2008年10月03日

「自分らしさ」のつくり方



Book-No.71


「あなたブランドを高める12のステップ」

斎藤 広達 著


パンローリングライブラリー

日本のビジネスマンの多くは「○○会社の×××です」と言って


名刺を差し出す事が多いと思います。


この場合、「個人」と言うよりも所属している「会社」の名前で


仕事をしているという事になりますよね。

で、よく耳にするのが会社を辞めた途端にそれまで仕事上で


お付き合いのあった人達から冷たくされたり、


体よくあしらわれたりしたという話。


まさに「金の切れ目がなんとやら」ですね。


こわい、こわい!

ただ、最近になって少し風向きが変わって来たと思うのが、


これからの時代は会社名ではなく、自分個人の名前で仕事が


できるようにならなければ、ダメだ!」という考え方が


聞かれるようになってきた点です。

個人名といっても必ずしもフリーとか、独立して働く事を


意味するのではなく、会社組織の中で働いていても


ペンギンオヤジの仕事だから、信頼できる!」と


いうふうに言われるようにならなければならない!という事だと


思います。

そーなってくると、気になるのが個人のブランディングですね。


会社に寄り添って仕事をしているうちは、それぞれの会社が


自社のブランドイメージを作ってくれるので、


個人で考えたり努力する余地は、そんなに多くはなかった筈。

しかし、個人の名前を背負って仕事をするなら、


自分という人間には、どういう価値があるのかという事を


明確にして、周囲にアピールしていく事が求められるように


なってくる訳ですね。

つまり、今日はそういう本を読みました・・・という


「前振り」なのですが、既にもう前振りとは思えないほど


グタグタと前口上を書いてしまいました!(汗)

■個人ブランディングの骨子


本書では個人のブランド戦略を12のステップに分けて、書かれて


いるのですが、それをもう少し大雑把に括ると、以下のような


4つのステップに要約できると思います。

第1ステップ『ブランド戦略の構築』


・先ずは自分はどういう人間になりたいのかを思い描く


・最終ゴールへ辿り着く迄のスモールステップを設定する


・自分自身の現状を分析する、「能力」と「尊敬」の二軸で分析


・自分が勝負する「バトル・フィールド」を決める


・自分の「強み」は強化し「弱み」は補強する

第2ステップ『戦う武器をつくる』


・強みに磨きをかけて「尖り」に変える


・自分の弱みを補強する、弱みによって強みが消えないようにする


・自分ブランドに哲学、イデオロギーを注入し、他者からの賛同、感動を得る

第3ステップ『自分ブランドを宣言し、証明する』


・ブランドステートメントから自分を表すキーワードを作る


・周囲に対して自分のブランドをPRしていく


・言動を通して、自分のブランド価値を証明して行く


・自分の成長を確認するために、他者からのフィードバックを受ける

第4ステップ『成長と進化の繰り返し』


・時代の変化へ対応するために、自分自身も進化させていく


・強みである「尖り」を時代に合わせて追求する


・活躍する領域を拡大し続ける


・進化の過程でブランドの哲学の根底に流れる思いは変えない

■「バトル・フィールド」と「尖り」


本書を読んでいて、個人的に気になった点は「バトル・フィールド」と


尖り」の部分です。

自分のコレまでのキャリアを振り返ると、色々な部署で色々な経験を


させて貰ってきたのですが・・・・


反面、「コレ!」という突出した部分が無いように思っているのです。


良くも悪くも、「器用貧乏

強いて言えば、未知の分野の仕事を任されても「そこそこ」のレベルまでは


仕上げることが出来る、というのが私の特質かなぁ〜って思うのです。

だから、バトル・フィールド、「コレなら絶対に他人には負けない!


という自分の戦うべき場所(分野)を築き上げたい!などと、


考えてしまいました・・・・


「これなら絶対に他人には負けない!」と言えるようなものがあれば、


そこに磨きをかけて「尖った」人にもなれるのではないかと・・・・

仕事人生の残り半分で、そういったものを見出して、磨きをかけて


いきたいものです。

■泥臭さ


高いブランド価値を手に入れるためには、よく考え抜かれた戦略と


愚直なまでの実践が不可欠だと、本書では繰り返し述べてきた。


(中略)


考え抜くためには精神的なスタミナが必要だし、よほどの気合がないと、


途中で挫折してしまう。愚直に実践するとは、歯を食いしばって


頑張ることそのものだ」(P185)

本文中には「ブランド・ステートメント」、「ポイント・オブ・パリティ」とか


「フレーム・オブ・リファレンス」などなど、


格好いい横文字が出てくるのですが、


最後の最後は「歯を食いしばって頑張れ!」という


非常に泥臭く締め括っているのには何だか、妙な好感を抱きました。

いくら頭で理解をして、口でカッコイイことを言っても


行動して、成果を出さなければ何の意味も無いわけで・・・


その行動する時に必要なのは、知識も必要だけど、


根底の部分では「心の強さ」が必要なんですよね。

自分が信じたこと、やりたいと思ったことを


愚直に、あきらめずに追い求めていく事が、


自分らしさ=自分ブランドになっていくのではないかと思うのです。

【▼文庫本】


【▼kindle版】


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《1/52のレッスン・その22》〜和田さんの言葉を自分の勇気に変える〜

自分が新人の頃に、どんなことも新鮮に感動できたこと、素直に


がむしゃらにやったことを思い出してください。


今の状況に慣れて、適当に要領よくやれるようになると、新人の頃の


あのがむしゃらさはいつのまにか失われてしまいます。


それは、とってももったいないことだと思うのです


(「息を吸って吐くように目標達成できる本」和田裕美 著 P53)

今日、初めてお会いする営業の方と2時間くらいお話をしました。


新人営業ウーマンで、今年の春に社会人になったばかり。


1年生選手と社会人暦20年目の私。


基本的には私の方が色々と教えたりする側だと思うのですが、


話しをしていると、逆に私の方が教えられたり、刺激を受ける事も


あったりします・・・

とくに、社会人一年生や二年生くらいの方とお話をさせて貰って


気付くのが「素直に自分の夢」を語ってくれる点ですね。

社会人も長くやっていると、段々と上手くいかない事が当たり前、


みたいに、擦れてきてしまう人が多いのですが、


新人さんには、それが無いんですよね。

私自身も「夢を見なきゃ、何も始まらない」と思っているのですが、


いつの間にか、自分で自分に制限を設けていたり、


日々に流されてしまっていることが多いのです。


だから、新人さんとお話をすると、そういった自分が


普段、忘れてしまっている事を思い出させて貰えるのです。



今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。


楽しい週末をお過ごし下さい。



posted by penguin-oyaji at 21:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自己啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
penguin-oyajiさんこんにちは!
「個人ブランディング」ホントこれは大事ですね。不動産業ではメンテナンスの会社さんとのお付き合いが多いですが、「あそこの会社が良い」「あの会社はダメだ」は実は担当者によることが多く、ウチの会社で非常に評判が良い会社が別の会社では最悪だと言われていたり、逆もあったり、要は会社でなく個人の資質ジャン!と思うことしばしばです。個人を同じようなレベルにするために、クレドがあったり最近は会社も努力しているのでしょうけどね。
Posted by 二代目 at 2008年10月04日 16:32
二代目さん、こんばんは。

会社ではなく、個人の資質ジャン!・・・というのは全くの同感です!
敢えて付け加えるとすると、担当者同士の相性でしょうね。

自分らしさ、と言うか自分が他者からどう見られているのか、
或は、どう見られたいのかと云うのが、個人部ランディングの
根っこの部分だと思うのですが、これって日々の仕事ぶりとか
人柄がダイレクトに反映される部分だと思うのですね。
で、あれば「二代目印」とか「オヤジ印」の仕事をしたいものですよね。

いつも、コメントありがとうございます
Posted by Penguin-oyaji at 2008年10月05日 00:00
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