。

 

そんな私のフリにもかかわらず、Nさんが快諾してくれて、次回の読書会はロープレ大会ということで。

 

【次回告知】

第25回 和田裕美さん読書会@福岡

日時:5月18日(土)18時30分から

課題本:「営業脳をつくる!」

営業脳をつくる! (PHP文庫)

 

詳細、申し込みはこちらのページからお願いします。

・Facebookイベントページ

・ツイプラ

おしまい。

 

読書会とはあまり関係ありませんが・・・帰り道に食べた「麦とろ牛タン定食」美味しゅうございました^^

麦とろ牛タン定食 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

posted by penguin-oyaji at 21:06 | Comment(0) | 和田裕美さん読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月14日

福岡4人衆で和田裕美さん読書会in広島に参戦

【全国企画】陽転わくわく読書会in広島

日時:2013年4月13日(土)13:00〜

会場:広島市中区中町「AGRI」

課題本「仕事で成長し続ける52の法則」(日経BP社)

 

4月13日に広島で行われた【全国企画】陽転わくわく読書会in広島 に福岡読書会メンバーの皆さんと一緒に参戦してきました。

 

福岡から高速バスに揺られること約4時間。

 

ようやく広島に到着し、さっそく会場入り。

 

おばんざい de 万歳!

読書会の前にみんなでランチです。

 

今回は会場を探してくれたMさんの計らいで「おばんざいランチ」です。

 

おばんざい定食 

▲「おばんざい9点の盛合せ・スープ・白ごはんor美人玄米」

(写真協力:Kさん)

 

おばんざい・・・・? What is this ?

 

ググってみたら、「おばんざい」とは京都の家庭総菜なんですね〜

 

\(^〇^)/(←これは万歳)

 

とーーっても美味しかったです!

 

サプライズだぁ、ぜぇーーーっと!

合同企画広島読書会

▲開始前のなごやかな会場の様子(写真協力:Kさん)

 

おいしいランチの後、いよいよ読書会開始・・・・

 

と、思いきや幹事A・Mさんの粋な計らいでサプライズがありました!

(私も幹事の一人であったか・・・ヾ(・ε・。)ォィ

 

遠く札幌に電話をつなぎ、憧れのあの人にメッセージを貰いましたぁ!

(会場内、騒然!←大袈裟かな?)

 

何と言っても今回は【全国企画】と大きくでているので、こんなサプライズがあってもいいかと^^

 

夢をかなえる読書会

 

サプライズの興奮がおさまったところで、読書会開始。

 

今回の読書会は広島、札幌、福岡の読書会メンバーが企画した3カ所合同読書会です。

 

課題本は和田裕美さん「仕事で成長し続ける52の法則」(日経BP社)

 

仕事で成長し続ける52の法則 

 

福岡の読書会では普段、参加の皆さんに本を読んだ感想を一人ずつ発表してもらい、その発表に対して他の方がコメントするみたいな感じなのですが今回は違います!

 

札幌読書会のY・Iさんがファシリを務めてくれて用意してくれたワークシートを埋めながら『2013/12/31に出会いたい自分は?』というお題について参加者の皆さんそれぞれが考えていきます。

 

・先ず『2013/12/31に出会いたい自分は?』というテーマで

 具体的に自分がどうなりたいか?を考える

 

・なりたい自分になるために課題本のどの法則を意識すればよいかを

 本の中から見つける

 

・法則にそって具体的に自分はどんな行動を起こすかを考える

 

・行動した結果、2013/12/31に自分はどうなっていると思うか

 

・ワークシートが埋まったら、一人ずつ発表

 

・他の人の発表を聞きながら、その感想などをポストイットに書き発表者にプレゼントする

 

非常にザックリしたまとめ方ですが、だいたいこんな流れでした。

 

未来の自分の夢を紙に書くと実現すると、よく自己啓発本なんかに書かれていますが、自分一人だとなかなかやらないし、こういう形で人前で話したりすることなんて滅多に無いですから今回は貴重な体験でした。

 

それに参加してくださった皆さんも盛り上がってくれたし、まさに大・成・功・!でした。

 

みんなのワークシート 

▲参加者みんなの夢が詰まったワークシート

(写真協力:Mさん)

 

わくわくテレフォン

 

読書会が一段落したところで今日、最後のサプライズ企画

 

この日は偶然にも東京と群馬の開催日でもあったので、厚かましくも広島からそれぞれの会場にまたもや電話を掛けてしまいました!

 

何たって【全国企画】ですから(笑)

 

そして面識の無い人同士で話してもらうというムチャ振り!

 

前日くらいに思い付いて、それぞれの読書会の主宰者に方にお願いをしたのですが快く引き受けてくださりました。

 

この場を借りて、ありがとうございました!

 

読書会の後は有志でファミレスに移動し、そこでまたひとしきり盛り上がったのでした^^

 

出会い・化学反応・覚醒

 

今回の読書会は「はじめまして」「おひさしぶり」の方々を含めて総勢20名以上の参加がありました。

(参加してくださった皆さん、ありがとうございました)

 

会場内や終了後のファミレスで歓談する皆さんを見ながら改めて「人とのご縁って不思議だなぁ」と思ってました。

 

「出会い」だけで終わってしまう人もいる。

 

出会って、(偶然に助けられたりしながら)何度か会っているうちに意気投合して今回のようなイベントを企画したりするようになることもある。

 

その違いって何だろう・・・?

 

うまく言えないのだけど、きっとそれが「縁」というものなのではないかと。

 

今回、初めて出会った人たち、あるいは久しぶりに会えた人たち

東京、群馬の会場と電話で「はじめまして」と挨拶できた人たち

 

この出会いが今後どのような化学反応を起こし、ご縁を育んでいくのか?

 

そしてそのご縁が覚醒した時に、どういったことが起きるのか?

 

そんなコトを考えているとわくわくします。

 

それに、今回のイベントは本当に盛り上がったけど、これは決してゴールではなく、あくまでも通過点。

 

またいつか、もっとわくわくしたものが出来れば良いな、と思う。

 

そして福岡に新しい風が吹く・・・・・か?!

 

今では全国各地で行われている和田裕美さんの読書会だけど、一応その先陣を切ったのは「福岡」なんですよね。

 

最初の開催から既に2年以上!

 

その間「ゆるい!」をコンセプトに(笑)、とにかく楽しいのが一番!とずっと同じスタイルでやって来たわけですが、今回、福岡から参戦したメンバーが口を揃えて「楽しかった」「刺激的だった」と感想を話してくれました。

 

やっぱり外の世界に出て行くことで何かしらの刺激を受けるし、それが自分(たち)を変えるきっかけになったりするんですよね。

 

果たして!

 

今回、広島で刺激を受けて覚醒した『福岡』に新しい風は吹くのか?

 

まだまだ物語はつづくのだ。

 

IMG 1544

▲最後に集合写真

 

【謝辞】

札幌のY・Iさん ワークシートの準備やファシリありがとうございました

広島のA・Mさん 企画の打合せやサプライズの段取りもありがとうございました

広島のM・Mさん 会場の手配、予約や縁の下の力持ち的な運営協力ありがとう

私自身、至らない点が多々あり途中、皆さんにはご迷惑とご心配を

お掛けしてしまい申し訳ありませんでした。

今回の企画は本当に皆さんに助けて貰いました。

感謝です!ありがとうございました!

 

そして参加してくださった全ての皆さん

 

中には遠隔地からの参加してくださった方もいましたが、本当にありがとうございました。

 

今回のご縁を大切にして、今度お会いする時は2013/12/31に「出会いたい自分」になった姿でお会いできるよう、お互いに頑張りましょう!!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

(4月15日:一部訂正)

当初、当日のファシリと幹事を務めてくださったY・IさんをA・Iさんと誤って表記していたので修正しました。(相変わらずのボケで・・・Y・Iさんはじめ皆さん、ごめんなさいm(_ _)m ) 

posted by penguin-oyaji at 21:08 | Comment(0) | 和田裕美さん読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月20日

疲れたら休め「人の砂漠」

人の砂漠 (新潮文庫) 

「人の砂漠」

沢木耕太郎:著

新潮社

 

 

沢木耕太郎の初期の作品に「人の砂漠」という8篇のルポルタージュをおさめたものがあります。

 

そこに取り上げられているルポといえば、

 

餓死した老婆の話しであったり、元売春婦の養護施設の話し、それに詐欺をはたらいた老女の話しなど、どちらかと言うと陰鬱とした社会の闇や人の心の奥底を覗き見るような作品ばかり。

 

私がこの本を手にしたのは、高校生の頃だったと思う。

 

そんな陰鬱とした内容の本であったにもかかわらず、何度も繰り返し、繰り返し読んだ覚えがある。

 

何にそんなに惹き付けられたのか・・・?

 

「人の砂漠」から数年後に出版された沢木のエッセイ集

 

「路上の視野」の中におさめされている「人の砂漠の中で」と題された短いエッセイの中で沢木自身が、こんなことを書いている。 

 

ぼくは元売春婦だった者たちや、屑屋の中でも最下層に属する者たちを書いた。

日本の最辺境の島や岬についても書いた。

あるいは飢えて死んでいった老女についても書いた。

だがそれらの「物語」は、地の漂流者たちの悲惨について書こうとしたものではなかった。

もちろん告発のためでもない。

彼らの「にもかかわらず生きている!」という生命力のようなものこそ書きたかった。

 

そうなのだ!

 

「人の砂漠」を読みながらまだ十代だった私は私なりに、生きることの哀しさと力強さというものを感じとっていたのだと思う。

 

私は8篇の作品の中でも特に屑(廃品)の集荷場である仕切場に出入りする者たちのことについて書かれた「屑の世界」が好きだった。

 

仕切場には廃業者からの屑も持ち込まれるが、屑を拾い歩きながら集めて持ち込む曳子と呼ばれる個人も出入りしている。

 

言葉悪くて失礼なのだが、

 

決して裕福な生活をしているワケではない人たちだ。

 

オンボロ自転車に乗って屑を集める緑のおじさん。

 

亭主に家財道具を売られてしまうからとリヤカーに一切合切の世帯道具を載せながら屑を広い集めている一本歯のおばさん。

 

右半身不随ながら小遣い稼ぎのために屑を拾っている自転車のおじいちゃん。

 

などなど・・・

 

そんな仕切場に出入りする人たちには一つの不文律があるという。

 

それは互いの過去のことを訊かないということ。

 

経歴はおろか、年齢や出生地、名前すらも知らない場合もあるそうだ。

 

そんな仕切場の人間模様を沢木は、仕切場は「ヒト」にとっても「敗者復活戦」の場だと書いている。

 

そして私がこの「屑の世界」を読んでいて最も心惹かれるのは、最後のくだりだ。

 

新年が目前に迫った大晦日の夜のこと。

 

仕切場の親方が出入りする曳子の人たちに半年はもちそうな大きなチリ紙の束をお歳暮として渡していく。

 

たかがチリ紙だが、曳子の人たちにとっては仕切場で貰うチリ紙が唯一のお歳暮ということになるらしい。 

 

《まぁ、まぁ、すみませんね》と乳母車のおばさんは腰をかがめ、一本歯のおばさんは《チリ紙とは助かったね》と嬉しさをおしかくし、

 

・・・・(中略)・・・・

 

その対応の仕方はさまざまだったが、年に一度の、そして唯一のお歳暮に対する嬉しさは共通のようだった。

 

最後に緑のおじさんが《オセイボか、ゴーギだな》といってどこかへ去っていった。

 

(中略)

 

オセーボか、ゴーギだな、と呟いてみる。

 

何度か呟いているうちに、久しぶりに幸せな気分で年が越せそうな気がしてきた。

 

《ゴーギなこった》

 

大きな声でいってみると、不意に、どこかで耳にしたことのある文句が思い出された。

 

「疲れたら休め、彼らもそう遠くへゆくまいから」

 

そうだ、疲れたら休もう。そして仕切場の人たちのようにゆっくり歩けばいいのだ。

 

ゆっくり歩いたからといって、誰がいったい遠くへ行ってしまうというのだ。

 

《オセイボか、ゴーギなこった》

 

ぼくはもう一度、大晦日の冷たい夜に呟いていた。

 

「光あるところに陰」とはよく聞くセリフではあるが、この仕切場の人たちは世間的に見て決して「光」のあたる場所で生きているとは言いがたいと思う。

 

だが!まさに「にもかかわらず生きている!」のだ。

 

唯一のオセイボであるチリ紙の束に顔をほころばせ喜ぶ姿は、光のあたる場所で生活をしている人たちと何ら変わるところはないだろう。

 

むしろ、チリ紙の束ひとつで喜ぶなんてよほど「素直」であり、人の「情」というものが分かっているのかも知れない。

 

年を重ねると段々と、光のあたる人生ばかりではない、ということに気がつくようになる。

 

だが、光があたらないからと言って・・・いじけることなんて何一つないのだ。

 

仕切場の人たちのように素直に逞しく生きていけば良い。

 

「疲れたら休め」

 

競争や仕事に追われる日々の中で自分を見失いそうになったら、

 

素直に立ち止まって休もう。焦ることはない。。

 

「彼らもそう遠くへゆくまいから」

 

疲れて立ち止まってしまったところで、誰が遠くへ行ってしまうのだろう。

 

自分の人生は自分のもので、人と比べるものではないのだから人が遠くへ行ってしまうなんていう事はないのだ。

 

 

posted by penguin-oyaji at 21:46 | Comment(0) | ルポルタージュ・ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月18日

ファイト!闘う君の唄を・・・「彼らの流儀」

彼らの流儀 (新潮文庫)

「彼らの流儀」

沢木耕太郎:著

新潮文庫

 

10代の後半から20代に掛けて、かなり熱心にルポライター・沢木耕太郎の著作を読んでいた。

 

そんな昔に読んだ沢木の著作の中に朝日新聞紙上で連載していたコラムをまとめた「彼らの流儀」という本がある。

 

著名人から無名の市井の人まで人生の一コマを切り取ったエッセイのような文章が全部で33篇おさめられている。

 

その本を何となく読み返してみた。

 

「ホットライン」と題されたコラムのところでページをめくる手が止まった。

 

そこには、昔のラジオ番組の中で若者とパーソナリティの電話越しのやり取りが克明に書かれていた。 

 

二昔前のラジオ番組である「青春ホットライン」には、電話を掛けてきた聴取者とそれを受けるパーソナリティーとの間で、たとえばこんなやりとりもあった。

「・・・・・・・」

少年が電話口でしゃくりあげている。

「どうしたんだい?もしもし?」

関西なまりのある男がやさしい口調で呼びかけると、しばらくしてようやく少年の口が開かれる。

「仕事を始めて二年になるんだけど、俺、やっぱり進学したかったんですよね。みんなと一緒に、高校へ。

でも、うち、行くお金もなくてさ、そいで働かなくちゃいけないなんて言われてさ。進学した奴が羨ましくて、憎くてさ。いまだに、二年間も悔しくてしょうがないんだ」

 

(中略)

 

「夜は何時まで?」

「だいたい十一時くらいまで」

「寝るのは?」

「一時か二時くらい」

 

(中略)

 

「十一時から一時まで、何をしてますか」

「別に何も・・・」

「勉強しろよ。悔しいんだったら勉強しろよ。あのね、俺もね、十六の時、一年でやめたんだよ、高校を」

「なんでやめたんですか」

「あなたと同じような理由だね」

「そんなことないですよ」

「どうしてそんなことないと決めつけるの。俺は船乗りをやって、家に送金したよ。だけど、やる気があったからね、俺は。勉強したよ。

悔しい悔しいって思うだけで一生終わったら、悔しいの嘘になるよ。

悔しかったらやらないとしょうがないよ。そうだろ、違う?」

 

(中略)

 

「君の気持ちでどうにでもなれるんだよ。意地でもやってみろよ、え、男の子じゃないか」

「はい・・・」

「ね、できるよ。泣くことができる人だもん、悔しくてさ。やれるはずだよ、な、え?」

「はい・・・」

「な、おやすみ」

「はい・・・ありがとう」

 

読みながら不覚にも涙が流れた。

 

国、時代、両親、性別を選ぶことなく人は生まれてくる。

 

つまり、生まれた瞬間から一定の制約と言うか、条件の中で生きていくことになる。

 

たまたま生まれた家が貧しくて、高校に進学できなかった。。

 

でも、それをいくら嘆いてみたところで自分の家庭環境が変わるわけじゃない。

 

結局、自分の人生は自分の力で切り開いていくしかないのだ。

 

ビジネス書作家の和田裕美さんがよく「手持ちのカードで勝負するしかない」というようなことを書いたり話されたりしているが、つまりは、そう言うことなんだと思う。

 

不遇を嘆くのではなく、諦めるのでもなく、自分の人生は自分の力で切り開いていくしかない

 

ある意味、人生は闘いなんだなぁって思った。

 

そして・・・

 

それは何も生まれた環境に限った話しではないことに気付く。

 

前回のエントリーの中でも書いたが、長い人生の中では雨が降ることもあれば、時には槍や鉄砲が降り掛かってくることもある。

 

そんな不幸な・・・ツラい目にあってしまった時、同情してくれる人もいるかもしれない、共感してくれる人だっているだろう。

 

あるいは、がんばれ!と励ましてくれる人だって。

 

でも、最終的に困難に立ち向かっていくのは自分自身だ。

 

そして・・・

 

そんな困難に立ち向かい、克服した者にしか言えない言葉がある。

 

「勉強しろよ。悔しいんだったら勉強しろよ。」

 

「君の気持ちでどうにでもなれるんだよ。意地でもやってみろよ」

 

変に甘やかすでもなく、突き放すでもなく、力強くも優しい言葉。

 

自分もそんな言葉を掛けてあげられる人でありたい。

 

読みながら、そんなコトをつくづくと思った。

 

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2013年03月17日

和田裕美さんのブログを読んで思ったこと

少し前の話しになってしまうのだけど、和田裕美さんが書かれたブログ記事のことがものスゴく心に引っ掛かった。

 

辛くて耐えきれないなら無理に「よかった」を探さないでいい。|和田裕美公式ブログ

 

そのブログにはこんなコトが書かれていたのだ。 

どうしても「よかった」が探せないときが

 やっぱりあるんです。

 

 「ご飯食べることができるだけでも奇跡」って

 コメントにはあったけれど

どんなに辛いことがあったか

 わからないけれど

 

無理に「よかった」探さないでいいです。

 

実は昨年末くらいから私の中で、陽転思考について何だかちょっとしたザラツキ感があったのだけど、「無理に「よかった」探さないでいいです」という言葉を読んで、そのザラツキに対する一つの答えを貰ったような気がした。

 

何かツラい事、苦しい事があった時に「陽転できない!」「気持ちの切り替えがうまくできない!」自分がそんなふうになってしまった時、それでも!「よかった」を探さないといけないのか?

 

そんなに直ぐに気持ちの切り替えってできるものなの?

 

そんな疑問が繰り返し、繰り返し私の頭の中をよぎっていたのだ。

 

長い人生の中では、雨ばかりではなく時には槍や鉄砲が降り掛かってくることだってあるだろう。

 

雨であれば、やがて乾いて元に戻るだろう。

 

でも、槍や鉄砲で受けた傷は、残念ながらそう簡単に癒えてはくれない。

 

それなのに!

 

傷が癒えないうちから「よかった!」と言って歩き出したらどうなるのか?

 

悲しみも痛みもまっすぐに受けとめる

 

久しぶりに和田さんの「営業のビタミン プラス・アルファ」を読み返したら、こんな言葉にぶつかった。 

 

落ち込んだ時は、部屋を暗くして悲しい音楽をかけて、お酒でもあおりながら、しくしくと泣いてみます。

 

人が見るとかなり暗いです。泣けば泣くほど涙が出てきます。

ばかばかしく思えるまで、暗くて落ち込んだ自分を堪能してみるのです。

 

泣いても、ちっとも解決しないと自分で気がつくまでです。

 

(中略)

 

無理に落ち込まないように明るくふるまうことはありません。

余計につらいです。

 

ひとりでじっくり感じるのです。

「私は今、徹底的にうちのめされて木っ端微塵だ」と。

そのほうが楽なはずです。

 

「営業のビタミン プラス・アルファ」和田裕美:著より抜粋

 

最初に読んだ時はそんなに気にもならなかったけど、今なら分かる!

 

どんなダメージを受けたかにもよるのだろうけど、このプロセスをすっ飛ばして、陽転してはいけないのだ。

 

本当はツラいことや、悲しいことになんか触れずに「よかった!」と気持ちを切り替えて先に進んでしまった方がラクに決まっている(と思う)。

 

でも、どんな悲しみや痛みであってもそれをまっすぐにきちんと受けとめて消化してやらないと、次、また同じような出来事が起った時により以上に大きな痛みとなって蘇ってくるのではなかろうか。

 

少なくとも私は、そうだった。。。

 

そして、もしも受けとめることすら出来ないような痛みならブログで和田さんも書かれているように、時間が解決してくれるのを待つしかないのかもしれない。

 

自分のために動けないなら、大切な誰かのために

辛いのは嫌なのに

その「事実」にばかり意識が向くだけです。

 

だから、それはもう

置いておいて

 

他に感謝できること、

ちょっとでも「ありがとう」って言えること

他のところにないですか?

 

意識を「心地よい」ことに

向けてください。

 

和田裕美さんブログより抜粋

 

どうにもこうにも動けなくなってしまった時、どうしても頑張れない!と思ってしまった時、そんな時、私はいつもこの言葉を思い出すようにしている。

 

人は自分自身のために頑張れなくても、

誰か大切な人のためなら頑張ることができる!

 

感謝することができる人がいる

「ありがとう」って言える人がいる

・・・ということは、少なくとも自分を支えてくれている誰か大切な人がいる、ということですよね。

 

ツラくて耐えられない時でも、ふと大切な人の顔を思い浮かべた時、「こんなところで、くたばっている場合ではない!」と自然とそんなふうに思えた。

 

人によって傷ついても、最後に救ってくれるのは、やはり人なのだ。

 

「よかった」が見つけられなくてもいい、

 

でも、自分の大切な人の顔は忘れずに思い出して!

 

例え、その思いが一方的なものであったとしても・・・だ。

 

つまり、そういうことだと思う。

 

最後に・・・

自分の恥をさらすようで、書くのも気が引けるのだが・・・

 

昨年の秋以来、色々なことが重なってしまい、「次へ」の一歩を踏み出すことさえできずにただ、立ち尽くすばかりで、いたずらに時間だけが過ぎ去っていってしまった。

 

何でこんなに痛みを感じるのか?

 

何でこんなに心が重いのか?

 

その答えがずっと分からないままだったのだけど、和田さんのブログを読んで、色々と考えを巡らせていたら何だか一つの答えが見つかったように思えた。

 

過去にあった出来事について、その時は自分なりに「よかった」を探しだして、その都度、気持ちを切り替えてきた「つもり」だった。

 

でも、心の底の方では、ちっとも「よかった」なんて思っていなかったり、

あるいは、「よかった」以上に重い心の痛みがまだ残っていたのだ・・・と、思う。

 

中途半端な、上辺だけの「よかった」でごまかしてはいけなかったのだ。

 

変な虚勢は捨てて、自分の弱さは「弱さ」として、きちんと認める。

(何処かにまだ変なプライドみたいなものが残っていたことに気付いた)

 

そして、痛みや悲しみは忘れようとするのではなく、自分が納得するまで、落ちるところまで落ちることで「ケリ」をつける!

 

そうでなければ、棚上げして時間が解決してくれるのを待つか、落ちるか?、待つか?、どっちにするかのか決める。

 

「今は」陽転できなくてもいい!

 

でも、自分の大切な人の顔を思い浮かべて、最後の力を振り絞る!

 

何だか・・・そんなふうに自分の気持ちを整理したら少し明るくなったような気がしてきた。

 

今までに和田さんの「陽転思考」には何度も救われてきたし、だから、それを否定する気は全然ない。

 

でも、どうしても気持ちが晴れない。「よかった」と思えない、そんな人も、そんな時も、きっとあるだろうと思う。

 

そんな何処かの誰かが、もしかしたらこのブログを読んでくれて、ほんの少しでも何かを考えるヒントにでもなってくれればいい、と思う。

 

タグ:和田裕美
posted by penguin-oyaji at 20:12 | Comment(0) | 読書(和田裕美) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月09日

生きるチカラ---「敗れざる者たち」

ここ最近、一通の遺書のことがずっと気になっていた。

 

東京オリンピックのマラソンで銅メダルに輝いたものの、それから数年後に自らの手で命を絶った円谷幸吉の遺書のことがずっと気になっていたのだ。 

 

父上様、母上様、

三日とろろ美味しゅうございました。

干し柿、モチも美味しゅうございました。

敏雄兄、姉上様、

おすし美味しゅうございました。

克美兄、姉上様、

ブドウ酒、リンゴ美味しゅうございました。

巌兄、姉上様、

しそめし、南ばんづけ美味しゅうございました。

喜久造兄、姉上様、

ブドウ液、養命酒、美味しゅうございました。

又いつも洗濯ありがとうございました。

幸造兄、姉上様、

往復車に便乗させて頂き有難うございました。

正男兄、姉上様

お気をわずらわして大変申し訳ありませんでした。

幸雄君、英雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、

敬久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、光江ちゃん、彰君、

芳幸君、恵子ちゃん、幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正嗣君、

立派な人になってください。

父上様、母上様、

幸吉はもうすっかり疲れ切って走れません。

なにとぞお許し下さい。

気が休まる事もなく、

御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。

幸吉は父母上様のそばで暮しとうございました。

 

この遺書のことを知ったのはルポライター・沢木耕太郎が書いた「長距離ランナーの遺書」(「敗れざる者たち」に集録)を読んだのが最初だった。

 

敗れざる者たち (文春文庫)

 

確か高校生の頃に読んだので、かれこれ30年くらい前になるだろうか。

 

今回、帰省して久しぶりに本棚から「敗れざる者たち」を引っ張り出し、「長距離ランナーの遺書」を読み返してみた。

 

その中で沢木はこの遺書に対して、こんなことを書いていた。 

 

驚くべきことは、「美味しゅうございました」という独特の繰り返しの中に微塵も自己主張が透けてこないことであった。夭折者の特権的な輝きはなによりもその完結性と自己表現の欲求の激しさによって増す場合が多い。

しかし、円谷幸吉という若くして命を絶った者の、この異常なほどの自己表白のなさは、いったいどうしたことだろう。存在するのは血族へのメッセージだけである。

声をあげて読んでみればわかるが、円谷の遺書には、幼い頃聞いたまじないや呪文のような響きがある。農村の奥深く眠っている土俗の魂が秘められているように思える。

 

確かに、「美味しゅうございました」という言葉が何度も繰り返される文章は私の心に深く刺さったし、だからこそ30年経っても私の心のどこかに引っ掛かり続けていたのだと思う。

 

「美味しゅうございました」という言葉は、私にとっては「追憶」であり、「哀切」を感じさせるものだ。

 

そして・・・

 

幸吉は父母上様のそばで暮しとうございました。

 

自らの死の間際に唯一望んだものが自分の両親と一緒に暮らしたいという

 

本当にささやかな望みであったことが尚更、哀しみを感じさせる。

 

東京オリンピックで銅メダルを獲得した後、円谷がどれだけ周囲から期待され、そして、周囲の者たちから翻弄されたかは沢木のルポから読み取ることができる。

 

それなのに・・・ 

 

円谷幸吉の遺書にはうらみつらみの一片もなく、

ただ「礼」と「詫び」で終始している。

 

と、沢木も書いているように円谷幸吉という一人の人間が決して他人を怨まず悲運さえも己の運命として受け入れ、その悲運の中でもがき苦しみ、でも最後は「礼」と「詫」だけを書き遺して逝ったことも、やはり哀しさを増長させる。

 

自殺した円谷にはある時期、結婚を望んでいた女性がいた。

 

だが、次のメキシコ・オリンピックの有力な候補であった円谷は「結婚はオリンピックが終わってから・・・」と周囲の反対に遇い、遂にはその彼女とは別れてしまうことになった。

 

沢木は本の中で次のような文章を書いている。

 

人生に真の「もしも」など存在しない。

まさに、そのように生きるしか仕方なかったのだ。

 

だが、無意味なことは承知の上で私は円谷の人生に問うてみたい。

 

もしも、その大好きな女性と結ばれていたら、果たしてそれでも死を選んだのであろうかと。

 

「美味しゅうございました」ではなく、「大好きです」と書くことのできる人がそばにいたら・・・

 

人を大好きです!という感情は思いのほか、強く生きるチカラになるのではないだろうか。。

 

posted by penguin-oyaji at 21:03 | Comment(0) | ルポルタージュ・ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月13日

我ら秘密地下組織!(第22回 和田裕美さん読書会@福岡)

第22回和田裕美さん読書会@福岡

日時:2013年2月2日(土)18:30〜

会場:カフェ de ミーティング

 

今回は島根から参加してくれた人がいたり、初参加の人もいたり・・・

 

そして何よりも神社本ですから、盛り上がりましたよ〜!

(福岡読書会メンバーは神さま大好き♡)

 

先ずはスイーツ情報から!

今回はスイーツいっぱい!

福岡読書会スイーツ 130202

 

島根から参戦Kさんのお土産「しまねっこクッキー」

それぞれイラストが違うんですね〜 ^^

しまねっこクッキー

 

さて、今回の課題本は和田さんの神社本第2弾

「神社のおかげさま」です。

神社のおかげさま――これがあなたの生きる道

 

おてんとうさまが見てる

この本の一番、印象的だったところいついて今回、参加された皆さんの発表を聞いていると・・・

 

小さい頃おじいちゃんによく言われました。

「ひろみ、おてんとうさまが見てるから、ちゃんとしなあかんで」

(中略)

「おてんとうさまが見ている」という言葉には、「どこで何をしていても神さまは常に見ていらっしゃる。

だから、誰も見ていないと思って悪いことをしてはいけない」という教えが込められているのです。(P111)

 

この部分を挙げた人が多かった感じです。

 

個人的に特に印象的だったのは、この「おてんとうさまが見てる」という考え方は企業のコンプライアンスに通じるものがある、という発表でした。

 

確かに「おてんとうさまが見てる」の反対語は「バレなきゃいい!」なのかも知れませんよね。

 

最近、企業の不祥事が多発し日本でもコンプライアンスが叫ばれるようになった背景には、こうした「おてんとうさまが見てる」という日本人が大切にしてきた価値観が薄れてきているのと無関係ではないかもしれませんね。

 

菅原道真公はヤキモチ焼き?

大阪の住吉大社にお参りしたとき、80歳くらいのおばあさんがひとりで赤い太鼓橋をのぼっていました。(P131)

 

この神さまが宿る、という話しが印象的だったという人も何人かいたのですが・・・

 

福岡県民にとって”赤い太鼓橋”という場面から思い浮かべるのは住吉大社ではなく、やっぱり太宰府天満宮なんですよ。

 

↓↓太宰府天満宮の心字池に架かる御神橋

  (さだまさしさんの「飛び梅」の歌詞にも登場します!)

太宰府天満宮の橋

そしてこの太宰府天満宮みたいだよね〜、から話しが脱線し、

 

・この御神橋は恋人と一緒に歩くと別れることになる!

 (色恋沙汰は学業の邪魔になるので、道真公が別れさせてしまうらしい。太宰府天満宮って縁切寺ならぬ、縁切り神社らしい・・・)

 

・実際に太宰府天満宮で浮気がバレて、離婚したという実話も飛び出す!

 (詳細は生々しすぎるので割愛・汗)

 

・太宰府天満宮の名物にもなっている梅が枝餅は、

 実は天神様が嫉妬深い=ヤキモチ(焼き餅)が由来とか・・・

 

と、こんな感じで太宰府天満宮の縁切りについて、ひとしきり盛り上がったりしたのでした。

 

※読書会が終わった後、ググっていたらこんなツイートも見つけました。

 

まぁ、いい年こいて奥さんも恋人もいない私には関係ありませんが・・・

それが何か?

 

これが私の生きる道

本当の神さまのご利益とは、”結果”ではなく、それを手に入れることができる”道”をいま歩けている、また迷いや不安なく幸せを感じることのできる心だとわたしは思っています(P195)

夢や願いが叶ったことで手に入れた幸せを維持するには、素直さや感謝の心を常に忘れずに、自分磨きをする努力を続けなければいけません。

(中略)

自分で夢をかなえる力。

これこそが、神さまからいただく最高の御利益なのかもしれません。

(P238)

 

和田さんは「神社では願うのではなく、誓う」とよく話されています。

 

きっと和田さんのお話を聞いたり、この本を読まなければ、神さまのご利益とは単純に願いごとを叶えてくれることだと何も疑わずに信じて生きていただろうと思うのです。

 

そもそも日本の八百万の神さまは、「神道」という言葉があわらすように願いを祈る宗教というよりは、「道」ですから、剣道とか柔道と同じように自分の心を律するとか、精神面での向上を目指すものなんですよね。(この本にそういう話しが書かれています)

 

だから神さまに「誓う」ことで自分の心を律して、自分を高めていくという考え方の方がしっくりくるんでしょうね。

 

それから以前、読んだ本に書かれていたのですが本当の幸せとは夢や願いが叶った瞬間ではなく、その夢に向かって日々がんばっているプロセスにあるんだそうです。

 

まさに「”結果”ではなく、それを手に入れることができる”道”をいま歩けている」ことが幸せなんだと感じられる心こそが神さまからの最高のプレゼントなんですね。

 

我ら地下組織!Fukuoka dokushokai !

さて・・・

 

神さま大好きメンバーが揃っている福岡読書会が本の感想だけで終わる筈もなく(笑)今回も色々とディープな話しで盛り上がりましたよ。

 

「大神宮」「神宮」「大社」「宮」の違いとは?!

 

お稲荷さんには必ず狐が祀られているが、お稲荷さんの神さまは狐なのか?

 

この本にも書かれているグレートサムシングの存在について

 

ちなみに、私は今回の読書会で神さまやサンタクロースは絶対に「いる!」という話しを力説したのですが、途中で論理が破綻して、どスベリしてしまいました(汗)

 

でも、神さまのコトとかを熱く深く話せるなんて、この読書会ならではという声もあがったりして(笑)

 

まさに今回の読書会は秘密の地下組織ミーティングだったのでした。

 

個人的な感想

この本は和田さんの神社本第1弾「 神社が教えてくれた人生の一番大切なこと」よりもより深く精神的な面というか、心の在り方や生き方について書かれているように感じました。

 

うまく言葉にできないのですが、日本人が語り継いできた価値観や信仰心をベースにした自己啓発書的な感じでしょうか。

 

だからこそ、欧米の自己啓発書よりも心の深い部分で共感できる話しがいっぱい書かれているように思うのです。

 

この本についての感想は以前、このブログにも書いたので、よかったらそちらもお読みいただければ嬉しいです。

 

ペンギンオヤジのB読書!: 和田裕美さんのおかげさま「前編」

ペンギンオヤジのB読書!: 和田裕美さんのおかげさま「後編」

 

それから、今回の読書会についてこちらのブログにも

感想・まとめがアップされています。

福岡陽転わくわく読書会 第22回 #ycmd ~神社のおかげさま~ | GRADUATION

 

 

もつ鍋の夜

読書会が終わった後は場所を変えて、懇親会に突入です。

 

今回は福岡名物のもつ鍋です。

もつ鍋

 

そして、地元の福岡民もあまり食べたコトがないという辛子明太子の天ぷらです!うまうま〜でしたよ^^

明太子の天ぷら

 

ついでに次回告知です!

 

第23回 和田裕美さん読書会@福岡

日時:3月16日(土)18:30〜20:30

 

課題本は和田さんのデビュー作「営業のビタミン」

※もしも入手できないようであれば、文庫版の

「営業のビタミン・プラスアルファ」でもOK

営業のビタミン―仕事やお客さんがどんどんやってくる (W-SOHOブックス (第2巻))

 

詳細、申し込みはこちらのページからお願いします。

・Facebookイベントページ

・ツイプラ

 

おしまい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

今回もよかったら「いいね!」のポチをお願いしますね〜

 

  

 

posted by penguin-oyaji at 19:01 | Comment(0) | 和田裕美さん読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月06日

意外と知らない(?)人に好かれる書き方のポイント「和田裕美さんの書き方講座」

書き方講座

和田裕美の人に好かれる書き方講座

2013年2月1日(金)18:00〜20:30

都久志会館

 

いーかぁ、コレを読んでるお前らぁぁ〜!

 

「書き方講座」に出席できなかったヤツの代わりに俺様がブログに書いてやるから、しっっっかり読むんだぜぇ〜〜、分かったかぁぁぁ!

 

・・・えっと、ごめんなさい <(_ _)>

 

何というタカビー!何というゴーマンな文章なんでしょう。

 

こんな文章でブログを書いていたら人から嫌われること間違いなし!

 

講座が始まって直ぐに和田さんがメールやSNSなどで文章を書くことが増えた、と話されていましたが、確かにケータイやスマホ、PCなどのキーボードで何かしらの文章を書く機会って増えましたよね〜

 

和田さんも話されていましたが、怖いのは書いた自分はまったく悪気なんてなかったのに、意図していないところで、読んだ人を怒らせたり不快にしてしまっているかもしれない、ということですよね。

 

この「書き方講座」は”人に好かれる”というタイトルが示すように文章を上手く書く、というよりは、読む相手を不快にしない、相手を思いやる文章を書くポイントについてワークを交えながら身につける、そんな講座内容でした。

 

人に好かれる書き方8つのポイント

 

今回の講座の出席者は30名くらいでした。

 

私、一番乗りを目指して開場の20分くらい前に会場の都久志会館に到着しました。

 

いつもお世話になっているペリエスタッフMさんのお姿を発見し、変なハイテンションで会場に突入していったのですが、その時、会場の一番後ろの席に座っている一人の女性の姿を発見!

 

「ちっ、一番乗りじゃなかったか!」と思って、その女性の方に視線を向けると・・・和田さんじゃないですかぁ!

 

いやいや、焦りました。。

 

・・・というか、あの変なテンションを和田さんに見られたと思うとガチ赤面もんですよ〜^^;;

 

まぁ、そういう私の与太話は横に置いておいて・・・

 

講座の中では、和田さんから人に好かれる書き方の8つのポイントについて説明がありました。

 

そして各ポイントごとに和田さんが収集したという残念なメールの文面を出席の受講者が直し、それを発表するという形で講座は進んでいきました。

 

8つのポイントの全部をここで書くのはちょっと気が引けるので、(一応、有料セミナーなので)取り敢えず、私の印象に残ったところをいくつか書きますね。

 

I E Balance(情報 Information と感情 Emotion のバランス)

 

これは何か相手に依頼したりするメールを書くときや、お誘いを断るメールを書く時に使うと効果的な書き方ポイントです。

 

前回のブログ記事の中でも少し書きましたが、人とコミュニケーションをとる時には「情報」と「感情」の二面をやり取りしていますよね。

 

その二面のうちの「感情」をどのように表現したり、情報文の中に入れこむかで、読む人の受けとり方が変わってくるというわけです。

 

例えば・・・

 

食事会のお誘いに、断りのメールを送る時に、

 

残念ながら、両日とも予定が入ってます。

 

という素っ気ない文章だけのメールを送ったら、誘ってくれた人はどういう気持ちになるでしょう?

 

「二度と誘ってやんない!」とかって思われそうですよね ^^;; 

 

せっかくのお誘いですが、あいにくと両日とも先約が入っておりました。本当に残念です。

またの機会に是非ご一緒させてください。

 

せめて、これくらいのメールは書きたいですよね。

 

和田さんによれば、情報文だけのメールに一手間かけて「感謝します」「嬉しい」「ありがとう」という言葉を入れこむことが、ポイントだそうですよ。

 

MAP writing(アクセスマップを描いてあげるように書く)

 

用件がダラダラと長文で書かれていて、何度か読み直さないとよく分からないメールって受けとったことないですか?

 

ちょっと込み入った文章を書く時には、

 

  • 相手に何をして欲しいのか
  • いつまでに返事が欲しいのか
  • 相手に何を伝えたいのか

 

こういったポイントを整理して、時には箇条書きなどを入れこみながら書くと相手に伝わりやすい文章になりますね。

 

それから・・・・これは私がブログやFBで文章を書く時に心掛けていることなのですが・・・

 

PCやスマホの画面では長い文章は読みにくいものだと思うのです。

 

特に私の場合、長文のブログを書く傾向があるので、そういう時には・・・

 

・3〜5行ごとに空白の行を入れて文章の塊を作らないようにする(文字で埋め尽くされたような画面は、読むのがツラい・・・)

・文章はなるべく短く切る(接続詞をなるべく使わないで済むようにする)

 

この2点を心掛けるだけで、長い文章も読んで貰いやすくなると思うのですが、いかがなもんでしょうか?

(ペンギンオヤジ的書き方講座でした)

 

文章に正解はない・・・ということは?

 

講座の中で和田さんが何度なく「文章に正解はない」というコトを話されていました。

 

確かに「 1+1」は誰が計算しても答えは「2」になりますよね。

 

でも文章の世界では・・・

 

  • 今日の料理は美味しかったです。
  • 今日の●●さんの手作り料理は、本当に美味しく感激しました。
  • 今日の手作り料理は美味しかったですよ。ごちそうさまでした♡

 

このうち、どれが正解とかないですよね。

 

・・・・正解がないというコトは裏を返せば、文章って書く人の性格、人柄、(時には教養など)がモロに出る!ということじゃないですか〜

 

ちっと怖い感じですね。。

 

それから、これも和田さんが話されていたのですが、どういう言葉を使っているかが自分(人格)をつくっている。

 

だから相手を幸せにする言葉を使うようにしたい。

 

和田さんの言葉に深く共感!

 

これは「書く」ときだけでなく「話す」ときもまったく一緒ですよね。

 

余談ですが・・・

 

このブログも何だかんだで5年近くも続けていますが、読んでくれているのは、お友達だけかと思いきや、検索で見ず知らずの人にもけっこう読んで貰っているようなんですよ。

 

だから、本当に書くときは不特定の相手の人が読む、ということを頭にいれて、自分なりに言葉選びなんかも気を付けているつもりです。

 

でも、あとで読み返してみるとけっこう不用意な一言を発見して、ビクッとすることもあります。

 

「書く」というコトは本当に難しいもんだと思いつつ、でも、和田さんが言われていたように、書かないと上達もしないわけで、それならば、せめて読んでくれた人を少しでも気持ち良くなってもらうような

文章を心掛けたいものです。

 

この和田さんの「書き方」についてまとめた本も近々、出版されるそうなので楽しみですね。

 

・和田さんの書き方講座についてのWEBサイトはこちらです。

和田裕美の人に好かれる書き方講座

 

・それから私が4年前、同じこの「人に好かれる書き方講座」に出席したときのブログ記事です。(少しは進歩したかな?)

ペンギンオヤジのB読書!: これでブログの好感度アップかも・・・「人に好かれる書き方講座」

博多の夜は水炊きとともに更けていったのだ

書き方講座修了後、福岡読書会メンバー4名と、東京と島根から参加のお二人と一緒に寄せ鍋で打上げ懇親会に行きました。

 

こちらは鶏の生ハム、自家製の明太子、おきゅうとなど


華味鳥の付け出し 

 

そしてこちらがコラーゲンたっぷりの水炊き(お肌プリップリ〜♡) 

 

水炊き

 

美味しゅうございましたぁ ^^

 

お世話になったお店はこちら『博多 華味鳥 西中洲店』

ぐるなび - 水たき 料亭 博多華味鳥 西中洲店

 

 

おしまい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 21:32 | Comment(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月03日

和田裕美さん@九州女性起業フォーラム(2013.02.01)

和田さん九州起業フォーラム

九州女性起業フォーラム2013・基調講演

「ファンをつくり、与えて成功する営業の秘密」

講師:和田裕美さん

日時:2013年2月1日(金)13:40〜14:40

会場:ハイアット・リージェンシー・福岡

 

 

九州経済産業局さんが主催される「九州女性起業フォーラム」の基調講演に和田裕美さんが登壇されるというコトで、女性でもないのに(オヤジなのに・・・)もぐり込んで参加してきました。

 

当日、会場を見渡すと7:3か8:2くらいでやはり圧倒的に女性の参加者が多かったです。

 

そんな中、私は図々しくも前から3列目のど真ん中の席をゲットして和田さんのお話を聞いてきました。

 

和田裕美さん斯く語りき!

 

当日、和田さんが基調講演でお話しされていたのは以下のような感じ。

 

起業フォーラムでの講演だったので、ブリタニカの日本撤退の後、和田さんがどのような経緯で起業したのか、という話しからスタート。

 

和田さんの今年のテーマは「楽しむ!」楽しんだもん勝ち!

 

話し方、表情、書くといったプレゼン・スキルはそのまま営業に役に立つ人は好きな人からモノを買いたいと思う。なぜなら人は感情で動くから。

 

人が好きと思うのは、自分に興味を持って話しを聞いてくれる人。

 

だから、「聞き上手」になることが営業の秘訣。

 

私(和田さん)は80歳になっても納税できる人でありたい。

 

嫌なコトがあったら、それをネタにして早く立ち直ることが大切。

 

気持ちの切り替えのために陽転思考をする。

 

人の心は飼い馴らされていない猛獣のようなもので、自分の思いどおりに考えたり、行動しているわけでない。

 

何か嫌なコトがあった場合、多くの人は「不幸さがし」をしてしまう。→過去の出来事から「あの時も、こんな嫌なコトがあった」とか

 

「昔も人からこんな嫌なコトを言われた」と過去の嫌な出来事を思いだし、それが結果的に自分が不幸であることの証明になってしまう。

 

でも、そんな不幸証明をしても幸せにはなれないので、嫌なコトがあったら、そこから「よかった」を検索するようにした方が良い。

 

陽転思考で「よかった」探しをしていると、それが自分を肯定する力となり、自分が扱っている商品の良いところも自然と見つけられるようになる。

 

不満な環境(住まいとか机周りとか)の中で生活してはいけない。

 

気持ちよい環境の中で生活した方が前向きに生きられる。

 

「こうあるべきだ」とか「こうして欲しい」という思いは捨てる。

 

「普通はこういう時、●●だよね」という思い込みがあると、その期待どおりにならないと、ストレスを感じてしまう。

 

営業に必要な3つの柱は「商品知識」「情緒能力」「プロ意識」お客さまにお金を出して貰うことに罪悪感を感じてはいけない。

 

商品やサービスを売った瞬間はお客様にとってはスタートの瞬間。

 

リピーターの出来ない営業は、売った瞬間をゴールだと思ってしまう人。

 

30日つづけると脳が変化する。(しつこく継続するコトが大切)

 

「手持ちのカードでゲームをする」自分が持っていないモノや能力で勝負は出来ない。それよりも今、あるものに目を向ける。

 

そうすることで「感謝」できるようになる(感謝リセット)

 

営業スキルを身につけると、人生が幸せになる。

 

・・・・かなり端折りましたが、だいたいこんな内容のお話しでした。

 

やはり今回は陽転思考の話しをするにしても営業寄りの例え話などをしながらお話しされていました。

 

和田さんの講演力の秘密

 

1時間ほどの講演が終わると、和田さんは直ぐに会場から退出されました。

 

すると会場のあちらこちらから、「スゴい!」とか「圧倒された!」というような声が聞こえてきました。

 

今回、始めて和田さんのお話を聞いた人が多かったんでしょうね〜

 

個人的に私も今までに色々な方の講演を聞かせて貰っていますが、和田さんの講演力は絶対的にトップクラスだと思ってます。

 

ところで・・・!

 

なぜ和田さんの講演は多くの人から「スゴい!」と言われるのか?

 

今回の和田さんの講演を聞きながら、自分なりに仮説を立ててみました。

 

Information(情報)とemotion(感情)

人前で話しをする時って「情報」と「感情」の二つを伝えているんだと思うのです。

 

例えば、「営業では先ずお客さまのお話しをよく聞くことが大切」というのは営業ノウハウに関する一つの「情報」ですよね。

 

でも、この情報をどのように話すかによって伝わり方が違いますね。

 

「よくお客さまの話を聞きなさい!」と高圧的に言われたら、どうですか・・・?

 

ちょっと嫌な感じですよね。

 

「自分の話しを聞いて貰えたら嬉しいでしょ〜。お客さまも同じ。

 

だから、先ずはお客さまのお話しに耳を傾けるのが大切なの」って、言われたら素直に聞くことが出来るのではないでしょうか?

 

同じコトを言うのでも、それをどういう言葉を使って、どういう気持ちをこめて話すかで、相手の心への伝わり方が違ってくるわけですね。

 

きっと、人の心を動かす(感動させられる)講演って、情報だけでなく、感情に訴えるものだと思うのです。

 

これをまとめると以下のような感じでしょうか。 

 

「情報」→説明するもの→頭で理解してもらうもの

「感情」→伝えるもの→心で感じてもらうもの

 

和田さんのお話しは情報を説明するだけでなく、そこに感情や意識をこめて話すので、人の心に届きやすく結果として、人の心を感動させることができる、という感じがします。

 

実体験に基づく、しなやかな強さ

 

和田さんのお話しの中にはご自身の経験談や日常的な例え話がいっぱい出てきます。

 

人の話しを聞いたり、本を読む時に総論だけ説明されても、基本的にあまり面白くないですよね。

 

それに何よりも実体験や事実のない話しは説得力がない!

 

裏を返せば、言い切るだけの実体験があれば、それだけで話しに力強さが出ますよね。

 

今までに数えきれないくらい和田さんのお話を聞いてきましたが、和田さんが高圧的に話している姿は見たことありません。

 

どちらかというと、ふわっとした優しい話し方なのですが、だからと言って、弱々しい感じは全くしません。

 

むしろ、実体験に裏付けられたしなやかな「強さ」を感じるのです。

 

そういうどこか強さが感じる話し方も和田さんの講演の一つの魅力ですね。

 

素晴らしい講演は「論者」ではなく「演者」から

 

個人的に思っているのですが・・・素晴らしい講演って話しを語る「論者」ではなく、体全体を使って演じる「演者」から生まれるのではないかと。

 

例えば、プレゼンの天才と言われるアップルの故・スティーブ・ジョブズ。

 

彼もプレゼンの時は一カ所に立ちっぱなしではなく、舞台を行ったり来たり動き回り、手振り身振りをしながら話しをして完全に「演じてる」ことが伝わってくるものでしたよね。

 

今回の和田さん。

 

演台の前ではなく、横に立ち会場からご自身の全身が見えるような立ち位置で話されていました。

 

そして時には身振り手振りを交えながら感情を込めて話されていました。

 

人を魅きつけるのに、こういう「動き」は大切ですよね。

 

動きというのは、身体を動かすだけでなく緩急をつけた喋りなど、話しの動きも含めてのことね。

 

和田さんの場合、年に1回行われる「わくわく伝染ツアー」というセミナーが特に演者としての真骨頂でしょうね。

 

それはもうセミナーというレベルではなく、完全にエンターテイメントの舞台と同じだと思います。

(体験したことない人は絶対に一度は参加すべき!)

 

アウェイでは先ず「共感」でつかむ

1対1のコミュニケーションでも「共感」って大切だと思うのですが、それ以上にアウェイの舞台では、先ずは共感で語り手と聞き手の間の距離を縮めることが大切だと思うのです。

 

和田さんの場合、ブログやメルマガを読ませて貰うと「笑い」というものにも非常に興味があることが伝わってくるのですが、それだけに講演の最中にも、いわゆる「ネタ」を入れてきてよく会場から笑いをとってます。

 

今回も講演が始まってから10分くらい経った頃から会場のあっちこっちで「クスっ」というような笑い声が聞こえてくるようになり会場の空気感もだんだん温まってきていたように感じました。

 

それと今回は営業とか起業という聞き手と同じ土俵に上がり、それに類した和田さん自身の体験を話すことで共感力を高めていたように思います。

 

いわゆる「ある、ある」ネタですね。

 

まとめ?

 

延々と、なぜ和田さんの講演はスゴい!と言われるのかという私の一方的な思い込みによる仮説を書き綴ってみました。

 

和田さんのお話し聞くたびに思うのは、どういう話しをしたか、という話しの内容だけでなく、それをどのように話して伝えているか、という演者としての和田さんにも非常に多くの学びがあるということ。

 

以前、このブログにも書きましたが、今年は個人的に「目指せ!面白い人」なので、講演を聞きながら、演者としての和田さんからも、いっぱい学んで身に付けたいなぁ、と思ったのでした。

 

そして夜の部へとつづくのであった

 

この日は、夕方から和田さんの「人に好かれる書き方講座」にも参加しました。

 

その話しはまた次回ということで。

 

おしまい。

 

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 18:52 | Comment(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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