2014年03月12日

思考の入口(最終回)

あなたを天才にするスマートノート

「あなたを天才にする スマートノート」 岡田斗司夫:著 文藝春秋

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」 赤羽雄二:著 ダイヤモンド社 

さて、さて、「前編」「後編」でも書き切れずに

とーとー3回目です。今回こそは「最終回」となりますよーに!

 

過去2回のエントリーでは、面白いことを自分の頭で考えられるように

なるためには、先ずは自分の感じたこと、閃いたことを

とにかく紙に書きだせ!・・・というようなことを書いてきました。

 

では、なんで「考える」ために「書く」ことが必要なのか・・・?

 

◆考える→書く→話す

昔、新人研修を担当していた時のこと。

「考える」→「書く」→「話す」という話しをよくしていました。

どーいうことかというと。。

 

普段の日常会話のほとんどは、頭に浮かんだことを

そのまま口に出して話していますよね。

つまり、「考える」→「話す」です。

 

でも、これだと話し手によってうまく話しが整理されないままに

言葉に出してしまうことになるので、

話しがあっちこっちに飛んでしまい、

聞いている方は「何が言いたいんだろう?」ということに

なってしまうことも少なくないような気がします。

 

昔、お世話になった上司がまさに!そういう人でした。

朝礼で訓話を話すのを聞いていると、

Aの話しをしていたかと思うと、脈絡なくBの話しが始まり、

そのうちCに話題が移って、またAに戻る。

で、最終的に何が言いたかったのか全く分からず!!

 

おまけに、話しが長いんですよね〜

だから、話しを聞いているのがツラくて、ツラくて(^^;

 

でも!

 

「考える」と「話す」の間に「書く」というワンクッションを

挟むことで、

・自分の思考や感情が整理できる

・問題や論点を客観的に捉えることが出来るようになる

・頭の中のジャグリング(堂々巡り)が解消される

こんなような効果があり、結果として分かりやすく話すことができますよ、

ということを新人研修で話していたのです。

 

つまり!

 

「書く」ということは、自分の感じたことや考えを

人に伝えるためには、必須のワンステップというコトです。

 

◆言語化をめぐる冒険 

思考と言語の関係について、強く意識してもらいたい。

「思考は言葉によってなされる」ということ。

そして「感情も言葉にできる」ということだ。そのうえで、頭に浮かぶ

イメージ、感覚を言葉にしてみよう。

 

「ゼロ秒思考」 

まず「感じる」、次に「感じた理由を考える。私たちは感じているだけで

実は考えていない場合が多い。考えを言語化していません。

そのためにも自分の感覚や感情を日本語にする訓練をしてみてください。

 

「スマートノート」

 よく私もこのブログなどで「うまく言葉にできないのだけど・・・」と

書いたりもしますが、自分の思いをうまく言葉にのせられないというコトは

きっと誰にでもあるのではないかと。

 

言葉にできない、というのは、

好きな人に対する自分の思いを言葉にして、その人に伝えたい。

でも、何といったらいいのか分からない。

・・・それと似てる感じでしょうか。あるいは小田和正!

 

それでも!

 

自分の感情、思い、考えを人に伝えるためには

何とかして「言葉」にしないといけない。

 

好きな人に対する言いようのない切ない思いを抱えながらも

「好きです!」と言い切る。

それがつまり、言語化だと思うんですよね〜(違うかな?)

 

えっと・・・告白の話しではなく思考の話しでしたね。。

 

 

思考は言葉によってなされる」という言葉を引用しましたが、

まさにその通りだと思うんですよ。

 

考えるためには言葉を使わなきゃいけない。

でも、頭の中にあるあいだは言葉にならないモヤモヤした気分や感情のままで

あることが多い。だから「書く」ことによって強制的に言葉にする。

 

そうやって言語化することが、考えることの第一歩だと思うのです。

つまり、言語化こそが思考の入口だということです。

 

◆思考は肉体訓練である 

イメージや感覚を言葉にしようとする回数を重ねていくと、それほど

抵抗なく形にできるようになる。言葉にすることへの躊躇がなくなって

くる。すっと書けるようになる。

 

「ゼロ秒思考」 

論理を身につけたり、論理的に話したり考えたりするのに「入門書を

読む」ほど的外れなことはない。

論理は肉体訓練です。スポーツと同じ。

(中略)

毎日、書く。

これ以上の論理入門はありません。

 

「スマートノート」

 「思考」というと何やら知的な雰囲気が漂ってきますなぁ。

でも、思考というのは頭の中だけで完結するものではなく、

結局は、ペンを握って紙に書く、あるいはキーボードを叩いて、

文字を入力する。そういう筋肉を動かす作業が必要であり、

それを何回も何回も繰り返すことが必要!ということですよね。

 

ワタクシゴトですが、このブログ。

何だかんだで6年くらい続けていますが、

最初、勢いだけでブログを開設してしまったものの、

何をどうやって書いたら分からないし、

言葉にするのもしどろもどろでした。

 

まぁ、しどろもどろというのは今も変わりませんが、

それでも最初の頃に比べれば、だいぶ書くことに慣れてきたかと。

(慣れ過ぎて、ムダな長文ブログを連発してますが・・・)

 

そういう意味ではブログは言語化のための良い練習だと思うし、

あるいは、ブログでなくても日記や読書ノートなどを書くことも

思考の肉体訓練になりますよね。

 

とにかく、書く!

 

・・・本当にそう思うなら、もっとブログの更新を増やせ!

というツッコミは要りません!(キリッ!

 

◆まとめ

「ゼロ秒思考」と「スマートノート」

方向性も書いている内容も違う本ですが、

少なくとも「思考の入口」について書かれているコトは

面白いくらいに同じことが書かれています。

 

つまり、頭の中を紙に書きだし言語化すること。

そして、それを何度も何度も繰り返すことで、

だんだんと言語化がスムーズにできるようになるというコト。

 

まぁ、その後どうやって思考を進めるかというと

深掘りしたり、他のことと関連付けをしてみたりすることが

必要なのですが、そのコトについては長くなるので、

今回はスルーということで。

 

ただね。一つだけ思うんですよ。

 

自分で考えたつもりでも、実は常識にのっかったものだったり、

何処かの誰かの言ったことをなぞっていることが多いのじゃないかと。

 

なぜか・・・?

 

それは多分、心のどこかで「正解」を求めているから。。

 

取りあえず、こう言っておけばOK

こう書いておけば文句もあるまい。

 

もっとイヤらしいシタゴコロがあると、

こういう言葉を使えば、共感して貰えるのではないかとか。

 

他の人は分からないけど、

少なくとも自分に限って言えば、

そんなふうに無意識のうちに安全圏に逃げ込んでいたんじゃないか?

って思うんですよね〜

 

「思考の入口」ということで、あれこれ(ムダに長く)書いてきましたが、

ある意味では、そういう安全圏に逃げ込まない勇気を持つことも

入口において必要なことではないかと思う次第。

 

最後に、そんな自分に自戒を込めてこの言葉を引用して終わりたいと思います。 

考える、ということは「間違っててもかまわないから、自分なりの

結論を持つ」ということです。

間違うことを恐れて、頭のいい人の意見ばかり聞いては、 頭は良くなりません。

 

「スマートノート」

 

ペンギンオヤジのB読書!: 思考の入口(前編)

◆どうやって考えたらいいの?

◆脳は勝手に考える

◆思考のジャグリング

 

ペンギンオヤジのB読書!: 思考の入口(後編)

◆とにかく書き出せ!

◆どうやって頭の中の全てを記録するか?

 (1)常にメモできるものを携帯せよ!

 (2)迷わずに書く

 (3)カッコウつけずに書く

ーーーー

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(わがまま言って、ごめんなさい)

 

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タグ:岡田斗司夫
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2014年03月07日

思考の入口(後編)

あなたを天才にするスマートノート
「あなたを天才にするスマートノート」

岡田斗司夫:著
文藝春秋

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング
「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」
赤羽雄二:著
ダイヤモンド社

 

さて、「前編」からのつづきです。

 

前回は・・・

 

・どうしたらちゃんと自分の頭で面白いことが考えられるようになるのか?

 

・人は考えているのではなく、感じているだけのことが多い

 

・そもそも深く考える方法が分かっていない

 

・しかし、脳は[勝手に]いろいろなコトを感じたり考えている

 

・その結果、頭の中で思考がジャグリングしてワケが分からなくなる

 

・だったら、感じたり考えていることを紙に書きだせばいいじゃん!

 

と、こんなようなことを書きました。

 

それでは、「後編」のはじまり、はじまり〜

 

とにかく書き出せ! 

考えてること全て書き留めたい

 

「スマートノート・電子版プラス」

そこで、お勧めなのは考えをすべて書き留めることだ。

考えのステップ、頭に浮かんだことを書き留めると、

堂々巡りがほぼなくなる

 

「ゼロ秒思考」

 「前編」でも書いたけど、人って割と絶えず色々なコトを感じたり、

考えたりしていると思うんですよね。

 

まぁ、たいていは取るに足らないどーでもいいコトが多いのだけど、

でも時々、自分でも「はっ!」とするような良いコトを思いついたりもする。

 

・・・でも、そういうアイデアや閃きって泡みたいなもので、

浮かんできても、すぐにはじけて消えてしまうんですよね。。

おまけに、後から思い出そうとしても

「さて、何だったっけ?」となることが多いのだ。やれやれ・・・

 

で、どーするかというと2冊の中で共通して書かれいるコトが

 

『考えていることを全て書き留めよ!』

 

いやいや、これってハードル高いですよね〜

 

どうやって頭の中の全てを記録するか? 

古来、三上(馬上、枕上、厠上)は文章を書くとき、アイデアを

練る時としてよいと言われているが、まさにそのとおりなのだ

 

「ゼロ秒思考」

 この『三上』の話しはけっこう色々な本に書かれているので、

ご存知の方も多いかと。

 

要は思いつき、アイデアがうまれやすい場所として次の3箇所を挙げているのだ。

(ちなみに、宗の時代の学者、欧陽修が言ったといわれてます)

・馬上馬の背の上、つまり乗り物に乗っている時

・枕上(ちんじょう)枕に頭を乗せている時、つまり寝ている時

・厠上(しじょう)厠、つまりトイレに入っている時

 

1)常にメモできるものを携帯せよ!

トイレや寝ている時に浮かんでくるアイデアや閃きを書き留めるためには、

やはりメモ帳を常に肌身離さず持ち歩け!ってことになると思うのですが・・・

 

手許にメモがなければ、最近ではスマートフォンのボイスレコーダー・アプリを

使って、直接、声で録音してしまうという手もあるかと。

 

ちなみに私はiPhoneのメモ帳アプリ・Evernoteに記録するようにしてます。

 

・・・が!

 

考えていることや思い付きをメモするのに「壁」となるのは、

メモ帳を持ち歩く、というような道具の問題ではなく、

むしろ次のような心理的な問題の方が大きいのではないかと思うのです。

 

(2)迷わずに書く 

メモには具体的に何を書くのか。

思いついたこと、気になること、疑問点、次にやるべきこと、

自分の成長課題、腹が立って許せないことなど、頭に浮かんだことは

何でも書く。頭に浮かんだそのまま、フレーズを書き留める。

 

「ゼロ秒思考」

 前に脳は自分の意思とは関係なく[勝手に]色々なコトを考える。と書きました。

だから「あ〜腹へった〜」とか、「眠いなぁ〜、少しサボっちゃおうかなぁ」などと

まぁ、割とどーでもいいコトも考えるわけで、

だから、いくら心で思ったこと全部を書き留めろ!と言ったって

こんなコトまでメモする必要ないよなぁ〜って思いますよね。

 

確かに!私もメモする必要ないじゃん!って思ってました。

 

だけどね・・・

 

これはメモしなくてもいいや

こんなことメモするのはバカらしい

 

そんなふうに流し続けていると、

「おっ!これは!」という閃きが浮かんできても、

「メモするの後でいいや」とか、

「わ、わ、いいこと思いついたけどどーすればいいんだ!(汗)」

なんてコトになってしまうのではないかと思うようになったんですよ。

 

たぶん・・・ですけど、

メモって「習慣」だと思うんですよね。

 

よく「メモ魔」と言われるような人っているじゃないですか。

何でもかんでもメモしちゃう人。

 

そういう人って、何か気付いたり、思いついたらメモをするという習慣が

身に付いていると思うんです。

 

「習慣」を身に付けるには・・・そうです。

ひたすら反復するしかないですよね。

 

だから最初のうちは、メモをする、しないという判断を入れずに

とにかく思いついたら何でもメモする!って決めてしまった方が良いのではないかと。

 

それでも、こんなのメモするに値しない!って思うなら

ツイッターでつぶやいちゃえば良いんですよ(笑)

 

3)カッコウつけずに書く 

書き留める際に言葉を選ぼうとしすぎると、思考が止まってしまう。

それよりは、浮かんだ言葉をあまり深く考えず、次々に書き留めて

いくほうがずっといい。

 

「ゼロ秒思考」

メモやノートを書く時に、誰に見せるわけでもないのに、

なぜか言葉を選んで、カッコウつけようとしたりしてませんか?

 

私はかなりカッコウつけてます (^^;

つーか、頭が固いんでしょうね、きっと。>私

 

Aさんは、●●すべきである」なんて書いてしまうのですが、

頭の中に浮かんだ時には、「Aさんが、やりゃいいんだよ!」とかって

思っているわけです。

 

だったら、そのまま「やりゃいいんだよ!」って書けばいいし、

それに、そういう言葉で残しておいた方が、後で見返した時に

その時の自分の感情まで再現できるような気がします。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

また、ムダに長い長編になってきましたね・・・(汗)

本当は今回の「後編」できれいにまとまる筈だったんですけどね〜

おかしいなぁ〜

 

でも!

 

「グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」と言ったのは岡本太郎ですが、

グラスの底に 

 

「後編」の後に最終回があってもいいじゃないか!と思うわけですよ。

・・・というわけで、まだまだ続くのじゃ!

 

ーーーー

 

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2014年03月06日

思考の入口(前編)

Don't think ,Feel !(考えるな、感じろ!)
と、言ったのはブルース・リーだったか。。

Feel

映画とかを観ていないので、この言葉がどういうシーンで使われ、
真意は何なのか?とか知らないのだけど、
先日、久しぶりに読み返した本の中にこんなコトが書いてあった。

私たちは感じているだけで、実は考えていない場合が多い

「あなたを天才にするスマートノート」(岡田斗司夫:著)

考えているのではなく、感じているだけ・・・
なんか、そうかもなぁ〜と妙に共感してしまいました。

自分が以前に書いたブログを読み返すと、
(1)本に書いてあるコトに対して、ただ反射的に思ったことを書いている
(2)何処かの誰かが書いたり言ったりした借りモノの言葉で書いている
   →つまり、自分の言葉で書いていない!
・・・なんか、そんな記事が多いんですよね〜

そして致命的なのが、(3)正しいコトを書いてまとめてる。。
正しいコトというのはですね、
・前向きに元気に生きる
・人には優しく親切にする
・目標を持って生きる
・ご飯は残さない(←ちょっと違うか。。)
こういう当たり前のことですね。

同じく岡田斗司夫さんの「スマートノート」の中にこんな言葉が!

人は面白くなければ、正しい意見でも聞いてくれないのです。

そうなのだ!
当たり前のことを言って面白いのはCOWCOWだけだ!

あたりまえ体操

フツーの人(つまり、私)が当たり前のことを言ったり書いたりしても
「だからどうした?」ってなるのがオチ。。

では、どうしたらちゃんと自分の頭で面白いことが
考えられるようになるのか?!
以下の2冊の中からその答えを探って、まとめてみました。
(長い長い前フリじゃ!)

あなたを天才にするスマートノート
「あなたを天才にするスマートノート」
岡田斗司夫:著
文藝春秋

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」
赤羽雄二:著
ダイヤモンド社

◆どうやって考えたらいいの?

そもそも、大半の人は、どうすれば「深く考える」ことが
できるのかがよくわかっていない。

「0秒思考」

よく職場で先輩や上司から
「もっと、よく考えろ」とかって言われたりしませんか?
私はよく言われました。

「もっとよく考えろ!」「深く考えろ!」とか言われたって、
どうしたらいいのさ!(逆ギレ)という人が大半というのは納得。

だって書店に行くと、「論理思考の技術」とか
「アイデアはこうやって出せ!」みたいな思考術の本が
それこそ山のように売られているのが何よりの証拠かと(笑)

◆脳は勝手に考える
瞑想の経験がある人は分かると思うのですが、
目を閉じている時に頭の中で何も考えない・・・ということに
なっていますが、実際はさまざまな雑念が湧いてきます。

「考えない!考えない!」と思えば思うほど、
心配事であったり、何かのアイデアだったり、
時にはネガティブな感情だったり・・・
そういう雑念が次から次へと浮かんでくるんですよね。

私、思うのですが・・・

人の脳って自分の意思とは関係なく色々なコトを
勝手に考えたりするんですよね。
脳が暴走するというか。。(Oh!No!)

ここで、(Oh!No!)と書いたのも脳が暴走したからです!(キリッ!

えっと、話しを元に戻すと・・・
「深く考える」方法は分からないにしても、
少なくとも脳は勝手に色々なコトを考えだしているのではないか?
ということです。

◆思考のジャグリング

「沈思黙考」という言葉があるが、ひたすら考えを巡らせ、
ああでもないこうでもないと考えるだけで思考が進むことは
あまりない。多くの場合、時間の浪費になる。

「ゼロ秒思考」

人間の悩みの最大ポイントは「同じ悩みをぐるぐる繰り返す」
ことです。この繰り返し、つまりジャグリングさえやめれば
実はかなり楽になります。

「スマートノート」

ジャグリングって、これのことです。

ジャグリング
大道芸人さんがモノをぐるぐるまわす芸のこと。

 

私が思うに・・・

人の脳は[勝手に]次から次へと考えを巡らせるから、
放っておくと頭の中が色々な考えでジャグリング状態に
なってしまうのではないかと。

で・・・

ジャグリングを繰り返しているうちに
自分でも何がなんだか分からなくなってきて、
「もう考えるの止めた!」ってなるんですよね〜

じゃぁ、どーするか?

そうです!正解です!

とにかく頭の中を紙に書きだせ!
ということになるんですね。

でも、その話しは次回「後編」につづくのだ!

ーーーー

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2008年06月26日

地頭力、第三弾!! 何を言う、早見優・・・さぶっ!

 

Book-No.32
「いま、すぐはじめる地頭力」
結論から 全体から 単純に
細谷 功 著
大和書房

今回は細谷氏の新刊です。
(最近、すっかり「地頭力」モードになっています(笑))

前作の「地頭力を鍛える」と比べると、
図版も多く、例え話も面白くて
かなり読みやすく仕上がっているように印象を受けました。

●私が本書を読みやすいと思った理由(その1)
「ユーモアのある例え話」

■もしも人間くさいカーナビがあったなら
五郎くんは久々に週末にドライブに行くことにしました。
五郎くんの愛車には、先週買った最新カーナビの
「トリアエズ28号」がついています
」(P88)
何と言っても「トリアエズ28号」というネーミングが秀逸です!

■おやじギャグはなぜ「寒い」のか?
「何を言う、早見優」
「課長の血液型は何型ですか?」「新潟・・・」
(中略)
しばしば、おやじギャクは、(本人の意図に反して)周囲の人を
「寒く」します。なぜでしょうか。
』(P171)
私もよく怒ったりムカついた時に「ハラタツノリ!(原辰徳)」と言って
周囲からヒンシュクをかっています(汗)

フェルミ推定、仮説思考、フレームワーク・・・
ちょっとお堅いテーマの本ですが、こうしたユーモアのある例え話を
織り交ぜて書かれているので、取っ付きやすいのではないかと・・・

実は前作を読んだときに筆者の細谷氏って「堅物」という印象を
もっていたのですが、本書を読んで(それから昨日のセミナーでの
お話を聞いて)、すっかり最初のイメージは払拭されました!
面白い方です!

●私が本書を読みやすいと思った理由(その2)
「身近な例え話」

■上司の言うことは、なぜコロコロ変わるのか
上司の言うことがコロコロ変わって部下が四苦八苦する・・・。
古今東西を問わず頻繁に起きている現象でしょう。
(中略)まったく迷惑な上司や顧客です
」(P102)
私の会社にももちろん居ます!こういう上司!
コロコロ変わるだけならまだ良いのですが、前に言ったこと自体を
本人が忘れているという・・・
もっとも私自身も時々、「俺、そんなこと言ったっけ?」と言って
部下からヒンシュクをかっていますが・・・

■アンジャッシュを見て「三つの座標系」を学ぶ
この「三つの座標系」を用いてものの見事にモデル化して
表現しているお笑いコンビがいます。(中略)アンジャッシュが
得意とする「すれ違いネタ」で表現されるコミュニケーションギャップは
圧巻です
」(P129)
すみません、最近あまりテレビを見ていないのでアンジャッシュのことは
知らないのですが、(これって、ヤバイのかな?)地頭力の本の中で
お笑いコンビが登場するとは思ってもいませんでした。

そうそう、そう云うことあるよね」と
ぽんとヒザを打ってしまうようなネタがあり、読んでいて自然と
引き込まれていきます。
上司の言う事は・・・のところなんかは読みながら会社の上司の顔が
浮かんできましたよ(笑)

●私が本書を読みやすいと思った理由(その3)
「同年代だから分かる、その気持ち!」

■「今の若い者は」と言いたくなる理由を考えてみる
私も四〇代になり、「説教をたれる」のが好きな年代に入ってきました。」
(P134)
そうなんですよ。若い子を見ると説教したくなるんですよね(笑)
6月のこの時期、4月入社の新人が社内の研修を終えて実際の営業の
現場に出てくる時期じゃないですか。
先日も私のところへ来た某社の営業マン。見るからに「新人です!」という
雰囲気を漂わせていて、ふと気付くと10分くらいその新人君に説教を
たれている私がいました・・・

本書に書いてある著者略歴を見て、私と細谷氏が同じ年齢であることを知り
思わず唸りました・・・
でも、同年代だからこそ共有できるものもあります!!
「何を言う、早見優」・・・・私自身も昔、言ってました、このオヤジギャク・・・

●前作「地頭力を鍛える」との違い
昨夜のセミナーで細谷氏が「2冊の本にこめたキーメッセージは「結論から・
全体から・単純に」
ということで、それを切り口を色々と変えて、
分かってもらえるようにしているんです」と話されていました。
筆者が言っているのですから、本書の内容も前作と重複する部分が多々あります。
では、前作を読んだ人は本書を読む価値はないのか・・・?というと
私個人としては「本書もあわせて読むべし!」と思っています。

上の方で書いたように、前作と比べるとかなり読みやすく書かれていますので、
理解しやすい!というのも理由の一つですが、
私の一押しとしては「第六章 Q&A よく聞かれる質問にお答えします」です。
この章では全部で10個の質問に対する細谷氏の答えが書かれているのですが、
個人的には以下の3つが心に残りました。

Q5「四〇代から鍛えるのではもう遅い?」
Q9「たくさん学ぶことがあって、何から手をつけたらいいかわからない」
Q10「地頭力を鍛えるための読書法や推薦図書を教えてください」

何故、心に残ったのか・・・?

Q5「四〇代から鍛えるのではもう遅い?」
「(四〇代は)人生の残り時間が少なくなっているため、「時間の重要度」を
強く認識しています
」(P227)
人生の残り時間が少なくなっている・・・・
人生の残り時間が少なくなっている・・・・
人生の残り時間が少なくなっている・・・・
そうなんですよ。これは私も最近、すごく感じます。
仮に80歳まで生きるとして、既に折り返し地点は越してしまいましたからね。
正直、焦りを感じることもあります。

人生で大きなことを成し遂げている人は、若くして「人生の目覚まし時計」が
鳴り始めた人ではないでしょうか。
・一〇代で鳴り始めた人・・・・偉人になります。
・二〇代で鳴り始めた人・・・・人より尖った業績を出せます。
・三〇代で鳴り始めた人・・・・普通の人です。
・四〇代で鳴り始めた人・・・・最終電車にぎりぎりセーフ。
・五〇代でも鳴っていない人・・・・それはそれで幸せでしょう。
」(P98)
人生の残り時間は少なくなってきたが、最終電車には間に合うか。
乗り遅れないようにしなければ!マジメにそう思いました。

Q9「たくさん学ぶことがあって、何から手をつけたらいいかわからない」
MECEをいつ習得するかで人生が変わるといっても過言ではありません
(P232)
MECEというのはロジカルシンキング系の本を読むと必ずと言ってよいほど
登場しますが、ある事柄をモレなくダブりなく分けることです。
フレームワークに分解するときに必ず必要となるスキルのこと・・・という
説明で合ってるかな?

前回の記事で「一年間に日本で結婚するカップルは何組か?」という
自分で考えたフェルミ推定の問題について書きました。
結果的には大きく外してしまったのですが、その原因は「結婚」というものを
「初婚」に限定して考えてしまった事にありました。
この問題で結婚をMECEを使って分解すると
・新郎新婦とも初婚
・新郎は初婚で、新婦は再婚
・新郎は再婚で、新婦は初婚
・新郎新婦とも再婚
という4つのパターンに分解することが出来るはずです。
細谷氏によればMECEをマスターすることで
世界が変わって見える」そうですから、私も頑張ってMECEをマスターしたい
ものです。(頑張ってマスターできるものなのか・・・?!)

Q10「地頭力を鍛えるための読書法や推薦図書を教えてください」
地頭力のベースとなる「論理思考力」や「直観力」に付いて書かれた
細谷氏お薦めの本が全部で13冊リストアップされています。
13冊中、私が既に読んだことのある本は1冊のみ。
最終電車が発車する前に読まねば!って感じです。

「日本全国に電柱は何本あるか?」
「日本全国に美容室は何軒あるか?」
「シカゴにピアノ調律師は何人いるか?」
こうした問題を出されたときに「分からない!」と言って逃げるか、
「面白そう」と言ってファインティングポーズを取れるか、によって
その人に地頭力が備わっているかどうかが分かるそうです。

私も最初は「分からん!」と思っていたのですが、正直言うと
このブログのネタとして「分からん!」では話が始まらないので、
「こじつけでも良いや」と開き直ってガソリンスタンドの問題を
考え始めました。
最初は切り口が見つけられなくて、「ウーム」と唸ってばかりでしたが
「日本全体のガソリン販売量÷ガソリンスタンド1軒あたりの平均販売量」
という切り口を見つけてからは、面白かったです。

昨日のセミナーの最後に細谷氏が話されていた通り先ずは
「すぐにやってみる、始めてみる」ことが大切だと思います。

「今度」でも「明日から」でもなく、「いま」はじめる人だけが目的を
達成できるのだと思います。
(P4「まえがき」より)

いつものように長文に最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
タグ:地頭力
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2008年06月19日

日本全国にガソリンスタンドは何軒あるか?フェルミ推定で解く!

Book-No.30
「地頭力を鍛える」
問題解決に活かす「フェルミ推定」
細谷 功 著
東洋経済新報社

「日本全国に電柱は何本あるか?」・・・という、あの本です。
既に18万部を突破したベストセラーですから、この本のことは
もうご存知の方も多いかと思います。

本書のポイントを一言で言えば(大胆な!)
自分で考えろ!
もしくは「自分の頭を使って考えようよ」という
ことに尽きると思います。
とにかく自分の頭を使って考える癖をつけること。場合によっては、
検索したがる自分自身をもう一人の自分で後ろから「羽交い絞めに
して」でも仮説を立ててから情報収集や分析を行っていくという
「自分の頭で考える」習慣づけが必要である。
フェルミ推定はある意味「自分自身を羽交い絞めにする」ための
格好のツールである。
」(P88)

普通であれば、ここから「フェルミ推定」についてあれこれ書くところだと
思うのですが、先に書いたように既に本書のことは色々な方が色々なところで
書かれていますので、割愛します。

以上、おしまい!

・・・というのも面白くないので、
日本全国にガソリンスタンドは何軒あるか?」(P206)
と云う問題にチャレンジしてみたいと思います。

日本全国のガソリンスタンドの軒数は・・・?
はい、約44,000軒です!!
・・・すみません、業界情報として知ってました。

答えは知っているけど・・・・私の頼りない地頭を駆使して
44,000軒に辿り着くのか試してみたいと思います。

●日本全国のガソリンスタンドの軒数をどうやって求めるか?
うーむ、唸りましたが
「1ヶ月に日本全国で売れるガソリンの総量」を「ガソリンスタンド1軒あたりの
平均的な1ヶ月の販売量」で割り算すれば、軒数が出てくるのではないかと
先ずは、考えました。つまり以下のような計算式です。
ガソリンの総販売量 ÷ ガソリンスタンド1軒の平均月間販売数
多分、ロジックとしては間違っていないと・・・・思う。

●1ヶ月に日本全国で売れるガソリンの総量はどうやって求めるか?
これは、日本中の車が1ヶ月間にどれくらいのガソリンを給油するか、という
ふうに読み替えることが出来ると思いました。
日本全国に車って何台走っているんだろう?

●日本全国の車の台数はどうやって求めるか?
車は色々な車種があります。でも細かく考えても仕方がなさそうだったので、
自家用乗用車と業務用自動車とに2分して考えることにしました。
先ず自家用乗用車の台数は1世帯あたりの車の保有台数を考えれば、
計算できそう・・・

●日本中の自家用車の台数はどうやって求めるか?
日本の総人口が約1億2千万人。1世帯あたりの人数は確か、もう3人を
割り込んでいる筈だから・・・
1億2千万人÷2.5人=4800万世帯 ・・・・ということにしておこう。

1世帯あたりの車の保有台数は何台だろう?
都心部では割と車の保有率は低く、地方では車がないと生活できないから
複数台持っている家庭も多い筈。
1世帯あたり1.5台という事にしておこう。

日本中の自家用乗用車の総台数は
4800万世帯×1.5台=7200万台 ・・・本当か?

●日本中の業務用自動車は何台か?
大雑把に分けたけど、業務用自動車ってライトバンも有れば、大型トラックも
あるし、観光バスもある。全然、見当がつかない!
普段、運転しているときの事を考えよう。
自家用車対業務用車、5対5くらいかな・・・?でも、自家用車は稼働率が
低いものも相当ある筈。サンデードライバーの人も多いし・・・
勘だけど、乗用車は普段、街中を走っている台数の倍はあるのではないか。
そうすると、比率は10対5。乗用車の半分の台数って事になる。
7200万台÷2=3600万台

これで日本中の自動車の台数は1億800万台という事になる。

●車1台当たり、1ヶ月間にどれくらい給油するか?
乗用車は1ヶ月に1回、満タンにするくらいだろう。50リットルタンクを標準として
考えると、
50リットル×7200万台=36億リットル
業務用車は、3日に1回、満タンにするとして、月に10回は給油すると仮定。
問題はタンクの大きさ。大型から小型まで色々と種類がある。
でも、乗用車と同じ50リットルという事にしよう。
50リットル×3600万台×10回=180億リットル

1ヶ月に日本全国で売れるガソリンの総量
36億リットル+180億リットル=216億リットル

これで、ようやく片一方の数字が固まった。

●ガソリンスタンド1軒あたりの平均的な1ヶ月の販売量はどれくらいか?
先ずはガソリンスタンドが1日に売るガソリンの量はどれくらいかを考えてみる。
これまた勘だけど、ガソリンスタンドにある給油機の数は平均すると
どれくらいだろう?だいたい4台くらいだろうか。
であれば、一度にスタンドに止まれる車は4台が上限になる。

給油に掛かる時間を10分と仮定すると、給油機1台あたり6台まで給油でき、
給油機4台で4×6=24台の給油が一時間あたりの上限になるはず。

営業時間を12時間とすると、1日あたり288台までの給油が可能。
でも、いつも忙しい訳ではなさそうだ。
稼働率は5割を下回っているのではないか。稼働率4割で計算することにする。
288台×0.4=115台(1日の給油台数)

一台あたりの給油量は平均50リットルとすると、
50リットル×115台=5750リットル、これが1日あたりの給油量。
1ヶ月にすると
5750リットル×30日=172,500リットル

●さて、日本全国のガソリンスタンドの軒数は?
一ヶ月の日本全国のガソリン販売総量:216億リットル
スタンド1軒あたりの1ヶ月の販売総量:172,500リットル
216億リットル÷172,500リットル=125,217軒

あれ・・・?
えっ!
・・・・125,217軒 ?
答えは44,000軒になる筈では・・・・
所詮、私の地頭力ってこんなもんです・・・(泣)
最後まで読んでくれたのに、申し訳ない!!
タグ:地頭力
posted by penguin-oyaji at 22:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書(思考力) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月08日

ロジカルシンキング(その1)ーロジックの入り口に立つ為の本




Book-No.13「経営参謀が明かす 論理思考と発想の技術」
著者:後 正武
PHP文庫


「本を読むと云う事」シリーズの途中ですが、
今回はロジック(論理)の本を取り上げたいと思います。

「ロジカルシンキング」について学びたい、身に付けたい、と云うのは
今年の私の目標の一つでもあります。

最近のビジネスピープルにとっては必須のスキルみたいな感じで
言われる事もありますが、
何故、私が「ロジカルシンキング」に着目したのか・・・

・人にモノを伝えるのがヘタクソ!
とにかく、話し出すと支離滅裂になる傾向があり、
こうして文章を書くのも、なかなか上手くまとめる事ができません。
例えば、仕事の場に於いて自分の企画提案をプレゼンするにも
論理立てて、きちんと相手に理解して貰えるようになりたい、と
ずっと思っていました。

・勝間和代氏の影響
週間ダイヤモンド・08年2月9日号の特集「グーグル化」知的生産革命を
読んだ時に、そこで初めて勝間和代氏の存在を知りました。
特集の内容はベストセラーにもなった同氏の「効率が10倍アップする
新・知的生産技術」のエッセンスをまとめたものだったのですが、
その中に情報整理の「イロハのイ」として
”ピラミッドストラクチャー+MECE”なるコトが書かれていたのです。
その他にも”フレームワーク”とか”ベストプラクティス”とか
私の知らない単語のオンパレード・・・
これは勉強しなければ!と焦りまくりました(笑)

《本書の構成》
第1章 論理とは何か
第2章 論理の原則
第3章 論理の演習
第4章 イッシュー(争点)を考える
第5章 ゆたかな発想を求めて
第6章 論理と発想についての断章

目次的には上記のような構成です。
内容としてはタイトル通りで第1章から第4章までが「論理について」
第5章では「発想について」のコトが書かれています。
また、単純に論理についての概念などを説明するだけではなく、
第3章では「論理の演習」として「ひらけていく海」「とんびと油揚」
「割り箸論争」などの文章を用いて、実際に論理がどのように
展開されているかを詳しく解説してあるので、
私のような初心者でも十分に理解する事ができました。

《Penguin's Eye》
・初心者は先ず、これを理解するべし!
 ロジックの五原則(P56)
 1 基本はピラミッド構造(帰納と演繹で積み上げる)
 2 メッセージは一度にひとつだけ(一分一義)
 3 抜けや歪みのないこと(MECE)
 4 抽象レベルが揃っていること
 5 最下部は、事実かまたは事実に代わる蓋然性の高い仮説


・論理的な問題解決の手法
「論理の過程は事実から出発し、メッセージをつみ上げて主張の正しさを
証明するのに対し、イッシューは答えのない事実も不明確な課題を解決する
ために何を検討し、どのように答えを導いたらよいかを考える、いわば
「ロジックの動的展開」が要求される」
(P178)

とにかく初心者の私にとっては、第2章に書かれている「ロジックの5原則」を
読めただけでも価値がありました!
論理思考の代表的なものに「帰納と演繹」がありますよね。
お恥ずかしながら、私は「帰納」も「演繹」も全然、分かっていませんでした!

「人間は死すべきものである」「ソクラテスは人間である」
「ソクラテスは死ぬ」
という三段論法が「演繹」(一般論から個別論を導く)

「Aは死んだ」「Bは死んだ」・・・・「歴史上死ななかった人はいない」
→「人は死すべきものである」
複数の個別の事実から、上位の「人は必ず死ぬ」を立証するやり方が
「帰納」(個別論から一般論を導く)

「なるほど!」と今更ながら、思いました(汗)

それから週間ダイヤモンドに書かれていた「MECE」
”重複や抜けがない”論理の展開のことだそうです。
「世の中には動物と生物がある」
 →動物と生物は概念として”重複する”ので正しくない
「世の中には動物と植物がある」
 →世の中には動物でも植物でもない”石ころ”もあるので”抜け”があり
  正しくない

再び「なるほど!」と思いました(汗、汗)

《Impression》
後半、第5章の発想に関する記述や第6章あたりが、やや中途半端になっている
ようにも感じましたが、前半の論理に関する記述だけを読んでも、充分に
価値があると思います。
私のように「論理って何だか難しそう」とか思っている人が読んでも
充分に理解できると思います。

それに著者の後(うしろ)正武氏 はコンサルタントなので、
小難しい理論を掲げるのではなく、文中にも経営の話とか政治の話が
よく出てきて、身近な話として素直に読むことが出来ました。
(何せ、出だしが小泉元首相の郵政民営化の話だ!)

《おまけの雑感》
先日、自分の会社の会議に出席したのですが、
(社長とか常務とか部長とか偉い人が揃って出席している会議です)
そこで討議されている内容を自分なりに論理的に分析、検討しようと
してみました。
本書を読むまであまり気にならなかったのですが・・・
当社の会議の内容って「思いつき」「思い込み」が殆どだったのです!!
それで新規事業プランが進んでしまうのですから、
ある意味、スゴい!・・・のかな?
posted by penguin-oyaji at 22:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | 読書(思考力) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする