2012年11月17日

片づけを通して人生が見えてくる「人生がときめく片付けの魔法」

人生がときめく片づけの魔法

「人生がときめく片づけの魔法」

近藤麻理恵:著

サンマーク出版

人生がときめく片づけの魔法2

「人生がときめく片づけの魔法2」

近藤麻理恵:著

サンマーク出版

 

 

唐突ですが!

 

私は片付けが苦手で自分の部屋は汚部屋状態で、まさに「男やもめにナンとやら」。

 

それに会社のデスクの上は書類が今にも倒れそうなくらいに積み上がっているがフツーでした。

 

矛盾?と思われる人がいるかも知れませんが、掃除は割と得意です。

 

でも、部屋がとっ散らかっているので、掃除に着手すらできません。。

 

そして・・・仕事を辞めて部屋にいる時間が長くなると今度は日に日に部屋の床がモノで溢れかえり、段々と床に敷いてあるカーペットが見えなくなってきたのです!

 

時間が無いから片付かないと思い込んでいましたが、時間があるコトと、片付けをするコトはまったくイコールでなかったんですね、私の場合。

 

さすがに、日に日に見えなくなる床の様子を見ていると「こりゃ、ナントカしないとまずかろう・・・」という思いが強くなり何かと話題になっている、こんまりさんこと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」と「人生がときめく片付けの魔法2」をKindleストアからゲットして読んでみました。

 

片付けオタクだ!

最初、この本を読みながらケタケタと笑いが止まりませんでした。

 

あぁ、この人絶対に片付けオタクだ!と思ったのです。

 

そして「そこまでやったんだ!」とある意味、過剰とも思えるようなオタク的お片づけ行動がおかしくて、おかしくて・・・

 

母が定期購読していた「ESSE」(エッセ)を、郵便受けに届くなり母より先に包装を破ってむさぼり読む。

そして、小学校の帰り道にこっそり本屋で立ち読みするのは「オレンジページ」

小学校の休み時間でさえ、みんなで遊ぶドッジボールや縄跳びをこっそり抜けて、教室の本棚の本をせっせと並び替えたり、廊下に置いてある掃除用具入れの中身をチェックしては「ここはS字フックがあったほうが使いやすいのにな」なんて、収納のダメ出しを勝手にしたりしている小学生でした。

 

いやはや、こんな小学生ってなかなかいませんよね〜

 

本書の中では著者が成長していくにつれて、更にオタク的に(?)、片付けに突進していく様子が描かれています。

 

それと・・・

 

最初に書いたように「自分の部屋は汚い!」と猛烈に自負している私ですが、この本に登場する、こんまりさんが片付け指導されたお宅の散らかりっぷりを読むと、私の部屋なんて、まだまだマシな方だな〜と安心・・・・しちゃダメですよね(笑)

 

オヤジ的ときめきについて考える

果たして!40過ぎ、アラフィフ近いオヤジはときめくのか?!という命題があったなら、私は迷わず「ときめく!」とこたえる!(キリッ!☆

 

「捨てる」ことだけを考えて片づけをすると、不幸になります。

なぜなら、本来片づけで選ぶべきなのは、「捨てるモノ」ではなくて「残すモノ」だからです。

モノを残すか捨てるか見極めるときも、「持っていて幸せかどうか」、つまり、「持っていて心がときめくかどうか」を基準にするべきなのです。

 

この本を読まれた方は先刻ご承知だと思いますが、コンマリさん流片づけの重要ポイントは「ときめくモノを残す」という点です。

 

ときめかない服を着ていて幸せか?

 

ときめかないモノに囲まれ暮らしていて幸せか?

 

そんなふうに畳み掛けられたら「ははぁ、お代官さま、ワシはときめきに囲まれて生活したいと思うとるですじゃ」と答えざるを得ないではないですか!

 

何を捨てるかではなく、何を残すか・・・?

 

これって、哲学的と言うか禅的な命題ですね。

 

要は「引き算的思考」で考えるというコトなんだと思うのです。

 

自己啓発本的に翻訳すると、「to do リスト」ではなく、「Not to do リスト」(ちょっと違うかな・・・?)

 

例えは悪いかも知れませんが・・・

 

昔、ホームセンターの商品部で仕事をしていた時のこと。

 

お店に並べる商品をチョイスして棚割りを作るのが仕事だったのですが、その時に「いかに品揃えを充実させるか」と考えると、必然的に棚に並べる商品の種類が増えていくことになります。

 

しかし、まったく逆の発想で、ギリギリまで商品を絞り込んで棚割りを作ったことがあります。

 

その結果・・・以前よりも売上が上がったのです。

 

商品がたくさんあるコトはお客様にとって選択肢がいっぱいあって良いコトというのは全くの幻想で、お客様にとっては単に選びにくい、買いにくい売場だったんですね。

 

家にあるモノも、きっと同じでたくさんのモノに囲まれて暮らすのは便利なようで、実はとてつもなく面倒なことなんですよね。

 

もっと丁寧に暮らす、丁寧に生きる

・どんなモノも持ち主の役に立ちたいと願っている

・今、身につけている洋服、使っている文房具やパソコン、食器やおふとんお風呂やキッチンなど、あなたが囲まれているあらゆるモノに、「ありがとう」を伝えてください。

・人に大事にされ、愛されてきたモノには、ある種の気品と風格が自然と宿るのではないか。そんなふうに思えてなりません。

・本当にときめかない、お役目が終了したモノだということに気づいたなら、「これまでいっしょにいてくれてありがとう」といって、捨ててあげればよいのです。

 

ある意味、オタク的とも思えるくらいに片づけを追求してきたこんまりさんが最後に行き着いたのは、こうしたモノに対する深い愛情だったのだと思う。

 

モノを大切にする、モノに感謝するということは丁寧に日常生活を送ることであり、ひいては丁寧に人生を生きることにつながるのではないか、この本を読んでいるとそんなふうに思えてなりません。

 

片づけをしたことで人生が好転した事例というのも、この本にはいくつも書かれていますが、それも丁寧に生きるようになったからこそなんじゃないかと思うのです。

 

「ひとつのものに狂えば、いつか答えに巡り合う」

 

これは、青森で無農薬でのリンゴ栽培に成功した木村秋則さんのことを書いた「奇跡のリンゴ」という本の冒頭に書かれている言葉です。

 

「片づけ」をとことん追求してきたこんまりさんだからこそ書ける言葉(哲学)が詰まっていることが、この本を単なる片づけのノウハウ本ではなく、暮らし方、生き方まで考えさせられる「哲学本」にしているのだと感じました。

 

おしまい。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

 

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

「奇跡のリンゴ」

「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録

石川 拓治 著

NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班 監修

幻冬舍

 

この本について書いた以前のブログ記事

・今年の感動本No.1 「奇跡のリンゴ」

 

【▼単行本(改訂版)】

【▼kindle版(改訂版)】

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posted by penguin-oyaji at 22:29 | Comment(0) | 読書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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