2009年07月17日

今さらながら日経新聞に再入門!


Book-No.142
「渋井真帆の日経新聞読みこなし隊」

渋井真帆 著
日本経済新聞出版社


Book-No.143
「記事トレ!日経新聞で鍛えるビジュアル思考力」

板垣悟 著
日本経済新聞出版社

ビジネスパーソンであれば、きっと多くの人が
「日本経済新聞」は読んでいると思います。

が・・・

お恥ずかしながら、私はつい5年前までは
殆ど読んでいませんでした(汗)

実は前の会社で昇格した時に、
さすがにマズイ!」と焦って読み始めたしだいで・・・

さらに・・・

ずっと長い間、駅売りを買って済ませていたんですね。

今年の春先に小宮先生のセミナーに通うようになって
ようやく定期購読に切り替えたという・・・

まぁ、何とも頼りないというか、
やる気あんのか?!状態な訳です。

で、

40過ぎのおっさんですが、
今さらながら「日経新聞」に再入門です。

■基本として押さえるべきポイント

先ずは「読みこなし隊」の方から・・・

「「ヨコ読み」実践に欠かせないのは、『3つのマルを意識する』ことです。
(中略)
「3つのマル」とは「国・企業・個人」の経済活動の
3つの主体のことです」
(P24)

次に「ビジュアル思考力」では・・・

「新聞記者は5W1H、つまりいつ、どこで、誰が、何を、なぜ、
どのように、という視点で記事を書く。
でもビジネスパーソンにとって大事なのは3W1H。
誰が(Who)、誰に(Whom)、何を(What)、
いくらで(How much)だ」
(P23)

「ビジネスでは、モノやサービスを提供する「企業」、
それを受けるほかの「企業」や「個人」、ときには提携する
別の「企業」などのプレイヤー(ヒト)が登場し、
そのプレイヤー間をモノ・サービスとカネが行き交う。
こうした「ヒト・モノ・カネの関係性」は、言い換えれば
「ビジネスモデル」です。」
(P29)

まとめてみると・・・
日経新聞はやはり「経済」の新聞ですから、

・ヒト・モノ・カネに着目する

・記事の主体(国、企業、個人)が誰で、どうつながっているか?

・モノとカネの流れがどうなっているのか

この3点は基本として押さえておかないといけないポイントですね。

■書かれていないことが重要?!

「読みこなし隊」では・・・

「「ヨコ読み」とは、記事の中にパズルピースのように
ちりばめられている「断片的な情報」を関連付けて、
組み立て、経済ドラマを読み取っていくということです」
(P19)

「ビジュアル思考力」の方では・・・

「「2つのアタマ」、それは「経営者アタマ」と「消費者アタマ」です。
記事は、漠然と読んでいる限り、あくまで「他人事」。
それを「自分だったら」と置き換え、「自分事」として
2つの視点で考えてみる」
(P31)

微妙に違う事を言っているようですが、
根っこは同じで、要は記事をつなぎ合わせて、
何が起きているのか企業側、消費者側など複数の視点で
立体的に自分で情報を再構築する
・・・ということでしょうか。

つまり
新聞を読みながらも、記事に書かれていない部分を
自分自身でどう推察するかが大事だと思うのです。

「ビジュアル思考力」の中に「リーディングピラミッド」という話が
書かれていて、要旨は以下のような感じです。

・レベル1:「理解」=Fact(事実)を知る
・レベル2:「会話」=Opinion(意見)を持つ
・レベル3:「発想」=Ideaを生む

記事に書いてあることを、そのまま事実として知っていても
独自の価値はありませんよね。
誰でも知っている話なのですから・・・

もっとも以前の私のように、新聞も読まないのは
ある意味、論外だったりするのですが・・・(汗)

ただ、このブログでも時々書いていますが、
マスコミがいう事は必ずしも真実ではない、という可能性があります。
事実、日経新聞であれば「経済」というフィルターを通して
記事が編集されているのですから。

だからこそ、新聞から得た情報を基に
自分なりに記事をつなぎ合わせたり、自分の視点や第三者の視点を
取り入れながら、自分の「意見」、格好よく言うと「見立て」が
持てるようにならないといけない、ということだと思います。

つまり・・・

「重要な情報をすくい上げ、「多面的・多角的視点」から考察して
環境を大まかにでも正確に認識することが、
不確実さが増すこの社会で自分の満足いく人生を手に入れ、
生き抜いていく必要条件になると思います」
(「読みこなし隊」P58より抜粋)

■マクロか?ミクロか?

同じ日経新聞を題材にしていますが、この二冊のアプローチは
けっこう違うんですよ。

ザックリ言うと
「読みこなし隊」は、どちらかというと「マクロ経済」寄り
対して「ビジュアル思考力」は、ビジネスの実践で役立つように
「企業活動」寄りの視点で記事が書かれています。

ところで突然ですが・・・

何のために新聞を読んでますか?

私は正直、新聞を読む目的なんて考えた事もありません!
何となく、「読むべきものだ」という既成概念に
ドップリと浸かってますから(笑)

新聞を隅から隅まで、すべての記事を読んでいる人って
そうそういないと思います。
ということは、意識、無意識は別にして
人それぞれ、自分の関心に合わせて記事を拾っていることに
なりますよね。

世界経済の流れとか、日本経済の現状というような
マクロの視点を知りたい時と

個々の企業の活動や新ビジネス、新商品について
情報を集めたい時とでは、

おのずと読むべきポイントが違ってきますよね。

漠然と紙面を読むのではなくて、
自分が知りたい情報を意識してポイントを変えながら読むのも
読みこなすための一つのやり方だと感じました。

もっとも、朝刊なんて読む時間帯が
眼をこすりながら、あくびをしているような時間帯ですから
先ずは、しっかり目覚める事の方が大切かも>自分

■ちなに新聞初心者であれば・・・


コチラの本では、就活の学生さん向けに
日経新聞の基本から解説してくれているので、
これから日経を読もうというのであれば
先ずは、この本から読むのもアリだと思います。


(補足)

私が読んだ「読みこなし隊」は05年に書かれたものなので、

記事の中でライブドアや村上ファンドが大活躍(?)しているのですが、

今は改定された新版が出ていますので、もしも読まれるのでしたら

そちらの方が良いかと思います。。


では、このへんで。
今日もありがとうございました。

【▼単行本】



タグ:渋井真帆
posted by penguin-oyaji at 01:36 | Comment(4) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます!

この本!
勝間さんのPodcastで聴いてから、読みたいとお思いながら、
日常にかまけてちょっと記憶に彼方に行きそうになってました。
これは、「読め!」って天の神様の思し召し?

私も、銀行「現役」の時はお客様と話すので、
取り敢えず朝、最低限の見出しだけって感じで読んでました。
今は、夫が持ち帰ってから夜読んでますから・・・^^;

確かに、以前は「お客様との会話」という目的でよんでいたけれど、
今はそんな目的が無いので、あんまり見出しが目に入ってこないですね・・・
「ニュースで聞いたから」って思うことが多くて。


そうなんですね。
こういう事ひとつとっても目的が大切・・・
っていうか、これは「発見力」かな?

いつもキヅキをありがとうございます!
Posted by eris.m at 2009年07月17日 07:36
eries.mさん、こんばんは。

神様の代弁者でしたか、わたし?(笑)

渋井さんも銀行出身ですから、何か通じるものが
あるかも知れませんね。

そう、そう、目的も無くただ漠然と紙面を
眺めていても、「ふーん」で終わってしまうんですよね。
やはり関心を持つことがスタートで、
徐々に情報を分析できる力を身に付けていかなければ!と思います。

こちらこそ、いつもありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年07月17日 23:04
「渋井真帆の日経新聞読みこなし隊 新版」は、渋井さんのセミナー(http://harudiary.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/aera-7e87.html)に参加したときに、宣伝なさっていたので、読んでみよう、と思っていて...、読まずに今日まできてしまいました。この記事が、リマインダーになりました。

ところで、参加したというこのセミナーの主催が週刊AERA、すなわち○○新聞社なわけで、渋井さんも「大きな声では言えませんが、赤い表紙の本よろしくお願いします。」と控えめに宣伝されていたのを、なんかほほえましく、そのセミナーの時のことを思い出しました。

はずかしながら、日経新聞は購読していません。ビジネスマンとして、ちょっと欠けているかもしれませんね。でも、まずは、この本から読んでみたいと思います。

いつも、ありがとうございます。
Posted by haru at 2009年07月17日 23:58
haruさん、こんばんは。

昨日、都内某所での勉強会に参加してきたのですが、
渋井さんのセミナーに参加された方もいらっしゃって、
本当に人気があるんだなぁ、と思いました。

日経は私も社会人になってから10年以上の期間は
読んでませんでしたから、あまり人のことは言えません(笑)
でも、投資などを実践されるのでしたら、
やはり日経の情報は無視は出来ないのでは?と思います。

いつも、ありがとうございます。
それから・・・コメントの返事が遅くなってしまい、ゴメンなさい。
Posted by penguin-oyaji at 2009年07月19日 20:40
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