2009年07月07日

ピンポイントで脳を鍛える・・・「脳番地を鍛える」「脳はこの1冊で鍛えなさい」


Book-No.139
「脳番地を鍛える」
潜在能力を引き出すトレーニング

加藤 俊徳 著
角川SSC新書


Book-No,140
「脳はこの1冊で鍛えなさい」

加藤 俊徳 著
致知出版社


著者の加藤俊徳さんは、医学博士で
今までに1万人以上の脳画像を分析されてきた実績を
お持ちの方で、現在は脳の個性を鑑定する「脳の学校」の代表を
務めていっしゃるそうです。

以前、和田裕美さんのラジオ(Wada Cafe)にもゲストで
出演されていましたね(聴きました?)

■脳番地とは・・・?

脳番地とは脳がもついろいろな機能を整理し、
その機能が脳のどの部分を使って行われているかを調べ、
その場所に番地をつけたものです。現在、約120の番地に
分けています

他の脳に関する本では前頭葉、側頭葉、扁桃体、海馬など
大雑把に括られていた脳の部位について
受け持つ機能によって更に細かく分類されているのが
脳番地の特徴かと思います。

具体的には

・思考系脳番地・・・考える行為に関係する脳番地
・感情系脳番地・・・好き嫌いや人間の感情、感性に関係する脳番地
・伝達系脳番地・・・言語、非言語を問わず、伝達することに関係する脳番地
・理解系脳番地・・・言語を通して物事を理解するときに関係する脳番地
・運動系脳番地・・・手を動かす、足を動かすなど動きに関係する脳番地
・聴覚系脳番地・・・耳を代表とする音の認識に関係する脳番地
・視覚系脳番地・・・目を代表とする視覚情報の認識に関係する脳番地
・記憶系脳番地・・・人間が物事を記憶することに関係する脳番地

以上、8つの機能別カテゴリーがさらに120の脳番地に
細分化されているイメージということになります。

この脳番地という概念(分類)を知ったおかげで、
ちょっとだけ、自分なりに理解が進んだことがあるのですが、

例えば・・・・

前回のエントリーで藤井さんが「落ち込んだ時に日記を書くとよい」という
はなしを、この脳番地を使って考えてみると

落ち込むというのは、感情系脳番地が働いているという事ですね。
それをそのまま口に出して愚痴を言ったりするとき、
脳の働きで言うと、感情系脳番地⇒伝達系脳番地という
単純なネットワークで結ばれているだけだと思うのです。(多分・・・)

しかし、日記を書く=文字を書くという行為のためには
思考系脳番地を使わなければならないし、
文字を書くのに手を動かすわけですから運動系脳番地も一緒に
使うことになりますよね。

脳内ネットワークで見ると、
感情系脳番地⇒思考系脳番地⇒運動系脳番地⇒伝達系脳番地
とより多く脳の機能を使っていることになると思うのです。
だから、そのぶん感情のコントロールが出来るようになるのでは
ないかと思うのです。多分・・・・

■弱点克服

私たちに得意なことや不得意なことがあるのは、優れた人間と
ダメな人間がいるからではなく、ただ単に成熟している脳番地と
未熟な脳番地があるため、だからです

MRIという機械で脳の画像を見ると、同じ脳は二つと無い、
人それぞれに違う脳の形をしているそうです。

つまり、それが「個性」ということですね。

私の場合で言うと、子供の頃から運動音痴でしたから
恐らく運動系脳番地が発達していないのでしょうね。

まったく、どーでもいい話ですが、

中学、高校の頃、女の子が好きなタイプの男の子の条件で
スポーツマンが好き」とか、よく言いますよね。
(少なくとも私の時代はそうでした。。)

運動音痴で、バレー部のキャプテンだったのに
万年補欠だった私はその頃から「モテ」の対象から
外れて肩身の狭い思いをしておりました。。(いじけ)

話しを元に戻しますが・・・

脳はいくつになっても成長します。しかも年をとっても、
使い続けている脳番地は衰えません

この本によると、100歳になっても人間の脳は変化し、
成長を続けるそうです。

なんか、40を過ぎて、オヤジ化が進行してくると
俺も年をとったなぁ〜」などと弱気なことを
思ってしまうのですが、
それが、そもそも間違いで

心はいつも青春!!

先ずは、この気概が大切かと・・・(笑)

ただ・・・

脳を鍛えるといっても、「脳トレ」のようなゲームで
漠然と脳を鍛えていてもダメで
私のように運動系脳番地を鍛えたいと思うなら、
それに合った方法で訓練をしないと
期待通りの効果は得られないようです。

■新しい経験が脳を育てる

脳は、経験という刺激によって成長します。
好奇心こそ、脳の栄養源なのです

自分が知らないこと、初めて経験することに対し、
脳はフル回転で対応しようとします。
初めての場所や初めての経験をするとき、不安な気持ちを
もったり、逆にワクワクするような感情をもったことが
あると思います。これは脳が過剰に反応している証拠です

新しい体験が脳を活性化するというのは、
他の本にも共通して書かれていることです。

が・・・

朝起きて、満員電車に揺られて会社に行って、
仕事をして疲れて帰ってくる・・・

日々が同じ事の繰り返しになっていて、
気付いてみたら、いつのまにか性格まで
超・保守的になっていたりして・・・

うぉ〜、なんてネガティブワードのオンパレード!!

でも、いつもとは違う道を歩いてみるとか
入ったことの無い店でご飯を食べてみるとか
そんな些細なことでも、脳は刺激を受けるそうですから
先ずは「1週間に1回は新しい事をやってみる」のが
良さそうです。

個人的なことですが・・・
毎年、夏になると大学時代の仲間とキャンプに行くのですが
これが見事に、何も考えず、同じことの繰り返し!

行き先は毎年同じキャンプ場、
日程は7月最後の週末。
メンバーもここ数年はほぼ固定で、
従って事前の打ち合わせはほぼゼロ!

それでも数年ごとに誰かが新しいキャンプ道具を持参したり
または、新メニューが登場すると
それだけで盛り上がれたりするのです(笑)

同じことの繰り返しでも、その中に一つか二つ
何か新しい事を付け足すのが、ミソなのかもしれませんね。

■最後に・・・

ココ最近、ずっと「脳」に関する本の記事を
連続してアップしてきましたが、
一応、今回で「脳」はひとまず打ち止めにします。

色々な人が、色々な切り口で「脳」について書いているのを読んで、
本当に勉強になりました。
それと同時に、人の脳というのは本当によく出来ているなぁ〜と
感心させられたりもしました。

自分の能力を向上させようと思うときに
やはり「脳」については意識すると思うんですね。

だから、その「脳」の性質や特徴、それに鍛え方などを
知っていると、日常生活の中でも色々と役立つように思います。

そして、脳の本にも時々書かれている「潜在意識」について
今、とっても気になっています^^

この潜在意識についての本も読み進めていますので、
また、記事にしてアップしますね。

では、今日もありがとうございました。
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posted by penguin-oyaji at 22:58 | Comment(2) | TrackBack(1) | 読書(心理学・脳) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

私はいつも本を選ぶ時、
タイトル→目次→最初のあたりのページ→めぼしい章
とパラパラとめくってから選ぶのですが、
この本(脳はこの一冊で鍛えなさい)は、「私には理解できなさそう・・」と思ってしまいました。
ちょっと分厚くて、
たぶん、脳の絵とかかいてあったような・・・

ペンギンオヤジさんのこの記事を読むと、
なんだかおもしろそう!と思ってきました。
新書の方なら読めるかも・・・

挑戦してみます!

ありがとうございました。
Posted by eries.m at 2009年07月10日 06:52
eries.mさん、こんばんは。

確かに書かれているように、この2冊の本には
MRIで撮った脳の写真や、脳の図解図が他の本よりも
多く掲載されていると思います。

でも、読んでいてそんなに取っ付きにくい印象は
あまり感じませんでしたよ。

ただ・・・

残念ながら、この2冊に書かれている事はかなり重複する部分が
多いので、どちらか1冊読めばOKだと思います。

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年07月10日 23:42
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脳はこの1冊で鍛えなさい 加藤俊徳
Excerpt: ◆脳はこの1冊で鍛えなさい 加藤俊徳 ◆脳番地で脳の筋トレ!裂 脳を鍛える究極のトレーニングあり! それが「脳番地日記」をつけること。 毎日つければ、脳が鍛えられるそうだ..
Weblog: ビジネス本でバージョンアップ 2.0!
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