2009年04月28日

阿闍梨様のお話し・・・塩沼亮潤先生講演会

慈眼寺住職 塩沼亮潤大阿闍梨 講演会


「心を込めて生きること」


09年4月25日(土)磐田グランドホテルにて

1000円ドライブで講演会に行こうシリーズ第二弾です。


(いつからシリーズ化?・笑)

先週末の土曜日(4月25日)に静岡県磐田市で行われた


塩沼亮潤先生の講演会に参加してきました。

塩沼先生は、大峯千日回峰行という非常に厳しい修行を満行され、


現在は仙台市の慈眼寺の住職をされている大阿闍梨様です。

以前このブログでも書かせて頂きましたが、


「人生生涯小僧のこころ」という著書にその修行の時の様子が


綴られています。


それを読んで非常に感動した私は是非一度、塩沼先生のお話を


聞いてみたいと思っていたのです。。

以前の記事はこちら・・・


超人的修行の末につかんだ世界観「人生生涯小僧のこころ」

《関連図書》



■修行とは・・・

約90分の講演の中では心に染みるお話をたくさん聞くことが


出来たのですが、今日はその中から特に印象に残ったお話を


いくつか書かせて頂きたいと思います。

●『行(修行)』とは、行じること

●『行』を行うことで苦しんだものが偉いわけではない。


その「行」の中で自分の心を成長させることが大切。

●辛さ、厳しさというものは、自分の心を成長させるために


与えられているもの

行(修行)とは何か?という問いに対して、


修行することそのものである・・・ということでしょうか?


例えば千日回峰行を満行すると、「大阿闍梨」という称号が


得られるそうですが、


そういう名誉、地位のために修行をするわけではなく、


修行すること、そのものが目的であるというお考えなのだと思います。

人生そのものが修行の場である、という塩沼先生の言葉に沿って考えると・・・

「行とは、行じること」というこの言葉は

人生とは、生きること」というふうに言い換えられるような気がします。

そして、ただ漠然と生きるのではなく、


ましてや名誉、自分の欲、損得、名声を得ることを


人生の目的にするのではなく、


山あり谷ありの人生の中で、ただひたすらに自分の心を


成長させていくことに


人生の意義、目的があるというふうにも考えられますね。

私自身は今のところ、自分の欲とか名誉、地位も全部関係ない!と


言い切れるほど達観はできていないのですが・・・


死ぬ間際に「充実した人生だった」と思えるよう


日々を大切にして、昨日よりも今日、今日よりも明日


少しずつでも成長を感じられるような人生を送りたいとは


思っています・・・



また、「苦しんだものが偉いわけではない」という言葉も


私としては、「頑張ることが偉いわけではない」というふうに


置き換えて考えてみました。

仕事でもプライベートでも、「頑張った」こと自体に


満足してしまうことってないですか?


頑張った後って、けっこう気持ちよいですからね。

でも、頑張ることは、どう考えても目的じゃないですよね。

大切なのは、頑張るプロセスから何を得るか?


目に見える成果を得ることもあると思うし、


何よりも自分自身が成長する機会にすることが大切かと・・・

頑張った事実だけに満足してしまいがちな、


自分の心の弱さに対する自戒の言葉にしようと思いました。

■一(いち)を貫く

●世の中すべてのことは第一歩から始まる。


人は慣れてくると最初の気持ちを忘れてしまいがちになるが、


最初の時に感じる素直、謙虚、情熱という「初心」を持ち続けること、


つまり、最初の「一」を貫くことが大事。

確かに自分を振り返ってみると、何事も慣れてくるに従って


最初の頃の素直な気持ちや、「やるぞ!」という情熱が薄れてしまって


おざなり、適当、傲慢になってしまうような事が


無いとも言えないような・・・

最近、このブログで「継続の大切さ」みたいなことを


よく書いていますが、よくよく考えてみると


漠然と日々の中で同じ事を繰り返していても、


進歩が無いのではないかと・・・・

何かを始めるという事は、そこには自分なりの動機とかが


絶対にある筈ですよね。


でも、長い間継続していると最初の動機とか目的は


どこかへ行ってしまって、継続すること自体が目的化してしまう


という本末転倒みたいなことが、私の場合よくあります!

「一を貫く」・・・「初心忘るべからず」と同義だと思いますが、


この言葉も、適当、おざなり、傲慢という易きに流れがちな


自分の心に対する自戒の言葉ですね。

■100歳の夢

講演会の最後で、塩沼先生がこんな事を話されていました。

私は今日で120回目の講演になります。


そして私の夢は100歳になった時に、


今日と同じように壇上で立ったまま


90分間の講演をすることです。

私の場合、そもそも「100歳まで生きている」という考え自体が


ないので100歳の自分の姿など想像すらした事がありませんでした。

でも、塩沼先生の100歳の夢の話を聞いて


すなおに「素敵だなぁ」と思ったのです。

老いる=夢が段々と少なくなっていく、というような


ちょっと(かなり・・・かな?)ネガティブなイメージを


持っていたのですが、


100歳の夢を持っているのって、


何だか良くないですか?


素敵な生き方だと思います。

■最後に・・・

お坊さんのお話を聞くのって、


中学生の頃、修学旅行で薬師寺や比叡山・延暦寺に


行った時以来のような気がするのですが・・・

塩沼先生のお話を聞いていて、不思議と仏教とか宗教みたいな


感じを受けることも無く、どちらかというと人生の師匠から


諭されているような感じで、お話しを聞くことができました。

いつも、最後までお付き合いくださり


ありがとうございます。

<参考図書>
【▼単行本】



posted by penguin-oyaji at 22:57 | Comment(10) | TrackBack(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。

辛さは、自分の成長の糧なんですね〜。
しんどいときは、「成長、成長、むふふ」と
思ったら、ちょっとは楽になるかもですね。

「1000円ドライブで講演会に行こうシリーズ」
次回も楽しみにしています♪
Posted by テリー at 2009年04月29日 05:14
おはようございます。
塩沼先生って講演もなさっているんですね。
あれだけの事をなさったかたが
「苦しんだものが偉いわけではない」と仰ったという事に感じ入ってしまいました。
講演会、シェアしていただいてありがとうございます。

実は私、読経の後でのお坊さんのお話が小さい頃から好きなのでそういう意味でも興味深く読みました。
自分から進んで聴きに行く事はないのですが、
宗教を押し付けられる感じはなくて、素直にウンウンと聴けるのは、法事の時の「気持ち」で聞くからかと思っていました。
この記事を読んで、お坊さんってそういう風にお話なさるものなんだなぁ〜と思い至りました。
日本に根付いている分、仏教のお話であり人性のお話でもありという部分もあるのかもしれませんね。

いつもありがとうございます。










Posted by ereis.m at 2009年04月29日 11:59
penguin-oyajiさんこんにちは!
1000円高速、しっかり勉強のために利用されていて素晴らしい!
塩沼先生の講演内容のシェアありがとうございます。特に「一を貫く」というのは心に響きました。初心を忘れるから色々が続かない訳ですものね…。和田さんもお勧めの塩沼先生のこのご本、まだ読んでないのですが、penguin-oyajiさんの今日の記事を読んでとても読みたくなりました!
早速amazonでチェックします♪
Posted by 二代目 at 2009年04月29日 17:43
テリーさん、こんばんは。

そうですね。仕事の現場であればラクな仕事をいくらやっても
成長の度合いは低いと思いますが、難しい仕事に挑戦すれば、
苦労するかも知れませんが、その分、大きく成長できるというのと
同じかもしれませんね。

1000円ドライブ、次回は未定ですが、
またフラリと出掛けるかも知れません(笑)

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年04月29日 22:22
ereis.mさん、こんばんは。

塩沼先生が住職を務めている慈眼寺のホームページを見ると、
かなり積極的に講演会をされているようですよ。

「苦しんだものが偉いわけではない」
そうか、千日回峰行とか四無行とかの荒行を修めた方が言うと、
ある意味では「謙虚」な気持ちとも受け取れますね。

eries.mさんは小さな頃からお坊さんのお話を聞くのが
お好きだったのですか?
私はあまり法事とかも無かったので、お坊さんや仏教については
かなり縁遠かったような感じです。。
小さな頃から、こうした貴重なお話しを聞いて育っていたら
もう少し素直な性格になっていたかも・・・(笑)

宗教観を前面に出されると、私なんかは辟易してしまうのですが、
塩沼先生のお話は本当に素直に心に届いてきましたよ。

もしも、塩沼先生の講演会がお近くである時は
オススメですので、ぜひぜひ足を運ばれてみては
いかがでしょうか?

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年04月29日 22:31
二代目さん、こんばんは。

そうですね。最初の頃の気持ちを忘れてしまうと
本当に長続きしないですよね。
しみじみと実感しています・・・
「人生生涯小僧のこころ」は本当に素晴らしい内容だと
思いますので、是非お読みになってみて下さい。

1000円高速、すっかりお国の景気対策に乗っかっています(笑)
あとは定額給付金を派手にパーっと!・・・ですかね?(^^;;

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年04月29日 22:35
ペンギンオヤジさん

こんばんは。

塩沼先生の講演会が磐田で行われていたとは・・・。磐田は自分の出身である浜松の隣なのでローカルな名前が出てきてなんか嬉しかったです。

「苦しんだものが偉いわけではない」の言葉は心に響きますね。本当にそうだと思います。でもそういう事ってつい忘れてしまうんですよね。自分も頑張ったから、努力したからで、驕ることのないようにしたいです。

100歳の夢は考えたことありませんが、自分の60歳の目標は「腹筋が6個にきっちり割れていること」です。(笑)

あまり高尚でない目標かもしれませんが、それでもそのために今日も、明日も腹筋、腹筋、腹筋です。(^^)

更新ありがとうございました。


Posted by kaizokou at 2009年05月01日 22:49
kaizokuouさん、こんばんは。

そう言えば、ご出身は静岡の方でしたね。
今更ですが・・・高速を走っていて静岡県って東西に広い!って
実感してました^^;;

苦しんだものが〜
努力することは大切ですが、努力した事だけで満足しては
いけませんよね。まして努力した事で慢心してもいけないと
教えて頂いたように思います。

60歳の夢、素敵ですね。
お世話になった社長が70歳近くなのですが、
今もトレーニングをされているそうで、
腕相撲をやって負けたことがあります>私

目標に高尚とか低俗とかってないと思いますよ。
夢や目標が日々の行動の原動力ですからね。
腹筋、腹筋、腹筋!がんばって逞しい爺様に(失礼!)なって
くださいね^^

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年05月02日 00:05
はじめまして、塩沼先生からここにたどり着きました。
100冊といい、体重といいなんだかよく似ていらっしゃるな〜と思いましたので、コメントさせていただきました。

塩沼先生のお話聞けてうらやましいです。
Posted by YUKIO at 2010年04月30日 02:23
YUKIKOさん、こんばんは&はじめまして。

ブログ放置状態で、コメントを頂いていたのに
気付くのが今日になってしまって、
ゴメンなさい。

塩沼先生は、本で読んだ通りの誠実そうな方でしたよ。
地方での講演もされているようですので、
機会があれば、是非とも一度は足を運ばれて見ては
どうでしょうか?

これからも、よろしくお願いします^^
Posted by penguinoyaji at 2010年05月14日 22:50
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。