2009年01月25日

「ねこ」と「きつね」の絵本「100万回生きたねこ」「ごんぎつね」

まさか、まさか、
このブログで絵本の記事を書く日がやって来るとは
思いもしませんでしたが・・・

40過ぎのオヤジが書店で絵本を、それも2冊買うと
先ず「プレゼント用か?自宅用か?」と聞かれることも
ちょっと発見でした・・・
オヤジが絵本を読むことは想定していないらしい(笑)



Book-No.104
「100万回生きたねこ」

佐野 洋子 作・絵
講談社

奥付を見ると1977年に出版され、08年12月に95刷となっているので、
大ロングセラーですね。

学生時代に書店でアルバイトをしていたので、
この絵本のことは、なんとなく記憶にはあるのですが、
今まで一度も読んだことはありませんでした。

今回、あるWebサイトの「お薦め本」として取り上げられているのを見て
興味を持ち、数十年ぶりに絵本売り場へ足を運びました。

内容は、既にご存知の方も多いと思いますが・・・

100万回生まれかわっては、飼い主のもとで死んでゆく猫。
飼い主たちは猫の死をひどく悲しんだが、
猫自身は死ぬのなんか平気だった。
ある時、猫は誰の猫でもない野良猫となり、一匹の白猫に恋をする…。

(amazon、商品説明より転記)

短い物語ですが、最後のページの最後の一行を読んだ時に
一瞬、全身に鳥肌がたって、
ちょっと「うるっ」ときて
でもすぐに「そうだよね、そうだよね」と納得したのでした。

未読の人にとっては、まったく意味不明の感想だと思いますが・・・(汗)

愛されること」と「愛すること」というのは、全く別のことで、

それと

人生は学びの場であるという事を、改めて思いました。

例え100万回、人生を繰り返し生きても、
本当に大切なものを手にした1回の人生の方が
遥かに価値がある・・・というようなことなのでしょうか。

大人が読んでも、いい話です。



Book-No.105
「ごんぎつね」

新美 南吉 作
黒井 健 絵
偕成社

(今はどうだか分かりませんが)
小学校の教科書にも載るくらいの定番のお話しですね。

上の「100万回生きたねこ」を買いに行ったら、
たまたま目につき、
懐かしさと黒井健さんの絵の美しさに惹かれて
衝動買いしてしまいました。

今回、初めて目にしましたが、黒井さんの絵は良いですねぇ。
眺めていると、何だか心が癒されます。

でも、その絵に反してご存知のように、
物語の最後は悲しい終わり方ですよね。

子どもの頃、教科書で読んだ時には
ごんぎつねが、かわいそう・・・」と
ただただ、悲しみを感じていたのを何となく覚えています。

この悲しさって、なんでしょう?

思いやりとか、優しさが相手に伝わらない悲しさ・・・?

自分を受け入れてもらえない悲しさ・・・?

兵十からの視点で見れば、

自分を見守ってくれていた大切な人(狐)を
自らの手で殺めてしまった、罪悪感と喪失感ですよね。

一人ぽっちという寂しさと、
そんな自分を影で支えてくれている人がいることに
気付かずに傷つけてしまい
そして、大切な人の存在に気付いた時には
手遅れになっているという・・・・

でも、こんな悲しい物語が
長い時間ずっと読み継がれているのは
何故なのでしょう?

きっと誰もが一度は読んだことがあると思うのですが、
大人になった今、
黒井健さんの情感溢れる絵を眺めながら、
もう一度、物語の世界に浸ってみるのも
よいのではないでしょうか。

たまには童心に返って・・・・

ありがとうございました。


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タグ:絵本
posted by penguin-oyaji at 14:08 | Comment(8) | TrackBack(0) | 読書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!
「100万回生きたねこ」も「ごんぎつね」も、子供の頃読んだけど話を忘れてしまいました。
penguin-oyajiさんの記事を読み、再度読んでみたくなりました。
Posted by 二代目 at 2009年01月25日 21:18
二代目さん、こんばんは。

いつも、ありがとうございます。

「100万回生きたねこ」は初めて読みましたが、
良いお話しですよね。
有名な本だと思いますので、書店さんに行かれる機会があれば
是非、手に取ってみてはどうでしょうか。

きっと、子供の頃とは違う感想を持てると思いますよ。
Posted by penguin-oyaji at 2009年01月25日 22:01
ペンギンオヤジさん

こんばんは。

今日は名作中の名作の紹介ですね。

「100万回いきたねこ」は以前からずっと読みたいと思っていたのですが、結婚して子供が出来てからにしようと思っていて幾星霜。(笑)

ここまで来たらもうちょっと読むの我慢しておきます。(^^)

自分が大人になってから読んだ絵本のオススメは「泣いた赤おに」浜田広介(著)です。機会がありましたら読んでみて下さい。

更新ありがとうございます。
Posted by kaizokuou at 2009年01月25日 22:08
kaizokuouさん、こんばんは。

そうでしたか・・・思い入れのある本なのですね。

「泣いた赤おに」は、小さい頃に読んだような記憶が
かすかにあるのですが、全然おぼえていません!
改めて絵本のことを調べてみると、大人が読んでも
充分に感動するような名作が、けっこうありますよね。

機会があれば、また色々と読んでみようと思います。

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年01月25日 22:50
いつもありがとうございます!ペリエの紺野です。
連続で和田・ペリエに関連する熱いネタをたくさん書いていただいており(関係なさそうでも、実はありますよね^^今日の記事しかり。。)ありがとうございます!
とてもうれしいです。
わくわくの記事も拝見し、胸が熱くなる思いでした。
むしろ「ペンギンオヤジさん、どこまで行っちゃうのかなあ」と思います(笑)
楽しみにご一緒させていただければと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
Posted by periestaff at 2009年01月26日 17:08
こんのさん、こんばんは。

見つけて頂いて、ありがとうございます!
ネタ元はバレバレですよね(笑)

今年はビジネス書以外も読もう!と思っていたのですが、
何から手を付けてたら良いのやら?という感じですので、
ブックガイドとして活用させてもらっています!

何処へ行くのか、私にも分かりません!^^;;

こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
Posted by penguin-oyaji at 2009年01月26日 20:09
ペンギンおやじさん

こんにちは!
お久しぶりです♪


黒井さんの絵、ステキですね(*´▽`*)
タッチが優しいのに、微かに哀愁というか寂寥感が感じられます。
それにしても、このごんぎつね、カワイイですね(^-^)


ペリエの方のコメントをチラ見させていただいたところ、この記事も和田さんに関係あるとか無いとか・・・
僕もじわりじわりと和田さんの本を読んだりして、世界に引き込まれてます( ̄▽ ̄*)
Posted by シノ at 2009年01月28日 06:01
シノさん、こんばんは。そしてお久しぶりです!

黒井さんの絵は、今回始めて知ったのですが、
まさに優しいタッチの中に寂寥感が感じられますよね。

そうなんです!
実はネタ元は・・・です(笑)
是非、ペリエのサイトだけでなく、和田さんの個人サイトも
チェックしてみてください!

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2009年01月29日 21:19
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