2009年06月24日

最近どーも集中力が続かないんだよねぇ〜・・・「最強の集中術」

 

Book-No.137
「最強の集中術」
FIND YOUR FOCUS ZONE

ルーシー・ジョー・パラディーノ 著
森田由美 訳
エクスナレッジ

集中術とタイトルにありますが、
中を読むと、シナプス、アドレナリン、前頭葉などなど
脳に関する単語が何度も登場します。

だから・・・
今回もやはり「脳」関連の本という事でお願いします。
何も、そんなに脳に固執しなくても・・・

まったくの個人的なことですが、
自分が思うに、昨年から今年にかけて
集中力が本当に弱くなったなぁ
と感じています。

もともと、落ち着きの無いタイプではあったのですが、
最近はこうやってブログの記事を書いていても
直ぐに別のことが気になり、
ネットを検索してみたり、メールチェックしてみたり
本当に集中力が途切れがちになっています。

だから、ブログ書くのに2時間もかかるんですね、きっと・・・

さて、先ずは簡単に本書の内容について
ポイントを拾ってみたいと思います。

★集中ゾーン
横軸に「刺激」、縦軸に「集中力」をとって、グラフを書くと
逆U字型の曲線グラフが書ける。
(詳しくは本書、P29の図表にて確認ください)

つまり、刺激が弱いと意欲が低下しままになり、
逆に刺激が多すぎると、オーバーヒートした状態に
なってしまう。

刺激が弱すぎず、強すぎない最適な状態では
適度な緊張状態が生まれ、もっとも集中力が高まる。
この集中した状態を本書では「集中ゾーン」と呼んでいます。

ちなみに・・・

刺激によって脳が興奮するとアドレナリンが分泌される、
というのは、脳化学の本を読むと必ず出てくるフレーズですが、
集中力も、このアドレナリンの分泌量と
深い関係があるということになります。

★8つのカギ
集中力を高めるため(集中ゾーンに入るため)に、
本書の中では以下の通り、8つのポイントが示されています。

『感情スキルを高める鍵』
・まずは自分を知る
・気分転換のスゴ技
・先延ばし撃退法
・不安を打ち負かす
・緊張をコントロール

『思考スキルを高める鍵』
・やる気を奮い起こす頭の使い方
・段取りを整える

『行動スキルを高める鍵』
・生活習慣から意識する

え〜、これだけでは「何のこっちゃ?」だと思いますが、
ネタバレ自重ということで、興味のある方は是非とも本書を
手にとって確認していただければ、と思います(汗)

■感情のコントロール

人はたいてい、自分の感情を調節しようとしない。
そんなことは不可能に思えるからだ。
この主張はおおむね正しいが、それでも間接的な形であれば、
私たちは感情を調節することができる。感じ方は変えられないが、
考え方なら変えられる。そして思考の変化を通じて、
感情も変化するのだ
」(P63)

本書を読んでいて、私なりに集中力を高めるためのコツ
整理すると、その一つとして「自分の感情をコントロールする」ことが
あげられると思います。

例えば・・・

今、このブログを書いている私の部屋の上の階から
小さな子供さんのドタバタと走り回る足音がずっと響いています!
(おまけに、時おり泣き声も混じって・・・)

非常に気が散る状態ですし、イライラ感もあります。。(笑)

本書によれば、この状態はつまり、ノルアドレナリンが分泌されて
攻撃・逃避反応が引き起こされている、という事になると思うんですね。
だから、逆U字型グラフで言うと、刺激が過剰でオーバーヒート状態に
陥っていると・・・



さて、どーやって集中力を取り戻すか?



先ず、「うるさいなぁ〜」というイライラする感情に
対処しなければなるまい!

ここは仏さまのように穏やかな心で(笑)
「子供は元気が一番!」とか、
「自分も小さい頃は、同じように人様に迷惑を掛けていたのかも
知れないなぁ」と、考え直して気分を落ち着けよう。

そして深呼吸をして「気にしない、気にしない・・・」と
自分に言い聞かせます。

そうすると、あら不思議!

気持ちも落ち着いてきて、「とにかくブログを書き上げよう!」と
心がチェンジします。

感じ方は変えられないが、考え方なら変えられる
これって、和田裕美さんが言うところの「陽転思考」に
通じるところがありますよね。

人間の感情って、本能的にネガティブな方向に引っ張られる
傾向があるそうなので、ポジティブな思考パターンを
訓練することが、集中力を高めるためにも役立つようです。

■3項目の「やることリスト」は超・いいかも〜

私はジョシュに、これからやるべきことを3つだけ選び、
それを付箋にメモするようにすすめた
」(P181)

手帳術の本などを読むと、必ずと言ってよいほど
登場する「やることリスト(Todoリスト)」ってありますよね。
実践してらっしゃる方も多いかと思います。

私も仕事をしているときは、手帳にその日にやるべき事を
わさわさとたくさんメモして、終わるたびに赤ペンで消して
モチベーションをキープしていました。

ただ、それが10項目を越えてしまうと、
結局は注意力が散漫になって、集中力も落ちていたかも・・・
思ってしまいます。

で、

この本に書かれているように今までどおりの「やることリスト」と
併用するかたちで、3項目だけの「やることリスト」
使えば、目の前のやるべきことがより明確になりますから
自然と集中力も高まりそうな感じがします。

これは、是非とも取り入れて活用するべきテクニックかも・・・

もっとも、今は会社にも行っていないので、
そんなにやることがないんですけどね。。。
これがオチかい?!)←1人突っ込み

■「ありがとう」でストレス知らず!

感謝の気持ちを感じると脳内でセロトニンが放出され、
このセロトニンがストレス物質の連鎖反応を抑制することが
判明したのだ。つまり、感謝の気持ちは、「攻撃・逃避反応」を
引き起こす化学物質ノルアドレナリンの分泌を抑制し、
私たちを適度な緊張状態に戻してくれるのだ
」(P228)

このブログを読んで下さっている方ならご存知だと思いますが、
この1年くらい、私は和田裕美さんに相当影響を受けました・・・です。

その和田さんがよく言ったり書かれていることの一つに
ありがとうで返事をしよう」という言葉があります。

晴れた日に感謝して、雨の日に感謝して、風が吹いても、
凍えそうに寒くても、どんなときでも感謝できたら、
どんな人より幸せになれるはずです

(「息を吸って吐くように目標達成できる本」P184より抜粋)

《参考図書》

そんなわけで、私も日頃から「ありがとう」の返事を心がけていて
最近少しは板についてきたかなぁ、と思っています(*^ ^ *)

「ありがとう」って口にするとき、なんとなく気持ちがいいなぁと
感じていたのですが、これって頭の中でセロトニンとかっていうものが
出ていたんですねぇ〜

脳科学的にも「ありがとう」と言うことが、とても大切なことだと
裏付けされたようで、この本を読んでいて思わず
なるほど!」と思いました。

そして、これからもやっぱり「ありがとう」の気持ちを
大切にしたいと思います。

■最後に・・・

この本の中には集中力を高め、維持するために
どうすればよいかということが、かなり具体的に数多く書かれています。

最近どーも集中力が続かないんだよねぇ〜」と
私と同じような症状の方には、ぜったいにオススメ本だと思います!

それでは、相変わらずの長文に最後までお付き合いくださり
ありがとうございました。

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posted by penguin-oyaji at 19:00 | Comment(8) | TrackBack(0) | 読書(心理学・脳) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンおやじさん、こんばんは!

この本は以前すごく気になったんですが、お金をケチって結局買わず終いになっていた本でした。
記事を見た時、思わず少しニヤリとしてしまいました(笑

著者は忘れましたが『集中力』という本の中には、集中力はそれすなわち、精神力だと書いてありました。
この記事で書かれてある感情のコントロールと繋がるところがありそうです。

僕も読んでみようかなぁ。。。
Posted by しのの at 2009年06月24日 22:30
ペンギンオヤジさん、こんばんは。

>「感じ方は変えられないが、考え方なら変えられる」
>これって、和田裕美さんが言うところの「陽転思考」に
>通じるところがありますよね。

のところと、

>その和田さんがよく言ったり書かれていることの一つに
>「ありがとうで返事をしよう」という言葉があります。

のところ。

ある本を読んでいて、これは和田裕美さんの「陽転思考」に通じる話だとか、こっちはは勝間和代さんの「起きていることはすべて正しい」と同じことを言っている、など、別の著者の本であっても、あのことと同じことを書いてある(言っている)ということ、よくありますよね。そういうところっていうのは、読んでいて、すーっと入っていきやすい(ある程度、自分に、その素地がもうできているから)。

今回のエントリ読んでて、そんなこと感じました。
Posted by haru at 2009年06月24日 23:03
脳シリーズ書評、とっても参考になってます!
ひとつのテーマに沿って色々な本を読み知識を深めるのって、とても勉強になりますよね。自分ではなかなかそういう読書ができてないので、penguin-oyajiさんの書評でおすそ分け頂いてます!!
私には集中力がないので、この本は読んでみようかな。
仕事していても片づけしていても、すぐ休憩を入れちゃうんですよね。「え?また休憩?」って自分で突っ込んじゃうこともしばしば。
Posted by 二代目 at 2009年06月25日 08:17
しののさん、こんばんは。

この本は発売された頃は結構、話題になりましたよね。
(よく、あっちこっちのブログで見かけました)

集中力=精神力というのは、その通りかも知れませんね。
目の前の事に意識を向け続けるのって、やっぱり気持ちというか
精神がしっかりしていないと出来ませんからね。

ただ、「精神」という抽象的なもので捉えるよりも
「脳」の特性で捉えた方が集中力をキープしやすくなるような
気がします。

ぜひ今度、書店で見つけた時には手に取ってみてはどうでしょうか?
いい本ですよぉ〜^^

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月25日 20:13
haruさん、こんばんは。

そうですね、色々な本を読んでいると異口同音というか
別々の著者の方が(言い方は違うけど)同じ事を書いていることが
よくありますよね。

きっと、物事の中心核というか本質って同じなんでしょうね。
勝間さんが自己啓発本は3冊読めば、あとはどれも
同じことが書かれている・・・って言っていましたが、
本当にその通りなんだと思います。

私の場合は、ベースが和田さんですから
本を読んでいると「あっ、これは和田さんが書いていた
あの話と同じだ」と思うことがよくあります^^

いつも、コメントありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月25日 20:19
二代目さん、こんばんは。

何だか突然「脳シリーズ」に突入してしまいました(笑)
前々から興味があったので、この時期に固め打ちしてみようかと・・・
でも、読んで下さっている皆さんに少しでもお役に
たっているなら、嬉しいです^^

私も同じですよ!
本当によく休憩タイムを取ってしまい、
更にその休憩がやたら長い!という状態に陥ります(汗)
本当にもう少し、集中力を養わないと
私の場合、ちょっとヤバイかも・・・

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月25日 20:25
おはようございます。

周りの雑音を気にせず仕事に集中する・・・
まさに昨日は、それができずに仕事は進まず帰って凄い肩こり、という日でした。

気にしないように、
和田さんの「怒ったらお手洗い」を何度もやったのですが、根本解決にはならず・・・

そうか、こう対処すればよかったんですね。

集中力って、私には無いのも同じ・・
小学校の通知表から高校の三者面談まで常に指摘されてきました(泣)
殆どあきらめてるんですけど、
よんでみようかなぁ・・

ありがとうございました。
Posted by eries.m at 2009年06月26日 06:57
eries.mさん、こんばんは。

雑音がスゴかったのですね。
肩こりの方は大丈夫でしょうか?(ストレッチとかされると良いですよ!)

やはり気にするなと言われても、あまりにも音がでかいと
どうしたって気になりますよねぇ〜

私も一時はノイズキャンセル付きのヘッドフォンとかを
使って対策を講じていましたから・・・

私もまだまだ集中力が弱いのですが、要は訓練かな?と思ってます。
スモールステップの法則どおり、少しずつ集中している時間が
伸びていけばいいや、みたいに軽い気持ちでいようと思ってます^^;;

色々と具体的な対策方法とかヒントが、この本には書かれていますので、
もし書店さんで見かけたらパラパラと中身を見てみるのも
良いと思いますよ。私としてはオススメ本です!

いつも、コメントありがとうございます!!
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月26日 20:50
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