2009年05月05日

現実と仮想現実の間で・・・・「クラインの壺」


Book-No,118
「クラインの壺」

岡嶋二人 著
講談社文庫

T社長の言ったとおり、『クラインの壺』は、
見事に私のツボにはまりました。
その日の夜は眠るのも惜しんで読みふけりました。
ページを操るほどにもっともっと先を読みたくなって、
なんともレベルが低いのですが、
そのとき私は、はじめて小説を一日で
読み終えることができたのです

(「人に好かれる話し方」和田裕美・著 P128より抜粋)

《参考図書》

え〜と、例によって和田裕美さんご推薦の本なのですが・・・
(最近、このパターン多いっすね)

昨夜、寝る前に寝床で読み始めたら、
本当にとまらなくなってしまい
文庫本470ページ、一気読みしてしまいました。。

【あらすじ】(amazonの商品紹介より)
200万円でゲームブックの原作を、
謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。
その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム
『クライン2』の制作に関わることに。
美少女・梨紗と、ゲーマーとして仮想現実の世界に入り込む。

【感想とか】

ネタバレ自重で詳しいストーリーとかは
もちろん書けないのですが、
現実と仮想現実の間を行ったり来たりしているうちに
最後は、おぉ〜そうきたか!という感じですね。
・・・って、これじゃ読んでない人には
何がなんだか分からないですよね(汗)

個人的には、こうした「仮想現実」の話って結構好きです。

最初にその面白さに目覚めたのは、
鈴木光司さんの作品
「リング」「らせん」「ループ」を読んだ時でした。

あの貞子が(!)、最後はこういう世界観に結びつくのね・・・
妙に感動した思い出があります。

《参考図書》
 
 
 
 
 


で、

この「クラインの壺」も読みながら・・・

今は、仮想世界の話。

ここからは現実世界の話。

と、ストーリーを追いながら自分の頭の中で
どちら側の世界の話なのかを意識しながら
読み進めていたのですが、
何だかゴチャゴチャになってきてたころで、
どんでん返し!さらにドン!です。

とくにですね〜
どんでん返し!」のところで話しが終わっていたら
まぁ、単に面白い作品の一言で
終わってしまうと思うのですが、

さらにドン!」でこの作品に厚みが出ているように
感じました。何と言うか・・・恐かったですね。

相変わらず筆力が無く、訳の分からん書き方になってしまい
申し訳ない!

ただ、既に多くの方がブログなどのレビューで書かれていますが、
こういう仮想現実の話を読むと、
今の自分は、本当に自分なのか?
自分が生きているこの空間は、現実のものなのか?」と
自問したい衝動に駆られてしまいます。

時々、こんな妙な想像をしてしまうことがあるんです。
自分はグレートサムシングが創り出した
巧妙な仮想現実の中で幻を見せられて
生きているのではないか・・・?と

でも、私の頼りない頭では、そーいう難しい問題は
解決できないので、最後の最後は
我思う、ゆえに我あり」(by デカルト)
この一言で全てを片付けてしまうのですが(笑)

そんな私の戯言はともかく
「クラインの壺」、読まれた方も多いかもしれませんが、
未読の方は是非!お薦めです。

(重要な注意)
面白さのあまり、とまらなくなって寝不足になることが
あるかも知れませんので、ご注意を!

ゴールデンウイークも残り少なくなってきましたね。
楽しまれていますか?
今日も、ありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 14:53 | Comment(4) | TrackBack(1) | 読書(小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンオヤジさん

クラインの壺めちゃ気になる!
まだ未読の本がたくさん部屋にあるのにこんな時はどうしたらよいのでしょう。

でもきっと買ってしまうんだろうなあ〜

それにしても気になる・・

更新ありがとうございました。
Posted by kaizokou at 2009年05月05日 19:44
kaizokuouさん、こんばんは。
連続コメント、ありがとうございます。

ツボにはまりそうですか?(駄洒落です・・・汗)
未読の本が山のように積まれていても、
読みたい本はゲットしませう(笑)

「買わない本は読まない」と勝間さんも何かで
書かれていましたし・・・

冗談はともかく、本当に500ページ弱と少し厚い本ですが、
一気読みするくらい面白いですよ!

いつも、本当にありがとうございます!!
Posted by penguin-oyaji at 2009年05月05日 22:22
この手の仮想現実物は面白いですよね。映像では「夢落ち」かよ、って揶揄されますが面白いですよ(^ ^)押井守監督の「うる星やつらービューティフルドリーマー」や今敏監督の「パーフェクトブルー」はいい感じです。ループは映像化出来ずにバースデイになっちゃって残念なことになりましたが。
「クラインの壷」読んでみたいです(^ ^)
Posted by 所沢在住 at 2009年05月06日 11:54
所沢在住さん、こんばんは。

仮想現実の話って、本当に面白いですよね〜
この「クラインの壺」も数年前にはテレビでドラマ化されたとか・・・
ちょっと観てみたかったような・・・

「ループ」は自分にとっては、ちょっと衝動的な作品でした!
この作品で、仮想現実の面白みに目覚めたのですから・・・

「クラインの壺」も楽しめると思いますので、
ぜひ、手に取ってみて下さいね。
Posted by penguin-oyaji at 2009年05月06日 22:50
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和田裕美の人に好かれる話し方-愛されキャラで人生が変わる!
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