2012年10月08日

論語読みと自分メディア(自戒を込めて)「論語の活学」

論語の活学―人間学講話

「論語の活学」

安岡正篤:著

プレジデント社

 

 

昨夜、やっと「論語の活学」を読み終えました。

 

最近、ちょっと訳あって「論語」に関する本を何冊か続けて読んでいるのですが、その理由についてはまたいつか書きます。

 

この「論語の活学」ですが、全く歯が立たない、という訳ではなかったのですが、何だかピンと来ないところもいっぱいあって、この本を読みこなすには、まだまだ自分の理解力や人生経験が足りていないのだなぁ、と思いました。

 

ただ、よく分からないところがいっぱいあった中にも心に残るところが何カ所か。

 

とくに文中に何度か書かれている「活学」という言葉には自省すべき点が多いように思いました。

 

この「活学」に関して、一番分かりやすいエピソードとして書かれていたのが酒井藩のお殿様と、その藩士の大沢勘大夫とのやり取り。

 

ある時、お殿様が今日は勉強会をするから、勘大夫に講義をするよう言うと、

 

「自分が講義するよりも殿が講義して聞かせて欲しい」

 

と勘大夫は言葉を返したそうです。

 

すると、元々学問自慢のお殿様、嬉々として「聡明叡智」の講釈を述べ始めのですが、勘大夫がお殿様の前に進み出て次のように言われたとのこと。

 

「殿、しばらくお待ちください。聡というのはどういう意味であるか、などというような講義は誰でもできる。

我々はさようなことは聞きたくありません。

例えば聡明叡智にしても、殿が藩を治められるうえに於いて、どんなにお聞き誤りがなかったか、あるいはどんなに物事の見誤りがなかったか、といった殿ご自身についての講釈を承りたいのです」

 

著者の安岡先生はこエピソードを紹介された後、こんなふうに書かれています。

 

本当の学問というものは、決してそういうものではない。

それを読んで、自分は聞き誤っていなかったか、見誤っていなかったか、というふうに直ちに自分の問題にしてゆくのです。

そこに気がついてこそ初めて活きた学問となる。(P164)

 

言葉や知識についての説明は誰がやっても同じことなんですよね。

 

・殿ご自身についての講釈

・自分の問題にしてゆくのです

 

こうしたキーワードが語っているように、新しい知識や教えに出会ったら、それをそのまま鵜呑みにするのではなく先ずは自分自身に引き寄せて考える、そして行動してみることが借り物ではない自分自身の知見として価値を持つようになるんですよね。

 

そういえば・・・

 

「自分の五感による実体験」です。私はこれを、「自分メディア」と呼んでいます。

 

「効率が10倍アップする新・知的生産術」勝間和代:著

P142より抜粋

 

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法

 

4年くらい前にこの「自分メディア」という言葉を聞いた時に私、正直あまりピンと来なかったのです。

 

でも、こんな私でも4年間で少しは成長したのか今では少しはこの意味が実感として分かるようになりました。

 

本を読んだり、セミナーで色々なことを学んできましたが、自分なりに実感しているのは

 

自分で実践したことしか身に付かない!

 

という、ごく当たり前の事実です。

 

そして、この実践して体感したことこそが、自分メディアとして価値のある情報になり得るコトなんだと思うのです。

 

ネットの普及でただでさえ情報が容易く手に入るようになった上に今ではSNSのおかげで情報のシェア(共有)までもが誰でも手軽に出来るようになりました。

 

でも、そんな時代だからこそ、自分に引き寄せて考える、自分で実践してみることをサボらずに、自分メディアを磨いて知識や情報を自分のものにしていく努力を怠らないようにしないといけないのだと

改めて思いました。

 

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2009年08月13日

生き方の指針を教えてくれた1冊・・・「7つの習慣」



Book-No.149


「7つの習慣」


成功には原則があった!

スティーブン・R・コヴィー 著


ジェームス・スキナー 、川西茂 訳


キングベアー出版


Oh!すっかりブログの更新をサボってしまった!


ナンテコッタ!

気持ちが弛んでいた上に、twitterにうつつを抜かしていたのが


敗因(?)っすね。。(言い訳ですがぁ)

ところで今日の本は言わずと知れた名著「7つの習慣」です。


恐れ多くて、私が今さら「あー」だ、「こー」だと言う必要もない


くらいの有名本ですが、


でも、このブログは「書評」ではなく、


あくままでも私の個人的な感想を書き散らかしているので、


気にせずに書いてしまうのだ。


(これで、いいのだ!byバカボンパパ

既に読まれた方も多いと思いますが、


一応この本の内容はというと・・・

この本のおかげで、私の頭の中でモヤモヤしていた


「正しい習慣」への考え方がフレームワークとして明確に


まとまりました


(「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」P48より抜粋)

勝間和代さんのこの文章が端的に表しているように、


さまざまな啓発系の本で書かれている数々の「正しい習慣」について


分かりやすく、フレームワークに落とし込んであります。

《参考図書》


ざっくり書くと、「依存」から「自立」へ、


そして「自立」から「相互依存」へと


成長していくために必要なことが7つの習慣に


落とし込まれて書かれているのです。

「依存」から「自立」への成長過程で必要な習慣として


(1)主体性を発揮する


(2)目的を持って始める


(3)重要事項を優先する

「自立」から「相互依存」への成長過程で必要な習慣として


(4)winwinを考える


(5)理解して理解される


(6)相乗効果を発揮する

自分自身を再生再新するための習慣として


(7)刃を研ぐ

実際に読んでいただければ分かると思いますが、


この本に書かれていることは、他の自己啓発系の本にも


書かれているものが多いのですが、


(それだけ、この本が及ぼした影響が大きいという事ですね)


「依存」から「自立」そして「相互依存」へという、成長過程に合わせて


体系立てて書かれているので、とても理解しやすいのではないかと


思います。



■自分の人生をコントロールする

自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかが


重要なのだ。もちろん外的な環境要因によって、肉体的あるいは


経済的に害を受けて悲しむこともあるだろう。


しかし、私たちの人格、基礎的なアイデンティティーそのものまでが、


それに害される必要はない」(P89)

例えば、上司に怒られたり、何か失敗をしてしまったりすることが


ありますよね。


そんな時、やっぱり落ち込んだり、悲しくなったりしませんか。

俺って、やっぱりダメなヤツなんだ・・・」とか、

どーして、あの上司は俺の事を分かってくれないんだ!」とか、

まぁ、私なんて典型的なネガネガ星人ですから、


一度、ドツボにはまると、そのまま際限なく落ち込んだりすることなんて


しょっちゅうありました!



ただ・・・


こういうのって、(必要以上に)外部からの影響を受け過ぎているって


いうことですよね。

何が起こるかではなく、自分がそれにどのように反応するかが大切


なのですから、上司に怒られようが、失敗しようが、


怒られたおかげで、自分の未熟な点が分かってよかった


失敗したおかげで、課題が見つかってよかった」と


前向きな考え方で切り返すことが出来れば、そんなに落ち込んだり、


悲しんだりしないでもすみますよね。


要は外部の出来事に感情的に振り回されるのではなく、


自分の価値観や認識に基づいて、主体的に生きていくことが


自分の人生をコントロールする事につながる、ということですよね。


過去の出来事や、他人の感情や行動など


自分がコントロールすることが出来ないものについて


思い悩んでいても、前には進めないのです。

それよりも、自分の受け止め方や考え方を適応させて


ネガな感情をコントロールしていった方が


よほど前向きな生き方が出来るようになりますよね。



■自分の時間をコントロールする

私たちの時間の過ごし方は、基本的に四つの領域に


大別することができる。活動を定義する二つの軸は


緊急度と重要度である」(P213)

既にお馴染みの方もいるかもしれませんが、


緊急度と重要度の軸で、


「緊急であり、重要」・・・(第一領域)


「緊急ではないが、重要」・・・(第二領域)


「緊急だが、重要ではない」・・・(第三領域)


「緊急でもなく、重要でもない」・・・(第四領域)


の4つのマトリクスをつくり、時間に意味づけをするという


例のあれ(笑)です。

勝間さんが書かれた「年収10倍アップ時間投資法」にも


「時間投資マトリクス」として紹介されていて、


個人的には勝間さんの方が分かりやすいのではないかと、


思います。

ちなみに、勝間さん流に置き換えると


(第一領域)・・・消費の時間


(第二領域)・・・投資の時間


(第三領域)・・・浪費の時間


(第四領域)・・・空費の時間


ということになります。

このマトリクスで大切な点は、第三、第四領域の時間を


いかにして削り、第二領域(投資の時間)の時間を増やすか


ということですね。

今、自分がやっていることは「消費」なのか、「投資」なのか、


あるいは「浪費」や「空費」なのかという事を考え、


時間に意味付けをすることが第一歩かなと思うのです。


で、・・・・

ご存知の方も多いかもしれませんが、


私、今は時間の制約がほぼ何もない生活を送っています。

つまり、時間がありあまっている!

会社を辞めた時点では、最大限「投資」の時間を増やして


次のステップに備えようと考えていました。

でもですね、ダメなんですよ。

時間の制約だとか、締め切りがないという事は


いつやってもいい、ということですから、


課題の先送りもやりたい放題!(汗)

結果として、生活の中に「空費」の時間が


どんどんと侵食してきて、当初の思惑とはまったく違う


時間の過ごし方をしてしまうようになるんですね。

会社行って、働いている時には


よく「時間さえあれば」なんて思っていましたが、


それは、まったく逆の発想で


時間が限られているからこそ、時間を確保するために


色々と知恵を絞ったり、工夫をしたりするんですね。


・自分が今やっていることに対して時間の意味付けをする事

・やろうと思うことに対しては、必ず締め切りや期間を決める事

少なくとも、この2点を厳守することが、


自分の時間をコントロールするための


重要ポイントではないかと思うのです。



■最後に・・・

この本について色々と書くと際限がなくなってしまうので、


この辺で終わりたいと思います。

実は今回、再読なのですが、改めて「7つの習慣」を読んでみて


思ったのは、自分はまだまだ「依存から自立へ」の成長過程に


あることを実感しました。

外部に影響されにくい思考パターンを身につけること


自分の人生の目的、目標、価値観を明確にすること


自分の時間をもっと効率的に使えるようになること

などなど、課題も多いのですがコツコツと正しい習慣を


一つでも二つでも身につけて行きたいと、


あらためて思ったのでした。

もしも、まだ読まれていない方がいたら、


ぜひ、この本は読んでみてください。オススメですよ。

では、今日も最後まで読んでくださって、


ありがとうございました。


【▼単行本】


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2009年07月24日

桜の花は後悔するのだろうか・・・・「死ぬときに後悔すること25」


Book-No.145
1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
「死ぬときに後悔すること25」

大津秀一 著
致知出版社


久しぶりに読みながらボロボロと泣きました。。

がん患者の終末期医療に携わっている著者が、
1000人の最期を見届けてきた体験から

人が死ぬときに思い残すこと

を、25のパターンに集約して、まとめたものです。

・健康を大切にしなかったこと
・自分のやりたいことをやらなかったこと
・会いたい人に会っておかなかったこと
・子供を育てなかったこと
・愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

などなど・・・

人の一生は、実にあっという間のものである」(P56)

平均寿命まで生きると仮定すれば、
私は今、半分をちょっと超えた辺りにいます。

ここまでを振り返ってみても、
あっと言う間であったように感じています。

・・・と、いう事は
残りの時間もあっと言う間に過ぎ去っていくんだろうなぁ、
と思うのです。

死ぬときに後悔したくない!
と、よくこのブログでも書いたりしていますが、
でも、死ぬ瞬間の自分の気持ちなんて
その時になってみなければ分からない。

ただ、

この本を読んで感じたのですが、

どう死ぬかという事は、どう生きるか、と同じことなんだと。
まさに、「生」と「死」は表裏一体のものなんですね。

だから、

この世を去るときに、後悔したくないのなら
どうやって生きればよいのか?を
この本に書かれている、先人がいまわの際に残した「思い」に
耳を傾ける事で、これから先の自分の人生で
やるべきことが少し分かるように思うのです。

■人生の総括

人はその生き方を他者に刻むために生きている」(P193)

この世を去るときに、自分の人生をどのように総括するのだろう?

私の場合だと
誰かの心の1ページにきれいな足跡が残せたら
生きていて良かった、と思って
安心して旅立てるような気がするのです。

人それぞれ価値観によって、
何に満足するか(あるいは後悔するか)は違うと思いますが、
少なくとも私は「自分だけ満足」という形で
生きたくもないし、死にたくもないと思うのです。

人との関わりの中で人生を歩んでいるわけですから、
その自分の周りの人たちを理解し、自分も理解されて
愛情を感じながら生きて、そして死んでいくのも
人生の大きな幸せの一つですよね。

だから私は、身近な家族や友人たちの心に
何か一つでも自分自身の足跡が残すことで
幸せな人生の総括をして、旅立ちたいなぁと思うのです。

■「死」の持つ意味

死は生命による最高の発明だ」と言ったのは
AppleのCEO、スティーブ・ジョブズですが、
そのジョブズでさえ、スピーチの中で
死を望む者はいない。天国へ行くことを望む人でさえ、
そのために死にたいとは思わない
」と語っています。

自分は「死」というのは、恐いものだと、ずっと思ってました。

ただ、この本を読んでいて、次の一節にぶつかった時に
ちょっとドキッとしたのです。

生きていることが単純に幸せで、死ぬことが単純に不幸なら
人の生涯は最後に不幸が来てそれで確定となってしまう

(P194)

自分の人生の最後の瞬間が「不幸」で終わるのって、
なんだかイヤじゃないですか?

筆者は、自分の「死」を受け入れいれるために
生と死について知り、それに対する自分の考え方(マイ哲学)を
持つことが有用だと、本書の中で書き記しています。
死生観とでもいうのでしょうか・・・

死なない人はいなくて・・・誰にでも「死」の瞬間は
やってくるものだけど、
私自身は上の方で書いたように
「死んでみなきゃ、分からない」と思っているタイプです。。

でも、少なくともジョブズが言うように(逆説的かもしれませんが)
死を意識する事が人生をより輝かせるという考え方も
成り立つわけですから、

「死」をマイナスのものとして否定的に考えるのではなく、
「今日が人生の最後の一日」と思って、頑張って生きるために、
人生のプラス要因として捉える方が良いかな、と
少し考えさせられました。

■最期に・・・

「「ありがとう」
それは後悔のない最期のために、必要な言葉だ」
(P245)

この本の最終章は、年老いた兄と弟の話しです。
読んでいて、ポロポロと涙がこぼれてきました。

また、自分たちを捨てた父親の最期を看取った姉妹の話しにも
グッときたのですが

家族の絆というか、家族に見守られながら、
最期に「ありがとう」の言葉を残して旅立っていくことが
できる人生って、良いですよね。

未だに独身、このままだと、ひとり寂しく孤独死なんて事も
充分に現実味を帯びつつある今日この頃、
私も自分の残りの日々をどう生きるべきか、
色々な事を考えさせられた1冊でした。

オススメです!読むべし!^^

テーマがテーマなんで、ちょっと湿っぽい話ばかりに
なってしまいましたが、最後までお読みいただき
ありがとうございました。


【▼単行本】


【▼文庫本】

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2009年05月04日

一日を一生と思って生きる・・・「一日一生」



Book-No.117


「一日一生」

天台宗大阿闍梨 酒井雄哉 著


朝日新書

以前、千日回峰行を満行された塩沼亮潤先生の事を


書かせて頂いたことがありますが、


本書の著者、酒井雄哉先生は千日回峰行を


二度も満行されたという、もの凄い方です!!

千日回峰行・・・普通は一回、満行するだけでも超人的だと


思うのに、二回も満行されたというのですから、驚きです!!

ちなみに・・・・


千日回峰行で歩く距離は述べ4万キロ近く、地球一週分に


相当するそうです。。

ただ、この本を読んでいただければ分かると思いますが、


お坊様になる以前は、ちょっとヤンチャなこともしていたり、


学校での勉強もあまり出来なかったという、


本当に「普通の人」という感じで、


ぜんぜん偉ぶった感じがしません。

文章の方も、話し言葉で書かれていて


(インタビューをまとめて、本にしたようです)


ものすごく親しみを持って読み進めることが出来ました。

■一日一生

今日の自分は草履を脱いだ時におしまい。


そこからは明日生まれ変わるために、一生懸命反省すればいい。


復習するわけだな。今日はなぜこういう悪いことがあったのか。


じゃあ明日は二度と再び同じことは起こさないように


努力しましょうって・・・。


そしてまた、新しく蘇って出て行く。今日の自分は今日でおしまい。


明日はまた新しい自分が生まれてくる」(P11)

一日を一生と思って生きる」・・・この本の中で何度も出てくる


フレーズです。

よく気軽に・・・一日、一日を大切に生きよう!


なんて事を書いたり、言ったりしますが、


私の場合、実際のところ


今日はこんなもんで、良かんべぇ」と手抜きをしていることも


多々あったりします・・・です(汗)

で・・・

この本を読んでも思ったことが二点ほどあります。

一つは「昨日よりも今日、今日よりも明日」という意識を


もっと持つようにしよう!と、いうことです。

未熟者ですので、なかなか「一日を一生と思って生きる」ことは


出来そうにありませんが、昨日の自分よりは


ほんの少しでもいいから、成長しよう!という意識を持って


日々を送ることは、頑張れば出来るのではないかと・・・

二つ目は「一日、一日で生まれ変わる」つまり、昨日の出来事を


翌日以降に引きずらない・・・ということです。

特に嫌な出来事や悪い感情は、その日でおしまいにして、


翌朝には、さっぱりとした気持ちで「新しい一日」を迎えるように


なりたいなぁ、と思うのです。

■戦争のこと

終戦後、引き揚げの途中で知り合った人の家に誘われて


泊めてもらったら、万年筆や財布などを盗られてしまったという


エピソードが綴られていて、その後にこんな文章が続きます。

デマが飛び交ったり、だましたりだまされたり、人を押しのけたり・・・。


九州から東京までの長い長い引き揚げの旅は、いろんなことを


考えさせられたな。


あの旅は、仏さんが、人間のいろんなところを見せてくれて、人生って


そんなもんだよって教えてくれたんかもわかんないなあ」(P53)

この引き揚げのシーンだけでなく、東京大空襲や敵機来襲の時に


仲間が銃で撃たれてしまった話しなど戦争の時の話しが


書かれています。

私も母から戦争の時の出来事をよく聞かせて貰って育ちました。

この本に書かれていることや、私の母の話などから


戦争という極限状態では、人間ってある意味、鬼のように


なってしまう事だってあるんだ、と思い知らされます。

話がそれますが・・・

カルネアデスの板切れ」ってご存知ですか?

船が難破して海に放り出された時に、たまたま目の前に


板が浮かんでいて、それにしがみつく事で助かりそうだ・・・と


思った時に別の人が同じように、その板につかまろうと


やってきた。だけど、その板は人間二人を支えるほど大きくは無い


(二人もしがみついたら、沈んでしまう)。


この時、先に板にしがみついていた人は、後から来た人を


払いのけても(例えそれで、相手の人が溺れて死んでしまっても)


罪に問われることは無い

映画「タイタニック」のクライマックスシーンで、同じような


シチュエーションがあったと思います。

いわゆる「緊急避難」にあたると思うのですが、


自分の命があって、はじめて他の人の命がある・・・という事ですね。

だから、人をだましたり、人を押しのけるということも


戦時中であれば、そんなに非難も出来ないことなのかも知れません。。


話を元に戻しますが・・・

戦争というひどい状況の中で


人から騙されても、「人間のいろんなところを見せてもらった

空襲で仲間が撃ち殺されて、自分が助かった時には


生き残るんじゃなくて、生き「残される」ものなのかもしれないな。


なにかお前さんはざんげしろ、もっと世の中のためになれって、


そういうことでもって仏さんは、この世に残しておいているんだよ


(P49)

このように必要以上に悲観するのではなく、


目の前の出来事を事実として受け止めて、


そこから色々なことを学び取っている酒井先生の姿勢が


非常に印象的に感じました。

同時に、平和に暮らしている今の自分の環境にも感謝です。

■家族の絆のこと

この本の中では家族の絆のことについても色々と書かれています。

幼いころの親が本気で心配してくれたり、おぶって病院まで走ってくれたり、


そういうことは、いつまでも忘れないもんだな。ふれあいとか絆とか、


肌の感覚でもって覚えているものなのかもしれない」(P130)

私も、ここに書かれているのと同じように


小さい頃、病気だったのか、怪我をしたのか、どちらか分かりませんが、


親が私をおぶって近所の病院へ駆けていってくれたときの事を


今でも覚えています。

親が子供を殺したり・・・


子供が親を殺したり・・・


もう何がなんだか理解できないような事件が多発しています。

大きくなってから親子関係がギクシャクしてしまう事も


あるかも知れません。

でも、本当は子供の事を思う親の気持ちとか


親を思う子供の気持ちがあって、


家族は「絆」で結ばれているんだよなぁ〜って、


この本を読むと、改めて気付かされるように思います。

■最後に・・・

最近、妙に仏教づいていますが・・・


この本の酒井先生も、以前に書いた塩沼先生も


仏教とか、宗教という切り口はあまり無く、


日々の生き方や考え方について、とても大切なことを


教えてくれるように思います。

今日も最後まで、ありがとうございました!

【▼新書】
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2009年01月11日

超人的修行の末につかんだ世界観「人生生涯小僧のこころ」



Book-No.102


「人生生涯小僧のこころ」


大峯千日回峰行者が


超人的修行の末につかんだ世界

塩沼 亮潤 著


致知出版社

お坊さん(塩沼亮潤さん)の修行について書かれた本なのですが、


その修行も半端じゃないし、本書に書かれている言葉一つ一つの


重さもまた、半端じゃないという、ものすごい本です!!

先ず、この本に書かれている塩沼亮潤さんが経験された二つの修行が


どれほどのものかについて、書き出してみたいと思います。

■大峯千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)


往復四十八キロ、高低差千三百メートルの山道を十六時間かけて一日で


往復し、合計四万八千キロを歩き続けるという修行です」(P10)


※冬の間は山歩きができないため、足掛け9年も掛かる!

この行には、たったひとつだけ掟がございます。それは、いったん


行に入ったなら、決して途中でやめることはできないということです。


足の骨を折っても、不慮の事故に遭っても、決してやめることはできない


後戻りができないということです」(P11)

この行を途中で止めるためには・・・・


「「神さま仏さま申し訳ございませんでした。千日間歩き通しますと申して


おりましたが、自分の不徳によって途中でやめざるを得ません」と


神仏にお詫びをして、左腰に携えている短刀で自分自身の腹をかき切って


自害するか、あるいは死出紐という紐を木に結び付けて首をくくって


命を絶たなくてはならない、厳しい掟でございます」

要は往復48キロの山道を千日間、雨だろうが嵐だろうが、歩き続け、


途中でリタイアするには自分の命と引き換えになるという、


恐ろしく厳しい修行なわけです。

ちなみに、この大峯千日回峰行を達成した人は、この塩沼亮潤さんが


1300年の歴史で二人目だとか・・・

■四無行(しむぎょう)


四無行とは九日の間、「断食、断水、不眠、不臥」つまり「食わず、飲まず、


寝ず、横にならず」を続ける行です」(P190)

9日間も、何も食べず、何も飲まず、横になったり眠ったりしてはいけない・・・


絶対に私には有り得ない話です・・・

「千日回峰行」にしても「四無行」にしても、


到底、常人ができるような修行内容ではないわけですが・・・


(少なくとも私には絶対にできません)


でも、同じ日本人、それも私よりも年下の人が、これだけの修行を


達成したということに、ただただ頭が下がるばかりです。

ただ、この本を読んで一番感じたのは、


困難な修行を達成した事自体に感動したというよりは、


清々しい考え方を持ち、清らかな言葉を紡ぐことのできる、


塩沼亮潤さんの人柄というか、人格全てに心を打たれました。

もっとも、そうした塩沼さんの「心」そのものが、


厳しい修行の賜物なのでしょうが・・・

■受け入れる心


自分を大切にするのと同じように人を大切にする。どんな人をも受け入れる心が


あってはじめて皆さんから受け入れてもらえます」(P15)

現実を受け入れ愚痴らず精いっぱい生きると、そこに道が開けてくるものだと


思います」(P210)

「足ることを知る」というのは、与えられた環境をありがたく受け入れるということ。


この環境は自分が神さま仏さまから授かったプレゼントだと思うことです


(P245)

人を受け入れ、自分の環境を受け入れる・・・


自分に足りていないもの(与えられていないもの)を欲しがるのでなく、


今の自分に与えられているものに先ずは感謝の気持ちを持つ

言葉で書くのは本当に簡単ですが、


病気になって初めて健康のありがたさを身に染みて感じるように


なかなか、今あるものに感謝の気持ちを持つのは難しいように思います。

■人を思いやる心


人間は雨を降らすことも、そよ風を吹かすこともできない。ただ一つできることは


人を思いやること」(P158)

人を思いやる心というのは、厳しすぎても駄目、優しすぎても駄目、


たくさん失敗してすり傷切り傷をたくさんつくって、やっといい塩梅を


見つけることできたのだと思います」(P230)

例えば自分の恋人、家族、友人など近い人に対して「思いやりの心」を


もつことはできても、時にはすれ違いで苦しんだりします。


ましてや会社の同僚や上司、取引先の人たちなどに対しては


私自身は非常に苦労したりするのですが、


そうした人とのつながり一つも、ある意味「修行」であることを思い知らされます。

■日々の積み重ね


行とは冒険でもなければ探検でもありません。大切なのは、いかに功績をあげるか


ではなく、後悔を残さないように日々丁寧に根気よく、心を込めて神仏との絆を


いかに深めていくか、ただそれだけを念じて一日一日を惜しむように積み重ねて


きました」(P17)

行を終えた今現在も「今日より明日、明日より明後日」といつも過去最高の自分に


なれるように神仏に手を合わせ、祈っています」(P249)

よく「継続が大切」と言ったり、書いたりしている自分ですが、


一日一日を大切に、丁寧に生きているかといわれると、


言葉に詰まってしまいます。

例えば自分なんかは、まだまだ甘いので、


ちょっとくらい、サボってもいいか」とすぐに低いところで妥協してしまうことが


多いのですが、


誰に見られるということを意識しない野に咲く一輪の花のごとく、御仏に対して


ただ清く正しくありたい」(P123)


こういう言葉を読むと、自分が恥ずかしくなってしまいます。

■日々、修行


こうした数々の言葉は、壮絶な修行の果てに辿り着いた境地だと


思ってしまうのですが・・・

山で修行した人だけしか悟れないというものではない。それぞれの生活の中で


それぞれに与えられた役目を果たしていく中で、心を研ぎ澄ませ、目を凝らし


耳を澄ませたとき、いろいろなことが悟れる」(P237)

山に篭って修行の日々を送ることはできませんが、


自分の人生そのものが、修行の日々で


日々の中で心をみがき、多くの気付きを得て、


成長していくことの大切さというか、心構えを教えられます・・・

■人の限界


年末から「奇跡のリンゴ」、「なぜ君は絶望と闘えたのか」


そして今回の「人生生涯小僧の心」と、普通の人には絶対に成し得ないようなことを


やってのけた人の話を読みました。

リンゴの木村さん、なぜ君は〜の本村さん。そして塩沼さん


三人とも人並みはずれた精神力の持ち主だとは思います。


でも、反面で「自分には出来る筈がない!」というふうに、


自分の限界を勝手に決めてしまっている自分がいるのも事実。

確かに自分に今から、どれくらいのことが出来るのか?


とは思うのですが、でも本当は自分に限界を決めてしまってはいけないんですよね。

本を読みながら、そんなことを感じました。

私自身は、涙ぼろぼろの感動というよりは、ものすごい清々しい感じの感動を


この本から受けました。


書いてある言葉、一つ一つが心に染みてくるような感じです。


ただ、こうして感想を書くにしても何だか、ありきたりの言葉しか書けない


自分の至らなさというか、甘さは感じましたが・・・

一度、読んで終わりではなく、心が迷った時に何度も何度も読み返したい一冊です。

■きっかけは・・・やっぱり!


この本を手にしたきっかけは・・・やっぱり、あの方です!(笑)

あの方というのは、そうです。


和田裕美さんです。

ずっと以前から、和田さんのホームページの「オススメ本コーナー」のページに


掲載されていていましたし、


年末に出版された「黄金のブックガイド」の中でも和田さんのお薦め本10冊の中で


紹介されています。

《関連図書》

そんな訳で、結構前からこの本のことは知ってはいたのですが、


読んでみようと思ったのは、年末年始に掛けて放送された


勝間さんの「BookLovers」で和田さんがこの本の事を熱く語っていたのを


聴いたからでした。

その放送の模様は、コチラのページで聴くことができますので、


聴いてない方は是非ぜひ一度は聴いてみてください。


ちなみに、この本のことは1月1日放送分のところで聴くことが出来ます。

蛇足ながら、12月30日放送分では和田さんの「人づきあいのレッスン」について


話されていますが、勝間さんの和田さんに対する突込みが面白くて、


かなり笑えます。。。

《関連図書》

それでは、今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

【▼単行本】
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2008年12月30日

今のぼくは・・・「I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。」


Book-No.94
「I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。」

松尾 健史 著
ディスカヴァー・トゥエンティワン


次なるは、ディスカヴァーさんの今月の新刊!
発売されたばっかりの本です。

全体の印象は、自己啓発ファンタジー
ちょうど、野口嘉則さんの「3つの真実」みたいなテイスト・・・
と書けば、少しは伝わるでしょうか?

物語仕立てですので、ストーリーについては
あまり触れられないと思うのですが・・・

就職活動36連敗の末、勤めたIT企業で、落ちこぼれ。
学生時代からの彼女には別れを告げられ、
唯一の楽しみは、家でナイターを見ながら缶ビールをあけること。
そんなくすぶった生活を送る、篠崎浩平、27歳。

彼の人生を変えたのは、
「バンビ公園」で出会った不思議な少年だった・・・・。

と、まぁこんな感じの物語です。

■ぼくにできること
長く生きれば生きるほど、小さくなっていく感覚がある。
小さい頃、僕にできないことなんて何もなかった。何だってできる、
そう思っていた。今は逆に思う。

僕にはできることなど何もない、と。」(P18)

小さい頃・・・と言っても、小学生くらいの頃。
確かに言われてみると、自分は将来、何にでもなれるって、
根拠のない自信を持っていたこともあったような・・・気がします。

でも、中学に入り高校受験なんてことになってくると
段々と自分の進める道って限られていることに気付いてくるんですねぇ。
で、そのうちに「分相応」なんて言葉を覚えてしまって、
努力しないための言い訳にしてしまう。

確かに人生40年そこそこ生きてしまうと、
今さら「無限の可能性」というのは、さすがにムリ・・・だと思う。
でも、だからと言って今の自分が精一杯かというと、
それも違うような気がする。
単に「こんなもん」と勝手に自分で枠を決めて、
努力してないだけ。
前に進もうとしていないだけ。

ぼくにできること。

ぼくのやりたかったこと。

なんだっけ?

■ピンチの時には
また、声がよぎった。

ピンチのときにこそ、前に出ろ。

これも消防士だった父親がよく言っていた言葉だ」(P100)

ピンチの時って、どーしてますか?

何もしないで、ピンチが通り過ぎるのを待つ・・・
確かに、何もしなければ、失うものは無いのかもしれない。
でも多くの場合、ピンチはいくら待っていても
勝手に通り過ぎてしまう事もないような・・・・
それに、何もしなければ失わない代わりに、得るものもないかも

ピンチの時にこそ、前へ出る。
失敗のリスクありますよね。
怖くないですか?
でも、前へ出ると失敗するかもしれない代わりに
何かを得るチャンスもあるかもしれない

ピンチの時・・・
何もしないで「待つ」か、
それとも、「前へ出る」か。

どっちを選ぶ?

■いま、ここにある
僕の人生は他のどこかにあるのではなく、

「今、ここ」にある。」(P173)

ぼくがもっと輝ける場所は、どこにあるんだろう?
きっと、ここじゃない何処かに
僕が活躍できるステージがあるような気がする。

だって。
ここでは誰も、ぼくのことを分かってくれないし
きちんと見てくれない。

そう思って、別の場所へ行ってみた。

わくわくした!
「ここ」こそ僕のステージだと思えた。

でも、
思えた・・・のは、最初のうちだけだった。

ここも、結局は前と一緒だと気付いた。
良かった!早く気付けて・・・

すぐにまた、別の場所を探しに出かけた。

僕が居る場所を探しに出かけた。

何処に行っても、何だかチョッとしっくりこない。

場所を変えるのでなく、

僕が変われば、

もう少しは、しっくりするのだろうか?



本の内容に合わせて(?)、
ちょっと徒然に、散文的にまとめてみました(笑)

言葉がちょっと悪いですが、そんなに難しいことが
書いてある訳ではありません。
何か新しい知識とかを覚えられる訳でもありません。
でも、読んでみると
何かを思い出す・・・
そして、何かに気付かせてくれる

そんな内容の本だと思います。

正月休みに、のんびりとした気持ちで
読んでみるのも良いのではないかと・・・

ディスカヴァーの干場社長自ら、ブログでこの本のことを
書かれていますので、もしよかったら、そちらもお読みになってみてください。

●ディスカヴァー社長室blog
今のあなたはあなたがあなたに誇れるあなたですか?

では、ありがとうございました。

(残り6冊 タイムリミットまで約38 時間


【▼単行本】

タグ:自己啓発
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2008年12月17日

心に思うこと・・・「原因」と「結果」の法則


Book-No.89
「 「原因」と「結果」の法則 」
AS A MAN THINKETH

ジェームズ・アレン 著
坂本 貢一 訳
サンマーク出版


前回の記事で思わず「三毒追放なんて言ってられない!」と
ひどいことを書いてしまってので、
今日はその罪滅ぼしを・・・・(汗)

今更、私がココで書くまでもなく、
1世紀にわたって読み継がれてきた名著です。

勝間さんが「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100冊」の中で
「『自助論』『7つの習慣』『「原因と結果の法則』の3冊を読めば、
もうお腹いっぱいじゃないですか。自己啓発書に書かれていることは
だいたい共通していて、この3冊に書いていないことなんて、そんなに
ありません」
と書かれているくらいですから、究極の自己啓発本、BEST3の1冊
いうことになりますね。

《参考図書》


■自分の思いが自分をつくる
私たちは、文字どおり、自分が考えているとおりの人生を
生きているのです。なかでも、人格は、私たちがめぐらしている
あらゆる思いの、完璧な総和です
」(P13)

本書で語られているのは、
自分の思いが、自分の人格と周囲の環境をつくりだしている。
ということだと思います。

良い事を考え、行動すれば、良いことが起きるし
邪悪な事を考えて行動すれば、悪い結果を引き起こす

こう考えると、「三毒追放」の意味もよく理解できます。

年中、何かあるごとに
妬んだり、
怒ったり、
愚痴っていたら、
そういう人生になってしまう・・・ということも何だか妙に納得できます。

またもや個人的な話になってしまいますが・・・
三毒追放を意識するようになったのって、
たぶん、ここ3、4ヶ月くらいの間だと思うのです。
でも、そんなに立派な人格者でもない私は
前回の記事みたいに、ものすごく怒ったりする事もあるんです。

そういう時にどうするか・・・?

前回の記事に対するコメントでAliceさんが書いて下さったように
和田師匠から教えて頂いた「陽転思考」ですね。

「陽転思考」は和田師匠が自ら言っているように
否定的なことを考えたり、言ってはいけないとする
ポジティブシンキングとは違って、
落ち込んでもいい、
悲しんでもいい、
でも、それを長く引きずらない。
良いところを探して、早く気持ちを切り替える・・・
ということですから、

怒りがこみ上げてきたら、それはそれとして一旦受け止めつつも
何で自分はこんなに怒っているのか?
どうすれば、良くなるのか?
という具合に自分を第三者的に冷静に見る目を持つようになると
割と悪い感情を引きずらずに済みますよね。

「三毒追放」+「陽転思考」で自分の感情のコントロールが
もっとうまくできるように、修行中です^^

■変な人と思わないで(笑)
自分自身を改善するということは、真の意味での自己犠牲を
払うということにほかなりません。真の自己犠牲とは、心の中から
あらゆる悪いものを取り払い、そこを良いものだけで満たそうとする
作業です
」(P28)

自分の思いが自分の人格や周囲の環境をつくりだすのなら、
当然、悪い思いというものは取り払った方が良いのは自明の理ですよね。

私、最近になって気が付いたのですが・・・

ボーっとしている時とか、道を歩いている時に
自分が、けっこう色々な事を考えたり、感じたりしていることに。

メモを取ったりする習慣があまり無いので、
考えたり、感じたりしたことって、
きっと今まで、片っ端から忘れていっていたんでしょうね、私。

こういう事に気付いた、きっかけがというのがですね、
変な人と思わないで下さいね(笑)
熊野から帰ってきてからなのです。

熊野三山にお参りをして、帰ってきた翌日から
ネガティブな事を考えたり、感じたりするとですね、
自分の心のアンテナに、バシバシと反応するようになったんです。
そして、周囲の人が発するネガティブワードに対する反応も
けっこう鋭くなってしまって・・・・

で、思いました。
自分は今まで、知らず知らずのうちにネガな事を考えていたんだなぁ・・・って。

そんな事を感じるようになった矢先に、この本を読んだのも
何かのご縁かと・・・

そうしたネガティブな自分の思いに対処する・・・という訳でもないのですが、
今では毎朝、毎晩
神棚に手を合わせるときに、感謝することで自分の心が少しでも
浄化できたらいいなと思っています。

■寝床で読む本ナンバーワン
人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、
野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが
生えてきます。
もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなかったら、そこには
やがて雑草の種が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。
すぐれた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、
それを育みつづけます
」(P21)

「10年後あなたの本棚に〜」の中で勝間さんも書かれていますが、
この本の文章は、詩的というのでしょうか・・・
本当に言葉がきれいだと感じました。
だから、素直に心の中に入り込んでくるんですね。

今、寝床の中で読む本のナンバーワンになっています。
100ページ足らずの本ですから、1時間も掛からずに
全て読めてしまいますし、
今日は、このブログにこの本の事を書こうと思っていたので、
風呂に入りながら、湯船の中で読んでいました。。。

何度も何度も繰り返し読んで、心に染み込ませるような
ジワジワ系の本ですね。

一日の終わりに、きれいな気持ちにして眠ると
また、明日も頑張ろう!って思えます。

もしも、未読の方がいらしたら是非とも手にとってみて下さい。
お薦めです!

それでは、今日もありがとうございました。


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タグ:自己啓発
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2008年11月26日

成功すら試練である 「非常識な成功法則」



Book-NO,83


「非常識な成功法則」


お金と自由をもたらす8つの習慣

神田 昌典 著


フォレスト出版



ご存知も、ご存知だと思いますが、


神田さんが書かれた「非常識な成功法則」です。


初めて神田さんの本を読んだという、不届き者です(笑)

既に多くの方が読まれている本だと思われるので、


あまり、クドクドは書くまいと思っているので、


書きたいことを一つだけ。

■成功すら試練である

この本の一番最後、8つ目の習慣のところに書かれている内容が


最も心に突き刺さりました。

成功するということは「光が当たる」ということだ。光が当たれば、


影が濃くなる。そして、影は、成功しつつあるその過程から、


既に濃くなり始める。影はあなたの一番弱い部分で、噴出する


(P235)

私だけかもしれませんが・・・


人生での成功と聞くと、「」とか「名声」という言葉を連想してしまいます。


「お金持ちになる」とか、


「有名になる」ことが、


人生の成功と必ずしもイコールにはならない・・・とは思います。

でも、とりあえず何かのはずみで(?)、年収が10倍くらいに増えたら


嬉しくないですか?


私は正直、ウレシイ!

会社の中で出世したり、世の中の人に自分の活躍が認められて


有名になったりしたら、嬉しくないですか?


これも、私は正直、ウレシイ

「成功」」と捉えるかどうかは人によって違うかもしれないけど、


富や名声を獲得してしまった時に有頂天になってしまって


思わぬところから、転落してしまう人生を私たちはよく目にしますよね。

よくあるのは芸能界。


そして、実業界。

この本の中で神田さんも書かれていますが、


人気絶頂の時に、身内が殺されてしまう、自殺をしてしまう、人に騙される。


あるいは、


一代で企業を大きく育てた経営者が持ち上げられるだけ持ち上げられて、


一気に地に落とされる・・・

まさに光と影な訳ですが、


私読んでいて思いました。


「成功」とは「試練」であるということを・・・・

成功というステージに立たされた時に、


人はやはり実力を試されるのですね。

そこで浮かれて我を忘れてしまえば、転がり落ちるのだろうし、


勝って兜の緒を締めろ!とばかりに


自分を律する事の出来る人は、さらに上のステージに上がる

多分、そんな事じゃないのかな、って思いました。

■宇宙に遊ばれている私たちって・・・?

「結局、宇宙はわれわれと遊んでいるんだと思う」


「宇宙が遊ぶって、どういう意味ですか?」


「災難を与えたと思うと、それを大成功に繋げたり、大成功だと有頂天に


なっていると、そこに罠が仕掛けてあってね。別に悪気はないと思うけど


とにかく遊び好きなんだな」 (P243)

40過ぎのオヤジがこんなことを書くのは不遜だと思うのですが、


よく言われるように、人生ってヤマありタニありだと思うんですね。


ずっと平坦なんてことないじゃないですか。

成功して人生のステージに上がっても、試練があるし


どん底に落ち込んだ人生の中にも試練があるし、


結局、人は一生をかけて、


人生の波の中で「何か」を学び続けていくように


なっているのかも知れませんね。

今日はやたらと哲学的であった、フー(笑)

■おまけ


この本の帯には


嫌な客に頭を下げるな!」とか


謙虚を嫌悪し、傲慢に徹しろ!」とか書かれているので、


何となく食わず嫌いだったのです。

だから、今まで手に取る事もしなかったのですけど、


読んでみると、「なるほど、なるほど」と頷ける内容でしたし、

何よりも、上の方に書いたように


「成功のダークサイド」まで踏み込んで書かれていることで


色々と考えるきっかけになりました。

では、このへんで。


いつも、ありがとうございます!


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2008年10月28日

オヤジなんですけど・・・読んでもいいですか?


Book-No.76
「はあちゅうの20代で「なりたい自分」になる77の法則」

伊藤 春香(はあちゅう) 著
PHP研究所


著者の「はあちゅう」こと伊藤春香さんの事を知ったのは、
以前に和田裕美さんのブログでリンクが張ってあって、
そこから彼女が書いているブログを見に行ったのが
きっかけでした。

女子大生のカリスマブロガーという事ですので、
ご存知の方も多いかも知れませんね。

で、その彼女が最近、新しい本を出版されたという事で、
和田さんのメルマガで紹介されていたり、
こちらのブログでも、紹介されていて・・・
でも、オヤジが女子大生の書いた本を読んでも良いのだろうか・・・?
と若干の戸惑いを感じながらも(※)
手にとって、読んでみました。

(※)何だか女子大生がご自分の事を書いた本って、
日記を覗き見るみたいで、気恥ずかしくないですか?
(そんな事を思うのは、私だけ?)

■先ず最初に・・・
最初に、読んでみての感想ですが、一言で言うなら
すごい!」の一言に尽きると思います。
あるいは、「オヤジ、敗れる!」かも知れません(笑)

実はですね・・・
この本を書店で手に取る前に、不安に思っていた事があるんです。

伊藤さんが以前に出された本(共著ですが)があって、
その本についてのamazonのカスタマーレビューが
けっこう、評価低いんですよねぇ〜

で、もしや「読んでみて、しょーもなかったらどうしよう?」と
内心では思っていたのですが、その心配は見事に
裏切られました!(もちろん、良い方に)

では、なぜ「すごい!」あるいは「オヤジ、敗れる!」と思ったのかについて
まとめてみたいと思います。

■死ぬまでにやりたいことリスト
私は「死ぬまでにやりたいこと」のリストを130まで書いたことがあります。
そして、どんどん書き加えています。同時に達成していっているので、
常に100個くらい夢がある状態です
」(P19)

これってつまり、自分が人生の中で何をやりたいのかリストですよね。
130・・・・すごいです。
確かに中には「金魚すくいで3匹捕まえる」という他愛のないものも
混じっているようですが。

それでも、130の夢ってすごくないですか?
オヤジも二日間、考えてリストを作ってみましたよ。
は、は、恥ずかしながら、50弱しかリストアップできませんでした ( ^ ^;;;

そして何よりもスゴイと思ったのは、リストアップするだけでなく、
ちゃんと実現していっている所ですね。

■反省しても後悔はしない
でも、批判だけ、もしくは提案だけに回るのではなく、常にプレイヤーで
いたいと思っています。それが私の「なりたい自分」像なのかもしれません。
プレイヤーは、後悔してうじうじするより、次のアクションを起こすことが大事。
この先も、批判を恐れて怖気づくのではなく、経験を学びに変えて成長できる
人間を目指したいです
」(P30)

上の方で書いた共著で出版された本(ブログ)に関して、非難を受けた事に
対する彼女のコメントです。

もしも、私が20代の頃に本を出版して、見ず知らずの人から批判されたり、
低い評価を貰ってしまったら、どうだったでしょうか?
多分、相当高い確率で「いじけて」いたと思いますね。きっと・・・
伊藤さんほどポジティブに陽転できていなかったと思います。

失敗しても、うじうじとするのではなく、
失敗は失敗として受け止め、そこから学んだ事を次に繋げていく
その前向きな姿勢は、オヤジ的にも感じるところでした。

■「考え方」よりも「アクション」
この本では考え方の部分より実際の行動について書いた部分の比重が
大きくなりましたが、それは自己啓発書で繰り返し言われている「気持ち」の
部分よりもどんなアクションをとるかのほうが自分のカラーが出せるし、
同世代の人に受け入れてもらいやすいかな、と思ったからです
」(P229)

私としては、この一文が本書の価値の全てを語っているように思います。
確かに、読んでいるとどこかの啓発本で書かれているのと同じような事が
けっこう書かれているんですね。

「あっ、そんなこと知ってるよ!」といって読むのではなく、
そのどこかに書かれていた一文を、
彼女がどうやって具現化していったか、
という部分を読めば、オヤジが読んでもすごい参考になるところが多いと
思います。

だって、「本を読んだら、アウトプットせよ」という当たり前に書かれている
ようなことが、出来ていない私ですから。

ある意味、愚直と言ってよいと思うのですが、
夢を実現するために一つずつアクションを起こしている
伊藤さんの生き方に、オヤジは拍手を送りたいし、
若い者には負けん!」と意地を張って、
これから生きていきたいとも思いました。

彼女と同世代の人が読むと、けっこういい刺激になるんでしょうね。
お薦めです!

■最後に、内緒の話(笑)
営業で有名なベストセラー作家の和田裕美さん(私と同じ出版エージェントに
所属しているので、社長に頼んで紹介して頂きました)は、住所を書いた
名刺を渡したら、ハガキや本を送ってくださるようになりました
」(P221)

いいなぁ〜、和田さんと知り合いなんだ!

と、まるで子供のように思い、すかさず「やりたいことリス」トに
和田さんと知り合いになる」と付け加えたのは・・・・
この私です! (笑)


今日も最後まで、お付き合いありがとうございました。

【▼kindle版】

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2008年10月13日

「話し方教室」最後のレッスンに向けて・・・



Book-No.75


「ブライアン・トレーシーの話し方入門」


人生を劇的に変える言葉の魔力

ブライアン・トレーシー 著


門田 美鈴 訳


日本実業出版



以前から、何度か書いていますが、


「人に好かれる話し方教室」に通っていて、


今度の土曜日(18日)が最後のレッスンになるのです。

で、その最後のレッスンに当たり松本先生から


課題が出ておりまして・・・


「私の大舞台」というテーマで、


3分間のスピーチをする事になっています。

一応、学生さん相手の会社説明会で1時間半くらい話したり、


仕事でプレゼンする機会も以前は、結構あったので、


人前で話すこと自体には慣れてはいるのです・・・


が、緊張はするし、早口になるし・・・


場数をいくら踏んでも、ぜんぜん上達していないのです(汗)

どーすれば、いいのじゃ?

■備えあれば憂いなし


本書はタイトルに「話し方入門」とありますが、


1対1とかのコミュニケーションの場での話し方ではなく、


スピーチやプレゼン、会議の場などでの話し方に


焦点を当てた内容になっています。

ページの一番上に、スピーチの表題を書く。つづいて、話しを


したい論点をすべて書き出す。すぐに二、三枚のメモができるだろう。


そのメモを読み返し、最も言いたいことが際立つように、順番を


入れ替える。ここまでできたら、一度スピーチをして録音し、


行間を十分に取った原稿にして打ち出す。録音を聞きながら


手を入れ、音、構成、なめらかさなどに注意して


満足できるものになるまで録音と手直しを繰り返す」(P112)

要は、


(1)原稿を書く


(2)録音しながら、リハーサルをする


(3)録音を聞きながら原稿を修正し


(4)満足いくまでリハーサルと修正を繰り返す


と云う事ですね。

事前準備が大切!

話し方教室に通うようになってから、時々ですがICレコーダーに


自分が話している声を録音して聞いてみるのですが、


その度に、凹みます・・・・

そして何より、私の場合は事前準備以上に克服をしなければ


ならない大きな壁が・・・・!

■目指せ、80文字15秒!


もっとゆっくり話せば、あなたの声はもっと力強く重みのあるものになる。


聞き手はあなたの話を理解し、よく考えることができる。


あなたは自信に満ちて見え、言葉はさらに重みを持つ」(P130)

もう、いい加減「飽きた!」と言われそうですが(汗)


早口を直さねばなりません!

80文字、15秒というのは、NHKニュースなどでアナウンサーの方が


原稿を読み上げる時のスピードだそうです。


何度か、試してみましたが、


私の場合は、80文字話すのに平均すると13〜14秒くらい。


ちょっと早いんですよね、やっぱり。

それで、最近


過去を振り返ってみると、何となく自分が早口になる時の条件というものが


段々と分かってきたように思うのです。

仮説


緊張すると、その緊張感から早く逃げ出したいために、


早口で一気に話そうとする傾向が強い

■みんなカボチャ


立ち上がって話をする前に、自分に何度も言い聞かそう。


「私は私が好きだ。私は私が好きだ。私は私が好きだ。」


これは自尊心を高め、恐怖心をなくすのに素晴らしい効果がある」(P60)

アメリカ人は「私が好きだ」を繰り返すのかぁ〜


日本人はやっぱり「みんな、カボチャ」でしょ。


もしくは「みんなジャガイモ」か。

最後のスピーチの時には「みんなカボチャ」と言い聞かそう。


話し方教室の皆さん、ゴメンなさいm( _ _ )m(笑)

それよりも、次の深呼吸法のほうが効果があるような・・・


話す前に、何回か深呼吸するとリラックスできる。


最高の深呼吸は、私が「七×七×七」方式と呼んでいるものだ。


これは、ゆっくり七つ数えながら、できるだけ深く息を吸う。


それから、ゆっくり七つ数える間息を止め、


そして、七つ数えながらゆっくり息を吐く。


ゆっくり息を吸い、息を止め、息を吐く、この呼吸運動を七回繰り返す」(P65)

■決めゼリフ


スピーチでは、最初と、特に最後に述べる言葉ほど記憶に残るものはない


(P182)

そうか、そうか。


やはり、最初と最後が肝心という事なのですね。


カッコいい、決めゼリフを考えてみようかな・・・って、


私の場合、そんな事を仕組んだら、意識してしまって


余計、しどろもどろになりそうなので、地道にいきます・・・・

ところで、ご本家の和田さんはスピーチに関して、何と言っているかというと・・・

■注意点は二つだけ


話す順番が狂うと頭の中が真っ白になり、次のセリフがすぐに出てこない


人はレジュメを作成してその順番で話してみてください。


スタートからゴールまで順番に行けば、必ずたどりつけるような


地図を作成します。そしてその最初の1番から順番に話すだけです。


その場合の注意点は二つ。


(1)棒読みにならないこと


(2)項目と項目につながりをもたせること


(「和田裕美の人に好かれる話し方」だいわ文庫 P203より抜粋)

《棒読み注意》


抑揚をつける、間を空ける、という事だと思うのですが、


これも私の場合、焦ってしまうと一本調子になってしまうことが多いので、


要注意事項です!!


本当は和田さんみたいに、話の途中で物まねをして話したりできれば、


もっと聞いている人には興味を持ってもらえると思うのですが。

和田さんの講演会の時の物まねをした話し方は本当に絶品なんです!

《話のつながり》


一応、今日のブログを書きながら少し、前後の話のつながりを意識した


フレーズを何箇所か、埋め込んでみたのですが、


果たして、読んで頂いている皆さんに伝わったでしょうか・・・?

とにもかくにも次の土曜日まで、一週間もないので


夏休みの宿題を慌ててやる小学生みたいですが(汗)

原稿書いて、録音しながら話す練習をして、

なんとか当日には、少しでも良い状態でスピーチできるようにします!

どーなったかの報告は、また後日ということで。

【▼単行本】


===============================================================


《1/52のレッスン・その23》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

それにトンネルって山を登らなくていいように、近道のためにつくったんだよね。


じつはとても早くゴールに到達できる道なんだよ


(「息を吸って吐くように目標達成できる本」和田裕美 著P177)

先日の前橋での講演会のときに和田さんが、このトンネルの話をして下さいました。

トンネルの時期は人の3倍がんばる時だそうです。

人生の中ではスランプになったり、なにをやってもうまくいかない時って


きっと誰にでもありますよね。


まさにトンネルに入ったみたいになってしまう時。

そんな時だからこそ、人の三倍も頑張って・・・


頑張るからこそ、とても早くゴールできるという事なのでしょうか。

前橋土産という事で、少しだけシェアさせてもらいました。

明日からまた、仕事ですね。


お互いに頑張りましょう!



今日も、ありがとうございました。
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2008年10月10日

人生のバランスシート「弾言」



Book-No.74


「弾言」


成功する人生とバランスシートの使い方

小飼 弾 / 山路 達也 著


アスペクト

言わずと知れたアルファブロガー、小飼弾さんが書かれた新刊です。

本書『弾言』では、バランスシートに基づいて世界をヒト、モノ、カネという


3つの要素に「仕訳」して考えます。実体のあるモノを、人間の知恵(ヒト)


によって活かし、カネという価値を生み出しているというわけです」(P005)

バランスシートというのは会社で作られている「貸借対照表」のことですね。


本書の中で、ヒト、モノ、カネがどのように仕訳されているかというと


「資産の部」=カネ


「負債の部」=モノ


「資本の部」=ヒト (※最近は「純資産の部」ですね)


このような形で考えられています。

■ヒトの再建と再生


仕事がない、給料が安い、休みが少ない、人付き合いに疲れる、


恋人ができない、やりたいことが見つからない、老後が心配・・・・


本書はいきなり、こんな暗〜い言葉のオンパレードで始まります(笑)


いや、笑いごとじゃないですね。

こんな暗い毎日から抜け出し、「自分という会社を建て直す」には


どうすればよいのか?


会社を再建する時に最初に手をつけるのはリストラであったり、経費削減という


いわゆる「出を制す」という事から始めることが多いですよね。


本書の中でも弾さんは、そこから書き出しています。


自分でコントロールできる経費削減から始めるのが楽に決まっています。


問題を解決するための基本は、自分でできることからやるということです


(P016)

生活に困ったら、まず経費削減から始めろ』 ⇒お金の節約


カネ以上に時間を節約すべし⇒自分時間の確保


時間がちょっとでも空いたら、本を読め』⇒自分価値の向上


ブログや日記を書いて、自分の状態を客観的に見てみよう⇒自分の現状分析


上手なヒトを徹底的に、真似できなくなるまで真似してみよう


⇒ベストプラクティスの学習


自分がグローバルな競争の渦中にあることを自覚しろ』⇒競合相手の分析


どんなものでも「強さ」になりえる=誰もが強くなれる⇒自分の「強み」の発見

※『』の中は本書の弾言から引用、⇒は私が書き足した部分です。

こうして、弾言を並べてみると、企業の再建手順とほぼ同じ順番で


書かれている事に気付きます。

経費削減、というか、生活に困ったら先ず節約と言うのは誰もが考え、


実行することだと思うのですね。

ただ、企業もそうですが、経費削減ばかりしていると先細りになって


やがて・・・・という事になりかねません。

成功した企業再建の事例を見ていると、リストラや経費削減を進めながら


そこで浮いたお金を原資にして、将来の成長のための投資を行っていることが多い。

本書の中では時間を節約し、本を読み、勉強をして自分価値の向上に努め、


自分の戦うべき土俵を見つけ出す、というような手順で論が進みます。


要は、ただ節約に努めるだけでなく、将来の自分自身の成長のための


投資をどのように行うかが大切なわけですね。

問題を解決するための基本は、自分でできることからやるということです


会社のせい、景気のせい、世の中のせい、と泣き言、恨み言を


いくら言ってみたところで何も解決しないのは自明の理。


先ずは自分で出来ることからスタートするというのは、まさにその通り!

ワーキングプアの問題の本質は、もらえる給料が少ないということでは


ないんです。多くの貴重な時間が奪われているということなんですよ」(P020)


日々を食べていくために、安い時給で長時間労働をするしかない、


その結果として、自分の時間が奪われていく・・・


個人が未来に向けての投資をする際に、お金も確かに必要ですが、


何よりも時間をどうやって捻出するかと云うのが大きな課題になる事って


ありますね。


今更、私がココで言うまでもなく時間は個人にとっての大事なリソースですから


これを安売りしていては、いつまで経っても将来に向けての展望も


ひらけないということです。


ワーキングプアの問題の本質は時間の搾取、というのは私にとっては


見落としていた部分でした。

■プロジェクト単位での働き方


オン・ザ・エッヂに入社した時に、自分のやるべきことをやったら、会社を


辞めようと思っていました。


(中略)


僕のようにプロジェクト単位で働く人間は、会社でベストを尽くしたらスパッと


辞めるべきなんですよ。そうでないと、その後は仕事をしていると


見せかけるためだけの仕事を取ってくることになってしまう」(P143)


今後はプロジェクト単位で人が集まり、それが終わったら解散して、


各人は別のプロジェクトに行く、そういう働き方が増えてくると思います


(P143)

弾さんが、オン・ザ・エッヂを去る時のことを書かれた文章です。


ココを読みながら、「プロジェクト単位で働く」という働き方があるんだ、


という事をはじめて知り、ちょっとしたショックを覚えました。

今、盛んに言われているのは「会社に隷属しない働き方」。


従来のように会社に言われるままに働くのではなく、


個人、個人が働き方を選べるように自分の実力を高めていくという事が


必要だというふうに考える人が増えてきていますよね。


(今のビジネス書ブームを支えているのも、そうした時代のニーズを


反映したものだというふうに言われていますし・・・)

そして企業側も、その時々の景況感に合わせて「雇用調整」という


名の下に従業員の調整をするようになってきました。


その調整弁がいわゆる非正規雇用の人たちと云うわけですが・・・・

ただ、その話とは別に企業が大きく成長するステージとか


あるいはM&Aによって新たな局面を迎えた時などに


外部からスペシャリストを招き入れて、働いてもらう。


そして、その人たちは自分の役割を終えたらまた、


別の会社へ移っていく・・・そんな人が今後ますます増えていくのは


想像に易しいですね。

また、最近「クラウド」という言葉を時々耳にするようになりましたが、


従来の会社組織とは違う、スペシャリスト個人の集まりという


緩いカタチの組織で働くという事も増えるかもしれません。

どうであれ、そこでは「絶対に成果を出す」という高いスキルが


求められるので、個人レベルでもそれに応えるだけの能力が無いと


ダメなわけですが。

■社会相続+ベーシック・インカムという制度


根源的にモノを所有することはできないのです。なぜかと言えば、


人間には寿命があるから。どんなモノでも、せいぜい80年レンタルにしか


ならないんですよ」(P173)

土地、資源、作物などのモノは、個人が「所有」しているのではなく、


この世界から借り受けているもの、というふうに考えてみる。

人が死んだ時に、借り受けていたものは・・・


今であれば、子孫に引き継がれますよね。


でも、この世界から借り受けているものであれば、世界に返すという


考え方、つまり「社会相続」という考え方になります。

ベーシック・インカムというのは、国民であれば一定金額の支給を


国から「無条件に」「個人が」受けられるという制度です」(P192)

死んだ人から社会に返されたモノは、ベーシック・インカムという制度で


国民全員に再配分されるというわけです。

この「社会相続+ベーシックインカム」という制度の良い点として


死んだ人間の持っていたカネがベーシック・インカムとして全員に


ばらまかれる、すなわちストックがフローとなって必要な人間に行き渡る


ようになるわけです」 (P193)

確かに、この考えたかは一理あると思いました。


弾さんは、ストックがーフローとなって必要な人に行き渡るという


カネの再配分」という面を取り上げられていますが、


私はもう一つ、「世襲による格差の是正」になるのではないかと思います。

『子孫に美田を残さず』、とは日本の旧き良き時代の言葉に


なってしまった感がありますが、


社会相続にしてしまえば、金持ちであっても、貧しくても


死んだ時点で、その子供たちには強制リセットが掛かる事になりますね。


確かに生まれてから、親が死ぬまでの間の格差は是正できませんが、


その格差は容認すべきだと私は思います

大切なのは個人の努力の結果によるカネならいくらあっても良いのです。


本人の努力ではない、親の努力の結果をそのまま相続し続けて


「金持ち」であり続ける点が是正できるだけで良い。

それだけでも、この国の形は変わっていくような気がします。

最後に・・・・


確かに弾さんのブログを拝見していると、ものすごく本を読んでいらっしゃるのは


分かっていましたが、よくまぁ本当に色々なことをご存知で!!


その知識や知見の深さには脱帽しました。

個人の問題から、環境問題、今後の社会のあり方まで


色々と多方面に言及されているので、興味ある方は是非、一読を!!

私も本当はもっと、書きたい事もあるのですが、


さすがに、これ以上長くなると読んで頂いている方から


モノを投げられるか、呆れられてしまいそうなので(笑)


今日は、このへんで。

明日からの3連休。皆さんも楽しまれてください!


(私は明日は前橋に行ってきます!)

今日もありがとうございました。

【▼単行本】

【▼kindle版】
posted by penguin-oyaji at 22:13 | Comment(2) | TrackBack(1) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月03日

「自分らしさ」のつくり方



Book-No.71


「あなたブランドを高める12のステップ」

斎藤 広達 著


パンローリングライブラリー

日本のビジネスマンの多くは「○○会社の×××です」と言って


名刺を差し出す事が多いと思います。


この場合、「個人」と言うよりも所属している「会社」の名前で


仕事をしているという事になりますよね。

で、よく耳にするのが会社を辞めた途端にそれまで仕事上で


お付き合いのあった人達から冷たくされたり、


体よくあしらわれたりしたという話。


まさに「金の切れ目がなんとやら」ですね。


こわい、こわい!

ただ、最近になって少し風向きが変わって来たと思うのが、


これからの時代は会社名ではなく、自分個人の名前で仕事が


できるようにならなければ、ダメだ!」という考え方が


聞かれるようになってきた点です。

個人名といっても必ずしもフリーとか、独立して働く事を


意味するのではなく、会社組織の中で働いていても


ペンギンオヤジの仕事だから、信頼できる!」と


いうふうに言われるようにならなければならない!という事だと


思います。

そーなってくると、気になるのが個人のブランディングですね。


会社に寄り添って仕事をしているうちは、それぞれの会社が


自社のブランドイメージを作ってくれるので、


個人で考えたり努力する余地は、そんなに多くはなかった筈。

しかし、個人の名前を背負って仕事をするなら、


自分という人間には、どういう価値があるのかという事を


明確にして、周囲にアピールしていく事が求められるように


なってくる訳ですね。

つまり、今日はそういう本を読みました・・・という


「前振り」なのですが、既にもう前振りとは思えないほど


グタグタと前口上を書いてしまいました!(汗)

■個人ブランディングの骨子


本書では個人のブランド戦略を12のステップに分けて、書かれて


いるのですが、それをもう少し大雑把に括ると、以下のような


4つのステップに要約できると思います。

第1ステップ『ブランド戦略の構築』


・先ずは自分はどういう人間になりたいのかを思い描く


・最終ゴールへ辿り着く迄のスモールステップを設定する


・自分自身の現状を分析する、「能力」と「尊敬」の二軸で分析


・自分が勝負する「バトル・フィールド」を決める


・自分の「強み」は強化し「弱み」は補強する

第2ステップ『戦う武器をつくる』


・強みに磨きをかけて「尖り」に変える


・自分の弱みを補強する、弱みによって強みが消えないようにする


・自分ブランドに哲学、イデオロギーを注入し、他者からの賛同、感動を得る

第3ステップ『自分ブランドを宣言し、証明する』


・ブランドステートメントから自分を表すキーワードを作る


・周囲に対して自分のブランドをPRしていく


・言動を通して、自分のブランド価値を証明して行く


・自分の成長を確認するために、他者からのフィードバックを受ける

第4ステップ『成長と進化の繰り返し』


・時代の変化へ対応するために、自分自身も進化させていく


・強みである「尖り」を時代に合わせて追求する


・活躍する領域を拡大し続ける


・進化の過程でブランドの哲学の根底に流れる思いは変えない

■「バトル・フィールド」と「尖り」


本書を読んでいて、個人的に気になった点は「バトル・フィールド」と


尖り」の部分です。

自分のコレまでのキャリアを振り返ると、色々な部署で色々な経験を


させて貰ってきたのですが・・・・


反面、「コレ!」という突出した部分が無いように思っているのです。


良くも悪くも、「器用貧乏

強いて言えば、未知の分野の仕事を任されても「そこそこ」のレベルまでは


仕上げることが出来る、というのが私の特質かなぁ〜って思うのです。

だから、バトル・フィールド、「コレなら絶対に他人には負けない!


という自分の戦うべき場所(分野)を築き上げたい!などと、


考えてしまいました・・・・


「これなら絶対に他人には負けない!」と言えるようなものがあれば、


そこに磨きをかけて「尖った」人にもなれるのではないかと・・・・

仕事人生の残り半分で、そういったものを見出して、磨きをかけて


いきたいものです。

■泥臭さ


高いブランド価値を手に入れるためには、よく考え抜かれた戦略と


愚直なまでの実践が不可欠だと、本書では繰り返し述べてきた。


(中略)


考え抜くためには精神的なスタミナが必要だし、よほどの気合がないと、


途中で挫折してしまう。愚直に実践するとは、歯を食いしばって


頑張ることそのものだ」(P185)

本文中には「ブランド・ステートメント」、「ポイント・オブ・パリティ」とか


「フレーム・オブ・リファレンス」などなど、


格好いい横文字が出てくるのですが、


最後の最後は「歯を食いしばって頑張れ!」という


非常に泥臭く締め括っているのには何だか、妙な好感を抱きました。

いくら頭で理解をして、口でカッコイイことを言っても


行動して、成果を出さなければ何の意味も無いわけで・・・


その行動する時に必要なのは、知識も必要だけど、


根底の部分では「心の強さ」が必要なんですよね。

自分が信じたこと、やりたいと思ったことを


愚直に、あきらめずに追い求めていく事が、


自分らしさ=自分ブランドになっていくのではないかと思うのです。

【▼文庫本】


【▼kindle版】


===============================================================


《1/52のレッスン・その22》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

自分が新人の頃に、どんなことも新鮮に感動できたこと、素直に


がむしゃらにやったことを思い出してください。


今の状況に慣れて、適当に要領よくやれるようになると、新人の頃の


あのがむしゃらさはいつのまにか失われてしまいます。


それは、とってももったいないことだと思うのです


(「息を吸って吐くように目標達成できる本」和田裕美 著 P53)

今日、初めてお会いする営業の方と2時間くらいお話をしました。


新人営業ウーマンで、今年の春に社会人になったばかり。


1年生選手と社会人暦20年目の私。


基本的には私の方が色々と教えたりする側だと思うのですが、


話しをしていると、逆に私の方が教えられたり、刺激を受ける事も


あったりします・・・

とくに、社会人一年生や二年生くらいの方とお話をさせて貰って


気付くのが「素直に自分の夢」を語ってくれる点ですね。

社会人も長くやっていると、段々と上手くいかない事が当たり前、


みたいに、擦れてきてしまう人が多いのですが、


新人さんには、それが無いんですよね。

私自身も「夢を見なきゃ、何も始まらない」と思っているのですが、


いつの間にか、自分で自分に制限を設けていたり、


日々に流されてしまっていることが多いのです。


だから、新人さんとお話をすると、そういった自分が


普段、忘れてしまっている事を思い出させて貰えるのです。



今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。


楽しい週末をお過ごし下さい。

posted by penguin-oyaji at 21:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月07日

「成功」と「幸せ」


Book-No.65
「3つの真実」
人生を変える”愛と幸せと豊かさの秘密”

野口 嘉則 著
ビジネス社

野口さんといえば、大ベストセラー「鏡の法則」で有名ですが、
スミマセン、未読です!

そんな代表作も読んでいない私が、この本を手に取ったきっかけは
友人の結婚披露パーティでのスピーチでした。
新郎がスピーチの中で、
私は成功と幸せをはきちがえていました・・・云々
と本書の感想を話しているのを聞いて、
これは読まねば!」と思ったんです。

物語形式で書かれている本なので、ネタバレになってもご迷惑だと
思うので、今日はチョッと「さらり」と書いてみたいと思います。

■中心軸
自分に起きてくる出来事を判断するときの、ゆるぎない価値基準と
なるのが中心軸じゃ。(中略)この軸があれば、ピンチや問題に出合っても、
揺れたりふらついたりすることがない。
なぜなら、自分に起きた出来事の意味を正しく理解し、自分が次になにを
選択すればよいかをしることができるからじゃ
」(P48)

自分自身の判断基準=中心軸、という捉え方で良いと思うのですが、
多分、どんな人だって自分の判断基準というものを持っているのでは
ないかと思うのです。

ただ、私が思うのは、「いざ!」という時に適切に正しい判断を
下せるかどうかがその人の器の大きさではないかと。

私事ですが・・・
役員会などの場で、経営的な判断をしなければならない時に
自分自身の器の小ささを実感することが何度もありました。

自分の好き・嫌いや感情で判断をするのではなく、あくまでも会社にとって
正しいか・正しくないかで判断をしなければならないのですが、
時には会社にとっての正しい判断と自分の感情とが相容れない時があって
何度も何度もミス・ジャッジをしそうになりました。

嫌な言葉ですが、リストラを断行する時に個人的に考えれば、
絶対に「否」ですが、不採算で改善の見通しが立たない部署は、
やはり切るしかない。
その判断によって、傷つく人も出てくるし職を失う人だって出てくる。
そういう厳しい状況で、どう判断できるか。
単純に部署の廃止を決めるだけだったら、個人の感情を押し殺せば
判断できるのですが、「人(仲間)」に対してどう報いるかまでを考えるには
やはり自分の中の中心軸がしっかりしていないと、
なかなか判断したり行動したり出来ないものです。

「いざ!」と云う時に、ぶれない判断基準を持って考えられる器の大きな人に
なりたいものです。

■成功と幸せ
世の中には、仕事で成功し、ほしかった物を次々と手に入れ、
それでも幸せでない者がたくさんおる。どんなに金持ちになっても心が
満たされない者。成功したのに不安と劣等感から解放されない者。
目標を達成していく過程で、大切な人間関係を失くしてしまった者・・・・
そんな者たちをわしはたくさん見てきた
」(P58)

前回のブログでも少し書きましたが・・・
必ずしも 成功=幸せ というわけじゃないのですね。

私の場合、物欲が旺盛なので(笑)、欲しいと思ったものは
とりあえず「買う」という生活を続けてきました。
結果として、身の回りに欲しかった物が溢れるようになってきましたが、
それで心が満たされるかというと、「No」です。

多分、この先どんなに豪邸を手に入れようとも、それだけで心が満たされる
わけではない、という事は今までの経験値から何となく想像はつきます。

今、ぼんやりと思っているのは、
利己的な成功をいくら収めても、心は満たされない。
むしろ利他的な目標に向かっていくプロセスが大切なのではないか、と
漠然と思っています。

誰ともつながっていないというのは孤独なものじゃ。しかし、今の世の中、
孤独に生きている者は決して少なくない
」(P63)

いくら成功を収めたとしても、それが自分独りのものだったら、
ちょっと寂しいですよね。

■宇宙の意思
遺伝子に書かれている人体の設計図は、一千ページの本で一千冊分と
いうことになる。『猿がでたらめにワープロを打っていたら、
偶然にも一千ページの本が1千巻、それも緻密に体系化された本が
できてしまった』なんてことは起こり得ないのじゃ。つまり、遺伝子が
偶然できるなどということはあり得ないのじゃ。大いなる叡智を持つ何者かが、
意思を持って設計したとしか考えられない
」(P111)

ちょっと宗教チックというか、スピリチュアル系の話ですが、
聖書の中では人間は神様がつくったということになっていますよね。

中学生、高校生という多感な時期に
(オヤジにも多感な時期はあったのです!)
遠藤周作さんにドップリと浸かっていて小説、エッセイなどを
読み漁っていたことがあります。
狐狸庵先生としてユーモラスなエッセイを書かれた反面で
敬虔なクリスチャンとしてキリスト教的な小説も数多く書かれていましたので、
私の中には自然とキリスト教的な考え方が根付いていたりするのです。
(だからと言って、私自身はクリスチャンではないのですが・・・)

上の方で引用した文章なども、ある意味でキリスト教的だなぁと感じます。

人間の身体のつくり、地球の大自然のバランス。宇宙の仕組み。
自然科学だけでは解明できないものが身の回りには、たくさんあります。
それら全てを神様と結びつけて考えるのは、
ちょっと抵抗も感じるのですが、
「サムシング・グレート」の存在を心のどこかでは信じていたりするのです。

■感謝の心
われわれは心から感謝しながら、同時に不幸を感じることはできない。
感謝することによって、幸せを見い出すからじゃ
」(P138)

和田さんの本を読んでからというもの、感謝の気持ちが大切と思うように
なってきていたのですが、
この言葉で、さらにその気持ちが深まりました。

感謝と同時に不幸を感じることは確かに無いように思います。


「さらり」と書くと言った割には、
相変わらず「くどくど」と書いてしまいました(汗)
この本を読み終えたとき、
なんちゅー本を読んでしまったのだ、俺は!
と思いました。
もちろん、良い意味で。
それくらい私にとっては感動的な一冊でした。

もちろん「鏡の法則」は速攻でamazonしました!
また、以前にブログ仲間の「二代目」さんに教えて頂いた
野口さんのポッドキャスト「幸せ成功法則」の第21回では、
この「3つの真実」の冒頭部分だけですが、ラジオドラマとして
配信されています。
興味ある方は、一度聴いてみるのも良いのではないかと・・・

私としては是非、本書をオーディオブックとしても発売して欲しいと
思っているのですが・・・

【▼単行本】

【▼文庫本】
【▼kindle版】

===============================================================
《1/52のレッスン・その16》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

感謝がなくなると、イヤなことばかり目につき愚痴も多くなるものです。
だから、いつでもどこでも、「ありがとう」でいっぱいになれば、人間関係は
基本的にうまくいくようになっているのだと私は思っています

(「人づきあいのレッスン」 和田裕美 著 P185)

人づきあいの最初の一歩は「挨拶」だと思っていました。
それは多分、そうなんだろうけど
人とのつながりをつくる基本は「感謝の気持ち」なのでしょうね。

今の自分がどれだけ感謝の気持ちを持っているのか
正直、分からないけれど
先ずは「型」からだと思って、とにかく人から何かして貰った時には
「ありがとう」と相手の顔を見て言うようにしています。

今のところ一つだけ言えるのは、「ありがとう」と口に出して言うと
自分の気持ちが良くなることと、相手との空気も何だか軽くなるのは
実感できるようになってきました。

今日も、読んでくださった皆様へ「ありがとう」

posted by penguin-oyaji at 21:31 | Comment(4) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

そもそも、「成功」ってなんだろう・・・?


Book-No.64
「成功本はムチャを言う!?」

新田 義治 著
青春新書

ビジネス書ブームとも言われる昨今ですが、
何冊も、何冊もビジネス書を読んでいるのに
何故かぜんぜん成果が上がらない!
私を含めて、そんな方が多いのではないでしょうか?

失礼な!ワシはちゃんと成功しておる!!
という方がいらしたら、ゴメンなさいm( _ _ )m

本書の著者、新田氏はビジネス本をいくら読んでも
成功できないのは、読者が実践していないからではなく、
そこに書かれている内容(成功法則)と本人のパーソナリティとが
マッチングできていないからだと分析されています。
成功者たちがいっていることは、一般論としては間違っていない
かもしれないけれど、個別論では必ずしも正しくないだろう、と

(P4)
つまり、目標設定やその実践方法も個々人の適性に
合わせたものでなければ、成功も覚束ないという訳です。

平たく言えばあれですね。
「勝間さんのようになりたい!」と思って、勝間さんの言うことを
実行しようと思っても、
「あなたは勝間さんではない」という事ですね。

■個人的特性の4分類
その人が何に行動の価値基準を置くかを考察すると、四つの
傾向があります。すべての人がこの四つの傾向を全部持っていて、
その中のどの傾向が強いかで、考え方や行動や人生観が異なって
いるのです
」(P32)

新田氏が書かれている四つの傾向とは以下の通りです。

(1)目標達成的傾向・・・行動を重視する傾向が強い人
(2)親和的傾向・・・調和することを重視する傾向が強い人
(3)献身的傾向・・・愛し愛されることを重視する傾向が強い人
(4)評価的傾向・・・考えることを重視する傾向が強い人

私の場合、『ストレングスファインダー』での診断結果が
収集心・内省・学習欲・自我・調和性
でしたから、上記の四つの傾向で考えると、
評価的傾向が強いという事になるような気がします。

ちなみに、評価的傾向の強い人というのは・・・
自分が興味を持ち、面白く感じるものに対しては
高いモチベーションを維持しますが、興味がないこと、
面白いと感じられないものに対してはあまり関心を示しません

(P34)

誰だって、そうじゃないの・・・?とも思いますが、
私の場合、確かにこういう傾向が強いような気がします。
人と話していても、自分の興味が無い話題だと軽くスルーしてしまって
相手に合わせようという発想がものすごく希薄だったりします(汗)

世の成功者や、成功本の著者は、数値目標や、困難な目標を立てる
ことでがんばれる人たちです。(中略)
しかい、世の中には、数値目標や、困難な目標を立てることで
がんばれる人ばかりではありません
」(P7)

・納得っス!!
失礼な物言いになってしまいますが、ワタミの渡邉社長の本を
読んでいると、「何でそこまでストイックになって、頑張れるの?」って
思いますもん。

■人生いろいろ、人もいろいろ・・・
本書の中で述べられている事を要約すると・・・

結局、人それぞれ考え方、価値観が違うわけですから、
成功者の成功事例を丸ごとそのまま真似しようとしても、
無理が生じる。
自分に合った方法に読み替えてから実践する必要がある。

と、いうふうなことだと思います。

例えば、「売上前年同期比150%アップ」という至上命題を与えられた時
私のように頭で先ず考えるタイプの人であれば、

「売り上げをアップさせる仕組みを考えよう」という形に置き換えると、
やる気が生まれやすいでしょう。知的能力を発揮することを
目標にするのです
」(P129)

確かに、150%やったるでぇぇぇぇ!
と燃えるタイプではないので(笑)、仕組みを考える方が自分には
向いているような気がします。

そう考えると、他者の成功事例をどれだけ自分に合ったカタチに
変換できるかが大切という事ですね。

■そもそも成功って何?
成功者が説く価値観は、あくまでも一つの成功にすぎません。
そればかりに振り回されて、自分を見失ったら、それこそ成功は
おぼつかないものになります。
すべての人に存在価値があり、すべての人に「成功」があるはずです

(P169)

自分の場合、人に影響されやすいタイプなのか、
よく、「○○さんのようになりたい!」と思ったりします。
格好よく言うと(勝手に)ロールモデルとなる人を追い求めているのです。

しかし、そもそも私と他人は違う人格や価値観を持っている。
であれば、「成功」だって、私と他人は違うものになるのではないか?
仮に勝間さんのようにベストセラーを連発するようになることが
私の幸せなのか?
本田直之さんのようにハワイに住めるようになったら、
私は幸せを感じるのだろうか?

・・・多分、少しは幸せを感じると思うけど(笑)
自分に合った幸せなのかどうかは分からない。

成功=幸せ、ではないように思うのです。

また、その成功というものも
他人と比較するべきものではないと思う。
人も羨むような・・・という物言いがあるけど、
別に人から羨ましがられなくても、幸せだと感じる瞬間はきっとあると思う。

【▼kindle版】

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《1/52のレッスン・その15》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

みんな、経験を増やすために自分に投資して、時には失敗して貧乏になって、
それでもそのぶん経験を増やして強くなって、今という未来をつくったのです

(「息を吸って吐くように目標達成できる本」和田裕美 著 P102)

思えば、ここ数年。ひたすら物欲を満たすためにお金を使いすぎていたような
気がしています、私・・・
まぁ、それはそれで楽しんできたので良いのですが(^ ^ ; ;

ただ後悔することを許してもらえるなら、
もう少し「未来」のために自分自身への投資をしておけば良かったなぁ〜と
思ってしまうのです。

勉強するとか、
海外へ行くとか、
日常では経験できないような事をやってみるとか

経験を通して人は成長するものだと思うので、そういった意味では
もっと「経験」に対してお金を使うべきだったと後悔。

でも、まだまだ遅くはないと思うので、未来の自分に対して
お金や時間を投資していきます!
(あまり、お金ないけど・・・・)



今日もありがとうございました。

タグ:自己啓発
posted by penguin-oyaji at 16:21 | Comment(6) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月24日

自分が持っているものに感謝する地図 「倍速実現マップ」



Book-No,61


5×5マスで夢がかなう!


「倍速実現マップ」

内方 恵一朗 著


ダイヤモンド社

相変わらず、しつこく、


「目標達成」とか「夢実現」についての本を


読み続けているわけで・・・・(笑)

本書のキモは夢実現のためのツールとして


5要素×5項目の25マスを埋めて作る


「コスモ・マップ(倍速実現マップ)」にあります。

■コス・モマップとは・・・・?


このマップは、最初に自分の達成したい目標や、かなえたい夢を


〔プロジェクト名〕として紙の中央に書くことからスタートします。


そして、プロジェクトに対する〔目標〕〔収穫〕〔活動〕〔基盤〕〔人脈〕


という5つの要素をそれぞれ5項目ずつ、計25個記入していきます」


(P18)

コスモ・マップのフォーマットがこちらからダウンロードできるので、


興味のある方は見て頂きたいのですが、


カタチとしては"マインド・マップによく似ています。

コスモ・マップに穴埋めで書き込んでいく5要素は以下の通りです。

〔目標〕・・・最終目標を5段階に分けて、達成期限と数値を設定する


〔収穫〕・・・目標達成したときに欲しい「モノ」「環境」などのご褒美を書く


〔活動〕・・・目標達成するために行う具体的なアクション、アウトプット


〔基盤〕・・・自分の資質を向上させるるためのインプットやスキルアップなど


〔人脈〕・・・目標実現に必要な人を、なるべく実名で5名あげる

それぞれの要素ごとに5項目を書き、合計で25個の穴埋めをすれば、


コスモ・マップの完成です。

■実際に書いてみた!


一応ですねぇ・・・・、チョッと恥ずかしいのですが・・・・


これだけ、「目標達成」とか「人生戦略」の本を読んできたので、


自分でも「My Life Plan(略してMLP)」なるものを書いてあるんですね。

で、今回本書を読んで、そのMLPを基にしてコスモ・マップを書いてみました。

1、マス目が埋められない!


埋めるべき欄が空白のままになっていると、私たちはそれを強く意識します。


「埋めたい」という欲求も働きます。


意識がそのような情報を発信していると、おのずから答えがもたらされます


(P58)

私の場合、3マスが空白になってしまいましたが、


確かにぽっかりと空白になっていると、


何としても埋めたい!」って、色々と妙な事(笑)まで考えてしまいます。

自分に足りない要素が明確になるっていうことですね。

2、〔人脈〕が難しい!


本書の中でも〔収穫〕と〔人脈〕で苦労する人が多いと書かれていましたが、


私の場合、〔収穫〕は割りとラクに書けたのですが(欲が深いのかな?)


〔人脈〕は本当になかなか書けませんでした。

以前、このブログでもちょっと書きましたが、


今までの人生の中で人脈作りとかって、あまり意識していませんでしたからねぇ〜


どーしても、埋めたい!という欲求から、


思わず「嫁さん(募集中)」とか書いてしまいました(笑)

参考になったのは以下のような点です。


次のように〔人脈〕のタイプが5つに分かれると、非常にバランスのよい人脈で


あるといえます。(中略)


1、メンター よき指導者。お手本になる人物。精神的指導者。尊敬する人物。


2、リーダー 方向を示したり、客観的視点に立ち、


あなたなにダメ出ししてくれる人物


3、パートナー 共にがんばる、共に闘う仲間


4、コネクター メンバーの輪をつなぐ人物。(中略)


5、サポーター あなたを援護したり、支えてくれる人物


自分にとって、どういう役割の人が必要なのか考えなければいけないわけですね。

3、Input > Output


コスモ・マップの中に〔活動(Outputに相当)〕と〔基盤(Inputに相当)〕という


要素がありますが、私の場合はOutputよりもInputに偏っている傾向のあることが


分かりました。

何だか典型的な「内省」タイプって感じですが・・・(汗)


色々と本読んだり、セミナーに参加したりしていますが、Inputばかりで、


目標実現のためのOutputに結びついていないという事ですね。

■人生の棚卸し


倍速実現マップを書くことによって、現在の自分の状況を客観的に眺める視点を


持ち、自分自身の棚卸しを経験することになりました」(P40)

実際に自分でコスモ・マップ(倍速実現マップ)を書いてみて、


自分の行動や意識のバランスが目に見えるようになったと感じました。

どういう事かと言うと・・・


上で書いたように、InputとOutputのバランスが悪いので、


Inputにかける時間や手間ヒマよりも、具体的なアクション(Output)にかける


時間や手間を増やしていった方が良いということが分かりました。

また、人脈に関しても今まで殆ど、意識することはありませんでした。

人は1人では生きていくことができません。たとえ、どんなに才能があっても、


素晴らしい仕事を成し遂げたしても、莫大な財産を築いたとしても、共に喜びを


分かち合う人がいなかったら、それは幸せとはいえないでしょう」(P105)

人づきあいが苦手ではあるのですが、自分一人で生きていけるわけではないし、


同じ喜ぶのであれば、人と手を取り合って喜べた方がはるかに嬉しいですよね。

もう10年くらい前なんですけど、ホノルルマラソンに出場したことがあるんです。


自分一人でハワイに行って、フルマラソンを走ったのですが、


ゴールして、ホテルの部屋に一人で戻った時、


無性に日本にいる家族や友人たちと話したくなり、高い国際電話料金の事も


考えずに、あっちこっちに電話しまくりました。

外国での始めてのフルマラソンにチャレンジした喜びを、やっぱり誰かと


分かち合いたいと思ったんですよね。

■自分が持っているものに、気づく旅


足りないものを探すという必死のプロセスを経てから、自分がもともと持っている


ものに気づけると、人はとても楽になるように思います。


(中略)


そして、周囲には、決して完璧ではない自分を支えてくれる人々がたくさん


いることに気づくと、自然とその人たちに対する感謝の気持ちが湧いてきます


(P162)

著者である内方さんの最後のメッセージは、上のような言葉でした。


コスモ・マップを書いて気づくべきは


何が足りないのか」ではなく、


今の自分に備わっているものは何か」であり、


感謝すること」だったんですね。


【▼kindle版】


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《1/52のレッスン・その11》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

目標も同じです。やりたいことや夢があったら、何からするかをまず決めて


ください。


今日、今からできることです。


「今は忙しい」とか「お金がない」とか言わないで、とにかく最初の一歩を


踏みだしてください


(「息を吸って吐くように目標達成できる本」和田裕美 著 P99)

この数ヶ月間の中で自分自身が少し変わったかなぁ〜と思うのが


「今、出来ることをやってみよう!」と


行動することが多少、増えてきた点かなと思います。

前回、前々回のこのブログでも書きましたが、


性格診断をすると、必ずと言ってよいほど「内省」「内向的」な性格と


診断されてしまう私は


本当のその通りで、動く前に頭の中で考える傾向がとにかく強い!


「行動」よりも「思考」なのです。

でも、行動してみなきゃ分からない事だってたくさんあることに


ようやく気付いて・・・


行動しなければ、何も変わらないという事にも


ようやく気付いて・・・

だから、たとえ小さなことでもいいから


今すぐ、行動できること」を


とにかくやってみようと思っています。




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北京オリンピックも終わりますねぇ〜

夏も何だか、もう終わりって天気が続いていますが、

このまま秋になってしまうのでしょうか?

「暑い、暑い」と言っていましたが、

やっぱり「夏」が終わるのは、少し寂しいですね。

今日も、ありがとうございました。
タグ:人生戦略
posted by penguin-oyaji at 16:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月21日

超・主観的、ペンギンオヤジの性格について



Book-No,60


「あなたの天職がわかる16の性格」

ポール・D・ティーがー、バーバラ・バロン 著


栗木 さつき 訳

主婦の友社

前回の「さあ、才能に目覚めよう」に引き続き、


自分自身の性格診断の為の本です。

本書の性格診断は『ストレングス・ファインダー』と比較すると


シンプルです!

4つの特質から、自分に当てはまるものを選ぶだけ。


組合せとして、4×4で「16通り」の性格が考えられるので、


その中で、自分はどのタイプかを診断できるというものです。


(ね、シンプルでしょ? 笑)

性格診断の本ですから、前回に引き続き超・主観的な内容に


なると思います。


おめーの性格なんて知りたくもないわい!!」と


思われて当然かと・・・


適当にスルーして読んでください(汗)

■4つの特質


本書で設定されている4つの特質とは以下の通りです。

1、どのように他人や社会と接し、どのような状態にあると


元気が出てくるか


【外向型】 or 【内向型】


外向型 :注意を外の世界に向け、人と接するのを好む


内向型 :一人でいるのを好み、自分の内面をみつめている

2、どちらの情報に注意を払っているか


【五感型】 or 【直感型】


五感型 :五感を通じて情報を集める。事実を直視する


直感型 :自分の想像力、ひらめきといったものを尊重する

3、どのように決断をくだすか


【思考型】 or 【情緒型】


思考型 :個人的な感情にまどわされず、客観的、論理的に判断する


情緒型 :個人的な価値観や感情をもとに判断をくだす

4、どのようにものごとを進めるか


【決断型】 or 【柔軟型】


決断型 :計画を立て規則を守り、落ち着いてものごとを進める


柔軟型 :柔軟に情報を取り入れ、あらゆる選択肢を考慮して進める

ざっと、こんな感じで4つの特性の中で二択をして、自分自身の性格を


診断するというわけです。

■ペンギンオヤジの性格は・・・?


私の場合で言うと、


『他人や社会との関わり方』は、【内向的】


『情報の取捨選択』は、【五感型】


『決断の仕方』は、【情緒型】


『物事の進め方』は、【柔軟型】


と云う結果になりました。

「内向的・五感型・情緒型・柔軟型」という組合せの人は・・・


【職人肌】


調和を願う繊細な人、不言実行の控えめで温厚な人。


キーワード:調和、誠意、秘めた情熱、忍耐力

ウーム、当たっているような・・・外れているような・・・

多分、ストレングス・ファインダーの結果でも「調和性」という特質が


表れていたので、「調和を願う繊細な人」というのは、


まぁ、妥当な線かなと納得できます。


しかし、後半の「不言実行の温厚な人」というのは、


ちょっと違うような・・・


どっちかというと、「有言実行」または「有言不実」のような気がします。


それに温厚じゃないし・・・


(机を叩きながら、部下を叱り飛ばすようなヤツですから)

就職活動をしていたときに(20年位前ですが)、適性検査を何度か


受けたことがあるんです。


結果は決まっていつも、「研究家」とか「芸術家」でした。


要は一人黙々と作業をこなすタイプ。


ですから、今回の「職人肌」という答えもほぼ同じ線ですね。

つーことは、20年間、社会で働いて色々な経験もしてきましたが、


基本的には何も変わっていないという事ですよね。

人の性格なんて、そんなに変わらないものなのでしょうか・・・?

■さて、私の天職は?


本書のことを性格診断の本と冒頭に書いてしまいましたが、


本当は自分の天職を探ることが、そもそもの本書の主旨なんです。


最後の第3部に「あたなたの天職を知るための「ワークシート」」というものが


付いていて、自分の特質や性格、過去の仕事の経験などを分析して、


自分に合った仕事(職業)を見つけ出すという仕組みになっています。

私の場合、前回の『ストレングス・ファインダー』でも、今回の「性格診断」でも、


想定の範囲内というか、予想通りの答えだったわけで


そこに書かれている仕事(職業)も、本当に天職なのかと言われると


ちょっとビミョーだったりします(汗)

性格診断で決めた未来よりも、自分の気持ちで未来を決めていきたいと


思うのでした。

・・・と、思うあたりが「決断の仕方【情緒型】」そのものだ!(笑)

【▼単行本】


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《1/52のレッスン・その10》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

変化にはちょっと障害もあるかもだけど、変化の過程でそれがなくなって、


だんだんチャンスに変わるのだと私はずっと昔から思っています。


(中略)


大変な時期はあっても、それを受け入れて動けば、きっといい方向に


向かいます


(「息を吸って吐くように目標達成する本」和田裕美 著 P43)

今日の私は、こんな感じでした。


(・・・って、書かれても読んでる方には「?」ですよね)

ワケあって、将来のために自分自身にウン十万円の投資をすることにしました。


金銭的にも、また肉体的にも「ちょっと、しんどいなぁ〜」って思うのですが、


自分から行動して、「変化」してみようと考えました。

今日はその第一歩を踏みしめてきました。

大変な時期はあっても、それを受け入れて動けば、きっといい方向に


向かいます


という、和田さんの言葉を信じて、


これから少し、勇気を持って頑張ってみます。




今日も最後まで、お付き合いくださって、ありがとうございました。
posted by penguin-oyaji at 21:47 | Comment(4) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月18日

ペンギンオヤジの5つの強み・・・「さあ、才能に目覚めよう」



Book-No,59


「さあ、才能に目覚めよう」


あなたの5つの強みを見出し、活かす

マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン 著


田口 俊樹 訳


日本経済新聞出版社

01年出版でちょっと前の本ですが、


勝間さん推薦という事で、最近になってまた売れ出したらしい・・・


色々な方のブログでも、けっこう取り上げられているのを見かけます。

そして、話題になっている割に、書かれている内容については


あまり論じられることが無く、もっぱら『ストレングス・ファインダー』


結果ばかりが話題になっているような気がします(気のせい?)

一応、ご存知ない方のために・・・


この本を(新刊で)買うと、自分の強みを5つ診断してくれる


『ストレングス・ファインダー』というプログラムにアクセスできる


IDナンバーが付いてくるのです。


※一つのIDで診断できるのは一回だけなので、古本で買うと


既に前の持ち主が診断した後になってしまうので、


肝心の強みを診断することが出来ないという仕掛けに


なっているようです(ご注意を・・・)

さて、人生戦略とかキャリアプランの本を読むと


異口同音に「自分の特質」とか「長所、短所」を知っておくべし!


書かれていますので、私も早速、『ストレングス・ファインダー』を


やってみましたよ(ちゃんと本も読みました・・・)

結果(ペンギンオヤジの強み)

・収集心

・内省

・学習欲

・自我

・調和性

と、こんな感じになりました。


まぁ、自分としては妥当というか、予想の範囲内って感じでした。

【収集心】


あなたは知りたがり屋です。あなたはものを収集します。


(中略)


あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、ものを捨てることに不安を


感じます」(P134)

はい。当たってます!!


本当に物が捨てられない性格で、会社も家も机の上や周りには色々なものが


ゴチャゴチャと積み上げられています。


あまりに雑然としているので、時々、整理して捨てようかと思うのですが、


もしかしたら、必要になるかも・・・」と思ってしまい、結局はいつまで経っても


片付かないのです・・・

これって、強みなのか??

収集心の強みを活かすためには・・・


常に企業内のニュースを伝える。(中略)きっと読みたがるだろうと思われる


本や記事や書類は、できるだけこの人の手に渡るように心掛ける」(P271)


だ・か・ら!そんなことされたら、机の上が余計に汚くなるでしょ!(笑)

【内省】


あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。


あなたは頭脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。


(中略)


単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです」(P162)

要は妄想好きということでしょうか・・・


まぁ、頭の中で色々な理屈だとかをこねくり回す方ですから、


これも当たってます。

【学習欲】


あなたは学ぶことが大好きです。(中略)あなたはいつも学ぶ「プロセス」に


心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては


刺激的なのです」(P103)

他の方のブログを見ても、この「学習欲」を持っている人は多いようで・・・


どなたかが書かれていましたが、1600円もする厚い本を買って読もうと


思っている時点で、既に学習欲満々な気がします(笑)

でも、内容や結果を重視するのではなく、学習していることが楽しい・・・って


単なる勉強オタクでは・・・???

学習欲の強みを活かすためには・・・


企業内の討論会やプレゼンテーションを取り仕切るよう促す。


人に教えることほど自らが学習できる機会もないからだ」(P253)


どーりで、勉強会で発表したり、プレゼンしたりするのが好きな訳だ・・・私。

【自我】


あなたは、他人の眼にとても重要な人間として映りたいのです。


もっとはっきり言えば、あなたは認められたいのです。あなたは聞いて


ほしいのです。あなたは目立ちたいのです。


(中略)


独立心の強いあなたは、仕事を単なる仕事ではなく、自分の人生そのものに


したいと考えています。そしてその仕事の中で、好きなようにやらせてほしい、


または自分のやりかたでやるための余地を与えて欲しいのです」(P127)

思い当たる節(その1)


確かに目立ちたがり屋である!


高校生の頃とか、目立ちたいという理由で生徒会長やったし・・・


文化祭の後夜祭で、職権乱用して「ハイティーンブギ」(byマッチ)唄ったし(笑)

思い当たる節(その2)


会社員なのに、上司に言われた仕事そのままやるの大嫌い!


自分で考えて、企画して、実行するのが大好き。

たいしてリーダーシップなんか持ち合わせていないのに、


何でリーダーとかやったりするのが好きなのか、自分でも不思議に


思っていましたが、この「自我」のせいなのか!!

ウーム。

【調和性】


あなたは同意点を求めます。あなたは、衝突や摩擦から得るものはないという


考えを持っているため、そのような争いを最小限にしようとします」(P158)

これも確かに!って感じです。


会議の議長とかやっていて、意見が対立した場合はお互いの良いと思うところを


少しずつ取り入れて、落としどころを探る傾向強し!


まぁ、国会でいうところの「玉虫色」という事なのでしょうが・・・

完全に「調整型」な私です。

細かいところでは異論もありますが、概ね「当たってる!」って感じの結果でした。

(・・って、私も結局、本の中身については何も書いてませんね・笑)

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《1/52のレッスン・その9》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

今、持っていないものがあればあるほど、それを原動力に前に進めるのかも


しれません

「「もっとこうなりたいなぁ」と思う気を持ちを「自分の目標」というプラスとしてとらえ


た人は、そのプラスのぶんだけ原動力が大きくなり、目標達成へのスピードも


速くなります


(「息を吸って吐くように目標達成する本」和田裕美 著 P181、P182)

上の方で書いた『ストレングス・ファインダー』の結果を見て、


本当は「もっとこうなりたいんだけどなぁ」て思ったんです。


※「社交性」とか「活発性」に憧れが・・・(笑)


で、その時に思い出したのが、和田さんのこの言葉。

自分に無いものを「無い物ねだり」しても何も始まらないし、


それよりも先ずは自分に強みがあった事に感謝しなければ。!

それと「人づきあいのレッスン」にこんな事も書いてありましたよね。


人間、手持ちのカードでしか勝負できません。


けれど必ず、手持ちのカードの中にいいカードがあるはずです


(「人づきあいのレッスン」和田裕美 著 P176)

好き嫌いはともかく、自分には自分の手持ちのカードがあるのですから、


その中で、頑張ってやっていけば良いのですよね。




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日本女子バレー、何とか予選通過を通過して準々決勝に進みました。


が・・・今度の相手は強豪のブラジル!

残念ながら、今の日本の実力では勝つのは難しいと正直、思うのですが、


せめて一矢報いるような戦いを見せて欲しい!


って、テレビ中継が無いような・・・(注目度、低すぎ!)

「ニッポン、チャチャチャ!」



今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
posted by penguin-oyaji at 23:14 | Comment(6) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月13日

小宮氏と和田裕美さんの共通点「新・目標達成法」



明日から「仕事ができる」と言われる


「新・目標達成法」

小宮 一慶 著


講談社

前回は小宮氏と勝間和代氏との共通点を探りましたが、


今回は和田裕美さんとの共通点です。


何だか、比較対象が私の好きな著者に偏っていますが、


ご勘弁を・・・

■積極思考


成功するには積極思考が不可欠だと考えます。何事にも後ろ向きに


ジメジメ考えていては、人に好かれないし、何よりも楽しくない。チャレンジも


しない」(本書P43)

ポジティブな人ってあきらめないし目標をもっているから進むのですよね。


できない理由をみつけるほど考えないし複雑でもない


(和田裕美著「営業のビタミン」P13)

私個人では、どちらかというとネガティブな性格ではないかと思っています。


でも、会社の中などで色々な人に出会って話をすると私以上に


ネガティブな人がいたりして・・・


そういう人の話を聞いていたりすると、ものすごく疲れを感じることに


ある時、気付きました。


今でもマイナス思考に陥ってしまうこともあるのですが、


でも決めているんです。それを言葉にして人に話すのはやめようと。

小宮さん、和田さんともに「積極思考」をうまく取り入れていますよね。


ありきたりの話ですが、


積極思考は元気になれるし、前に突き進んでいく原動力になります。

■陽転思考


人と待ち合わせをしていて待たされたときにあなたはイライラしているでしょうか?


それとも「来ないんじゃないか」と不安になっているでしょうか?


それらは消極思考です。


積極思考の人なら、「待っている時間だけのんびりできた」「周りの景色や行きかう


人を観察する時間ができた」「本を読む時間が取れた」と前向きに考えます


(本書P47)

この考え方って和田さんがよく言う「陽転思考」そのものだと思います。

とにかく今の自分の目の前の状況が最悪に見えても、明るい方に考え方を


切り替えれば、その時期を越えると、必ずどんどんよくなっていきます


(和田裕美著「人づきあいのレッスン」P175)

和田さんの言葉を借りれば「事実は一つ、考え方は二つ」、物事には必ず


プラス面とマイナス面があるという考え方です。

先ほど自分はネガティブだと書きましたが、


和田さんの本を読んで、陽転思考の考え方を知り、それを自分の考えの中に


取り込むようになって、だいぶ救われているんです。

ジメジメ考えているよりも、明るく元気でいたほうが気分もいいですもんね。

■人は理屈では動かない


人を理屈で動かそうとする人がいますが、理屈だけで人は動きません


(本書P159)

人は理屈ではなく、感情で動くと和田さんもよく書かれたり、話されたり


しています。

小泉元首相も会見で、同じようなことを言っていたのを聞いた事があります。

私、天邪鬼ですからよく経験するのですが、


正しいことしか言ってない人の話を聞くと、すごく反発したくなるんです(汗)


理屈では理解しているんですけど、感情が付いていかないんです。

人を動かすって本当に大変だし、難しい事は経験済みですが、


いかに同じ価値観をもって貰えるかがポイントかなと思っています。

■ニコニコ


ニコニコしていると、自分も気分がいいし、周りの人の気分もよくなります。


逆に、気分があまりよくないときでも、ニコニコすることにより気分が明るく


なることがあります」(本書P162)

面白いから笑うのではなく、楽しくなって、いい空気を出したいから笑うのです


笑顔は笑いかけられた人を幸せな気分にするのです


(ともに和田裕美著「人づきあいのレッスン」P59、P61)

高倉健さんが好きです、私。


だから、眉間にちょっとシワなんか寄せて陰のある雰囲気がカッコいい!と


長い間、思っていて


自分も影響されて、そんな表情をしていました!(似合いもしないのに・・・)


でも、何だか分からないけど暗い表情をしていると本当に周りの空気が


悪いですよね。


似合いもしない顔を作っているよりも、どうせならニコニコして明るい気分で


いた方が得だと、思うようになりました。もっと早く気付け!って話ですが・・(笑)

●まとめ


今回は小宮さんと和田裕美さんの共通点をまとめてみました。


で、前回も書きましたが、


異口同音に同じような事が書かれていることって、そこにはきっと何かしらの


真理性みたいなものがあるのではないかと思うのです。


それを取り入れる、取り入れないというのは読んだ人それぞれの考え方次第だと


思うのですが、せっかく本を読んで良いとおもった事、それも複数の著者のお墨付き


だったら、先ずは(騙されたと思って)やってみた方がいいかなって思います。


でないと、何のために本を読んだのか意味が無いような気がするから。

ぶれない正しい考え方、いわば人間の「芯」をもつことが長期的な成功の


大原則だということを多くの成功者みてきて確信しています」(本書P168)


色々と勝間さんや和田さんとの比較などを書きましたが、


私が本書でいちばん共感したのは、この部分です。

私も成功している企業には、しっかりとした理念が根付いていると


思っているのですが、その理念の基は、小宮さんが書かれているように


人間の「芯」なんだろうと思います。

そもそも正しい考え方なんて、あるのか?と思う部分もあるのですが、


本書の中でも書かれているようにヒントは、長い時間、読み継がれてきた本の中に


あるのかも知れません。

さて、今日は天気も良いので午後は出かけるか、それとも掃除をするか・・・

今日も、お読みいただき、ありがとうございました。

《参考図書》





posted by penguin-oyaji at 12:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする