2013年06月01日

本を買うというコト

Kindle


今日、配信されてきたメルマガを読んでいて

何となく、自分が普段、本について思っていることを

まとめてみようと思ったので、少し書いてみる。

 

■本屋さんをめぐる状況(本屋さん、激減!)

売場面積が300坪以上の書店数の推移をみると、

2003年:13,661店舗 → 2011年:11,206店舗

(日本著作販促センター調べ)

全国書店数の推移  2003年〜2011年 寄稿:冬狐洞隆也氏:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】

 

こんな感じで年々、書店の数は減りつづけてます。

 

まぁ、これは調査結果を見なくとも、

自分たちの身の回りをみれば、いわゆる町の本屋さんみたいな

ところが、いつのまにか廃業してしまっていた!という状況は

既に珍しいものではないと思います。

 

ただ・・・

 

本を買う場所は何も本屋さんとは限らない!

こういう状況もありますよね。

格好つけて言うと、『本の流通経路が拡がった』ということです。

 

例えば、コンビニ。

 

「週刊少年ジャンプ」ってありますよね。

もう、だいぶ昔の話なので今はどうか分かりませんが、

日本で一番、ジャンプを売っているのは書店ではなく、

セブンイレブンだ!みたいな記事を目にしたことがあります。

 

そして、ネット通販(ネット書店)。

Amazonや楽天ブックスで本を注文して買う、というのは

今や日常風景ですよね。

 

加えて、電子書籍!

私もKindle Paperwhiteを買ってからは、

だいぶ電子書籍を買う(読む)コトが増えてきました。

 

そんな感じで、いまや本は必ずしも本屋さんで買うわけじゃない

という状況が拡がりつつある・・・というわけです。

 

■地方書店の惨状!

東京で暮らしていた頃はあまり実感がなかったのですが・・・

以前、山口県某所で仕事をしていた時のこと。

本を買おうと思い、駅前にある比較的大きな本屋さんに

行ったのですが・・・

 

先ず、雑誌の棚はスキマだらけ!

(配本されないのか?注文していないのか?)

 

そして、書籍の棚は・・・言わずもがな。

 

そりゃ、もう目を覆いたくなるような惨状!でした。

 

それに、私は今、福岡市という一応、九州では最大都市と

言われているところに住んでいますが・・・

 

確かに博多駅前や天神という商業集積地に行けば、

東京とあまり変わらないような大型書店がありますが、

私が住んでいる福岡市の東の端っこまでくると、

もう、周りにまともな本屋さんはほぼ皆無です!

 

ついでに書くと、福岡市であっても雑誌が店頭に並ぶのは

首都圏と比べると、たいてい1日か2日くらい遅れるのは

・・・当たり前です。

 

そういう地方で暮らしている身としては、

もはや自衛手段として、ネット書店や電子書籍に頼らざるを得ない!

もしくは、本を読まない生活に突入するか(?!)

 

まぁ、これは本や雑誌に限った話ではありませんが、

より身近に、より便利に」という流れは、ごく自然なものだと

思うので、そう言う意味でも今後、ネット書店や電子書籍への

流れは止まらないかと。。

 

つまり・・・リアル書店の苦戦は今後も続くのではないかと。

 

■活字離れと言うけれど・・

「本が売れない」

「CDが売れない」

「TVの視聴率が下がりつづけてる」

 

まぁ、よく聞く話でありますが、そんなことが言われてます。

 

本、CD、テレビ番組・・・どれもコンテンツ商売ですよね。

 

よく、ネットなどの時間が増えたので、その分テレビを

見なくなったとか、本や音楽を聴く時間が減ったとか、

そんなコトを言う人がいます。

 

本当かな?

 

確かに私もネットにはそれなりの時間を費やしてしまってますが。。

 

でも裏を返せば、時間とお金をかけてでも楽しみたいコンテンツが

減ったから!・・・とも言えるのでは?


つまり・・・言い難いですが・・・

要は、つならないから売れないのでは?と。

 

ここにこんなデータがあります。

 

「書籍・雑誌の発行点数」

1975年:22,435点 → 2009年:78,555点

書籍雑誌の発行点数と売上比率:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】


 本屋さんがどんどん閉店に追い込まれ、

書籍・雑誌の売上も暫減状態だと言うのに、

書籍・雑誌の発行点数はものスゴく増えているんですよ!

 

「数打てば当たる」と思っているのかどうかは定かではありませんが、

私が思うに、本を買う側の私たちにとって次の2つの弊害があると

思うのです。

 

◇弊害その1

次から次へと新刊が出るのは良いのですが、

あくまでも私の主観ですけど、昔売れたものを焼き直したようなものとか、

ベストセラーになった本と似せた内容のものとか、

とにかく内容の薄っぺらい本も増えているように感じるんですよ。

 

たくさん企画して、出版しなければならないとしたら

そりゃ、そうなるよね〜、ってちょっと思ったりしてます。

 

◇弊害その2

これは特に大都市圏の大型書店に顕著だと思うのですが、

次から次へと新刊が出版されても、書店の棚が物理的に増えることは

ありません。

そうすると何が起るかというと『書店のコンビニ化』ですね。

 

コンビニに置いてある棚の商品を見てると、

数週間から数ヶ月単位で、めまぐるしく変わっていきますよね。

ずっと棚に置かれている定番書品はほんの一握り。

 

本屋さんだって、新刊がどんどん送られてきたって

並べる棚は限られているわけですから、

売れゆきの悪い本は返本するしかない!

もしくは売れても補充しない。

 

そんなわけで、せっかく出版した本もあっという間に

書店の棚から消えていく運命を辿るわけです。

だから、発売されて少し経ってから本屋さんに行っても
既に棚にはお目当ての本がなかった・・・ということも。 

 

余談ですが・・・

 

私、学生時代に3年間くらい書店のバイトをしていたのですが、

まぁ、地方都市の割にはそこそこ大きな本屋さんでした。

 

そこでは新刊が入荷しても棚に入らない、もしくは売れない!と

思ったものは、即、返本してました。

日の目を見られなかった新刊・・・いっぱいありましたよ(合掌)

 

■取りあえずのまとめ

☆本屋さんはどんどん減りつづけている!

 このままだと、日本全国で1万店くらいになるのでは?というコトも

 言われてます。

 

 ちなみに日本全国のコンビニの店舗数が今は確か4万5千店舗くらいです。

 

☆特に地方ではa)生き残った本屋さんでも棚の内容は悲惨を極めてる 

 b) まともな本屋さんが殆ど無い!C)雑誌の発売は遅れがち

 

☆本を買う場所は本屋さんだけでなくコンビニ、ネット書店、電子書籍と

 拡大している(裏を返せば、リアル書店の苦戦は今後も続くかもしれない)

 

☆なぜか、出版点数は増えているが、逆にそれが出版物のレベル低下を

 招いているのではないか(当社調べ)

 

さて・・・

 

現状分析が終わったら、次は問題解決ですね。

 

どーやったら、本は売れるようになるのか?

そして、私たち読書はもっと楽しめるようになるのか?

ということです。

 

・・・・でも、それは次回のココロなのだぁ!(by 小沢昭一)

posted by penguin-oyaji at 20:49 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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