2014年02月19日

ボクは何で本を読むのだろう?(中編)

前回からの続きです。

私が今のように本を読むようになったのは2008年頃だから6年くらい前のことです。

なんで本を読もう!と思ったかというと・・・それまでは全くと言って良いくらいに本を読んでいなくて「このままではバカになる!」と何故か突然に危機感を覚えたんですよ。

だから、私にとっての読書って「バカにならない=頭が良くなりたい」がそもそもの目的だったんですよね。。

◆頭が良くなる読書

普段の自分が実は「考えている」のではなく、単に「感じている」のだというのがわかります。(中略)私たちは感じているだけで、実は考えていない場合が多い。考えを言語化していません。

「あなたを天才にするスマートノート」岡田斗司夫:著

普段、自分が本を読んだときにどのような反応をしているのか?ということを振り返って考えてみると・・・

「へ〜、知らなかった!」=新たな知識の吸収「なるほどね〜」=書かれていることを理解、納得「そう!そう!そうだよね!」=内容に共感

そして・・・「よしっ、ブログのネタにしよう!」・・・(^^;;

まぁ、だいたいこんな感じです。

本を読んで「感じる」ことはあっても、あまり「考える」ということはしていないような気がします。

情報を得ることだけが目的ではない。ロジックを追えるようになることが、論理思考力のアップ=頭がよくなるということです。

「「読書力」養成講座」

色々なコトを知っている、物知りの人を指して「あの人は頭がいい」と言うことってありますよね。

確かに知識があるコトも頭が良いってことなんでしょうけど、それだけじゃない!ロジック(論理)を『理解』して、自分の頭で『思考』出来るようになることも大切だと思うのです。

◇◆◇◆◇◆◇◆

ここ数年、本を読んできたことで多少なりとも知識は増えたと思うのだけど、自分で考える力が身に付いたという実感が全然ないんですよね〜

やっぱり・・・頭がよくなりたいなぁ〜♡

◆先ずは入門書を読んで基礎知識を身につけるべし!

基礎知識があるからこそ、該当分野の本を大量に読みこなすことができるのだ。

読書の要諦は、この基礎知識をいかに身につけるかにある。

「読書の技法」

いきなり難しい専門書を読むことは大変だと思うので、先ずは基礎知識を得るために入門書を読むのがセオリーですよね。そうそう、「サルでも分かる」ってやつです・・・ちょっと違うか(笑)

まず、よき入門書を手に入れるのが肝要である。

「「知」のソフトウェア」

立花隆さんは”よき入門書”の条件として以下の4つを挙げています。

・読みやすくわかりやすいこと・その世界の全体像が適確に伝えられていること・基礎概念、基礎的方法論などがきちんと整理されて提示されていること・さらに中級、上級に進むためには、どう学んでいけばよいか、 何を読めばよいかが示されていること

入門書選びということに関しては「読書の技法」の中で佐藤優さんが以下のようなことを指摘されています。

読者が知りたいと思う分野の基本書は、3冊もしくは5冊購入すべきである。1冊の基本書だけに頼ると、学説が偏っていた場合、後でそれに気づいて知識を矯正するのには時間と手間がかかる。

「読書の技法」

本の中では鳥は玉子から孵って最初に見たものを親鳥と思い込むと「刷り込み」を例えにして書かれていましたが、人間でも「最初」に見聞きしたものから受ける影響って大きいですからね。

そう言えば、勝間和代さんも本の中でこんなことを書かれています。

1つのことを知ろうとした場合には、できれば立場が違う人の話しや関連書籍をもとに、最低3つの視点から眺める「知の3点測量法」をお薦めします。

「新・知的生産術」勝間和代:著

佐藤さん、勝間さんともに言ってることは同じで、1冊の本に書かれているコトをそのまま鵜呑みにするのではなく、複数の本を読んで、より多方面から物事を理解することが大切だということですね。 

◆時間を掛けてでも読むべし!

きわめつきに難解な文章の意味をいくら時間がかかってもよいから徹底的に考え抜きながら読むことである。一節の文章を読み解くのに一時間も二時間もかけてよい。わからなければ、脂汗が流れ出てくるまでとにかく考えてみることである。

「「知」のソフトウェア」

線を引きながら、ゆっくりと、ときには気づいたことなどを本に書き込んだりしながら読みます。自分より頭のよい方が書かれた本をじっくり読むことによって、著者ほどのレベルにはなれないにしても、ゆっくりとなら追いつけるようになる。

引用文献を参照し、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして読むその過程こそが、さまざまなものを関連づけ、広く深い論理を組み立てていく訓練、つまり論理的思考力を身につける訓練となるのです。

「「読書力」養成講座」

学生の頃、何か分からない問題などにぶつかった時に、先ずは教科書を読み、それで分からない時には参考書にあたり、尚かつ分からなければ別の参考書を開いたり、先生や友人に聞いたりしながら、何とか理解してやろうとあがいていたコトを思い出しました。(・・・理解しないとテストで点が取れないからね〜)

なのに!

今では本を読んでいて、ちょっと難しかったり分からなかったりすると「この本は分かりにくい!」と文句を言ってみたり、「自分には理解できないところがある」と自虐に走ってみたりなんちゅー自堕落ぶり!

「わからなければ、脂汗が流れ出てくるまでとにかく考えてみることである」そうなんですよね〜分からなければ、何としても分かってやる!っていう学生の頃のような気迫みたいな心構えがないといけないんですよね、きっと。。

ここで一句

分からねば 分かってみせよう ホトトギス

おそまつ・・・m(_ _)m

速読にはそれをこなせるだけのベースとなる知識、つまり、ある一定量のインプットの蓄積が必要です。

「「読書力」養成講座」

もっとも速読する場合も、その本に書かれている内容についての基礎知識がなければ、そもそも読書にならず、指で本のページをめくっているにすぎない。そういう指の運動を速読とは言わない。

「読書の技法」

速く、たくさんの本を読みたい!と思うのは読書家の共通の願いなのかもしれないけど、でも難しい本や未知の分野の本を読むのに時間が掛かるのは当たり前のことなんですよね。

前回、「本は、何冊読んだかではなくて、そこから何をどれだけ学んだか、自分のものとなったかが重要です」という小宮一慶さんの言葉を引用しましたが、やはりどれだけ読んだかという冊数にこだわるよりも、線を引き、関連書も参照し、自分の頭で考えたりしながら時間が掛かっても、とにかく丁寧に読み込んでいくことが大切なんだなぁと思った次第。

◆まとめ ・先ずは基礎知識を身につけるために基本書(入門書)を読む・入門書は1冊だけを読むのではなく3冊から5冊くらいを読み、 複数の視点から学ぶ・線を引いたり、気付いたコトをメモしながら論理を追い丁寧に読む・ 関連図書や参考文献などと関連付けをしながら読む・ 基礎知識のない分野の本では速読できない

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今日、ココに書いたことって「○○学」とか「●●力」みたいに理屈で学ぶべきことについて書かれた本を読むためのものだと思います。

でも・・・!

私たちが読む本ってそれだけじゃないですよね。小説を読んで感性を磨いたり、啓発本を読んで意識を高めたりもします。

そういう本の読み方についてはまた次回ということで・・・まだまだ「つづく」のだ!これでイイのだ!(by バカボンのパパ)

  

  



posted by penguin-oyaji at 21:36 | Comment(0) | 知的生産・思考力・読書術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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