2009年05月06日

愚直に、当たり前に生きる・・・「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」


Book-No,119


「あたりまえのことを バカになって ちゃんとやる」

小宮 一慶 著


サンマーク出版


発売されてから少し時間が経ってしまいましたが


小宮先生の最新刊です(Chabo!本です)


Chabo!




前から書きたかった本です」と小宮先生ご自身が何かに


書かれていましたが、仕事や人生に対しての考え方が


ぎっしりと詰まっていて、読んでいても共感するところばかりでした!

ある意味、小宮先生流の人生の指南書ですね。

■ABCと掃除の話し

「小宮さん、ABCを大切にするといいことがありますよ」


「何ですか、ABCって」


「Aはあたりまえのこと、Bはバカになること、Cはちゃんとやることの


頭文字ですよ。つまり、ABCが大切というのは、あたりまえのことを、


バカになって、ちゃんとやる。人生はそれが大事ということです」


(P4)

前にいた会社でのこと。


毎朝、会社に来ると玄関のガラスを拭いたり、


会社の周りの道をホウキではいたりして


とにかくコツコツと掃除をしている人がいました。

誰に言われたわけでもなく、別に当番ということでもないのに、


彼は毎朝の掃除をかかさずに、一人で黙々と続けていたのです。


何年も、何年も・・・

この本でABCを読んだ時に、真っ先に彼のことが


頭に思い浮かびました。

それから・・・

以前、私が店長職を務めていたときのこと


その頃、新米店長だった私は何をしてたら良いのかが分からず、


とにかく掃除だけは一生懸命にやろう」と決めて、


とにかくヒマさえあれば、掃除をしていたことがありました。

一番極端だったのは、一ヶ月かけてスタッフ全員で売り場にある


陳列棚(商品が並べられている棚)の裏側まで


全ての棚の雑巾掛けをしたことですかね。

それなりに売り場面積が広い店だったので、


私はともかく、スタッフには大変な思いをさせてしまいましたが・・・

ただ、その時に気付いたことが一点あるのです。

私なりの解釈ですが・・・


掃除の本質って、きれいに磨き上げることではなくて、


汚れている事に気付く目が養われることだと思うのです。

ある有名な例え話があって


売り場に紙くずが落ちていた時


A店では店員が気付いてゴミを拾う


B店では店員がゴミをまたいで歩く(気付いていても拾わない)


C店では店員がゴミを踏んづける


(そもそもゴミが落ちていることに気付かない!)

ゴミを拾い上げるくらい、当たり前のことだと


普通は考えますよね。


でも・・・


私の経験上ですが、掃除をいい加減にやっている職場ほど


ゴミが落ちていても誰も拾おうとしないものだと思います。

掃除なんて「だいたい、こんなものでいい」と思っていたら、


しょせん人生も「だいたい、こんなものでいい」で終わってしまうのでは


ないでしょうか」(P2)

当たり前のことだから、ついつい軽んじてしまう。


でも、この本ではそんな小さなところから、戒め、諭してくれることが


たくさん書かれています。

■足は大地に、目は星に

星は「なりたい自分」、つまり目標や夢です。


でも足下のことをきちんとやらないと


ダメだということを「足は大地に」が表しています。


あたりまえのことを、ちゃんとやれということです」(P144)

「足は大地に、目は星に」・・・この本の中に書かれている言葉の中でも


大好きな言葉の一つです。

その他にも

モノをもてあそべば志を失い、人をもてあそべば徳を失う(P51)

自分で選んだわけではない仕事こそ、脇目も振らず、


バカになって取り組む。


自分で選んだわけではない、すなわち、天が与えてくれた


チャンスだと思うことが大切です(P70)

私にとって、自己実現とは、「なれる最高の自分」になること(P108)

紙一重の差の積み重ねがやがては大きな差になります(P161)

偶然はすべて運命が仕組んだものである。


人生の節目には「運命の人」があらわれる(P174)

無我夢中でやっている最中は、それがどんなチャンスに


変わるのか、想像ができない。でも、準備しておけば、


必ずどこかで 何かのチャンスがやってくるのです(P186)

人が幸せになるには、まわりに人が必要なのです(P196)

などなど・・・心に染みる言葉、ハッとさせられる事が


本当にいっぱい書かれています。

全体を通して、この本で書かれている内容って


ナントカ理論もないし、カントカ法則もない。


「格好いい」というよりは、「泥臭く」感じることの方が多いと思うのです。

でも、私はこういう考え方がとても好きだし、


人として生きていくうえでの大切な原理原則を教わったように


感じています。

実は・・・

以前、通っていた「経営基本講座」の中で、


この本に書かれている幾つかの事については、


直接、小宮先生から教えて頂いていたので、


個人的には本書を読みながら、その時の事を改めて思い返し、


心に刻むことが出来ました。

■最後に・・・

100年に一度と言われるような不景気の真っ只中ですが、


この本に書かれているような


人生の原理原則というものは、時代を超越して


残っていくものだと思うのです。

不景気だからこそ、本物が生き残る時代だというふうにも


言われたりしますが、


その本物というのは、ここに書かれているような原理原則、


正しい考え方を持った人のことを言うのではないでしょうか。

では、このへんで。


今日もありがとうございました!


【▼単行本】


【▼文庫本】


【▼kindle版】



タグ:小宮一慶
posted by penguin-oyaji at 16:10 | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書(小宮一慶) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
毎日のアップとても参考になります!
当たり前のことがあまりにできてないのが現状です。
この本は、小宮先生の今までのお話が易しく分かりやすくかかれていて、題名だけを読んでもためになり、私もお気に入りです。
ところで、文字が大きくとっても見やすくなりましたね!長い文時は私も少し文字を大きくしてみようかな。
Posted by 二代目 at 2009年05月06日 20:19
二代目さん、こんばんは。

二代目さんなら、この本は絶対に読んでいると思っていましたが、
やはり「お気に入り」でしたか^^
小宮門下生なら必携の一冊ですよね。

私も偉そうに言えるほど、実行度合いは高くないです(汗)
でも、この本を読んでいると自然と「頑張ろう!」って
思えるんですよね。

文字の大きさ、ちょっと変えてみたら
けっこう、良い具合みたいですので、
当分は、これでいきます!

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年05月06日 23:00
ペンギンオヤジさん

おはようございます!

朝から気持が引き締まりました。
今日は会社のトイレ掃除をより気持ちを込めて出来そうです。

A・B・C、自分も大切にしたいです。

これからジムに行ってきます。

更新ありがとうございました。
Posted by kaizokou at 2009年05月08日 04:42
kaizokuouさん、こんばんは。

相変わらずメチャクチャ、早起きですねぇ〜
(見習わなければ・・・!)

この本の冒頭で、小宮先生もトイレ掃除の事を書かれていますが、
実際にやってみると、色々な事を感じますよね。
私も家の掃除、少し気合を入れてやるようにしたいと思います。

ジム・・・その後、お身体の調子はいかがですか?
あまりムリだけはしないように気を付けてくださいね。

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年05月09日 20:08
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。