2008年03月03日

Book-No.4「プロの学び力」


「プロの学び力」 清水久三子著 東洋経済新報者

(ISBN : 978-4-492-04291-5)


一番最初の【プロローグ】にも書きましたが、私の悩みは

いくら本を読んでも、それが全然と言って良いほど

”身に付かない!”と云う事です。

「ふーん」とか、「へー」とか「なるほど・・・」と思ったりは

しますが、基本的には、ただ読んで、それでお終い。

これでは、単に暇つぶしに本を読んでいるのと全然変わらない!と

思っていました。


そんな折に手にしたのが「プロの学び力」。

いわゆる”学習法”に関する本です。


著者の清水久三子さんは、IBM ビジネスコンサルティング サービスという

外資系コンサルタント会社で、コンサルタントの育成などの業務に

携わり「プロを育てるプロ」としてのキャリアを積んでこられた方です。


学びには四つの段階がある

1.概念の理解 (知っている 知識)

2.具体の理解 (やったことがある 経験)

3.体系の理解 (できる 能力)

4.本質の理解 (教えられる 見識)


そして著者は言います。

バリューが出せるレベルとは3と4だ

でも9割の人は「学んだだけ」で終わっている(バリューを出すレベルに

達する前にやめてしまっている)


学びにもステップがある、と云う認識は私には、この本を読むまで

全くありませんでした。

それから、これまでの私は”四つの段階”に当てはめると

「1.概念の理解」あたりをウロウロしていただけのように思います。

本を読んで知識をインプットして、それで満足してしまっていたように

思います。


それから、私の本の選び方にも問題があった事に気付かされました。

本屋さんへ行き、ビジネス書のコーナーに辿り着くと、

何となく興味ある分野とか、好きな著者の本を手に取ると云うような

感じで、完全に”乱読”状態


「何のために学ぶのか」「どんな自分になりたいのか」を明確にして、

「私はこういう仕事をして、こういう風になりたい」というキャリアビジョンを

描きましょう。そこから逆算をして、学ぶべき知識やスキルを決定するのです」


決定的に私に足りなかったのは”目的意識”だと云う事に気付かされました。

やみくもに本を読んで、勉強した気になって満足していたに過ぎませんでした。

目的が無い訳ですから、単に知識をインプットしただけで、

その知識を活用したり、応用して仕事などに活かす事も出来ないでいたのです。


当り前と言われてしまえば,その通りなのですが,

そんな”当り前”に気付かせてくれただけでも、私にとっては価値ある一冊でした。


全体としては”四つの段階”ごとに、どのように学習をすれば良いのか、

効果的な学習方法などが簡潔にまとめられた内容になっています。

少々、物足りない部分もありましたが、要はこの本に書かれているメソッドを

基本として、自分なりの工夫を加えていけば良いのだと思います。


そして最後に・・・

私がこうして読んだ本の事をせっせと、誰に読んで貰うでもなく,

アップしているのも、この本に出会ったからなのです。

【▼単行本】

【▼kindle版】


タグ:学習法
posted by penguin-oyaji at 19:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 知的生産・思考力・読書術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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