2008年10月20日

「日本を変えよう」■男女共同参画・編



Chabo!

Book-No.75


「勝間和代の日本を変えよう」


Lifehacking Jpan

勝間和代 著


毎日新聞社


『勝間和代の日本を変えよう』刊行記念


勝間和代講演会&サイン会


08年10月17日(金) 東京ウィメンズプラザホールにて



前回からの続きで、今日は「男女共同参画」と「貧困格差問題」の


お話しについて、まとめてみたいと思います。

■男女共同参画


《勝間さんが考える男女共同参画の目的》


男女共同参画が進んだ方が、企業も国自体も生産性が上がる。


国民の半分しか働いていない国と、より多くの人が働いている国とでは


どちらが、生産性が高いかは明らか。

男女比で、女性が全体の1/3を超えるようになると、


業績が向上するという統計的な結果がある。


全体の中で、1/3を超えるとマイナーな存在でなくなってくるので、


男性、女性の持つ特性がそれぞれに組み合わさって機能し合うように


なるので、組織の中では男女が程よくばらついていた方が生産的。

★要は男女で一緒に頑張った方が生産性が上がる、という事です。


すごくシンプル!!

《日本で男女共同参画が進まない理由》


日本には『家父長制』という文化的な背景があり、これが男女共同参画の


進行を妨げている一つの要因になっている。

日本の家父長制ででは、お父さんが一番偉くて、


子どもの中では長男が一番えらい。


欧米では家族の中で役割分担はあるが、誰が偉いという事は決まっていなくて


家族の中でも民主的な仕組みになっている。


兄弟の仲で男女関係なく、一番優秀な子どもにリソースを集中して育てていく。

結果として、日本の国力は伸びずに、諸外国に対する競争でも負けている。

《男女共同参画に関する日本の現状》


1.GEMの順位は54位。先進国の中では最下位に近い。


フィリピンやシンガポールよりも女性が活躍できていない。


※GEM(ジェンダー・エンパワーメント指数):社会の中でどれだけ女性が


活躍しているかを示す指標

2.国会議員の女性の割合:9.4%、管理職に占める女性の割合:10.1%


賃金水準で男性を100とした場合、女性は66.8


※この辺の数値は「日本を変えよう」の125ページにも掲載されています。

こうした状況は日本にいると、当たり前と受け止めてしまうが、諸外国から


見ると異常です。スーダンでは政府の要人会議の3割くらいは女性が


参加している。

3.日本では女性は充分に教育を受けているにもかかわらず、


社会で活躍できていない。せっかく教育投資をしたのに、


大卒女性の就業率が5割を切っているような国は日本だけで、


非常に「もったいない」


女性が社会で活躍できないシワ寄せは男性の長時間労働に跳ね返って


いるのが現状。

《少子化問題》


日本の男性の育児・家事の参加は諸外国と比べて低く、


一日の中で0.8時間程度しかない。

男性の育児・家事の参加時間と出生率の相関を見ると、男性が家事・育児に


参加している国ほど、出生率が高く、日本は非常に低い。


つまり、一人目を産んだ時、女性に育児・家事の負担が掛かってしまっていて、


「手伝ってくれないなら、二人目はいいや・・・」という事になっている。

男性が育児・家事に参加できていない要因は「長時間労働」にある。


日本の労働生産性は主要先進7カ国で最下位。OECD加盟国の中でも19位。


生産性が低いという事は、同じ付加価値を生むためには長時間働かなければ


ならない。

★「男女共同参画」のまとめ


ここら辺までが講演会で勝間さんが話された「男女共同参画」の内容です。


(多少、端折りましたが・・・)

私なりに、まとめると以下のような感じかなと思います。

文化的背景として「家父長制度」があり、女性は家庭にいて夫を支える役割と


規定されていて、元々女性が社会で働くという基盤がなかった。

現在でも、女性の社会進出の割合は諸外国と比べると低く、女性の代わりに


男性に対して「長時間労働」のシワ寄せが来ている。

長時間労働がネックとなり、家庭内での男性が育児・家事に参加することが


少なく、そのことが少子化の一つ要因になっている。

以下は、私の所感です。

いい年して独身貴族(?)しているので、家庭内の問題とかに関しては


イマイチ実感を持てませんが、その代わりに企業内に於ける女性の活用と


いう面に関しては、以前から思っている事があります。

日本の社会(企業)は女性の活用がものすごく遅れている!


という事です。勝間さんの主張に100%同意です!!

約20年間、実社会で働いてきて、女性の部下を持っていた経験もあります。


私の個人的な主観になってしまいますが・・・


女性は役割さえ明確にすれば、男性顔負けでもの凄いパワーを発揮します。

確かに男女差というものはあって、全体を俯瞰して仕事を組み立てたり、


流れをコントロールするのは男性の方に一日の長があるような気がしますが、


反対に、細かい部分の最適化は女性の方が優れている、というのが


私の見方です。


(もっとも、個人差もあるとは思いますが・・・)

にもかかわらず、女性に単純な仕事しか任せなかったり、女性は女性で


頑張っても、管理職になれる訳でもないし・・・」という事で


結婚あるいは出産までの腰掛けと割り切ってしまうというモラルハザードが


起こっているような気がします。

勝間さんではないですが、


本当に、もったいない!」と思います。

また、自分が店長をやっていた時、その店では50〜60人くらいのパートさん


(大半が主婦)に働いて貰っていましたが、その時にも思いました。


企業人として結婚前までは、それなりのキャリアを積んできた人が


何で、うちのような時給の安い店に働きに来るのか?」と。

結局、育児休暇制度が整っていない企業で働いていると出産を機に


どうしても退職せざるを得ない、社会復帰するにも安い時給のパートくらいしか


働く場所がない、という事になるのでしょう。

さすがに、その頃はあまり深く考える事はなかったのですが、


今回の勝間さんのお話を聞いて、女性の活用が出来ていないというのは


日本という国レベルでの機械損失をうんでいるのだと改めて思いました。

・・・・・え〜っと、だいぶ書いてしまいましたね(汗)

本当は「貧困・格差問題」まで、書くつもりだったのですが、


このへんで、ちょっと休憩しましょうか?(笑)

上の方で書いたこと、「ウソ」になっちゃうけど・・・・ゴメンなさい。

次回に「つづく」

いつも、ありがとうございます。

【▼単行本】


posted by penguin-oyaji at 21:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンオヤジさん

こんばんは。

第二回目の更新ありがとうございます。
おかげさまでかなり復習になっています。

女性の活用はうちの会社も全然できていないです。管理職はゼロですから、そこを変えていきたいです。せっかくこういう話を聞いているのですから、実行にうつしていことが大事ですよね。

時間はかかるかもしれませんが、やってみます。

ありがとうございました。
Posted by kaizokuou at 2008年10月20日 21:43
kaizokuouさん、こんばんは。

うちの会社でも女性はだいたい主任どまり。よくて係長ですね。
先ずは、女性であっても遠慮しないで、ドンドンと仕事を任せてみる事ですよね。

もっと、活躍したい!と思っている女性はたくさんいるのですから・・・

いつも、ありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2008年10月21日 21:07
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