2014年02月27日

「ココロノート」で描く5年後の未来(後編)

寝る前10分 人生を変える ココロノート: 5年後、必要とされる人材になる!

「人生を変えるココロノート」

河合薫:著

東洋経済新報社

 

さて、前回は前頭葉とか認知行動療法の話しまで引っ張り出してきて

「書く」ことによって得られる効果の話しを延々と書き綴りました。

 

で・・・

 

今回は私が「ココロノート」を書きながら、

どんな気づきがあったのか?

そんな話しから始めてみたいと思います。

 

「何を書いたか」ではなく「何を感じたか」

生まれてから現在までのあなたの人生で起こった出来事を振り返り、

あなたのココロのバイオリズムの波を書き出して下さいP87

 バイオリズム

失敗したり病気になったり凹むことも色々あったけど、

そういうマイナスの期間は決して長くはなかったこと、

そしてマイナスの後には必ず良いことがあった事を改めて思い出した。』

 

 「禍福は糾える縄の如し」という故事がありますが、

人生って、良いコトと悪いコト、その両方がかわるがわるやってくるもの

・・・ということは、何となく経験としても分かっていました。

 

でも、

実際にバイオリズムを書いてみて、

 

例えどんなに落ち込んだり、悲しんだりしたとしても

それは人生の中の一瞬の出来事で、

長い人生という時間軸で測ってみれば、それは一瞬のことで

長く続くワケじゃない。

 

そのことに気付いたときに、私なんだか「はっ!」としたんですよね。

あまりの驚きに、もう一つのブログにフライングして

こんな記事を速攻でアップしてしまいました。

人生のバイオリズム : ペンギンオヤジのDブログ

そして、その日を境にココロノートを書いていて感じたことや

気付いたコトをノートにメモするのはもちろん、

ツイッターでもつぶやくようにしたのです。

 

「ココロノート」を書いていて気付いたこと、感じたことを

 投稿したつぶやきをtogetterでまとめてみました。

 お時間があれば、ご覧下さいませ。

「ココロノート」の気付き - Togetterまとめ

あなたが「自分の存在意義」を感じるのは、どんなときですか?P112

『私の場合、結局は自分以外の誰かの役に立ったり、

人から頼られたりした時に自分の存在に意味がある=自己肯定できる瞬間だなぁ』

  

あなたは、どうしたら幸せなキャリアを歩めると思いますか?

どんな働き方をしたら、どんな生き方をしたら、

5年後の自分に納得できると思いますか?(P136) 

『夢をかなえるための具体的な行動を書き出してみる。

頑張って行動してみても夢が叶うかどうかは分からない。

でも、夢に向かって少しずつでも行動を積みかせねて進んでいくしかない。

そうすれば少なくても「なれる最高の自分」にはなれるような気がする。』

 

『目標達成のための具体的な行動をあれこれ書き出してみて気付いたのは、

未来に向けて今できる一歩目があること。

そして、その一歩一歩をきちんと積み重ねていくこと。

近道ではなく、王道を歩くこと。そんな当たり前の事実だった。』

 

 

こんなふうに、自分の気づきを書き残したり、

つぶやいたりしているうちに、こんなコトを思うようになりました。

 

「ココロノート」は筆者の質問にただ答えるだけでなく、

その時に何に気付いたのか?

何を感じたのか?

それがすごく大事なことなのではないかと。

 

人は他者によって生かされている

境界内に、身近な人間関係、社会的活動など他者との関わりが

必要な要因を含めることができない限り、生きる力や回復力が

発揮されることはありません。P62

 「境界内」・・・自分が心の中で思う大切なこと、絶対に守るべきもの

 そんな意味合いです。

ホープ、すなわち「光」は、「逆境やストレスフルな状況にあっても、

明るくたくましく生きていくことを可能にする内的な力」です。

 

そして、その「光=ホープ」は他者との関係性---大切な家族、友人、

恋人といった自分を大切に思ってくれる人、自分自身が大切に思う人など

他者の存在とのかかわりの中で見いだされます。P162

この文章って、5年後の自分を考える時にとても示唆的だと思うんですよね。

 

「他者との関わり」

「他者との関係性」

つまり、人は他者によって生かされている。

と、いうことを筆者は私たち読者に訴えかけたいのではないかと。。

 

これは、ある人から聞いた言葉なのですが、

「絶望の中で、人は自分のためには頑張れないが、

他人のためになら頑張れる」

 

蓋し名言だと思います。

 

5年後の未来へ向かって踏み出した先に何が待ち構えているのか?

もちろん、嬉しいこともあると思うけど、

やっぱりツラいことや逆境に陥ることだってあると思うのです。

 

「もうダメだ!」と思った時に、それでも前に進む力を与えてくれるのは

自分のことを応援してくれたり、見守ってくれる自分ではない誰か、ですよね。

 

5年後の未来は自分だけでつくるものじゃない。

他者との関わり、関係性の中で見いだしていくもの。

 

私の勝手な想像ですが、

きっと、筆者はそんなことを私たちに伝えたかったのではないかと。

そんなふうに思うのです。

 

ココロノートで5年後に必要とされる人材になれるのか?!

さて、あれこれ書いてきましたが、原点に戻りたいと思います。

この本は、「5年後に必要とされる人材」を目指すためのものでした。

 

ひと通り「ココロノート」を書き終えて、私も改めて

「ココロノートで5年後に必要とされる人材になれるのか?!」って、

考えてみたんですね。

 

1)たぶん、ムリかなぁ〜

2YesWe can!(by オバマ大統領)

 

さて、どちらでしょう? 

「希望」が環境で作ることができるものであるとするならば、

「光」は自分で見いだすしかありません。「光」を見いだす努力を

しない限り、明るくたくましく前に進むことはできない。そして

そこにかかわる「大切な」人がいて初めて、光がともります。P163

 上の方で「人は自分のためには頑張れないが、他人のためになら頑張れる」

と、書きました。

 

でもね。

 

頑張る、その一歩目は自力で踏み出すしかないと思うんですよ。

待っていれば誰かがやって来て、自分の背中を押して

「よいっしょ」と自分の足を前に出してくれるわけじゃない。

 

「光」は自分で見いだすしかありません」って、そういう意味だと思うのです。

 

でも・・・!

 

「ココロノート」を書きながら自分と向かい合い、

心に思っていることをノートに吐き出していくと、

不思議と「よしっ、頑張ろう!」っていう気持ちになるんですね。

(少なくとも私はそう思いました)

 

それから・・・ 

ココロノートを何度でも、何度でも、見直して、あなたの価値観を

明らかにしてください。P172

私が社会人になったばかりの頃、当時の上司から

「新人のうちに自分のバックボーンをつくれ!」

と、何度も言われました。

 

その上司が言う「バックボーン」とは、

将来、何か迷いがあった時に戻ってくる場所、

つまり、自分の価値の判断基準、そんな意味合いを持っていました。

 

自分が書いた「ココロノート」を改めて見直して思うのは、

「紛れもなく、今の自分がノートの中に詰まっている」ということ。

 

これから先、もしかしたら、自分が考えていることは

変わっていくかも知れない。

だけど、このノート見れば「よしっ、頑張ろう!」という

今の気持ちを思い返すことはできると思うのです。

 

そういう意味では、ココロノートは5年後の未来に向けての

私のバックボーンだと思う。

 

最後に・・・

ぶっちゃけ話しを書くと・・・

 

自分の「ココロノート」を書き終わった時に、

これで5年後に必要な人材になれるのかなぁ?って思いました。

 

7つの習慣」のように、目標をブレークダウンするとか

夢に期限をつけるとか、しなくていいの?

 

でもね、気付いたんですよ。

 

ココロノートは5年後の未来に連れて行ってくれる

自動エレベーターじゃない!って。

 

もっとも、そんな便利なエレベーターなんて

そもそも存在しないと思いますが(笑)

 

「光」は自分で見いだすしかない。

でも、ココロノートで自分と向き合えば、

その第一歩を踏み出す力を与えてくれる。

 

そして、これからの5年の間にあるであろう逆境を

乗り越える時に、自分のバックボーンとして

きっと力を貸してくれる。

 

この「ココロノート」で筆者、河合薫さんが伝えたかったこと、

それは、きっと

 

自分を見つめ、

あるがままの自分を受け入れ、

そして主体的に自分の未来を生きて下さい

 

そんな、とてもシンプルな、でも力強いメッセージなんだと思う。

 

◇◆◇◆◇◆

 

さて、きれいにまとまったところで

これで終わり・・・かと思いきや、

まだまだ、この本について語りたい!のです。

 

そんなワケで、次回は『番外編』として、

自己受容の話しや、心のダークサイドの話しを書くのだ!

 

これで、いいのだ!

 

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2014年02月25日

「ココロノート」で描く5年後の未来(前編)

寝る前10分 人生を変える ココロノート: 5年後、必要とされる人材になる!

「人生を変えるココロノート」

河合薫:著

東洋経済新報社

この本の冒頭に「あなたは5年後に必要とされる人材であることに

自信がありますか?」と書かれています。

 

たぶん・・・私が社会人になりたてだった230年前なら

成り立たない問いかけだと思うんですよね。

 

昔だったら学校を卒業して、社会に出て働き始めたら

5年後の私は?」なんて考えなくても

エスカレーターが自動的に未来まで運んでいってくれたから

心配する必要なんて無かった。。

 

だけど、バブルが崩壊し、出口の見えないデフレ経済と不況が続き

日本の風景は変わってしまった。。

 

5年後はおろか、3年先、下手したら1年後に自分が何処で何をして

働いているかすら分からなくなってしまった。

 

この「ココロノート」は、そんな漠然とした未来に対する不安を

取り除き、5年後にも必要と言われる人材であることを目指すための1冊です。

 

Amazonの内容紹介 

未来の記憶をつくる

5年後に必要な人材になるために、いま私たちがすべきことは、

5年後の未来を記憶すること」と著者は言います。生物学的に、

人は、本能的に未来への行動計画を想像し、作り上げ、

それを前頭葉に記憶させる。その未来への記憶に合致する行動をに対し、

積極的に取り組み、努力する、そうです。

その「未来への記憶」を書き留め、素早く行動に落とし込むための

ツールが「ココロノート」なのです。

 なお、この本は著者、河合薫さまからプレゼントして頂きました。

この場を借りて、改めて「ありがとうございました!」

 

良い意味で「未完成の本」

この本には5年後の未来の自分を創るための16個の質問が書かれています。

例えば・・・

・あなたが学校を卒業してから、今日にいたるまでのキャリアについて

 教えてください。

・生まれから現在までのあなたの人生で起こった出来事を振り返り、

 あなたのココロのバイオリズムの波を書き出して下さい。

・あなたが幸せを感じるのは、どんなときですか?

 

これらの質問に対する自分の答えを約3週間かけてノートに書き出すのです。

 

もちろん!私もノートに書き出してみました。

 

で・・・・!思ったのですが、

この本は実際にノートを書いてみなければ読んだことにならない!

良い意味で「未完成」の本だと思うのです。

 

というのも、

 

一通り16個の質問についての答えをノートに書き終わった後で

この本を再読したんですね。

 

私、本を読む時はたいてい、重要と思われるポイントや

ブログで引用したいと思う文書のところにポストイットを貼るのです。

こんな感じ。

 ココロノート

 

自分でも驚いたのですが、

「青」が最初に読んだ時に貼ったポストイットで、

「黄色」が再読しながら貼ったものです。

 

写真だと分かりにくいかもしれませんが、

黄色が青の3倍近く貼ってあります。

 

つまり・・・質問の答をノートに書き出した後に再読すると、

ココロに響く箇所がものすご〜く増えた!ということです。

 

『いやいや、ちょっと待て!

本を読み返したら、印象が変わるなんてよくあることだろ?』

そう、思った人いますよね、きっと。

 

でも、最初に読んでからまだ1ヶ月ですよ。

そんな短期間で印象が変わる本なんて、そうそう無いでしょ。

 

それに、本に書いてあるコトの理解度、納得度が

1回目よりとは全然違うんですよ!

 

たぶんですけど・・・

 

ココロノートを書いたことで、自分が(ほんの少し)変わったんだ

と思うんですよ。

 

とにかく、この本を手にしたら、16個の質問の答をノートに書く、

そして、その後にもう一度最初から読み返すことをして欲しいなぁと

思います。

 

ぶっちゃけ・・・ここだけの話し。

この本は読むだけなら、1時間前後でサクッと読めてしまいます。

私も最初は、ショージキ「ずいぶんとお手軽な本だなぁ」って思いました(汗)

 

でも、ですね。

 

ノートを書き終わった後で読み返すと、印象がガラリと変わりました!!

 

「手書き」でノートを書く

ノートやメモを書くのに「手書き」か?「デジタル」か?

どちらがいいのか?という問題は、ネットや書籍の中で繰り返し

多くの方々が議論されてきたところ。 

鉛筆で線を引いたり、気になったところに書き込みをしたりするうちに

パソコンに打ち込んでいたときには思いつかなかったようなことが

ひらめいたり、自分の考えが整理されたり、「あ〜じゃない、こーじゃない」と、

新たな考えや価値観が呼び覚まされます。

打つときには運動神経しか必要としなかった文字が、確実に前頭葉を

刺激する。書くことで、ココロの声が深化する。P44

 前頭葉ですよ!前頭葉!

がんばれ、ボクの前頭葉です!

 

「前頭葉」が脳の部位だというのは、分かりますよね。

では、具体的にどんな働きをしているのかというと・・・

(他の本からですけど、ちょっと引用します) 

前頭葉は(目や耳から入力された)その情報を処理する。

入力された情報を記憶として蓄えられている情報と組み合わせ、

思考や行動の組み立てをつくり、運動野を介して体に指令を出す。

脳の司令塔のような役割を果たします。

 

「脳が冴える15の習慣」(築山節:著)

 つまり、手で書いたり、目で見たりしたインプットされた情報を

過去に記憶した情報と組み合わせたりすることで、

新たなアイデアや閃きを生み出しているんですね。

 

「入力された情報」+「記憶情報」=アイデア、ひらめき

・・・ということが前頭葉で行われているのだと思うのです。

 

でも、アイデアやひらめきって泡のようなものだと思うんですね。

浮かんできたと思ったら、あっという間に弾けて消えてしまう。。

そんな儚いアイデア、ひらめきを忘れないようにメモするにも

キーボードを叩いていたのでは遅過ぎる!

やっぱり、手で書いた方が速い!

 

そういう意味でも「手書き」の方が良いのかなぁ、と私は思います。

 

それとね・・・

 

詳しくは後の方で(後編で)書きますけど、

ココロノートに質問に対する答えをペンで書いていると、

色々な気づきがあったんですよ、私。

(もちろん、それもココロノートに書き込みました!)

 

新たな考えや価値観が呼び覚まされます

そういう気づきって自分では意図してないものなんですけど、

やっぱり、これも「手書き」だったから生まれたものではないかと

思うのです。

 

夢の達成率 

書くことは、打つことより、自分を冷静に見ることが可能になります。

ある調査では、目標を立てるだけだと達成率が68%であるのに対し、

紙に書くと達成率は2530%まで高まるという結果が出ました。

書かれた文字を目にすると、客観的になり、より効果的な目標達成に

向けた行動が換気されるのです。P47)

 「紙に書くと夢が叶う」というのは、多くの自己啓発本が教えるところですね。

 

でも、これも前頭葉の働きで説明できると思うんですよね〜

(あくまでも、ペンギンオヤジ説ですけど・・・)

 

前記の引用文の中で「運動野を介して体に指令を出す」とありますね。

 

夢を叶えるためには、思っているだけじゃダメ。

実際に体を動かして行動しないといけませんよね。

 

前頭葉は情報処理だけではなくて、体に対して指令を出す働きも

あるわけですから、紙に書いた夢をどうやったら実現可能か、

過去の情報や経験と結びつけながら考え(情報処理)、

それを具体的な形にするために「動け!行動しろ!」と

体に前頭葉が指令を出している。

 

こう考えると、私はやっぱり

「がんばれ、ボクの前頭葉!」と叫びたくなるわけです(笑)

 

ノートに日記を書いたら、原因不明の腰痛が治った! 

この「書く」という行為が、古くから認知行動療法などに用いられた

ライティングメソッドと似ていると知ったのは、大学院でストレス

研究を始めてからでした。ライティングメソッドは心理療法の一つで、

自分の気持ちを言葉にして書き出すことで、人間の前向きな力を

引き出す方法です。(P53)

 この文章を読んだときに、「あぁ、そう言えば・・・」と

思い出したことがあります。

 

数日前にテレビで見た話し。

 

立って歩くにも激痛がはしるような腰痛に襲われた人の体験なのですが、

何軒もの病院で診察を受けても、まったくの原因不明だったのが、

ある病院で「毎日、日記を書くように!」という診療を受けたら、

あら不思議!

何年間も悩まされてきた腰痛が治ったというのです。

 

そのお医者さまから指示された日記の内容というのが・・・

・その日にあった不快な出来事、イヤな思いをした出来事を書く

・その時に自分がどう感じたのか、何を考えたのかを書く

基本的には、この2つだけです。

 

そして、後日そのノートをお医者さまと一緒に見ながら、

「その時、こういうふうに考えれば良いのではないか?」と、

ストレスを軽減するようなアドバイスを貰い、

考え方の歪みを直していくのです。

 

たぶん、これが「認知行動療法」だと思うのですが、

テレビを見ていて、私が驚いたのは、

そんなストレスが激痛を伴うような腰痛を引き起こすことと、

それが日記を「書く」ことによって、客観的にココロの動きを捉え、

修正することで病気(腰痛)が治るということでした。

 

まさに!「書く」ということには驚くような効果があるんですね。

 

認知行動療法については、こちらのページが参考になるかも。

認知行動療法とは | 認知行動療法センター

◇◆◇◆◇◆

 

さて、例によってまたもやムダに長いブログになってきましたが(^^;;

 

「書く」ことの効果について、本書の中でも繰り返し書かれていますが、

でも、実際に自分で「ココロノート」を書いてみると、

今日、私がブログに書いたことも「実感として」分かるようになると思います。

 

 

さて・・・

 

まだまだ書きたい!伝えたい!ことがいっぱいあるのですが、

読むのも疲れてきた頃だと思いますので、

今日はこのへんで・・・

次回に続くのだ!

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2014年02月23日

ボクは何で本を読むのだろう?(感動の最終回?)

さて、ムダに長い超大作も今回で完結です!

 

最後は今まで書いたきたコトを総括してまとまるのと、

私が読書について最近思っていることを駄文的に

まとめてみたいと思います。

 

じゃぁ、いってみようか!

スタンド・アリーナ、盛り上がってるか〜い!(←勘違い!)

 

読書について知っておきたい10のこと

 

1)読書では何冊読んだかではなく、何をどれだけ学んだかが大切

 

2)書いてあることを表面的に理解するだけではなく、自分自身のものに

 なるくらいまで、きっちりと理解する。

   自分の言葉で説明できる

   本に書いてあることを用いて、他の事例についても説明できる

   自分の仕事や生き方に活かせる

 

3)情報を得るだけでなく、筆者のロジックを追って読めるようになる

 

4)読書によって基礎知識を身につける。そのためにも良い入門書を読む

   知識や考え方の偏りを防ぐために入門書などは3冊(複数)読む

 

5)難解な文章も諦めずに、線を引いたり関連書を参照しながら丁寧に読む

 

6)速読が出来るのは、自分に基礎知識があるから

 (基礎知識がなければ速読も出来ない)

 

7)意識を高めるための本は何度も同じ本を読み、自分の心に染み込ませる

   意識を高めるのに向いた本:人生の深みを知っている人が書いた本

    あるいは、「論語」のように長く読み継がれてきた本。そこには

    時代に流されない人としての普遍的なことが書かれている

 

8)小説を読むことで感性を高めたり、表現力を養ったりできる

 

9)読書ノートで記憶を定着させたり、理解を深めることが出来る

   自分の気づきや意見などをメモするようにする

 

10)良いアウトプットのためには、良質のインプットを出来るだけ多量に行う

   普段どのような情報に触れているかによってアウトプットの質が決まる

 

自分のレベルをあげるためのチャレンジ

本が売れない。特にむずかしい本でよい本がなかなか売れない

というのは、日本の国にとっては、非常に残念なことだと

思っています。

 

「「読書力」養成講座」

 最近、よく思うのですが・・・

08年頃からビジネス書を中心に本を読むようになってからの6年間。

読みやすい本、分かりやすい本ばかり読んできたなぁ、と。

 

先日、ネットで「ビジネス書も食傷気味なんですよね〜」と

書き込まれているのを見掛けたのですが、

私もまったく同じ気持ちなんですよね。

 

これは、私自身の感性が鈍ってきたのか?

それとも、最近のビジネス書が面白くないのか?

まぁ、どちらでも良いんですけど・・・

 

でも!

 

一つだけ思うのは、分かりやすい本、読み慣れているジャンルの本ばかり

読んでいても自分のレベルとか上がらないんじゃないか?と。 

ドイツ観念論の主要著作というのは、一般の人がひもといた場合、

「一行も理解できない」ということがあり得るのです。

 

1日で学び直す哲学」(甲田純生:著)

 「一行も理解できない」!!そんな本がこの世に存在する意味があるのか?

とも思ったりもするのですが(笑)、そこまで難解ではないにしろ

読んでいてイマイチ理解できないコトが書かれている本にぶつかることって

ありますよね。

 

分からないから敬遠するのではなく、

「分からねば 分かってみせよう ホトトギス」の精神で

チャレンジすることも必要かなぁっと。

 

それから・・・

 

ご無沙汰気味だった小説も、これからはもっと読みたいなぁと思う。

歴史物とか、この年になるまで殆ど手つかずの海外文学とか。 

失敗にはいろいろなパターンがありますが、成功はワンパターンです。

トルストイの『アンナ・カレーニナ』の冒頭の「幸福な家庭は

みな同じように似ているが、不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれに

違うものだ」(原卓也訳)という有名な一節と同じです。

 

「「読書力」養成講座」

 こんなふうに小説も感性を磨くだけじゃなくて、人生について

学ぶべきことがあると思うんですよね〜

 

それに、友達とTwitterのリプでやり取りをしていて

教えられのですが、

仕事に直接は役に立たなくても、

「教養」って身に着けておいた方が良いんですよね〜

 

きっと本当は正しい読書法なんてない・・・

さて・・・

 

最後の最後に身も蓋もないないコトを書いて終わりたいと思います。

 

冴えないオッサンが、

たかだか本を数冊読んだだけで

あーでもない、こーでもない、と、

エラソーに読書論みたいなものを

ここまで語ってきたわけですが・・・

 

でも!

 

きっと本当は正しい読書法なんて無い

と、そう思っています。

 

例えば、ビジネス書を読んでも仕事が出来るようになるワケじゃない、

ということが一時、ネットでも話題になっていましたが、

その時に私はブログでこんなコトを書きました。 

例え、著者や編集者がどのような意図をもっていようが、

その本をどう読むかは、読者の自由なんだと思う。

 

正しい読み方なんて無い!

 

ビジネス書・自己啓発書を読んで、

それを実践して、成長するもよし。

気分を味わうだけであっても、それもまたよし。

 ビジネス書の著書が「是非、この本を読んであなたも成功して欲しい!」

と思って書いた本であっても、それをどう読むかは読者の自由!

 

時々、人が書いた小説の書評に対して

「それは、筆者の意図を理解してない!読み違えている」

などと反論をしている人がいますが、

それも私に言わせれば、余計なお世話。

 

どんなにスジが違っていても、

小説を読んで、どう感じたかは個々の読者の自由でしょ。

読み違えもなにもない。

 

それと・・・

 

最初に自分で書いたことと矛盾しますが、

読んだ本の内容って、覚えていないようで

案外、覚えていると思うんですよ。

 

でも、ふだんはいわゆる無意識層に眠っているから、

「忘れた」と思っているだけ。

何かの拍子に「そう言えば、あの本にこんなコトが書いてあった」と

思い出すことってあるでしょ。

 

脳科学のことは詳しくないので、よく分からないけど、

きっと、本を読んで得た知識がどんどん無意識層に蓄積されていって

ある臨界点を超えると、急に色々なことが繋がりだして

「あぁ、そう言えば、あの本で・・・」

というコトになるんじゃないでしょうか?

 

だから、本を読んで得たものが今すぐに活かされなくても

インプットを続けていると、ある日突然に「あぁ、そうか!」となり、

仕事や自分の人生に変化を及ぼすことがあるかも知れない。 

「自分で自分の方法論を早く発見しなさい」ということである。

本書を含めて、人の方法論に惑わされてはならない。

 

「「知」のソフトウェア」 

あーだ、こーだと書いてきて、こういうコトを最後に述べるのは

実に気が退けるのだが、

 

きっと本当は正しい読書法なんて無い

 

読書法とか、どんな本を読むかとか、

色々と試行錯誤するのもまた、読書の楽しみだと思うのです。

 

以上、ムダに長い超大作はこれで完結なのだ!これでいいのだ!

 

長々とお付き合い下さった方、本当にありがとうございました!


ーーーー
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2014年02月22日

ボクは何で本を読むのだろう?(下の下篇)

ムダに長い超大作も今回で4回目のエントリーです。

前編、中編、下篇ときたのですから

3回で終わる予定だったんですけどね〜 (^^;;

 

今回は「読書ノート」と「本を読んだ後のアウトプット」の話しです。

さて、無事に書き終えることが出来るのか・・・?!

 

読書ノートは「記憶の定着」と「理解の深化」 

線を引きながら、ゆっくりと、ときには気づいたことなどを

本に書き込んだりしながら読みます。

 

「「読書力」養成講座」

線で囲んだ部分をノートに書き写し、その下に簡単なコメントを

走り書きするのだ。これだけで記憶の定着がまったく変わってくる。

 

読者自身の評価をノートに記すことが記憶を定着させ、理解を

深めるコツである。

 

「読書の技法」

 「前編」でも書いた通り、私も本を読みっ放しにしないためにも

読書ノートを作ろうと思ったのですが、


・アナログかデジタルかで迷い、結局は試行錯誤の繰り返しばかりしていて、

 一本化も出来ていないし、継続も出来ていない

・ノートをつくるコトが目的化してしまい、読み返したりすることが

 殆ど無い=本で読んだことが身に付かない


・・・というような有り様でした。。

 

さて、これからどーっすか?と考えてみたわけですが、

アナログかデジタルか、については手書きにすることに決めました。

たぶんですが、私の場合はキーボードを叩くよりも

手で書いた方が記憶に残りやすい気がするんですよね。

 

それから、今までは本を読んでいて気になるところには

ポストイットを貼るだけだったのですが、

これだけだと、後で見返した時に、何に興味を持ったのか、

どんな気づきがあったのかが分からなくなることも多かったんですよ。

 

「ときには気づいたことなどを本に書き込んだりしながら読みます」

「ノートに書き写し、その下に簡単なコメントを走り書きするのだ」

 

気付いたコトや自分の評価などを本やノートに書き込め!と・・・

今まで私は読書ノートを作る時には本に書いてある文章を、

ただそのまま書き写していただけでした。

 

今回、気付いたコトなのですが、本当に大切なのは本に書いてあることを

覚えることよりも、その時に自分がどんなコトを感じたり考えたか、

なんですよね。

 

本の文章を書き写すのは単なるコピーでしかないけど、

自分の気づきや感想は自分のオリジナルのものだから。

 

では、コメントとしてどんなことを書けばよいのか?

「読書の技法」の中で佐藤優さんがそのことについて触れているので、

ちょっと長いですけど、引用しておきますね。

「コメントに書くことが思い浮かばない」という相談も受けるが、

最初は、「筆者の意見に賛成、反対」「この考えには違和感がある」

「理解できる、理解できない」など自分の「判断」を示すもので

十分である。

「わからない」「そのとおり」「おかしい」の一言でもいい。

何らかの「判断」を下すことが重要だ。

 

次のステップとしては、自分の「判断」に加えて、「意見」を

書き込むようにする。

「私はこう思わない」「この部分はあの本のパクリだ」「同じデータに

関して、あの専門家は別の評価をしている」など自分の「意見」も

書き込めるようになれば、十分理解して自分で運用できる水準に

なっている

 

「読書の技法」

 あまり格好いいコトを書こう!などと思わず、一言でもいいから

自分なりの「判断」や「意見」を書き残していけばいい、ということですね。

 

本を読んでいる時って、色々な感想や気づきがあると思うのですが、

読み進めているうちに忘れてしまうことも多い。

だから、本に書き込むなりメモをとるなりして、自分オリジナルの

気づきを逃さないようにするべきなんだろうと思うのです。

 

で、私が始めた読書ノートの書き方はこんな感じです。
(ちょっと分かりにくいかもですが・・・ごめんなさい) 

読書ノート 

 

岡田斗司夫さんが推奨されている「スマートノート」の書き方を

パクりました。

右ページに本からの抜き書き。

左ページには自分の気づきや意見、あるいは他書からの抜き書きを書いてます。


岡田斗司夫さん流に言えば、本文に対してのツッコミを

左ページに書いている感じです。

 

取りあえずは先ずノート1冊をこの形で書いてみて、

また何かあれば改善していこうかと。

 

アウトプットしろ!とは言うけれど・・・ 

当初は本稿も、知的情報の「インプットとアウトプットの間」

というタイトルにして、もっぱら、「の間」について語ろうかとも

構想してみた。しかし、実はこの「の間」について語ることは

大変むずかしい。「の間」においては、頭の中で無意識のうちに

すすめられる作業が主たる役割を果たしているが、その作業過程を

意識化して記述し、分析することは、ほとんど不可能に近いからである。

 

頭の中の発酵過程、頭の中で考えがまとまっていく過程そのものに

ついては何も方法論がない。

 

「「知」のソフトウェア」

 本を読んでインプットしたら、アウトプットせよ!というのは、

よく聞く話しですが、どうやったら良質なアウトプットができるのか?

そのことがずっと気になってました。

 

でも、上記の通り立花隆さんが書かれているように、

こうすれば!というような絶対的な方法なんてないんですよね、きっと。

 

「インプット」「アウトプット」

この矢印にあたる「の間」については、きっと人それぞれだと思うし、

言い換えれば「の間」こそが、その人自身だと思うんですよ。

 

そういう意味でも「「知」のソフトウェア」の巻末の一文が

とても示唆的だと思うんですよね。 

本書の内容を一言で要約すれば、「自分で自分の方法論を

早く発見しなさい」ということである。本書を含めて、

人の方法論に惑わされてはならない。

 

「「知」のソフトウェア」

 しかし、まったく方法がないワケでない。

 

では、いかにすれば、無意識の能力を高めることができるのか。

できるだけ良質のインプットをできるだけ多量に行うことである。

それ以外に手段は何もない。

 

「「知」のソフトウェア」

 システム用語で

Garbage InGarbage Out」(ゴミを入れても、ゴミが出てくるだけ)

という言葉があります。

 

この言葉について勝間和代さんが著書の中でこんなことを書いています。 

どのように大量の情報を入手しても、ゴミの情報を入れれば、

ゴミしか出てきません。

 

「新・知的生産術」(勝間和代:著)

 これって、つまり普段どのような情報に触れているかによって

アウトプットの質が決まる、ということですよね。

 

前回のエントリーで「読む価値のある本を吟味して読むべし」という

ことを書きました。

 

インプットの質が、アウトプットの質を決めるのであれば、

やはり、「良書」を選んで読むことが本当に大切なんですね。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

いや〜、ムダに長い超大作もやっと全部書き終わりました。。

最後までお付き合いくださって、ありがとうございましたm(_ _)m

 

が・・・!

 

これで終わらないのがペンギンオヤジ!

次回は最終回として総集編・・・じゃなくて、「まとめ」を

書きたいと思います。

(あっ、まだ引っ張るか?!・・・って思ったでしょ)


ーーーー

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2014年02月21日

ボクは何で本を読むのだろう?(下篇)

「前編」「中編」と書き続けてきて今回が「下篇」です。

例によってムダに長い超大作になっていますが・・・(^^;;

今回もよろしければ、お付き合い下さい。

 

意識を高める読書 

同じ本を繰り返し読む読書法が重読です。

重読の目的は、自分の考えを高めることです。

つまり、自分の哲学を持つことです。

哲学とは是非善悪の判断基準です。

 

重読は「意味」を得るだけの読書ではなく、

「意識」を高めるための読書です。

そういう読書をしていない人は、人間が薄っぺらいのです。

 

重読に向いた本は、論理的な本というより、

ほんとうに人生を知った人が書いた本です。

たとえば、『論語』のような古典や松下幸之助さんのような

一流の経営者の教えです。

 

「「読書力」養成講座」

 

本を読むことでモチベーションが上がることってありますよね。

特に自己啓発系の本にそういう効果があるように思います。

 

が・・・!

 

あっちこっちで色々な方が指摘されているように

自己啓発本を読んで瞬間的にモチベーションがあがっても、

それが長続きせず、また違う本を読み漁る。そういうコトを

繰り返してしまう人が多い。

もちろん!私もその一人ですがぁ・・・(恥)

 

なぜ、モチベーションや行動が継続できないのか?!

 

やっぱり一度読んだくらいでは本に書かれているコトが

身体に染み込んでないからでしょうね〜

いわゆる「血肉化」できてないからだと思うんですよ。

 

だから、良いと思った本は何度も何度も繰り返し読んで

自分の身体に染み込ませる。そして実行していく。

こういう「繰り返し」が大切なのではないかと・・・

 

ちなみに小宮一慶さんは、「菜根譚」や

「道をひらく」(松下幸之助:著)を

今までに100回以上も繰り返し読まれたそうです。 

『自助論』『7つの習慣』『「原因」と「結果」の法則』の3冊を

読めば、もうお腹いっぱいじゃないですか。自己啓発書に

書かれていることはだいたい共通していて、この3冊に

書かれていないことなんて、そんなにありません。

 

10年後 あなたの本棚に残るビジネス書100

神田昌典、勝間和代:著

 勝間さんによれば自己啓発書は上記の3冊で充分だとか。。

 

要はあれこれ手を出すよりも、自分が良いと思った本とか

長く読み継がれてきた定番本を何度も繰り返し読むことが

大切ということですね。

 

感性を高める読書 

感性を高めるためには、こうした良質な文学を読むことも

必要じゃないかと、わたしは思います。

 

読書をすることで、実体験とまではいきませんが、本の中で

疑似体験をすることができます。直接、わたしが関われない

多くの方の経験を、自分のものにすることもできます。

 

「「読書力」養成講座」 

小説はね、感情表現や景色の描写が細かいし、読んだ人それぞれが

各自のイメージをつくって読むことができる、これがまぁ、

面白いんだよ。言葉にもっと表現力を身に着けたかったら、

和田さん、ね、小説読みなさいよ、小説ね」

 

「和田裕美の人に好かれる話し方」(和田裕美:著)

 私も20代の頃はけっこう小説を読んでいたのですが、

オッサンになってからはビジネス書中心の読書に変わってしまい

すっかりご無沙汰だったんですよ。。

 

でも昨年、ふとしたきっかけで夏目漱石の長編を「猫」から

遺作となった「明暗」まで全て発表順に読んでみたら、

これが結構面白い!

 

それから吉川英治さんの三国志(文庫で全8巻)も読みました。

長編の歴史小説を読んだのは10代の頃に読んだ「竜馬がゆく」以来でしたが、

長さを感じないくらいグイグイと引き込まれて、あっという間に

読み終えてしまいました。

 

小説の魅力って、物語の中で疑似体験ができたり、

感情表現や心理描写を通して「人」を知ることが出来たり、

自分のイメージや感性を刺激されるところにあると思います。

 

ビジネス書でも起業家や経営者の方が書かれた自伝的なものを

読むと感情が刺激されることがありますが、

やはり!描写力では小説に敵わないと思うのです。

 

それに・・・

 

ビジネスって、よくよく考えると人(お客さま)の心を動かすことを

求められますよね。

よく言われるように人の心は決して理屈だけでは動きません。

人は感情や感性によって動くのですから

やはり、小説を読んで感性を磨くことが必要ではないかと。

 

良書を読むべし 

本を読もうとするときに、それが自分が死ぬまでに読める

残り何冊の一冊たるに値する本であるかどうかを

頭の中で吟味してから読むべきである。

 

最近はお粗末な著者、お粗末な著書があまりに多いのである。

 

「「知」のソフトウェア」  

どうせ読むのだったら、できるだけよい本、人がきちんと

評価しているよい本を丁寧に読むことです。

 

「「読書力」養成講座」

 読むべき本を吟味して、良書を読むべし

・・・って、当たり前と言えば当たり前ですよね。

当たり前田のクラッカーです(若い人には分からないかなぁ〜?)

 

誰が「この本は駄本に違いない!」と言いながら

本を買ったり読んだりするでしょう・・・?

 

ただ一つだけ思うのは、

気を付けていても、つまらない本を買ったりしてしまうんですよね。

 

そういう時、ついつい「きっと、そのうち良いコトが

書かれているんじゃないか?」と淡い期待を抱きながら

最後まで読んでしまうし、

「せっかくお金を払って買ったのだから、

最後まで読まないと勿体ない」って思ってしまうんですよね。

時間が人間にとって最大の制約条件になる

 

「読書の技法」

 そう!惜しまなければいけないのは、

お金じゃなくて時間なんですよね。

 

読んでいて、もうこれ以上は期待できない!

と、思ったらさっさと読むのを止めてしまったほうが

貴重な時間をムダにしないで済む!

これからは、そう考えようと思いました。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

さて・・・

書きたかった「読書ノート」の話しと本を読んだ後のアウトプットの話しが

やはり今回も書き切れなかった・・・

本当にいつまで続くんだろう・・・?(汗)

 

そんなわけで、まだまだつづくのだ!

(「下篇」の後はなんていうのだ?)

ーーーー

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2014年02月19日

ボクは何で本を読むのだろう?(中編)

前回からの続きです。

私が今のように本を読むようになったのは2008年頃だから
6年くらい前のことです。

なんで本を読もう!と思ったかというと・・・
それまでは全くと言って良いくらいに本を読んでいなくて
「このままではバカになる!」と何故か突然に危機感を覚えたんですよ。

だから、私にとっての読書って「バカにならない=頭が良くなりたい」が
そもそもの目的だったんですよね。。

◆頭が良くなる読書

普段の自分が実は「考えている」のではなく、単に「感じている」
のだというのがわかります。
(中略)
私たちは感じているだけで、実は考えていない場合が多い。
考えを言語化していません。

「あなたを天才にするスマートノート」岡田斗司夫:著

普段、自分が本を読んだときにどのような反応をしているのか?
ということを振り返って考えてみると・・・

「へ〜、知らなかった!」=新たな知識の吸収
「なるほどね〜」=書かれていることを理解、納得
「そう!そう!そうだよね!」=内容に共感

そして・・・
「よしっ、ブログのネタにしよう!」・・・(^^;;

まぁ、だいたいこんな感じです。

本を読んで「感じる」ことはあっても、
あまり「考える」ということはしていないような気がします。

情報を得ることだけが目的ではない。ロジックを追えるように
なることが、論理思考力のアップ=頭がよくなるということです。

「「読書力」養成講座」

色々なコトを知っている、物知りの人を指して
「あの人は頭がいい」と言うことってありますよね。

確かに知識があるコトも頭が良いってことなんでしょうけど、
それだけじゃない!
ロジック(論理)を『理解』して、
自分の頭で『思考』出来るようになることも大切だと思うのです。

◇◆◇◆◇◆◇◆

ここ数年、本を読んできたことで多少なりとも知識は増えたと
思うのだけど、自分で考える力が身に付いたという実感が
全然ないんですよね〜

やっぱり・・・頭がよくなりたいなぁ〜♡

◆先ずは入門書を読んで基礎知識を身につけるべし!

基礎知識があるからこそ、該当分野の本を大量に読みこなすことが
できるのだ。

読書の要諦は、この基礎知識をいかに身につけるかにある。

「読書の技法」

いきなり難しい専門書を読むことは大変だと思うので、
先ずは基礎知識を得るために入門書を読むのがセオリーですよね。
そうそう、「サルでも分かる」ってやつです・・・ちょっと違うか(笑)

まず、よき入門書を手に入れるのが肝要である。

「「知」のソフトウェア」

立花隆さんは”よき入門書”の条件として以下の4つを挙げています。

・読みやすくわかりやすいこと
・その世界の全体像が適確に伝えられていること
・基礎概念、基礎的方法論などがきちんと整理されて提示されていること
・さらに中級、上級に進むためには、どう学んでいけばよいか、
 何を読めばよいかが示されていること

入門書選びということに関しては「読書の技法」の中で佐藤優さんが
以下のようなことを指摘されています。

読者が知りたいと思う分野の基本書は、3冊もしくは5冊購入すべきである。
1冊の基本書だけに頼ると、学説が偏っていた場合、後でそれに気づいて
知識を矯正するのには時間と手間がかかる。

「読書の技法」

本の中では鳥は玉子から孵って最初に見たものを親鳥と思い込む
と「刷り込み」を例えにして書かれていましたが、
人間でも「最初」に見聞きしたものから受ける影響って大きいですからね。

そう言えば、勝間和代さんも本の中でこんなことを書かれています。

1つのことを知ろうとした場合には、できれば立場が違う人の話しや
関連書籍をもとに、最低3つの視点から眺める「知の3点測量法」を
お薦めします。

「新・知的生産術」勝間和代:著

佐藤さん、勝間さんともに言ってることは同じで、
1冊の本に書かれているコトをそのまま鵜呑みにするのではなく、
複数の本を読んで、より多方面から物事を理解することが大切だ

ということですね。 

◆時間を掛けてでも読むべし!

きわめつきに難解な文章の意味をいくら時間がかかってもよいから
徹底的に考え抜きながら読むことである。一節の文章を読み解くのに
一時間も二時間もかけてよい。わからなければ、脂汗が流れ出てくる
までとにかく考えてみることである。

「「知」のソフトウェア」

線を引きながら、ゆっくりと、ときには気づいたことなどを本に
書き込んだりしながら読みます。
自分より頭のよい方が書かれた本をじっくり読むことによって、
著者ほどのレベルにはなれないにしても、ゆっくりとなら追いつける
ようになる。

引用文献を参照し、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして読む
その過程こそが、さまざまなものを関連づけ、広く深い論理を
組み立てていく訓練、つまり論理的思考力を身につける訓練となるのです。

「「読書力」養成講座」

学生の頃、何か分からない問題などにぶつかった時に、
先ずは教科書を読み、それで分からない時には参考書にあたり、
尚かつ分からなければ別の参考書を開いたり、
先生や友人に聞いたりしながら、何とか理解してやろうと
あがいていたコトを思い出しました。
(・・・理解しないとテストで点が取れないからね〜)

なのに!

今では本を読んでいて、ちょっと難しかったり分からなかったりすると
「この本は分かりにくい!」と文句を言ってみたり、
「自分には理解できないところがある」と自虐に走ってみたり
なんちゅー自堕落ぶり!

わからなければ、脂汗が流れ出てくるまでとにかく考えてみることである
そうなんですよね〜
分からなければ、何としても分かってやる!っていう学生の頃のような
気迫みたいな心構えがないといけないんですよね、きっと。。

ここで一句

分からねば 分かってみせよう ホトトギス

おそまつ・・・m(_ _)m

速読にはそれをこなせるだけのベースとなる知識、つまり、ある一定量の
インプットの蓄積が必要です。

「「読書力」養成講座」

もっとも速読する場合も、その本に書かれている内容についての基礎知識が
なければ、そもそも読書にならず、指で本のページをめくっているにすぎない。
そういう指の運動を速読とは言わない。

「読書の技法」

速く、たくさんの本を読みたい!と思うのは読書家の共通の願いなのかも
しれないけど、でも難しい本や未知の分野の本を読むのに時間が掛かるのは
当たり前のことなんですよね。

前回、「本は、何冊読んだかではなくて、そこから何をどれだけ学んだか、
自分のものとなったかが重要です」という小宮一慶さんの言葉を引用しましたが、
やはりどれだけ読んだかという冊数にこだわるよりも、
線を引き、関連書も参照し、自分の頭で考えたりしながら
時間が掛かっても、とにかく丁寧に読み込んでいくことが大切なんだなぁ
と思った次第。

◆まとめ 
・先ずは基礎知識を身につけるために基本書(入門書)を読む
・入門書は1冊だけを読むのではなく3冊から5冊くらいを読み、
 複数の視点から学ぶ
・線を引いたり、気付いたコトをメモしながら論理を追い丁寧に読む
・ 関連図書や参考文献などと関連付けをしながら読む
・ 基礎知識のない分野の本では速読できない

----------------

今日、ココに書いたことって「○○学」とか「●●力」みたいに
理屈で学ぶべきことについて書かれた本を読むためのものだと思います。

でも・・・!

私たちが読む本ってそれだけじゃないですよね。
小説を読んで感性を磨いたり、
啓発本を読んで意識を高めたりもします。

そういう本の読み方についてはまた次回ということで・・・
まだまだ「つづく」のだ!これでイイのだ!(by バカボンのパパ)

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posted by penguin-oyaji at 21:36 | Comment(0) | 読書(読書法) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月18日

ボクは何で本を読むのだろう?(前編)

昨年の11月のこと。

 

毎年、100冊くらいは本を読もうと目標を立てるのだけど、

年初から何冊くらい読んだかなと集計してみたら

何と!50冊弱。。

「あ〜、これじゃ100冊はムリだなぁ」と思ったと同時に

『なんで本を読むんだろう?』という根源的な疑問が浮かんできたのです。

 

何故、本を読むのか・・・?

そんなコトをつらつらと考えながら、

それまでの読書体験を振り返ってみると次のような反省点が思いつきました。

 

1)読んだ本からの学びが身についてない 

   せっかく読んだのに本の内容を覚えてないことが多い

 

2)そもそも本を読む目的が曖昧 

   「なんとなく面白そう」とか「話題になってるから・・・」という感じで

   その本を読む目的が明確でないことが多い   

 

3)つまみ読み

   その場、その場の興味の赴くままに本を読んできたので、

   体系的な知識が身に付いていないし、

   基本書が押さえられていないことも多い。

   例えば、マーケティングについての本は色々と読んできましたけど、

   基本中の基本、コトラーの「マーケティングマネジメント」を

   読んでないんですよ、私。

 

4)ブログ更新が主目的になっていた

   本を読んで学んだこと、気付いたことをアウトプットする目的で

   始めたこのブログですが、いつのまにかブログを更新するために

   本を選んだり読むことが増えていたような気がします。

 

5読書ノートが継続できない

   色々な方の書き方を参考にしながら読書ノートを作成したりしたのですが、

   デジタルか手書きで悩み結局は一元化できず、継続もできていない。

   それに加えて、読書ノートを作ることが目的化してしまい、

   書いただけで満足してしまって、読み返すなどノートの活用ができてない

 

・・・と、まぁひどい有り様です(恥)

 

とにかく少し軌道修正をしなければなるまい!と思い、原点に立ち返って

読書について書かれた本を何冊か読み返してみました。

 

チョイスしたのはこちらの3冊。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)

ビジネスマンのための「読書力」養成講座

小宮一慶:著

ディスカヴァー携書


読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法

佐藤 優:著

東洋経済新報社

「知」のソフトウェア (講談社現代新書 (722))

 「知」のソフトウェア

立花 隆:著

講談社現代新書


読書の目的 

本は、何冊読んだかではなくて、そこから何をどれだけ学んだか、

自分のものとなったかが重要です。

 

「「読書力」養成講座」 

10冊の本を読み飛ばして不正確な知識をなんとなく身につけるより、

1冊の本を読み込み、正確な知識を身につけたほうが、将来的に

応用が利く。

 

「読書の技法」

 

つまり・・・私の場合、「年間に100冊の本を読む」という目標の立て方に

問題があったような。。

思えば、自分は何を知りたいのか?という本を読む前の目的意識が

少し薄かったようにも思います。

 

表面的に理解するだけでは不充分 

書いてあることに納得するということ、きっちり理解するという

ことです。表面的に分かった、というのではなく、自分自身のものと

なるまで理解することです。

 

「「読書力」養成講座」

字面を追うことと読書は、まったく異なる。(中略)日本語でも

とりあえず言葉の意味がなんとなくわかる(この「なんとなく」が

くせものだ)ということと、テキストの内容を理解することは、

本質的に別の事柄だ。

 

「読書の技法」

 

単純に言葉の表面をなぞって分かった気になってはいけない、

ということですよね。

自分の言葉で言い換えてちゃんと説明できるかどうかで、

理解できたかどうかが分かるような気がします。

 

現象(WHAT)を知って、その理由(WHY)を考え、それを

自分の仕事や人生にどのように生かすか(HOW)を、本を読んで

身につけるのです

 

「「読書力」養成講座」

重要なことは、知識の断片ではなく、自分の中にある知識を

用いて、現実の出来事を説明できるようになることだ。

そうでなくては、本物の知識が身についたとは言えない。

 

「読書の技法」

 

特にビジネス書の場合は、読んで理解してそれで終わりじゃ意味ないですよね。

ブログで「共感した!」と書くのもなんか違う気がする。

本で得た知識やノウハウを使って、自分の仕事に応用したり、

問題解決ができて初めて本を読んだ意味が生まれるような気がします。

 

まとめると・・・

自分の言葉に置き換えて説明できるくらいにきちんと理解をして、

なおかつ、その知識などを応用して現実問題に対処できるようになって

はじめて「本を理解して読んだ」ということになるわけですね。


読書について当たり前と言えば、当たり前のことなのですが、

私の場合は、ちょっとこういう基本が疎かになっていたように思いました。


さて、例によってまた長文になってきているので、

今日のところは取りあえずココまで。


次回以降は

・どういう本を読めば良いのか?

・読書から得られるもの

・読書ノートのまとめ方

・良質なアウトプットのためのインプット

・・・こういったところについて、まとめてみたいと思ってます。


では、「つづく」ということで。。

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