2014年02月21日

ボクは何で本を読むのだろう?(下篇)

「前編」「中編」と書き続けてきて今回が「下篇」です。

例によってムダに長い超大作になっていますが・・・(^^;;

今回もよろしければ、お付き合い下さい。

意識を高める読書

同じ本を繰り返し読む読書法が重読です。

重読の目的は、自分の考えを高めることです。

つまり、自分の哲学を持つことです。

哲学とは是非善悪の判断基準です。

重読は「意味」を得るだけの読書ではなく、「意識」を高めるための読書です。

そういう読書をしていない人は、人間が薄っぺらいのです。

重読に向いた本は、論理的な本というより、ほんとうに人生を知った人が書いた本です。

たとえば、『論語』のような古典や松下幸之助さんのような一流の経営者の教えです。

「「読書力」養成講座」

本を読むことでモチベーションが上がることってありますよね。

特に自己啓発系の本にそういう効果があるように思います。

が・・・!

あっちこっちで色々な方が指摘されているように自己啓発本を読んで瞬間的にモチベーションがあがっても、それが長続きせず、また違う本を読み漁る。そういうコトを繰り返してしまう人が多い。

もちろん!私もその一人ですがぁ・・・(恥)

なぜ、モチベーションや行動が継続できないのか?!

やっぱり一度読んだくらいでは本に書かれているコトが身体に染み込んでないからでしょうね〜

いわゆる「血肉化」できてないからだと思うんですよ。

だから、良いと思った本は何度も何度も繰り返し読んで自分の身体に染み込ませる。そして実行していく。

こういう「繰り返し」が大切なのではないかと・・・

ちなみに小宮一慶さんは、「菜根譚」や「道をひらく」(松下幸之助:著)を今までに100回以上も繰り返し読まれたそうです。

『自助論』『7つの習慣』『「原因」と「結果」の法則』の3冊を読めば、もうお腹いっぱいじゃないですか。自己啓発書に書かれていることはだいたい共通していて、この3冊に書かれていないことなんて、そんなにありません。

「10年後 あなたの本棚に残るビジネス書100」

神田昌典、勝間和代:著

勝間さんによれば自己啓発書は上記の3冊で充分だとか。。

要はあれこれ手を出すよりも、自分が良いと思った本とか長く読み継がれてきた定番本を何度も繰り返し読むことが大切ということですね。

感性を高める読書

感性を高めるためには、こうした良質な文学を読むことも必要じゃないかと、わたしは思います。

読書をすることで、実体験とまではいきませんが、本の中で疑似体験をすることができます。直接、わたしが関われない多くの方の経験を、自分のものにすることもできます。

「「読書力」養成講座」

小説はね、感情表現や景色の描写が細かいし、読んだ人それぞれが各自のイメージをつくって読むことができる、これがまぁ、面白いんだよ。

言葉にもっと表現力を身に着けたかったら、和田さん、ね、小説読みなさいよ、小説ね」

「和田裕美の人に好かれる話し方」(和田裕美:著)

私も20代の頃はけっこう小説を読んでいたのですが、オッサンになってからはビジネス書中心の読書に変わってしまいすっかりご無沙汰だったんですよ。。

でも昨年、ふとしたきっかけで夏目漱石の長編を「猫」から遺作となった「明暗」まで全て発表順に読んでみたら、これが結構面白い!

それから吉川英治さんの三国志(文庫で全8巻)も読みました。

長編の歴史小説を読んだのは10代の頃に読んだ「竜馬がゆく」以来でしたが、長さを感じないくらいグイグイと引き込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。

小説の魅力って、物語の中で疑似体験ができたり、感情表現や心理描写を通して「人」を知ることが出来たり、自分のイメージや感性を刺激されるところにあると思います。

ビジネス書でも起業家や経営者の方が書かれた自伝的なものを読むと感情が刺激されることがありますが、やはり!描写力では小説に敵わないと思うのです。

それに・・・

ビジネスって、よくよく考えると人(お客さま)の心を動かすことを求められますよね。

よく言われるように人の心は決して理屈だけでは動きません。

人は感情や感性によって動くのですからやはり、小説を読んで感性を磨くことが必要ではないかと。

◆良書を読むべし

本を読もうとするときに、それが自分が死ぬまでに読める残り何冊の一冊たるに値する本であるかどうかを頭の中で吟味してから読むべきである。

最近はお粗末な著者、お粗末な著書があまりに多いのである。

「「知」のソフトウェア」

どうせ読むのだったら、できるだけよい本、人がきちんと評価しているよい本を丁寧に読むことです。

「「読書力」養成講座」

読むべき本を吟味して、良書を読むべし

・・・って、当たり前と言えば当たり前ですよね。

誰が「この本は駄本に違いない!」と言いながら本を買ったり読んだりするでしょう・・・?

ただ一つだけ思うのは、気を付けていても、つまらない本を買ったりしてしまうんですよね。

そういう時、ついつい「きっと、そのうち良いコトが書かれているんじゃないか?」と淡い期待を抱きながら最後まで読んでしまうし、「せっかくお金を払って買ったのだから、最後まで読まないと勿体ない」って思ってしまうんですよね。

時間が人間にとって最大の制約条件になる

「読書の技法」

そう!惜しまなければいけないのは、お金じゃなくて時間なんですよね。

読んでいて、もうこれ以上は期待できない!と、思ったらさっさと読むのを止めてしまったほうが貴重な時間をムダにしないで済む!

これからは、そう考えようと思いました。

◇◆◇◆◇◆◇◆

さて・・・

書きたかった「読書ノート」の話しと本を読んだ後のアウトプットの話しがやはり今回も書き切れなかった・・・

本当にいつまで続くんだろう・・・?(汗)

そんなわけで、まだまだつづくのだ!

(「下篇」の後はなんていうのだ?)

 

  



posted by penguin-oyaji at 21:24 | Comment(0) | 知的生産・思考力・読書術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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