2013年05月23日

愛される無名の100歳ヒーロー!「100歳、ずっと必要とされる人」

100歳、ずっと必要とされる人 ――現役100歳サラリーマンの幸せな生き方

「100歳、ずっと必要とされる人」

現役100歳サラリーマンの幸せな生き方

福井福太郎 / 広野彩子:著

日経BP社

 

 

自分が「アラ・フィフ」と言われるような年齢になってからはあまり年の話しはしたくないのですがぁ(苦笑)

 

この本の著者、福井福太郎さんは何と!101歳の現役サラリーマンです!

 

ちなみに1912年生まれ。

 

1912年といえば・・・

 

お隣の中国では「清」が滅亡し、遠く北大西洋ではタイタニックが沈没し、そして日本では明治から大正へ元号が変わった年ですよ。

 

なんだか・・・福井さんの生きてきた人生の時間の重みを感じます。

 

Amazonの内容紹介 

片道1時間、毎日通勤して働き続ける福太郎おじいさん、会社にも、家族にも愛される理由とは?

100歳にして、現役サラリーマンを続ける福井福太郎さん。

100歳になってもなぜ働くのか? 会社からなぜ来てほしいと言われるのか――。

戦争も震災も、子供や妻との別れを経ても、幸せに生き続ける福太郎さんの生き方とは?

日経ビジネス、AERA、読売新聞、日本テレビ「NEWS ZERO」などで紹介され、大反響の100歳サラリーマン! 

 

なお、この本は先日、東京に行った時に日経BP社様から頂いたものです。ありがとうございました!!m(_ _)m

 

利他の心

福太郎さんの口からは、「義理」や「人情」といった言葉は出てきません。

義理や恩のある人のことは大切にするけれども、自分をすべて犠牲にして無条件で尽くすというニュアンスではないのです。

(中略)

福太郎さんの考える利他主義は、むしろ「情けは人のためならず」や「お互いさま」の精神に近いものであると言えるかもしれません。

(P110)

 

この本を読んでいると・・・

 

「生きている間に、どれだけ人のために尽くして生きていくか、これが一番大切なんです」(P83)

 

「人間、自分勝手はいけないよ。人のために何ができるかを考えて生きなきゃ、だめなんじゃないかな」(P95)

 

「利己的に自分の利益だけを追求するのは間違いだ」(P135)

 

こういった「利他の心」を感じさせる福井さんの言葉がたくさん出てきます。

 

福井さんが、こうした利他主義の心を学んだのは、大学時代。

 

18世紀から19世紀に掛けてフランスで活躍した経済学者シモンド・ド・シスモンディの思想について触れたことがきっかけなんだとか。

 

ただ、福井さんの場合、利他主義といっても自己犠牲という感じではなく、『相手を活かして、自分も活きる』そんな感じの考え方だし、生き方なんですよ。

 

証券会社で社長を務めていた友人から「手伝ってくれ」と請われて49歳で初めて会社員となり、そこで必死に株のことを勉強して友人の右腕となって働きます。

 

96歳の時に一度は仕事を辞めようと思いますが、周囲から「会社に来てくれるだけでいいから」という声に応えて101歳になった今でも会社勤めをつづけることにしたとか。

 

このように常に、相手の期待に応えながら自分自身の能力を活かして生きてきたそんな人生なのではないかという気がするのです。

 

そして、何となく思い出したのは・・・

 

私が人生の師匠と仰ぐ小宮一慶さんの「人生は串団子」の話し。

 

人生は四つの団子が串に刺さっているというのです。

最初の団子は自分です。二つ目は家族や友人、三つ目は会社、そして四つ目は社会や国家です。

この四つのどれもはずさない生き方をしなさいというのです。

串団子の串が団子の真ん中を突き刺すような生き方をしなさいということです。

「あたりまえのことを バカになって ちゃんとやる」より抜粋

 

「利他の心」なんていうと、ものスゴく高貴で崇高な感じだけど、要は自分勝手に生きるのではなく、自分を含めて家族、友人、会社、社会という自分の周囲に対しても心配りをしながら、貢献する生き方のことなんですね。

 

今日が人生で最も若い日

僕が49歳で初めて会社員になったのは遅すぎた気もしますが、その後50年以上も続けていることを考えると、決して遅くはありませんでした。

人生、100年も生きていると、良いこと、悪いこと、遅い、早いなどは変わることがもあるのです(P149)

 

この本の最初の方に「まだ僕が70代で若かった頃は、」という言葉が出てくるのですが、それを最初に読んだ時はちょっと衝撃でした!

 

えっ!?70代・・・若い?・・・えっ?!

 

そんな感じでした。

 

ずっと前に24時間テレビのマラソンランナーになったえどはるみさんが、

「人は命がある限り  いくつであっても いつからであっても  変わることが出来る」

というコトを話されていましたが、福井さんの人生はまさにそんな感じだったのかなぁ、って思います。

 

それに、今でも新聞で分からないカタカナ言葉がでてくると、辞書を開いて調べてみたり、学生時代に学んだシスモンディの

「新経済学原理」の英語版を読んだりして、知識欲も旺盛!

 

何かを始めること、何かを学ぶことに

 

年齢なんか本当に関係ないんだっ!ってことを教えてくれます。

 

話しが横道にそれますが・・・

 

確かに、50代とか60代になってから創業して成功した社長さんだってたくさんいらっしゃいますよね。

 

まぁ、私個人の話しですが・・・

 

仕事を探しているうえで、やはり年齢制限の壁にちょいちょい引っ掛かるんだけど、そんなコトを言い訳にして逃げるな!・・・っていう話しですよね。

 

もうすぐ、半世紀、ちょうど福井さんの半分の年齢に達するワケですが今からでも「てっぺん、とったるでぇ!」という気持ちで頑張ろうと思う次第。

 

自然の摂理に従って生きる

僕は、元気な間は、人間はずっと働かなきゃいけないと思っているんです。

だって、動物は、死ぬまで自分の力で食料を調達して生きていますよね。

人間も動物の一種なんだから、生きるために、死ぬまで働かなきゃいけないものなんじゃないかな。(P49)

 

読んでいて感じたことなのですが・・・

 

確かに100歳を越えて現役サラリーマンとしてお仕事を続けているのはものスゴいことなんだと思うのですが、福井さんの言葉から肩肘張ったような気負いとかってあまり感じないんですよ。

 

むしろ普通に当たり前に淡々と生きている。なんだか、そんな印象です。

 

いや、本当は2回も戦争を経験して軍隊に行ったりもしているのだから、相当に波乱万丈な人生だったと思うのですが、それでも、そういう苦労とか気負いみたいなものが、ない。。。ように思うのです。

 

なんでだろう・・・・?

 

それは、もしかしたら

 

・人は死ぬまで働くもの

・人のために尽くして生きる

・生きている間は一生懸命に生きる

 

というように、人間と言うか、生き物として本来あるべき自然の摂理に従って生きているからではないかという気がするのです。

 

だから、生きる姿勢にムリが無い。

 

そして何より人生を楽しんでいらっしゃるように思えるのです。

 

私ごとき若造が、こういうコトを書くのは大変失礼かと思うのですが、福井さんは経済界とか実業界で何かしらの大きな功績を修めたわけではないけれども、間違いなく「成功した人生」を歩まれた人だとツヨク思うのです。

 

人生の成功の定義なんて人それぞれだけど・・・

 

人から必要とされ 人から愛され 人に尽くした人生。

 

私は、それこそが成功した人生だと思うから。

 

例によって長文モードでしたが、

 

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 



posted by penguin-oyaji at 21:53 | Comment(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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