2008年07月09日

「叱る・怒る」今週のアエラ&WadaCafe

aera
 

ちょっと前にTVで(確か、カンブリア宮殿)、
世の中には管理職を対象とした「叱り方教室」というものが
存在している事を知り、しみじみと
「世も末だ・・・」と思ったことがありました。

今週の「AERA」に『「叱る上司」「怒る上司」』と云う記事が
掲載されています。

記事を要約すると、だいたい以下のような内容になります。
《大前提》
・「叱る」と「怒る」は違う
・怒る・・・感情的な行動
・叱る・・・部下を伸ばす、部下に対する思いやり
・ベースは上司と部下の信頼関係
《叱り方》
・目線を外して叱る
・チームプレーで叱る
・ミスをしたら、その場で叱る
・叱る理由を明確にしておく
・目標を共有した上で叱る
・・・・などなど
《叱れない上司が増えている!》
・マネジメント側のメンタルが弱くなっている
・パワハラと言われる
・若手が直ぐに辞めてしまう

イマドキ、部下を叱れない上司って、やっぱり増えているんですかねぇ〜
実は私、30代後半くらいまでは社内で怒る時は切れキャラでした。
モノサシで机をバンバン叩きながら、怒鳴り散らしていましたから(汗)
今でも新人研修の期間中、最低1回は怒鳴っています。
アエラ的に言うと「瞬間湯沸かし器」か、「茹でダコ」って事でしょうか。

で、今週のアエラの記事を読んで、2点ほど言いたいのです。

●「叱る」でも「怒る」でも、どっちでもいいじゃんか!
要は部下とか若手を良くしたい、伸ばしたい、間違っているところを
なおしてあげたい、そういう思いが通じるのであれば、
「叱る」でも「怒る」でも、どっちでもいいじゃん!って思うのです。
だからこそ、普段の信頼関係は大事にしておかないといけないんですけど。

●もっと怒ろう!
自分が怒ったことが原因で、部下が辞めてしまったら・・・
冷たいかもしれませんが、怒られて辞めるくらいなら、辞めさせれば
よいと思うのです。
だって、お客様は本当に感情的になって怒る事があるんですよ。
その怒り方は上司どころではない訳ですから、
ちょっと怒られて辞めてしまうような人間性だったら、
遅かれ早かれ、辞めてしまうと思うのです。

いまの時代、本気で叱る人が少なくなりましたが、それは部下と
本気で向き合っていないから。もちろんほめるのとメリハリをつけるのが
大事なのですが、最近の、部下を叱らない風潮は違うのではないかと
思っています

記事の中で林文子さん(元ダイエー会長、現在は東京日産社長)が
このように言われていますが、もう全面的に賛成です!!

それと、記事の中で27才の女性の声が書かれいて、
その内容が非常に印象的です。
叱ってくれる上司がいないと、自分の成長が適切なのか判断できない。
もう一度、普通の社会人として鍛え直してほしかったというのが、
転職理由のひとつになりました

あくまでも、私の経験の範囲内のお話ですが、
何故、(上司の)自分が怒るのか、何がいけないのかが、きちんと分かれば
新人であっても、怒られたことを理解しますし、発奮もする。
若者だって、それほどバカじゃない。
強いて言えば、ネチネチと後を引かないこと、必要に応じてフォローすることが
大事かと思います。

ところで、和田裕美さんのラジオ番組「WadaCafe」が今週からポッドキャストで
配信されていて、それを聞いたいたら「叱る」とは、ちょっとニュアンスが違う
(どちらかと言うと、注意する)のですが、参考になるお話をされていました。

先ず最初に、「これは、こうして下さい。それは、そうしましょう。もしも、こんな事を
した時には叱りますよ。」と云う感じでお互いのベースの部分を作ってしまう。
そして、現場で言ったとおりに出来ていなかったら、「前に言ったでしょ・・・」と
注意する。そういう注意の仕方を話されていたのです。

つまり、叱る理由をお互いに明確にしておく。そうすれば、叱られる方も納得するし、
理解も出来る
、と言う事だと思います。

和田裕美さんの「Wada Cafe」ポッドキャストはこちらのページから・・・
http://k.d.combzmail.jp/t/mbn2/70ob03y0cdwe2qiix4

さて、今週のアエラの記事、職場の叱り方に留まらず、育児での叱り方についても
書かれています。
私は子供がいないので(その前に、嫁がいない!)、子育ての苦労とかは分からない
のですが、よく電車の中で大声で泣く赤ちゃんを必死にあやしている
若いお母さんの姿を見て「大変だなぁ〜」と思っています。
怒りの感情をぶつけてしまって悩んでいるお母さんたちは、ちゃんと叱れるように
なりたいと思っています。(中略)子育てって無意識でやっているけど、
スキルという考え方を入れると楽になります

小さいお子さんがいる方には参考になる記事ではないでしょうか。

今日も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。


posted by penguin-oyaji at 22:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | 雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ペンギンオヤジさん

連日の更新お疲れ様です。

今回の記事の下記部分

「モノサシで机をバンバン叩きながら、怒鳴り散らしていましたから」

・・・もう最高です!

いやあそういうの好きですよ自分は。

今は叱る側は嫌われるのがこわくて叱れず、叱られる側は叱られることになれていないのでちょっと叱られただけでも、へこんでしまう。これって負のスパイラルじゃないでしょうか?

こうなったのはマスコミが怒ることを「キレる」など過剰に報道したせいもあるのではと思っています。相手の為にと思って注意したことでも、それをキレたと言われてしまう。本当に理不尽なキレ方をする人はごくわずかなハズなのに、その1点だけをメディアが大きくとりあげるから、キバを抜かれた大人たちが多くなっていく。

もちろんメディアだけの責任ではないのでしょうが、影響力は大きいので真実を語ってほしいですよね。

自分達が小さい頃は悪さをしたらそれを見た近所の人にも思いっきり叱られていました。

今自分がなんとか道を外さずにいられるのも、怒ってくれた人のおかげかな、なんて思っています。(当時は反発しましたけど)

もちろん、今の時代に合わせて、叱る側がどういう風に叱るかは大切だと思いますので、和田さんのお話などは参考になります。

叱るということをネガティブではなく良い意味で見直す時がきているのではないのでしょうか?

そんなことを考えさせられたブログでした。

ありがとうございました。
Posted by kaizokuou at 2008年07月10日 11:27
kaizokuouさん、連続コメントを頂き、ありがとうございました。

書いて頂いたコメントを読みながら、ふと思ったのですが、
最近、会社で怒る(叱る)人も少なくなったようですが、
街中で人を注意する人も、あまり居なくなりましたよね。
下手に注意すると、逆ギレされて殴られたり、刺されたりする事件が続いた
影響だと思うのですが。
何だか、しみじみとイヤな感じですね。

会社でも家庭でも、叱られたりするとその場は反発したりしますが、
後になって、絶対にその人に感謝するようになりますよね。
私も部下が退職する時に、「あの時、叱ってもらって良かったです」と言って貰えたときは
何だか、嬉しいと言うより、ホッとした気分になりました。

大人は若者に迎合するのではなく、きちんと教えるべき事は
叱ってでも教えるべきだと思います。

(何だか、まとまりの無いコメントですみません)

今日も、ありがとうございました!
Posted by Penguin-oyaji at 2008年07月11日 01:29
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