2019年05月20日

【ライフハック】「勝間式超コントロール思考」

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「勝間式超コントロール思考」

勝間和代:著

アチーブメント出版

久しぶりに勝間和代さんの本を読みました。

私がビジネス書などを読むようになった2008年頃、ちょうど勝間さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術」や「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」といった本がベストセラーになっていて、一部では「カツマ本」とも呼ばれちょっとしたブームになっていました。

私もその頃、かなりのカツマ本を手にしました。

しかし、その後勝間さんは自己啓発書や勉強本から遠ざかり家事に関する本などを出されるようになっていきました。

そして私自身もあまり本を読まなくなり、自然とカツマ本を手に取ることもなくなっていたのです。

Amazonの内容紹介

人生を最適化する究極の思考法。超コントロール思考とは「お金と時間を効率的に使いながら自分のイメージ通りに人生を動かすスキル」です。自分のできることがどんどん広がる→ストレスがなくなる→毎日が大満足。だから、「超コントローラー」の人生は最高に楽しい!

超コントロール思考とは何か?

この本のタイトルにもなっている「超コントロール思考」とは何なのか?

「コントロールをする」ということは、「受け身的に生きるのではなく、自分が主役となって主体的に生き、そして、環境や周りに働きかける」ということになります。

自分が影響を与えることができるーーーつまり、自分がコントロールできることを増やしていくことこそが、主体的な生き方へとつながるということです

この本の中で勝間さんも書かれていますが、自己啓発本の名著「7つの習慣」の第一習慣●主体性を発揮するに書かれていることと「超コントロール思考」はほぼほぼイコールだと思います。

自分の身の回りの問題、例えば人間関係や仕事関係のこと、お金の問題などについて他人や周囲の環境のせいにするのではなく、自分が主体的に周りに働きかけて問題を解決したり、快適な環境を手に入れるという考え方のことです。

超コントロール思考で大切なもの

超コントロール思考を手にするために必要なものがいくつか挙げられていて、大きくは以下の2点について具体例などを挙げながら解説されています。

1、選択肢を広げる

2、知識を得る

反対に排除すべき「学習性無気力」についても丁寧に書かれています。

選択肢を広げる

自分がコントロールできる範囲を広げるためには、具体的には何をすればいいのでしょうか?答えから言ってしまうと、「なるべく選択肢を広く持って自分がコントロールしやすい選択を続けること」となります。

私が学校を出て就職をしたのは1988年でした。

世の中は「円高不況」の真っ只中でその後の氷河期ほどではないにせよ、学生の就職はそれなりに厳しいものがありました。

そんな状況の中で私が得た内定は2社でした。

たくさんの選択肢があるという状況ではありませんでしが、一応自分の第一志望の企業からは内定が出たので、その会社に決めて就職活動を終えました。

これで自分で働く会社を自分の意思でコントロールできた!と、言えるのかどうか分かりません。

ただ、一つだけ言えることがあります。

私が新卒で入社したその会社は20年後に多額の負債を抱え倒産寸前まで追い込まれ、大規模なリストラを行いました。

私もその倒産するかどうかという騒ぎの中で退社しました。

でも、少なくとも1社の内定を辞退して自分が決めた会社だったので、「もし、あの時もう1社の方にしていたら・・・」というような後悔はまったくありませんでした。

「選択肢がある」「選択肢の中から自分で決めた」という状況であれば、責任は自分自身にあると思うのです。

選択肢を広げる、というのはコントロール感を生むと同時に自身の納得感も生むものだ思います。

もしも、1社しか内定が出なくて選択肢がないまま入社していたら、やはり色々とやり切れない思いがあったのではないかと思うのです。

ちなみに、私が辞退した会社の方もその後、経営に行き詰まり身売りする運命を辿りました。。(苦笑)

知識を得る

コントロールの要になるのは、実はさまざまな情報から得る知識です。

コントロールするためには、選択肢を増やす必要があり、選択肢を増やすためにはさまざまな気付きが必要であり、その気付きの土台になるのは知識ですから、ぜひ、知識獲得には誰よりも貪欲になってください。

知識・情報を得る→選択肢が見つかる(広がる)→コントロール感が生まれる。こういう流れですね。

知識や情報を得るためにネットを検索したり、関連する本を読むということは誰しもがやっていることだと思います。

それに加えて、詳しい人に聞くという手もありますよね。

情報収集に不可欠なのが、コミュニケーションです。何かしらの情報を仕入れ、コントロールしようとしたときには、周囲とのコミュニケーションが必ず発生します。ある問題を解決したいとき、一人でできなかった場合には、その問題解決について他の人へ助けを求める場面があり、それによって劇的に解決することが多々あります。

2年前、私が癌を宣告されたとき先ずは癌とはどんな病気なのか、どのような治療法があるのかについてググったり、癌に関する本を読み漁りました。

舌の2/3を切除する手術は、できれば受けたくないと思っていました。そして、代替手段としていわゆる民間療法に頼ろうと考えるようになっていました。

結論から先に書くと、最終的に私は民間療法ではなく嫌がっていた手術を受けることを選択しました。

「切らずに済む民間療法みたいなもので何かいい方法はないかなぁ?」と友人、知人に相談したときに「切るという選択肢があることは忘れないで」とか、中には「どれだけ多くの芸能人が民間療法の犠牲になったと思っているんだ!」と真剣に怒ってくれる人もいました。

加えてセカンドオピニオンでは、手術することがどれだけ理にかなっているかということを丁寧に詳しく説明してくれました。

そういう友人たちの助言やセカンドオピニオンといったリアルな場面での情報があったからこそ、私は正しい選択ができたと思っています。

もしもあの時、ネットや書籍の情報だけを頼りにして、民間療法という選択をしていたら・・・・そう考えると、ぞっとします。

情報収集というとネットや本、マスコミの情報に頼りがちですが、勝間さんが書かれているとおり周囲とのコミュニケーションが正しい選択に導いてくれるのかも知れませんね。

「学習性無気力」から脱する

わたしたちの人生において、さまざまな人間関係や仕事、お金について、あるいは習慣をコントロールしようとした場合に障害となってしまうのが「学習性無気力」です。これは「学習性無力感」と訳している場合もある、一つの心理学用語です。何かをコントロールしようとしたり、自分の意思を表そうとしたりしたときにうまくいかない、もしくはできないことがしばしばありますが、そのできないことが数度重なることで「自分はそれができないのだ。コントロールできないのだ」と間違った学習をしてしまい、二度とチャレンジをしなくなることをいいます。

何度チャレンジしてもうまくいかない・・・そういうことありますよね。

早起きして朝活したい!そう思っていた頃がありました。

でも、何度挑戦しても早く起きられないんですよ。

「元々、夜型人間だから自分には無理なんだ」今ではそう思っています。

でも、きっとこれが典型的な「学習性無気力」というものなのかも知れませんね。

では、こういう状態に陥らないためにどうすればいいのか?

情報を集め選択肢を増やし、手を変え品を変えとにかくチャレンジを続ける。それでもうまくいかなければ「今は時期ではない」といったん棚上げにして別の時期に再チャレンジをする。

勝間さんが別の本で「じゃんけん!じゃんけん!またじゃんけん!」と書いていたことを思い出しました。

要は一度やってダメだったら、二度。二度目がだめだったら三度とあきらめずに挑戦を繰り返すということです。

まとめ

夜の飲み屋さんに行くと、お父さんたちが上司の悪口を肴に一杯という光景が見られますよね。

私はストレス解消のために赤提灯で愚痴るのもぜんぜん「あり」だと思っています。昔から「すまじきものは宮仕え」というくらい、思い通りにならないのが世の常ですから。

(勝間さんはコントロール思考のためには酒は飲むな!と書いていますが・・・)

でも、全面的に愚痴が解消されることはないにせよ、一つでも二つでも自分がコントロールできるようになったら嬉しくないですか?

「けっきょくダメなんだよなぁ」とずっと愚痴を言ってストレスを抱えながら生きていくのか、それとも少しでも快適に生きていけるよう自分のコントロール出来る範囲をひろげていくのか、どっちの生き方を選ぶのか?この本を読みながら、漠然とですが、勝間さんからそんな宿題を出されているようにも感じました。

この本に限らずですが、勝間さんの本はとても論理的だし、国内外の研究成果などもたくさん引用されていて、具体例も豊富なので読んでいると、とても納得感があります。

現状を少しでも変えたい!そういう気持ちがあるなら、一度読んでみるのも良いのではないでしょうか?

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posted by penguin-oyaji at 20:41 | Comment(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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