2008年07月29日

Priceless! 「稼げる営業」になる!

 

Book-No.48
和田裕美の「稼げる営業」になる!
お金と感謝がやってくる3つのステップ

和田 裕美 著
大和書房

この本のテーマは「お金と感謝」です。
最近は書店へ行くと投資や貯蓄などといったお金に関する本が
けっこう置いてありますよね。
おまけに、ベストセラーランキングに入っているものもあったりして、
何だか売れているような・・・

ただ、同じお金をテーマにした本であっても
「年収3,800万円のスゴイ!営業法」
なんてタイトルにしないところが、和田さんらしいです。

で、私自身はといえばお金に関しては割りと無頓着ですし、
あまり深く考えたこともありませんでした。
だから、この本はある意味、私にとっての「目うろこ本」と
なりました。

■入社3年目、貯金が趣味です
いきなり、また私事ですが・・・
数年前のある日のこと。
会社の休憩室にいったら、当時の私の部下(当時、入社3年目)が
一人でソファに座って、貯金通帳を見ながらニヤニヤしているところに
出くわしてしまいました。
「お前、何してるんや?」(何故か、関西弁)
「えっ?通帳を見ていたんです・・・」
「貯金しているんか、エライなぁ」
「先々、困らないようにちゃんと貯金をしておかないといけないと思って」
「でも、若いんだから自分の楽しみのためにもお金を使った方が
いいんじゃないの」
「えっ、そりゃまぁ・・・」

私は昔から貯金するのが苦手で、どちらかというと自分の好きなものの
ために、お金をドンドンと使ってしまうタイプです。

20代の頃はひたすら旅行に行っていたし、
30代はパソコン(Mac)に熱を上げて、デジタリアンしていました。
(一応、情報処理の資格は取ったんですけど)
40代になって少しは貯金しなきゃ・・・って思い始めました

だから、通帳を見てニヤニヤしている若い部下を見た時、
どうにもこうにも違和感があったのです。
でも、だからと言って自分が活きたお金の使い方をしてきた訳では
ないんですけど・・・

■活きたお金の使い方
自分の経験を買うことによって、未来がもっと見えるようになるのです。
【お金を経験のために使えば使うほど、お金がどんどん生まれてくる】

(P129)
昔、母から「あんたは、無駄なお金ばかり使っている。もっと活きたお金の
使い方をしなさい
」と言われたことがあります。
活きたお金の使い方・・・・って何だろう?と、ずっと思っていたのですが、
本書を読んで、少しだけその答えが分かったような気がしました。

自分のお金の使い方を、分析してみると
その時、その時で自分の欲しい「物」ばかり買う傾向が強くて、
自分自身を成長させたり、将来につながるような買い物をすることが
少ないのです。

本書の中では、ワンランク上のホテルの部屋に泊まってみること、
すこし値段が高いレストランで食事をすること
そうした「経験」に対してお金を使うことによって得られる価値や
将来のリターンについて書かれています。

空間や快適さにお金を使うことは、お金はなくなるし、モノも残らない
けれど、思い出や経験や知識になって残ります。
それが財産です
」(P127)

どこぞのカード会社のCMで「Priceless」というキーワードが
登場しますが、それと同じように(和田さんの言葉を借りれば)
「未来のワクワク」にお金を使うことが
「活きたお金の使い方」なのかなって思うのです。

私も、今更遅い・・・なんて思わずに
活きたお金の使い方を身に付けたいものです。

■お金が無いからこそ「やる」ハングリー精神
和田さんがブリタニカで営業をしていたときのお話。
片親で家があまり裕福ではなく、奨学金で大学に通う大学生に
英語の教材をセールスしていた時のことが
本書の最初の方に書かれています。
その時の、大学生の言葉。
うん、だって和田さん、悔しいじゃないですか。
貧乏だからできないって。
そうしたら、どんどんお金がある人と離されちゃうもん。
お金に余裕のある人だけが英語を話せるようになったら、
もっといい仕事に就くし、だからまたお金持ちになるんです。
私は自分の人生を自分でつくりたいんです。
生まれによって自分はこうなったんだって決めつけたくないんです

(P25)

最近、評論家さんがTVなどで格差社会について論じるときに
親の年収によって、子供の教育レベルが決まり、貧しい家庭の子供は
充分な教育を受けることが出来ないから、ますます格差が開いていく

みたいなことを言っているのを、よく見聞きします。

自分も確かにその通りかなぁ・・・って思ったりもしていました。
でも、ここで登場する大学生(かずちゃん)の言葉を読むと、
何だか訳知り顔で、格差社会の事とかを考えていた自分が
とても恥ずかしくなりました。

生まれ育った環境が、たまたま貧しかった人たち全てが
未来をあきらめている訳ではないんですよね。
そう決め付けてしまっている第三者の見方が間違っているという事に
気付かされました。

よく和田さんが「(営業は)チャンスは平等、結果は不公平」という事を
話されたりしていますが、
願わくば、お金持ちもそうでない人もチャンスは平等にある社会で
あって欲しいと思うのです。
(その結果としての、不公平は仕方ないですから・・・)

■お金のこと
本書の帯に「お金の話、苦手でした」って書いてあります。
確かに、私も含めてお金の話を人前でするのは
何だか少し、はばかれる雰囲気ってありますよね。

でも、今更私が言うまでもなく、
この社会で生きていくためには、お金は絶対になくてはならない
ものであるのは事実なのです。
であれば、やはりお金のことについてもっと学んだり、
考えたりすることが必要だと、本書を読んで改めて思ったのでした。
(何だか、当たり前すぎるまとめでゴメンなさい)

「和田さん強化月間」フィナーレまで・・・・あと2回
今日も、ありがとうございました。


posted by penguin-oyaji at 22:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書(和田裕美) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンオヤジさん

こんばんは。

いよいよ「和田さん強化月間」も大詰めですね。

今回はお金の話ですね。

>空間や快適さにお金を使うことは、お金はなくなるし、モノも残らない けれど、思い出や経験や知識になって残ります。 それが財産です」

この言葉いいですね。自己投資というと、読書や資格などに偏りがちですが、こういうのも勉強のうちの一つですよね。

バランスよく活きたお金の使い方をしていきたいです。(そんなに持ってませんが)

今日も更新お疲れ様でした。
(あと2回頑張ってください)
Posted by kaizokuou at 2008年07月30日 20:33
kaizokuouさん、こんばんは。

コメントに書いて頂いたように、自己投資って読書や資格の勉強だけでは
ないんだ、というのがこの本から得た収穫の一つです。
確かに経験に勝るものはないですからね。

>あと2回頑張ってください
エールをありがとうございます!!
kaizokuouさんも、いつもお付き合い下さってありがとうございます。
Posted by penguin-oyaji at 2008年07月30日 23:06
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