2008年10月25日

「日本を変えよう」■ポスト資本主義と「まとめ」・編

 

Book-No.75
「勝間和代の日本を変えよう」
Lifehacking Jpan

勝間和代 著
毎日新聞社


『勝間和代の日本を変えよう』刊行記念
勝間和代講演会&サイン会
08年10月17日(金) 東京ウィメンズプラザホールにて

 

さて、さて、ここ数日更新をサボってしまってスミマセンでした。
長々と書いてきた勝間さんの講演会報告も、
何とか、今日で書き切りたいと思います。

■ポスト資本主義への模索
アメリカ型の市場主義が万全でないのは、
既に今回のサブプライムローン問題を見ても分かるように
証明済みである。

一方、ヨーロッパ型の資本主義は日本の文化に馴染まない。
ヨーロッパ型は、はっきりとクラスを作ってしまう。
生まれや育ちでクラスが分かれ、中学くらいで能力によって
振り分けてしまう。
振り分ける代わりにリーダーになった人や、伯爵家などの貴族の家に
生まれた人が、労働階級に対して責任を持って面倒をみている。

では、日本は何処へ向かうのか?

アメリカ型のように頑張れば報われるが、頑張らなければ
ホームレスになるような無茶苦茶なインセンティブ体系を追うのは
正直、きつい。

では、ヨーロッパのように、生まれと能力でクラス分けして
役割分担をするような社会にするのか、それもきつい。

では、日本型は何処へもっていくべきなのかという事について
私も正直、解は見つけていない。
ただし、解を見つけなければいけないという事が分かっている。

解を見つけるためには、もっと色々な国の事を勉強しなくてはいけない
という事で始めたのが、Ghabo!の活動です。

(以下、Chabo!の活動についての説明)

■さて、自分に出来ることは・・・?
この後、講演会はChabo!の活動について、「日本を変えよう」の15の提言に
ついての説明、そして質疑応答で終了となりました。

今回の講演会の内容は今までの勝間さんの一連の著作内容と比べると
以下の2点に違いがあると感じました。

1、今までの勝間さんが扱うテーマは基本的には「個人」が主体であったが、
今回は「国」とか「社会問題」という、やや個人で考えるにはスケールが
大きいものがテーマ設定されている。

2、「年収10倍アップシリーズ」にしても「グーグル化」にしても、
勝間さんがこれまで実践して、効果を上げた事に対して言及してきた
のに対して、今回は「解を見つけていない」とご本人が言っているように
ある意味、問題提議が主題となっている。

実は、この講演会が終わってから、「自分に何が出来るのか?」とか
「講演会で聞いた事を、どうやって活かせば良いのか?」とか、色々と自分なりに
考えてみたのですが・・・・
何だか、テーマが大きすぎて正直「どーしていいやら?」状態なのです。

折りしも米国発の金融危機から、世界的な景気の減速が現実味を帯びてきて、
このままいけば、企業の業績悪化、倒産件数の増加、リストラ、
そして失業率の増加など、ネガティブキーワードのオンパレードに
なってしまいそうなイヤな予感が・・・・!!

そうなると、ワークライフバランスはますます崩れ、貧困・格差問題も
深刻になる一方ですよね、きっと。

個人として自衛するのが精一杯で、とても国全体とか社会全体の事なんて
考えている余裕すらなくなってしまうような気がするのです・・・

■「半径1.5メートルの法則」と「衆人の知」
またしも、くら〜〜〜い話を書き連ねてしまい、
どーもスミマセン(by林家三平)

私は「半径1.5メートルの法則」というのを信じていて、人は自分の身近な
問題でないと実感できない、動けないと思っているからです

(「日本を変えよう」P246)

いきなり、国とか社会全体なんて考えたら、そりゃ動けなくなるのも当たり前。
でも自分の周り半径1.5メートルくらいなら、考えたり行動する事だって
出来ますよね。(
頑張れば、倍の半径3メートルくらいだって・・・・笑)

先ずは、自分のできる事からコツコツと。
例えば最近は、企業でも以下のような社会貢献活動をしているところも
増えてきてますよね。

「千のトイレプロジェクト」
http://1000toilets.com/
「1L for 10L」
http://www.volvic.co.jp/1Lfor10L/top.html

Chabo!も、もちろんそうですが・・・・

同じ買うなら、こういう商品を選んで買うとか、
こういう個人で出来る事って、必ずあると思うのです。

自分たちの身の回りで起きている事を、「知る」「考える」「話す」そうした
個人の行動が積もり積もって、きっと社会を動かしていく力になると
信じたいのです。
(一番いけないのが、無関心であることでしょうね、きっと)

講演会の最後に勝間さんが、こんな事を言っていました。

次は「勝間和代とみんなで日本を変えた!」
という本が出したい。

とりあえず、今回の講演会報告はココまで。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。

(関連記事の一覧)
・「日本を変えよう」■若い人が暗い国・編

・「日本を変えよう」■男女共同参画・編

・「日本を変えよう」■貧困・格差問題・編



posted by penguin-oyaji at 21:29 | Comment(4) | TrackBack(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンオヤジさん

こんばんは。

4回にわたる講演会のまとめありがとうございました。おかげさまで、理解が深まりました。

自分のやるべきことをしっかり積み上げていくことが解に近づく道だと思っているので、やるのみです!

更新ありがとうございました。
Posted by kaizokuou at 2008年10月25日 23:32
kaizokuouさん、こんばんは。

長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
もう、あの講演会&オフ会から一週間経つのですね。
・・・・という事は、まとめ終わるのに一週間も掛かった訳で
もう少し、行動のスピードを速めなければと思っています。

でも、こうして読んでコメントを下さる方がいる事で、
自分も何とか最後まで書くことが出来ました。

本当にいつも、ありがとうございます。
Posted by Penguin-oyaji at 2008年10月26日 00:45
ペンギンおやじさん

シノです。

いやぁ、色々と勉強になっておもしろかったです。
正直なところ、日本や世界という自分の外の世界を考えることってあんまりしてきませんでした。
経済とか貧困の問題とか・・・。

実感が湧かないんですよね。ペンギンおやじさんが書かれてるように、スケールが大きすぎて。
イメージができないのです。

半径1.5メートルの法則は何かいいですね!
自分のできることから、そして、徐々に自分の世界(半径)を広げていく。
こういう考え方、割りとスキです。

僕も身の回りからできることを探して実行していこうと思います。

長くなってしまいましたが、講演会レポートお疲れ様です&ありがとうございました!
Posted by シノ at 2008年10月26日 08:38
シノさん、こんにちは。

日曜早朝からのコメントありがとうございました。

そうなんです。
あまり大上段に構えてしまうと、結局何も出来ないような気がするのです。
だから私も、心のどこかに問題意識を持っていること
(無関心にならないこと)
それと半径1.5メートルの中から出来る事を探して
先ずは小さな行動をしてみる
そんなところから、スタートしようと思っています。

講演会レポ、長々とお付き合いくださって感謝です!
Posted by penguin-oyaji at 2008年10月26日 11:18
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