2017年01月08日

ちょっと心が疲れた時はイマココに集中!【「世界のエリートがやっている 最高の休息法」】

 

「世界のエリートがやっている 最高の休息法」

久賀谷 亮:著

ダイヤモンド社

一時期、Appleの創業者、スティーブ・ジョブズも瞑想をしていた!

という、ライフハック系のWEBサイトなどで瞑想に関しての記事をよく目にしました。

私もそんな流行にのっかって2012年頃から瞑想というものをやるようになりました。

でも、もともと何の目的もなく、ただ流行にのっかっただけですから、あまり効果も感じられず、ただ何となく続けているだけの状態でした。

続けている、といっても1か月に10回とか15回とか、そんな感じ。

でも!

昨年(2016年)、この本を読んでから効果も感じられるようになってきたし、何より日々、途切れることなく瞑想を続けられるようになってきました!

Amazonの内容紹介

「疲れがとれない…」こんなに休んだのになぜ?

――アイドリング状態でも勝手に疲労を溜めていく脳には

「科学的に正しい休ませ方」があった!

 集中力や行動力を高める究極の休息メソッドを、

イェール大で学び、米国で18年診療してきた精神科医が明かす。

■習慣化のキモは同じ時間、同じ場所

1日5分でも10分でもいいので、毎日続けることが大切

・同じ時間、同じ場所でやる(脳は「習慣」が大好き)

「三日坊主」という言葉がありますが、「やるぞ!」と意気込んでみてもなかなか続かない、続けられない・・・そんな経験をした方も多いのでは?

私も瞑想を始めてはみたものの、とても毎日続けられず3日やっては、2日さぼって・・・みたいな感じでした。

以前は、朝起きたときとか、お昼ご飯を食べた後とか、夕方とか、とにかく「出来る時にやる」という感じでした。

だけど、これだと面倒くさいから、とか、後でやろう的なことを考えてしまって結局やらずに一日が終わるということが多かったのです。

だけど!

「同じ時間、同じ場所でやる(脳は「習慣」が大好き)」

という一文を読み、

・夜、寝る直前に

・ベッドの上で

・10分間の瞑想をする

と、決めてからは、どーしたことか、1日も途切れることなく50日以上も継続できています!!

時間と場所を決めることで、「いつやるか?」「今でしょ!」的な判断をいちいちする必要がなくなり、継続しやすくなる効果があるのかなぁ、と思うのです。

そして

たぶん、時間と場所を決めるということは、瞑想に限らず新しい習慣を続けていくのに有効な方法なのではないでしょうか?

■大切なのは、イマココ!

脳のすべての疲れやストレスは、過去や未来から生まれる。

すでに終わったことを気に病んでいたり、これから起きることを

不安に思っていたり、とにかく心がいまここにない。この状態が

慢性化することで心が疲弊していくんじゃ。

これはすごい納得!

例えば、電車に乗って車窓の風景を眺めている時、あるいは料理を作っている時、

ふと気付くと、目の前のこととは関係の無いことを考えている。

それは、過去に失敗してしまったときのことや未来に対する漠然とした不安だとかに心が囚われていたりするんですよね。

思うに・・・

過去や未来というのは時の流れがつくりだす蜃気楼のようなもの。

いくら追いかけても(考えても)、決して手に触れることはできない。

そんな蜃気楼を追いかけても、疲れるだけだったりするのではないか、と。  

脳のアイドリング中に浮かんでくる雑念こそが、脳疲労の最大要因の

1つであり、 その雑念を抑えることで脳を休ませるというのが、

マインドフルネス瞑想の基本メカニズムらしい。

脳のアイドリングというのは、つまり電車に揺られたりして意識的な活動をしていない時のこと。

そんな時についつい考えてしまうムカつく上司のひと言(笑)

そんなことをしていたら、確かに脳が(心が)疲れちゃいますよね。

脳をムダに疲れさせないために大切なのは、そうした脳のアイドリング中にも過去や未来のことに気を病むのではなく目の前の「イマココ」に集中することなのです。

■呼吸は自分をいまここへと呼び戻してくれる錨

「呼吸は自分をいまここへと呼び戻してくれる錨じゃ」

過去の失敗や将来への不安に向かっていた意識が、
私の呼吸に集まっていく。

それに伴って、身体の緊張がじわじわとゆるんでいくのがわかった。

瞑想とか座禅の経験がある方はお分かりだと思いますが、

目をつむって、何も考えず、呼吸に集中して・・・

と言われたって、次ぎから次ぎへと雑念がわいてきます。

10分、いや5分だって何かを考えずにはいられない。。

それに、

瞑想する時には目をつむって呼吸に意識を集中しましょう、

とかってよく目にしますが、正直、わたしはその意味がよく分かっていませんでした。

だけど、この本を読んで、実践してみて、何となく分かってきたことがあります。

雑念は自然と涌いてくるもの。

大切なのは、

「あつ、今、関係の無いことを考えてるな」と

雑念に気が付いて、元の状態、つまり呼吸に集中している状態に「意識を戻す」ことだと思うのです。

その「意識を戻す」とき、呼吸に集中していることが必要なのです。

この本の中で「ラベリング」というやり方が紹介されています。

呼吸に合わせて1から10まで数えて、10までいったらまた1に戻るというとても単純なもの。

だけど

呼吸に集中していないと、つまり何か別のことを考えていたりするといつのまにか、17、18、19、・・・・となってしまいます。

そこで雑念に気付いて、また意識を呼吸に戻すのです。

まさに、「呼吸は自分をいまここへと呼び戻してくれる錨」であることを実感します。

そして、

瞑想中にこれができるようになると、日常生活の中でも少しずつイマ、ココ、に意識を集中することが出来るようになるような気がします。

【まとめ】

この本では、なぜ脳が疲れてしまうのか、脳を休めるためにはどうすればいいのか、

マインフルネス瞑想の実践方法などに加えて、人間関係で悩んでいる時にはどうすればいいか、怒りを感じたときの対処方法なども書かれています。

ただ全体の2/3以上が小説形式なので、それが苦手という方にはちょっとツラいかも・・・

個人的には、それまで漠然とやっていた瞑想というものについてもっと深く知ることができたし、何よりもちゃんと継続することができるようになったことと、それによって集中力が(少し)高まったり、未来や過去のネガティブな感情にとらわれることなく、イマココに集中できるようになったことが、この本で得られた一番の収穫でした。

最後に・・・

成長していくためには努力や頑張りだけではダメなんじゃ。

薪木を燃やし続けるためには、薪木のあいだの『空間』が欠かせん。

それこそが休息なんじゃとわしは考えとる。

休むのが下手な人っていますよね。

マジメな人ほど一生懸命に頑張ってしまう。

もちろん、一生懸命にやることは大切なんだけど、それと同じくらい休むことも大切・・・なんだと思う。

ゴロゴロしながら休日を過ごし、夕方、サザエさんを見ながら「明日、会社行きたくねぇ〜!」ではきっと、あまり休んだことにはならない・・・のだと思う。

この本に書いてあるコトが誰にとってもベスト!

というわけではないかもしれないが、身体だけじゃなく、きちんと心も休ませてあげないといけない、そんなことを気付かせてくれる1冊だと感じました。 

信号待ちは儲けものじゃよ……空を見るにはうってつけの時間じゃからな

ちょっと心が疲れてきたなぁ、と思ったら空を見上げてみるのも私のオススメです!

(おしまい)

 ▼単行本

▼Kindle

タグ: 瞑想 脳科学
posted by penguin-oyaji at 21:30 | Comment(0) | 睡眠・健康・生活習慣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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