2009年06月11日

悩む時は、ちゃんと悩もう!・・・「「脳にいいこと」だけをやりなさい!」


Book-No.134
「「脳にいいこと」だけをやりなさい!」
頭のいい人は「脳の使い方」がうまい!

マーシー・シャイモフ 著
茂木健一郎 訳
三笠書房


しつこく!しつこく!何処までもしつこく!・・・(笑)
またもや「脳」です!

以前、コメント欄で39さんから「いいですよぉ〜」と
教えて頂いた、この本は帯に茂木さんの顔写真がありますが、
書かれたのはアメリカで数々の自己啓発セミナーを
行っているというマーシー・シャイモフさんという女性です。
(茂木さんは翻訳者ですね)

タイトルにある脳にいいことというのは、
この本によれば、次の七つ。

・ネガティブ思考の「大そうじ」をする
・プラス思考で、脳にポジティブな回路をつくる
・何事にも「愛情表現」を忘れない
・全身の細胞から健康になる
・瞑想などで脳を「人知を超えた大いなる力」につなげる
・目標をもち、脳に眠る才能を開拓する
・つき合う人を選んで、脳にいい刺激を与える

そして更に、「引き寄せの法則」、「拡大の法則」、
そして「支援の法則」というものが掛け合わされています。

こうなると、何処からどう見ても立派な自己啓発本です(笑)

ただ、全てではないにしろ、脳の働きや特性から
なぜ、さまざまなメソッドが有用であるのかが
説明されているのを読むと、
なるほど!」と納得してしまうのです。
(単純・・・・?)

■輪ゴムdeパッチン!

この本全体が『ポジティブ・シンキング』がベースになって
いるので、当然のことながら「ネガティブな感情や行動は
排除せよ!
」という論調になっています。

ただ・・・そうは言っても、元々、人間の脳は
ポジティブな事よりもネガティブな事の方が強く記憶に残る、
つまり人の脳は放っておくとネガ、ネガになってしまうという
特性があるそうなので、そう簡単にネガティブ感情を
排除する事なんて出来ません!!

最近の調査によると、平均的な人が一日に漏らす不平の数は
小さいことまで含めて70回もあるといいます
」(P69)

一日に70回という事は、6時間の睡眠時間があるとすると
起きているのが18時間だから・・・
70回÷18時間=3.88回/時間
1時間に約4回という事は、概ね均すと
15分に1回は不平をもらしているという計算になりますね。

こんなにもネガティブな思考のクセを治すために
アメリカの牧師さんが次のような事を行ったそうです。

彼は礼拝に集まった人々に紫色のリストバンドを渡し、
不平を一つ言うたびに、リストバンドをつける腕を換えることを
提案したのです。目標は三週間リストバンドをつけ換えないこと

(P69)

で、この部分を読みながら、ふと思い出した事があったんです。

以前、小宮一慶さんのセミナーに出席した時に、先生が
ぼくは手首に輪ゴムをはめていて、良くない事を
考えてしまった時には、その輪ゴムをパチンとするんです

というような事を話されていたんです。

おぉ、忘れとった!」という事で
数日前から私も左手首に常時、輪ゴムをはめて、
ネガティブなことが頭をよぎるたびに
パチン!としています。

実際にやってみると、本当に自分でも呆れるくらいに
ネガなことを考えたり、思い浮かべていたりすることを
思い知らされました(汗)

どこまで自分の思考のクセを治せるか分かりませんが、
ここ数日の感触としては、日に日にネガな事は
考えないようにしよう!という意識だけは根付いてきているような
気がします。。(まだ、あくまでも気がするだけですが・・・)

■思い悩むこと

古いことわざに「思い悩むのは揺りいすと同じ」と
いうものがあります。
「悩むことは、多くのエネルギーをつかうけれど、
結局どこへも行きつくことがない」という意味です
」(P63)

私、思うのですが・・・
思い悩むことは、決して悪い事ではないと思うんです。

「悩み」の原因はそれぞれ、色々あると思いますが、
自分が「こうしたい」とか「こうありたい」と思い描く姿と
そうならない現実とのギャップを感じるからこそ
悩むのだと思うんですね。

裏を返すと、悩まないということは、理想像とか
あるべき姿を持っていない証拠ではないかと・・・
(ちょっと、言い過ぎですか?)

だから、悩む時には、きちんと悩んだ方が良いと思うんです。

ちなみに私の場合は、(悩みの種類にもよりますが)
気持ち的にはどん底まで、落ちるところまで落ちます!
その間は、人と話をするのさえ煩わしいくらい。。

そうして、落ちるとこまで落ちて、やっと気付くのです。
結局、どこへも行きつくことがない」ということに。

気付いてやっと、「どーするか?」と解決策を考え出すんですね。

確かに、思い悩むことは揺りイスと同じかも知れないけれど
だからと言って、「悩む」プロセスを(無理やり)すっ飛ばさなくても
良いのではないのではないかなぁ〜

悩む時には、ちゃんと悩む!
それも一つのポジティブな選択ではないかと思うのですが、
どーでしょうか?


大切なのは、悩んだ末に「あいつが悪い」とか
あの時、こうしていれば・・・」と、人のせいにしたり、
悔やんでも仕方ない過去に縛られて
マイナスのスパイラルに落ち込まないこと。

そして出来るだけ早く、立ち直ること。

よく言われることですが、
「他人」と「過去」は変えられない訳で、
変えられるのは「自分」と「未来」だけ。

その事に気付けば、自ずと解決策を考えられるように
なるのではないかと・・・

この本の中には次のような言葉もありました。

勝者は解決策に目を向け、
敗者は不平に終始するのです
」(P63)

■最後に・・・

上の方で書いたように、「脳」に関する本というよりは
ポジティブシンキングをベースにした自己啓発に類する内容が
多く書かれています。
ですから、人によっては既知の内容も多いかと思います。

でも、私はとても面白く、そして興味深く読みました^^

最後になりましたが、改めてこの本の事を教えてくださった
39さん、ありがとうございました。

それでは、このへんで。
今日も、ありがとうございました。
posted by penguin-oyaji at 23:47 | Comment(6) | TrackBack(0) | 読書(心理学・脳) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンおやじさん、こんにちは!

自分一人だけで何にも頼らずに思い悩んでいると、それこそ揺り椅子のように行ったりきたりするだけだと、僕も思います。

ただ、そこに例えば、他の人に相談してみる、本を調べてみる、ネットで検索してみるとか、思い悩んでることに何かプラスアルファで情報を付け足してやれば、思い悩むこともただのエネルギーの浪費から自分自身の進歩につながるのかなぁ、と思います。

イメージとしては、揺り椅子にモーターやローラー、翼なんかをつけて動くようにしてやる感じです(笑

というわけで、僕も思い悩むことは十分に必要だと感じます。
Posted by しのの at 2009年06月12日 11:40
こんにちは!
気になっていた本です。

茂木さんの本は分かりやすく納得する内容が多いですよね。
ところで、不平のお話のところで思い出したのが 『もう、不満は言わない』という本です。
この本を読んで、不平不満を言うのをやめようとトライしましたが、すぐに挫折してしまいました(^^ゞ
ストップ・ザ・不平不満!再チャレンジしようかな・・・

僭越ながら・・・『もう、不満は言わない』http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%86%E3%80%81%E4%B8%8D%E6%BA%80%E3%81%AF%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%B3/dp/4763198084


Posted by きらきら☆アロマ at 2009年06月12日 17:43
しののさん、こんばんは。

モーター、ローラー、翼付きの”揺りイス”というのは
面白いですね^^

確かに悩んでいる時は、一人の殻に閉じこもってしまうことが
多いと思いますが、そこから他の人への相談とか
本を読むとか、自分で前向きに動き始めると
やがて「解決策」に結びつくのかな、って思います。
私的には、思いや悩むのはエネルギーの浪費ではなくて、
次のステップのために、思いっきり屈んでいるイメージですね。

いつも、コメントありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月14日 23:27
きらきら☆アロマ さん、こんばんは。

本の紹介、ありがとうございました。
先ほど、amazonのレビューを読んでみましたが、
なかなかチャレンジングな本のようですね^^

不平、不満からまったく開放されるのは本当に
かなりハードルが高いと思うのですが、
それでも、チャレンジしてみる価値はあるように思います。

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月14日 23:30
ペンギンオヤジさんこんばんは。

輪ゴムパッチン、良いアイディアですね!
私はいつもは数珠ブレスレットをしているので、
それをパッチンしよう!と思います。

それから、以前TV番組で
まるで「引き寄せの法則」みたいなことが、
「それは脳のシステムがそうなっている、という事が最近発見されたんです!」
というように説明しているものがありました。

この本の事だったのかも...

とにかく、
「前向き」って言っても納得しないと本当の「前向き」ではないと思うのですよ。
そのために「悩む」ことは良い事だと、私も思います。

でも、実はウジウジ悩んでばっかりが多いんですけど...(汗)
Posted by eries.m at 2009年06月15日 22:59
eries.m さん、おはようございます!

数珠ブレスレットを身に着けていらっしゃるのですね。
輪ゴムよりも数段おしゃれ!(笑)

ネガな事を思い浮かべてしまうのは、思考のクセみたいなものだと
思いますので、パッチンして少しでも矯正できればいいかな、
って思うんです。

以前であれば「引き寄せの法則」なんて聞いても
ちょっと怪しいもの・・・みたいな感じで、
引いてしまっていたと思うのですが、
脳の仕組み、特性を知ると、そういう事もあるんだ!と
合理的に理解できるようになったと思います。

そうですね、心から納得するためにも「悩む」という
プロセスは私も必要だと思っています。

・・・と、格好いい事をかいていますが、
私だって、いまだに悩み出すとドツボ状態に陥ります(汗)
お互いに、少しでも前向きエンジンを強化したいですね。

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年06月16日 07:32
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