2009年07月31日

キャリアも嫁も手に入れたいオヤジの輝く働き方・・・「キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方」



Book-No.146


超人気ワーク・ライフバランスコンサルタントが教える


「キャリアも恋も手に入れる、あなたが輝く働き方」

小室淑恵 著


ダイヤモンド社



順番が逆になってしまったのですが、


小室さんの講演会に参加するにあたり、その予習も兼ねて


ワークライフバランス(以下、WLB)について書かれた


彼女の本を読んでみました。

この本はタイトルからも推察できるように


女性目線で書かれている部分も多いのですが、


オヤジが読んでも充分に勉強になります!

内容としては、以下のようなことが書かれています。

・専業主婦を目指していた小室さんがキャリアを築き


起業するに至った経緯について


・WLBを実現するための仕事術として


主にプレゼン、マネジメント、コミュニケーション力など


・WLBを実現するためのパートナーとの付き合い方


・現在の日本の環境とWLBが必要とされる背景について

全体としては小室さんが考えるWLBについてのエッセンスが


ギュッと凝縮されて書かれている分、「広く浅く」という印象が


ぬぐえませんが、全体像を押さえるには最適な1冊かなと思います。

また、女性の立場で「仕事」と「家庭」の両立に


悩んでいる人にとっても考え方、行動のヒントが


掴めるのではないかと感じました。

■専業主婦希望からの転身

女性としての幸せをつかむには、仕事なんかしちゃいけない。


両立はできないんだ、と思い込んでいました」(P43)

元々専業主婦を目指していた小室さんが、


その方向性を大きく変えたのは


以下のような出会いや、出来事を通じて自身の考え方が


変わっていったからだそうです。

・大学3年生の時に猪口教授(元・少子化担当大臣)の


授業に出席し、活躍する女性の姿に目覚める

・1年間、アメリカに留学。そこで、育児休業中の女性のもとで


ベビーシッターとして働き、「日本も働いて子育てが


できる国にしたい」というテーマと出会う。

・また、アメリカでインターネットに出会い、Eラーニングを


目の当たりにする

・就職した資生堂の社内ビジネスコンテストで「育児休業者向けに


職場復帰を支援するプログラム」で優勝

・そして出産と同時に起業

私が前の会社で採用の仕事をしていた時に、説明会の場などで


女子大生から育児休暇制度の有無や、


女性社員はどんな仕事をしているのか、


といった質問を受けることも珍しくはありませんでした。

女性が就職するに当たって、そのような質問をすること自体が、


何だかんだと言いながらも、まだまだ「男社会」の色合いが


強い証拠ですね。

それに、「育児休業」自体は本来、法律に基づくものなのに、


取得しようとすると、会社から退職するように言われたり、


休暇明けに降格させられたり・・・


制度はあっても、運用面では問題だらけという会社が


まだまだ多いのではないでしょうか?


え〜っと、何が書きたかったのかというと・・・


女性が長く働くにあたって、色々な障害が多いのも


事実だと思いますが、小室さんの体験記を読むと


考え方や行動をちょっと変えると、道は開けてくるのでは


ないかと思えるようになると思うのです。

ほんのちょっとした考え方の切り替えや気持ちの持ち方で、


人生というのは大きく変わっていくものです。


お金とか能力、資格、知識など、そろっていなくても最初の一歩は、


自分の頭の中からはじまるのです。このことに気づくかどうかは


大きな差を生むと思います」(P80)

■120%理論

やりたくない仕事ほど、短期間で120%の結果を出す。


そうするっことが、やりたい仕事に近づく一番の近道なのです」(P55)

留学から帰ってきて、インターネットのWEBサイトの企画がやりたくて、


ITベンチャーにインターンとして働いていた小室さんですが、


最初の仕事は電話でのアポ取りや営業。

これは私の仕事じゃない!


と、最初はモチベーションがダウンしてしまったのですが、


電話でのアポ取りや営業トークについて色々と試行錯誤を


繰り返すうちに、営業成績がどんどんと伸び、


最終的には念願だったWEBサイトの企画をやらせてもらえるように


なったそうです。


例えやりたくない仕事であっても、目の前の仕事に全力で


取り組むと、自ずとチャンスがやって来るようになる・・・


これは、この本だけでなくその他の色々な本にも


よく書かれている事ですね。

私の場合・・・


やりたくない仕事は、やりたくない!」という、


ある意味とてもシンプルな考えでしたので(笑)、


常に自分のやりたい仕事が出来るよう


せっせと「企画書」を書いては、上司にプレゼンばかりしていました。

でも、振り返って考えてみると、21年間勤めていた前の会社で


本当に全力で取り組んで、120%の結果を出していた仕事って


数えるほどで、殆どの仕事は「こんなもんで、よかんべ」と


妥協の産物を生み出していたに過ぎなかったように思います。

この本を読んでいて思ったのですが、


120%の結果を出すって、何か大きな事にチャレンジするというよりも、


日々の中で小さなか改善、改良をとにかく繰り返し続ける、ということ


でもあるんですね。

よくPlan−Do−Check−Acttion、いわゆるPDCAサイクルというものが


ありますが、そのサイクルを回し続ける事って、案外大変じゃないですか?


特にルーチンワークだったりすると、仕事に慣れきってしまって


なにも考えずに同じ事を繰り返すだけの思考停止状態に


陥っていることが多いような気がします。

当たり前の話ですが、小さな努力を積み上げ続けることができるか


どうかで、自分の仕事も、そして人生も変わってくるように思います。

■最期に・・・

女性にとって、ワーク・ライフバランスの視点から信頼できる


パートナーかどうか判断する、おすすめの目印があります。


それは、女性のまじめな話を最期まできちんと聞く人かどうか


ということです」(P119)

冒頭の方で書いたように、この本は随所に女性目線から


書かれている部分があります。


パートナーの見分け方、付き合い方、家事の分担の仕方など・・・

オヤジ的には、女性ってこんな事を考えているんだぁ、とか


こういう事を求めているのね、と勉強にはなるのですが、


独身の私としては「無用の知識かも・・・・」と、


やや自虐的な事も考えつつ読みましたとさ(笑)

それでは、このへんで。

7月もお仕舞いですね・・・


今年後半の最初の1ヶ月、皆さんはどうでしたか?


私はちょっと(かなり!)ダメダメな1ヶ月でしたので、


来月はちょっとネジを巻きなおして、頑張りたいと思います。

今日も最後まで、ありがとうございました。

【▼単行本】

【▼kindle版】


posted by penguin-oyaji at 23:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンオヤジさん、こんにちは。

いやいや、「最後に・・・」のところ重要ですよ〜。
だって、WLB目指す女性には上司よりパートナーの方がずっと重要と思いますから。
(上司を変える方法は何通りかありますが、パーパートナーは1つしかないですし・・・)

小室さんより年上の私が言うのもなんですが、
こんな「目印」があったのかぁ〜と思いました。
これって大きいかも!ですよ。

この方の事は全く知りませんでした。
本屋さんでチェックしてみます。

ありがとうございます。
Posted by eries.m at 2009年08月02日 11:47
eries.mさん、こんばんは。

確かにWLBを実践する上でパートナーの存在は
上司よりも大切かもしれませんね。
納得です!

私の後輩などの話を聞いていると、結婚後も
家事は分担している人が大半を占めるのに、
年配のオヤジ世代を中心に、家事や子育ては女性がやるもの!と
決め付けている男性が多いのも事実かなと思います。

ただ、それぞれ性格や家庭の事情も違うと思うので、
これが正解というのはなくて、それぞれの個別解が必要になるんでしょうね。

この本にはこの他にも、パートナーとの家事分担の方法など
小室さんの実体験に基づいた話が書かれていますので、
読んでみると参考になるかも知れませんね。
良かったらチェックしてみてください。

いつも、ありがとうございます。



Posted by penguin-oyaji at 2009年08月02日 23:42
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