2011年05月27日

心をわしづかみにするスゴい!プレゼンの秘密

久しぶりに和田さん以外のネタを・・・(笑)

「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」
人々を惹きつける18の法則

カーマイン・ガロ 著
井口耕二 訳

日経BP社

1994年、初めて買ったパソコンがMacのノートブックで
(当時はPowerBookという名称でした)
それ以来、17年ほどMacをはじめiPodやiPhoneなど
アップルの製品を使い続けています。

今までに多分、車2,3台分くらいはアップルに
支払ったのではないかと・・・(笑)

そんなアップルの製品について
めちゃくちゃ魅力的に伝えてくれるのが、
アップルのCEO、スティーブ・ジョブズです。

今までに何度かジョブズの新製品発表会や
展示会などでの基調講演を(動画で)見たことが
ありますが、もう本当にわくわくしてきて、
一刻も早く手に入れて使いたくなるんですよね。

そして・・・・!

気付くとポチッと購入ボタンを押していたりして^^;;

前置きは、これくらいにして・・・

この本は、そんな私達をわくわくさせてくれる
ジョブズのプレゼンを分析し、そのテクニックを
明らかにした1冊です。

●この本の3つの効能

・めちゃくちゃすごいプレゼンターになる!

・人生の大切なものについて考えを馳せる

・アップルの歴史を懐かしむ

■めちゃくちゃすごいプレゼンターになる!

ジョブズのプレゼンは本当にすごい!

この本の中にも度々登場しますが、
2007年にアイフォンを発表した時のプレゼンの様子。

今日は革命的な製品を3つ紹介する

そう言ってアイフォンの紹介を始めるジョブズだが、
この「3つ」という数字にも、プレゼン上達のテクニックが
隠されているのです。

最近は、人間の頭が楽に思い出せるのは3項目から
4項目だというのが学会の定説となっている。ジョブズが
提示するポイントがせいぜい3つか4つなのは、ある意味、
自然なことなのだ
」(P103)

ちなみに私もよく真似をしてプレゼンや発表の時に
今日は3つの話しをします」と、指を3本立てて
話しを始めたりすることがあります。
何だかそれだけで「デキル」ビジネスマンっぽく思えたり
するのですが・・・きっと私の勘違いだとおもいます。。

また、この時のプレゼンでジョブズは
今日、アップルが電話を再発明する
このフレーズも使ってますね。
これもテクニックの一つとして取り上げられてます。

ツイッターのようなヘッドラインを作る」(P84)

アップルのヘッドラインが記憶によく残るのは
3つの条件を満足しているからだ。簡潔、具体的、そして、
利用者にとってのメリットがわかる
」(P93)

個人的には「ヘッドライン=キャッチコピー」と
理解したのですが、これも例えばブログのタイルを
考える時に応用できそうですね。

このような感じで本書の中では、ジョブズのプレゼンから
効果的なテクニックをあぶり出し、説明してくれています。

この本に書かれている「18の法則」を身につければ
もしかしたら、ジョブズ2世と言われるかも・・・?!

■人生の大切なものについて考えを馳せる

本書を読めば、アイデアを上手に売り込むための
テクニックは身につくだろう。しかし、自分のサービス、
製品、会社、主義主張に対する情熱がなければ、
テクニックなど何の役にもたたない
」(P77)


主義主張に対する情熱がなければ、

テクニックなど何の役にもたたない・・・

プレゼンをするにあたって、一番大切なことが
単に商品やサービスの説明をすることではなく、
相手の人の心を動かす事にあるとしたら、
やはり、プレゼンターに情熱がなければ
何も相手の心には届かない・・・という事ですね。

では、その情熱の源泉は?

大好きなことを見つけてほしい。仕事というのは
人生の中でかなり大きな部分を占めるわけだけど、
本当に満足するには、すごい仕事だと信じることを
するしか方法がない。そしてすごい仕事をするには、
自分がすることを大好きになるしか方法がない。
まだ見つからないなら、探し続けてほしい。
あきらめちゃいけない
」(P65)

成功するにはおもしろいと思うことをしろ。
そういうことなのだ。大好きなことを追求し、
自分の使命を果たす。ジョブズも言っている。
どこに行きたいのかは心が知っている、と
」(P69)

基本的には『プレゼン本』である本書だが、
「シーン3 救世主的な目的意識を持つ」
このへんを読むと、殆ど『自己啓発本』みたいな感じで
読んでいると、
むちゃむちゃ元気になります!!!

また、「考え方」だけでなく、実践的な部分としても
人生を生きていく上で大切ことに
触れている箇所があります。

ジョブズと同じように話すことは誰にでも
可能だが、そのためには練習が必要だ
」(P317)

プレゼンテーションを「生き生きとさせる」には
練習が必要である。このことさえ原則として
受け入れれば、一歩抜きん出たプレゼンテーションが
できるようになる
」(P317)

大勢の聴衆の前に、華やかなスポットライトを浴びて
立ち、魅力的なプレゼンを披露するジョブズだが、
その陰には、とても地道で厳しい練習を何時間も
積んでいる様子が書かれています。

とかく人生の「光」の部分に心を奪われてしまいがちに
なりますが、光あるところに影がある、と言われるように
人目に付かないところでの努力がどれだけ大切なのか、
という事を改めて思い知らされました。

■アップルの歴史を懐かしむ

さて、私のように20年近くもアップルと
お付き合いしてきたものが、この本を読むと
何だかとても懐かしくも嬉しい気持ちが
こみ上げてきます。

何故なら、自分がわくわくした気持ちで手にしたり
目にしてきた、アップルとの思い出が甦るから。

ちなみに、ここまで読んで頂ければお分かりの通り
私はかなりの「アップル中毒者」であります^^;;

例えば、ちょうど私が初めてマックを買った頃に
アップルが行っていた「Think diffrent」キャンペーン
のことが書かれているのを見つけては、
狂喜しながらこの本を読みましたよ!(爆)

世界を変えられると信じるほどおかしな人こそ、
本当に世界を変える人なのだから
」(P80)

当時もこのフレーズに若き私は心を
震わせたのでした(遠い目)

まぁ、このへんは私自身の超個人的趣味のお話ですので
さらりと、このへんで・・・

でも!私のようなアップルファンには
たまらない内容が盛りだくさんですぜ〜!!

■私的感想

400ページ近くある本だけど、内容的に
とても充実していて、ジョブズのプレゼンの魅力に
ふれながら、プレゼンのキモについて学べる内容に
なっています。

そして、この本の素晴らしいのは、
上の方でも少し書きましたが、単にテクニックだけの
紹介に留まらず、生きていくうえでの大切な考え方、
行動の仕方にまで触れられている点ですね。

最後に収録されている解説の終わりにも
こんなことが書かれていました。

あいつは才能だよ、教育だよ、俺にはできないよ
という人は、言い訳をして思考停止して自分が楽を
しているだけと断言しよう。プレゼンは練習で必ず
上達する。そして、その練習と本番を繰り返すうちに
人はだんだんそれを才能と呼ぶようになるのだ。
素直に愚直であれ
」(P393)

素直に愚直であれ・・・

なにか新しいことを身につけようとする時に
とても大切な事だと感じました。

素直に愚直であれ

★One more thing

ジョブズの真似をして、最後にもうひとつ・・・

ジョブズのプレゼンと言えば、数々のアップルの
新商品の発表ばかりでなく、
2005年のスタンフォード大学での卒業式で
述べた祝辞も、とても有名ですね。
(本書でも最後の最後に触れられています)

・点と点を結ぶ
・愛と喪失について
・死について

この3つの話しがとても感動的に語られています。

日本語字幕付きの動画を貼り付けておきますので、
是非とも、ご覧下さい!

posted by penguin-oyaji at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(スキル) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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