2009年09月09日

ブログお休みのお知らせ

なかなか思い通りにブログの更新が出来ずにゴメンなさい。
そして、更新していないのに日々、多くの方にアクセスを
いただき、本当にどうもありがとうございます。




え〜っとですね。




多くの人にかわいがって頂いているこのブログですが、
しばらくの間、更新を止めさせて貰いたいと思います。




・・・というのも、




少しばかり長期になっていますが、
人生の夏休みをそろそろ切り上げて、
本腰を入れて『社会復帰』を目指そうと思います。。




けっこう、やってみると会社を探して、履歴書とか経歴書を書いて、
色々と時間が掛かるんですよね。



ですから、取りあえず次のステージに立つことが出来るまで
このブログの方はいったん、お休みという事にしたいと思います。



あっ!・・・・





閉鎖ではないです!






必ず戻ってきます!






できるだけ、早くココに戻って来たいと思いますので、
少しだけお休みさせてください。





■未練がましいお知らせ


ブログはお休みさせて貰いますが・・・
twitterの方では、これからもブツブツとつぶやきます。



一応、左手のサイドバーにtwitterのブログパーツも貼ってありますし、
こちらではtwilogも開設していますので、
ご興味があれば、時々のぞいてやって下さい。




ケータイでこっそりチェックしなくても大丈夫です>お友達へ!(笑)




■謝辞



自由人になってからのこの数ヶ月、
このブログを介して知り合った方々から、
本当にたくさんの優しい気持ちや言葉をいただきました

ありがとうございました。本当に感謝しています!




それでは、ブログを再開して、再会できる日まで、
(最後はオヤジギャクだ!)

皆さんも元気にお過ごし下さい。

とりあえず・・・・

今まで応援、ありがとうございました!
posted by penguin-oyaji at 12:49| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月31日

キセキの物語・・・映画「8月のシンフォニー」

img099.jpg

「8月のシンフォニー 渋谷2002〜2003」

監督・脚本 西澤昭男


原作 川嶋あい「最後の言葉」






先週、渋谷へ映画「8月のシンフォニー」を観に行ってきました。

(このブログで映画ネタは初めてですね)



先日のエントリーでも書いた歌手・川嶋あいさんの「最後の言葉」を

原作とした事実に基づくストーリーです。



原作も読んだし、川嶋あいさんのコレまでの事は

メディアなどを通じて大体のことは知っていたので、


ストーリー展開も最初から殆ど分かっている筈なのに・・・







・・・分かっていても、泣きました。







映画の終盤では危うく人目をはばからずに号泣するところでしたよ。


(アブナカッタ!)





■アニメを超えたアニメ映画



一応、アニメ映画という事になると思うのですが、

実際は「アニメ」に実写、CGが融合された表現になっていて、


アニメの場面でもどことなくリアリティが感じられるような


映像表現に仕上がっています。



個人的に思うのは、この物語を実写ではなくアニメにしたのは

大正解だったと思うのです。


やっぱり、川嶋あいさんという現在も活躍されているアーティストの


物語を実写でやってしまうと、何だかワイドショーとかに


でてくる「再現」映像みたいに感じられてしまうのではないかと


思うから・・・



それになんと言っても、アニメであっても

主人公・アイの感情表現が実に生き生きと描かれていて


だからこそ、余計に感情移入して観られたのかも知れません。



■ストーリー



主人公のアイが渋谷の路上(地下街)で歌っている時に

事務所のスタッフと出会い、


一緒に路上ライブを本格的に行うようになり、


途中、お母さんの死という悲しい出来事を乗り越え、


最後には目標の一つだった渋谷音楽ホール(実際は渋谷公会堂)の


ステージに立つというストーリー展開です。



一部に演出がありますが、ほぼ原作「最後の言葉」の通り、

つまり歌手・川嶋あいさんが辿ってきた実話に


かなり近いストーリーだと思います。



《関連図書》







ネタバレになってしまうので、詳しく書けないのが

もどかしいのですが、物語の途中に出てくる


ホームレスのおじさんがアイに語った言葉。


それに・・・


最後の方に出てくるお巡りさんの言葉が


妙に印象に残りました。



そして何と言っても!

渋谷音楽ホールでのコンサートステージで


アイが語る言葉に涙したのでした o(T_T)o



■大丈夫だよ



劇中でも何曲か川嶋あいさんの歌が流れます。

(単なるBGMではなく、アイが歌っている場面として)



川嶋あいさんのファンであれば、

そうだよね、このシーンではこの曲だよね

と、頷けると思います^^



ただ、個人的にはこの曲のエンディング・テーマ曲である

「大丈夫だよ」が大好きで、最近のお気に入りの一曲です♪



数多くの困難や悲しみに襲われてもなお「大丈夫だよ♪」と


明るく歌う声を聞くと、なんだか本当に勇気が出るというか、


元気付けられるのです!



それに、



向かい風は強い方がいい 強く立つこと教えてくれる




とか、



夢に近道あればどうか教えてよ

絶対その道は通りたくないから





っていう歌詞も良いですよねぇ〜





■最後に・・・



S・スマイルズの名著「自助論」の冒頭に

天は自ら助くる者を助く」という有名な言葉が


記されていますよね。



《関連図書》





映画の中でも、この言葉がちらりと出てくるのですが、

自分の夢に向かって、努力や行動をしていくことが、

自分の人生を切り開いていく原動力になるんだ



この映画を観て、改めてそう思いました。



事務所を解雇されても、歌手をあきらめずに

路上で歌っていたから、現在の事務所スタッフとの


運命的な出会いを引き寄せられた・・・



音楽ホールでのコンサートを夢見ていた時に

断られても、断られても「ここでコンサートがやりたい」と


お願いをし続けたからこそ、


最後には音楽ホールの館長の心を動かし、


夢の舞台に立つことが出来た・・・



ひたむきな努力や行動が、人の心を動かし

自分の夢へと導いてくれるんだということを


この映画を観て強く感じました!



川嶋あいさんのファンであれば、絶対に必見!

「川嶋あい?誰それ?」というような人でも


この映画には何か感じるものがあると思うので、


ぜひ、劇場に足を運んでもらいたいと思うのです。



「8月のシンフォニー」公式ホームページ



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 22:03| Comment(8) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

仕事も人間関係もうまくいく陽転思考・・・和田裕美さん講演会

ビジネス選書セミナー
和田裕美先生に学ぶ!
仕事も人間関係もうまくいく『陽転思考』
09年8月26日(水)御茶ノ水・総評会館にて



twitterでもつぶやきましたが、
昨日、和田裕美さんの講演会に参加してきました。

講演の内容は、発売されたばかりの和田さんの新刊
「新・陽転思考」についての話しがメインでした。

《参考図書》

陽転思考・・・和田さんのファンでしたら、すっかりお馴染みの
キーワードですね。
目の前の出来事(事実)から、「よかった」をさがして、
気持ちを切り替えていこう、という考え方の事です。

でも・・・

和田さんのお話しを聞いたり、あるいは本に書かれているのを
読むと、この陽転思考という考え方は実にシンプルですが、
ものすごく奥の深いものだいうことが、伝わってくるのです。


■悲劇のヒーロー願望が強かった私

私、個人の話で恐縮なのですが、
基本的にネガネガ星人ですので、私の思考パターンは
ネガティブな感情に引きずられる傾向が強いです(汗)

何というか・・・悲しみや苦しみをいっぱい身にまとって
悲劇のヒーローになりきってしまうんですね。
そして、そうやて悲しみや苦しみのどん底で耐えている自分は
なんて格好いいんだ!と変な自己陶酔に酔ってしまうという・・・
我ながら、アホです。。

昨日の和田さんのお話しによれば、
これって、目の前の事実から、不幸やついていなかった事を
探し出してしまう思考パターンであって、
自ら自分の不幸を立証してしまっている事になるんですね。

それから・・・

職場などで人の提案を聞いたときに、
それは難しいねぇ〜
そんなこと、できっこないよ
と言ってしまう人も、ネガネガ星人の素質充分の人たちです(笑)

よく前の会社の社長から「お前たちは直ぐに、できない理由、
やらない理由を考える!」と言って怒られました。。

和田さんがよく言うように「事実はひとつ、考え方はふたつ」で、
どんな出来事にも良い面、悪い面の両面があるにもかかわらず、
悪い面を選び取ってしまうのは、その人の「思考のクセ」だと
話されていました。

だから、悲劇のヒーローを気取っていても、何も良い事なんて
起こらない訳ですから、それよりも「よかった」を探すクセを
身につけて、気持ちを切り替えられるようになった方が
自分自身も、そして周りの人も前向きに生きていけるように
なるんですよね。

落ち込んで暗い部屋で泣くようなことがあっても、
「何か『よかった』がないだろうか」と、自然に思考が
「よかった探し」をするようになります。
すると、思考回路がいつも整備された道路のように
どんどん通りやすくなってくるのです

(「新・陽転思考」和田裕美・著 P60より抜粋)

私としても、ネガティブなものを選び取ってしまう道は閉鎖して、
よかったを探す道を一生懸命に整備して、
よかったハイウェイ」を
頭の中に張り巡らしたいと思ったのでした。


■卒業証書を手にしたい!

切り替えが出来ていない過去があると、
次にまた同じような出来事が起こった時に、前と同じ失敗を
繰り返してしまう。つまりそのステージから卒業していないのと
同じことなんです。

そんな事を昨日、和田さんが話されていました。

自分にとって何か嫌なことが起こった時に、
悲しむでもなく、泣くのでもなく、
とにかく目を反らして、見なかった事にしてしまおうと考えて、
強引に自分の感情にフタをして通り過ぎようとすることがあります。。

実際、今の自分にもそんなところがあるかなと思っています。
目の前の事実に向き合うのが恐いから・・・

ドロドロのバケツに手を入れて、そこから何かひとつでも
「よかった」を見つけよう・・・と、よく和田さんが話されますが、
そのドロドロのバケツに手を突っ込むのを、ためらってしまうことが
あるんです。
(敵前逃亡ですかね?)

でも・・・

目の前の事実は無かった事にしてください、と言っても
事実は変わらない訳で、そこから逃げ出そうとして
しょせん逃げられるものではないのです。

昨日の和田さんのお話しを聞き、そして帰宅してから「新・陽転思考」を
読みながら、ここ数ヶ月間、ずっと逃げ回っていた問題に対して
正面から受け止めようと決心しました。
ドロドロのバケツに手を突っ込むのです!

まずは逃げないで、問題に向かってください。
「問題」をプラスの側面から見ると、「わくわくの挑戦」になります

(「息を吸って吐くように目標達成できる本」P39より抜粋)

《関連図書》

目の前の困った(嫌な)問題は、きちんと正面から向き合えば、
「挑戦」になり、その問題を解決した時に、今のステージから
卒業できるのなら、逃げ出さずに卒業証書を手にしたいと思うのです。


■雑感など・・・

昨日の講演会では、その他にも陽転思考に関する色々なお話しを
聞かせて頂いたのですが、ここは思い切って全て省略(笑)
(ただでさえ長いブログの記事が、これ以上書こうとすると収拾が
つかなくなってしまうので・・・)

ただ、個人的な感想になってしまいますが・・・

今まで私は何度も和田さんの講演会やセミナーに参加させて貰って
たびたび陽転思考についてのお話しも聞いてきました。

でも!

陽転思考って、気持ちを切り替えるための「考え方」と単純に
理解していました。

まぁ、それはそれで間違ってはいないと思うのですが、
でも、きっと正解でもない。

陽転思考って、気持ちを切り替えて自分が幸せになる道を
自分で選び取り、その積み重ねで最終的には自分の人生そのものを
幸せへと導いてくれる、人生を幸せにする考え方なんだと、
今回の講演会を聞いて、そう感じました。

だから、陽転思考はシンプルだけど、広くて深いものだと思うのです。

■最後に・・・

昨日の講演会の参加者は250名くらいだとか・・・
例によって私は最前列に座っていたのですが、
後ろを振り返ってみると、広い会場がほぼ満席でした!
さすが、和田さん、人気あるなぁ〜」って思います。

それに!会場内で「ワークライフ”アンバランス”の仕事力」の著者、
田島弓子さんをお見かけしました!
ちなみに、昨年の和田さんのビジネス選書セミナーでは
「地頭力」の細谷 功さんを見かけました。
(すっかりミーハー気分ですな・笑)

《関連図書》

そして・・・

会場では、このブログでつながったKさん、Tさん、
読書会でお世話になっているOさん、Sさん、
どうもありがとうございました。

それから、和田さん、ペリエの女性スタッフの皆さん、
いつもありがとうございます^^

そして、最後まで読んでくださった皆さん
ありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 14:07| Comment(12) | TrackBack(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

陽転思考と仏道の近い関係・・・?

youten-1.jpg


キタ━━━ヽ(´ー`)ノ━━━!!!!

今朝の日経新聞、3面に和田裕美さんの新刊
「新・陽転思考」の広告が掲載されていましたね!!

あっ、ちなみに発売日は一応、8月25日ということらしいです。
(でも、書籍の発売日って書店さんによって店頭に並ぶ日が
けっこうまちまちだったりしますから、詳しくはお近くの書店に
お尋ね下さい・・・って、何で私がそんなこと書く?!・笑)


さて、私はといえば・・・

そんな和田さんの新刊発売を待つ間、
ゴソゴソと、こんなCDを取り出してきました。


img097.jpg

「事実はひとつ 考え方はふたつ」
すべてがどんどんうまくいく本当の陽転思考

和田さんが「陽転思考」について語っているCDです。
(ちなみに、ペリエさんで買えます)

なんだか、久しぶりにこのCDを聞いたような・・・(汗)

で、


このCDの冒頭部分で、和田さんがこんなことを話されています。


目の前の事実はひとつ。考え方は二つある。
陽転思考は目の前の事実から「よかった」をさがして、
気持ちを切り替える考え方。
でも、ポジティブシンキングプラス思考とはちょっと違う。

愚痴を言ってもいい、泣いても怒ってもいいけど、
なるべく早く気持ちを切り替えよう、ということ。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
一般的に「ポジティブシンキング」では、ネガティブな事を
考えたり、言葉にして口に出したりしてはイケナイ、
という事になってますよね。

でも、和田さんの「陽転思考」では、
怒っても、泣いても、愚痴を言ってもいい・・・
ということになってます。
そこが、(たぶん)「陽転思考」と「ポジティブシンキング」
の違い。

私としては、嫌なことやツライことがあれば、
やっぱり、ムカッとしたり、悲しい気持ちになったりします・・・

だから、ポジティブシンキングよりは
和田さんの言う「陽転思考」の方が、しっくりくるように
思うのです。



ところで!

「日経アソシエ」の最新刊、ごらんになりました?
(いきなり、話しがズレて、すんません)


img098.jpg

「煩悩リセット稽古帖」などの著書もある
ちょっとユニークな住職さん、小池龍之介さんのインタビュー記事
の中で こんなことが書かれています。


行き過ぎたポジティブシンキングは危険です。
(中略)
客観的に見て「うまくいっていない」のならば、どんなに
自己暗示を かけたところで、その人の心は、どこかで
その事実を認識しています。
そこに「うまくいっている」という嘘の情報を書き加えると、
心は混乱します


つまり、アレですな。
悲しい事実を目の前にして、それに目をつむって、
言葉尻だけで「よかった、よかった」と言ってみても、
所詮、自分の心はゴマカセない・・・ということですね。

小池さんは、その嫌な事実に対する自分の感情への対処法として
次のように続けています。


ネガティブな感情を排除したり、隠そうとすると、その感情が
暴れだします。ネガティブな感情をありのままに受け入れ、
「よしよし」となでてあげる。すると、荒れ狂っていた感情が
おとなしくなり、どこかに消えていきます

※本当は、もうちょっと詳しい対処法が書かれていますが、
詳しくは「アソシエ」にて、ご確認くだされ。


私、この小池さんの記事を読みながら、
あぁ、和田さんの陽転思考と同じだなぁ〜」と思いました。

和田さんが、「愚痴を言ってもいい、怒っても泣いてもいい」と
いうのは、 目の前の出来事から目をそむけるのではなく、
ありのままに受け入れよう、と言っているのと同じではないかと
思うのです。

本当は悲しいのに、「悲しくない!」とムリして言ってみたところで、やっぱり自分の心に負担が掛かりますよね。
それよりも、悲しみは悲しみとして、いったん受け入れて
そこから、「それでも、よかった!」と気持ちを切り替えていく方
が随分と自分の心に素直に生きていけるのではないかと思うのです。


小池龍之介さんが語る「仏道」と、
和田裕美さんが語る「陽転思考」と、
根っこの部分は案外、近いのかも・・・
と思った次第です、はい^^


■和田さん新刊イベント情報
さて、話は冒頭に戻ります。

今朝の日経新聞に掲載されていた和田さんの新刊イベント情報を
シェアさせてもらいたいと思います。
(もしかしたら、他紙にも出てたかも知れないけど・・・)

特別セミナー
・9月8日(火)18:30〜 金沢市・北国新聞赤羽ホール
・9月11日(金)18:30〜 札幌市・札幌教育文化会館小ホール
・9月17日(木)18:30〜 京都市・京都新聞文化センター

サイン会
・8月28日(金)18:30〜 さいたま市・そごう大宮店8階三省堂書店内

それから・・・

新聞紙面では告知されていませんが、
8月24日(月)、25日(火)の二日間に限って、
Amazonキャンペーンも展開されるそうです
(明後日からですね!)
こちらの特典は、「陽転思考ノート(PDF)」と
「陽転メッセージ(音声ファイル)」だそうです。

新刊イベントの詳しい情報は、
ペリエ(和田さんの会社)のWebサイトに書かれていますよ。
こちら」から、どーぞ。

ついでに、もうひとつ。

週末起業で有名な藤井孝一さんが主催されている
「ビジネス選書セミナー」にも和田さん登場です。
和田裕美先生に学ぶ!仕事も人間関係もうまくいく『陽転思考』
・8月26日(水) 19:00 〜 東京・御茶ノ水「総評会館」にて
このイベントには、私も参加します!
当日はペンギンの被り物をかぶっていきます!
(ウソです、ゴメンなさい)


それでは、今日はこのへんで
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

posted by penguin-oyaji at 10:53| Comment(6) | TrackBack(0) | 読書(和田裕美) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

一人の少女の生き方から学んだこと・・・・「最後の言葉」


Book-No.150
「最後の言葉」

川嶋あい 著
ゴマブックス



「どんな音楽が好き?」と聞かれると、
ほぼ躊躇なく「JAZZ」と答えます。
(ちなみに、山中千尋さんとマイルス・デイヴィスのファンです)

もしくは「吉田拓郎」と答える時もあります。

でも、実はその他に(年甲斐もなく・・・)川嶋あいさんの歌も
よく聞いています♪

川嶋あいさんって、ご存知ですか?

私が彼女の事を知ったのは、3年くらいまえの「24時間テレビ」に
出演しているのを見た時でした。

そこで流れていた彼女の出生にかかわる話しや
その後の苦労と、それを乗り越えてきたエピソードを見て
ものすごく衝撃を受け、すぐにCDショップに走った覚えがあります。

この「最後の言葉」は、そんな川嶋あいさんの波乱万丈な今までを
綴った自叙伝的な1冊です。

■内容

「私は、生まれたときの名前は川島愛ではなかった」。
その生い立ちから母親との二人三脚で歌手デビューした福岡でのこと。
本格的な活動のために上京するもののその道は険しく、
少女は街で歌い始め、高校に通いながらの路上ライブを続ける。
そこで出会った人々、彼女を支えてくれる母親。
そして突然襲ってきた母親の死という現実。
スターダムを昇りつめていく歌手川嶋あい。悲しい現実を乗り越えて、
人として、歌手として成長していく川嶋あいの軌跡をつづる」
(amazonより転載)

■運命の出会い

人と人との一瞬の出会いがいつ運命の出会いになるかわからない。
だから大切にしていかないとね。
この出会いがあるのも、私が踏み出すことができたから。
踏み出さなきゃ絶対何も変わらないって、今も胸に刻んでいることだ

(P70)

福岡から単身で東京に出てきたものの、所属していた事務所からクビを
宣告されてしまいます。
(以前、テレビで「15歳でリストラされた」とコメントされてました・・・)

何もすることがなくなってしまった時に、
彼女は一人、路上で歌い始めます。

これからどうしたらいいんだろう、と押しつぶされそうな不安の中で
それでも、一歩前に出るために路上で歌いだした彼女の勇気。

行動しなければ、何も変わらない。

私もよく、このブログでこんな事を書いたりしていますが、
川嶋あいさんが辿った軌跡に比べたら
私が思い悩んでいる事の、なんと小さな事よ!!

それから、

私は運命論者ではありませんが、
この本を読むと、養護施設での育ての母との出会い、
そして路上での、今の事務所の人たちのとの出会い、
そんな人との出会いが、
今の歌手・川嶋あいを創り出してきたことに、
どうしても「運命的」なものを感じずにいられませんでした。

一歩、踏み出す勇気と、人との出会いが
自分を変えていってくれるんですよね。


■母の思い

母さんは全力で私を育ててくれた。血のつながりのない
赤の他人の私を全力で・・・。
自分のことなんてどうでもよかった。自らの命さえも切り刻んで
私を夢に導いてくれた。すごい人だと思う
」(P94)

川嶋あいさんは、ご存知の方も多いかと思いますが、
生まれて直ぐに施設に預けられ、
自分の事を生んでくれた母親の記憶は無いそうです。
そして、3歳になった時に、育ての両親に引き取られて
そこで育てられました。

でも・・・
10歳の時に、育ての父を亡くし、
16歳の時に今度は育てての母も亡くしています。

ただ・・・
この本を実際に読んでいただければ分かると思うのですが、
この育てのお母さんが、本当に全力を傾けて
川嶋あいさんを育て、歌手への夢をつないでくれたのです。

確かに、血のつながりは無い親子なのですが、
でも、そんなこと関係ない。

ちょっと安っぽい言葉かもしれませんが・・・
「子を思う親心って、こんなにも深いものなのか」、と
改めて思い知らされました。


■生きてきた道

自分自身の出生のことや、苦労や絶望のことなどを
言葉にして人前で話したり、本に書こうと思った
彼女の心境について、こんな言葉が綴られています。

人は皆、何か背負って生きてる。
人が一生懸命生きてきたその道には、恥ずべきものは決して
何も落ちてはいない。
だから隠して生きてゆくことに意味はない
」(P194)



「自分は望まれて生まれた子じゃない」
「私は産んでくれた母さんの命をも縮めてしまった」
「私のせいで育ててくれた母さんまで死んじゃった」



そんなことを思いながら、
「私は生まれてきてはいけない子だったんだ」と、
自分の運命を恨んだりしていた頃の話しが書かれています。

でも、そんな彼女が(産みと育ての)二人の母親の本当の思いを知り、
ある出来事をきっかけに、自分自身の事を人前で話す決心をします。
そして・・・
私はたぶん変わると思う。大きく変われると思う。
(中略)
だって、ずっと否定していた、この世に存在している事実を
肯定できたのだから
」(P179)
こんな言葉で、彼女自身の心の変化を表しています。

きっと誰にだって、一つや二つ誰にも言いたくない事ってありますよね。
恥ずかしいとか、辛かったとか、色々な思いがあっての事だと思うし、
その思いは人それぞれだから、
一概に括ることは出来ないけど・・・

でも、その過去の思い出を自分なりに前向きに捉えなおした時、
人が一生懸命に生きてきたその道には、恥ずべきものは
決して何も落ちてはいない
』と、気づいた時に
何か一つ、自分の中でわだかまりとか、ネガティブな気持ちから
開放されて、一歩前に進むこと出来るんだと感じました。

■「8月のシンフォニー」

前にも書いたように、私が川嶋あいさんの事を知ったのは3年前だし、
彼女が経験してきた数々の出来事も、メディアなどを通して
大体のことは知っていました。

なのに、今あらためてこの本を手にしたのは・・・
もうすぐ、この「最後の言葉」を題材にした映画が公開されるから。
映画のタイトルは「8月のシンフォニー」。
※8月22日に公開です。

ちなみに、あの小宮先生も試写でこの映画を
涙ぐみながら見られたそうです。。
※小宮コンサルタンツBlog

書評的な書き方になってしまって、申し訳ないのですが、
確かに拙い表現も多々ありますが、
でも、そんな事は関係なく、
数々の困難や絶望を彼女がどうやって乗り越えてきたのか、
そして、今の彼女が手掛けている途上国や被災地に対する
ボランティア活動をどんな思いで、やっているのかなど
多くの事を学び、感じることのできる1冊だと思います。

すべての人にオススメは出来ないかも知れないけど、
少しでも興味を持った方は、ぜひ手に取ってみてください。

■最後に・・・

成功にもし近道があるのなら教えてください。
なぜなら−絶対に通りたくないから。
がんばった先の成功が欲しい

これは、同じく川嶋あいさんの「16歳の白い地図」に
記されている言葉です。

16歳の少女に、こんなことを言われてしまったら
40オヤジとしては、ただただ脱帽するしかないのですが・・・

でも、実際にI wish として「明日への扉」がオリコンチャートで
1位になったにもかかわらず
路上での1000回ライブにこだわり、
決して安易な成功への道を選ばなかった彼女の生き方を
この言葉は象徴していると思うのです。

効率重視も大切だけど、
根っこの部分では、頑固なまでに自分の生き方にこだわることが
どれだけ大切なことかを、オヤジは少女から学んだのでした。

では、このへんで。
今日もありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 03:14| Comment(4) | TrackBack(1) | 読書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

生き方の指針を教えてくれた1冊・・・「7つの習慣」

 

Book-No.149
「7つの習慣」
成功には原則があった!

スティーブン・R・コヴィー 著
ジェームス・スキナー 、川西茂 訳
キングベアー出版


Oh!すっかりブログの更新をサボってしまった!
ナンテコッタ!

気持ちが弛んでいた上に、twitterにうつつを抜かしていたのが
敗因(?)っすね。。(言い訳ですがぁ)

ところで今日の本は言わずと知れた名著「7つの習慣」です。
恐れ多くて、私が今さら「あー」だ、「こー」だと言う必要もない
くらいの有名本ですが、
でも、このブログは「書評」ではなく、
あくままでも私の個人的な感想を書き散らかしているので、
気にせずに書いてしまうのだ。
(これで、いいのだ!byバカボンパパ

既に読まれた方も多いと思いますが、
一応この本の内容はというと・・・

この本のおかげで、私の頭の中でモヤモヤしていた
「正しい習慣」への考え方がフレームワークとして明確に
まとまりました

(「10年後あなたの本棚に残るビジネス書100」P48より抜粋)

勝間和代さんのこの文章が端的に表しているように、
さまざまな啓発系の本で書かれている数々の「正しい習慣」について
分かりやすく、フレームワークに落とし込んであります。

《参考図書》

ざっくり書くと、「依存」から「自立」へ、
そして「自立」から「相互依存」へと
成長していくために必要なことが7つの習慣に
落とし込まれて書かれているのです。

「依存」から「自立」への成長過程で必要な習慣として
(1)主体性を発揮する
(2)目的を持って始める
(3)重要事項を優先する

「自立」から「相互依存」への成長過程で必要な習慣として
(4)winwinを考える
(5)理解して理解される
(6)相乗効果を発揮する

自分自身を再生再新するための習慣として
(7)刃を研ぐ

実際に読んでいただければ分かると思いますが、
この本に書かれていることは、他の自己啓発系の本にも
書かれているものが多いのですが、
(それだけ、この本が及ぼした影響が大きいという事ですね)
「依存」から「自立」そして「相互依存」へという、成長過程に合わせて
体系立てて書かれているので、とても理解しやすいのではないかと
思います。

 
■自分の人生をコントロールする

自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかが
重要なのだ。もちろん外的な環境要因によって、肉体的あるいは
経済的に害を受けて悲しむこともあるだろう。
しかし、私たちの人格、基礎的なアイデンティティーそのものまでが、
それに害される必要はない
」(P89)

例えば、上司に怒られたり、何か失敗をしてしまったりすることが
ありますよね。
そんな時、やっぱり落ち込んだり、悲しくなったりしませんか。

俺って、やっぱりダメなヤツなんだ・・・」とか、
どーして、あの上司は俺の事を分かってくれないんだ!」とか、

まぁ、私なんて典型的なネガネガ星人ですから、
一度、ドツボにはまると、そのまま際限なく落ち込んだりすることなんて
しょっちゅうありました!



ただ・・・

こういうのって、(必要以上に)外部からの影響を受け過ぎているって
いうことですよね。

何が起こるかではなく、自分がそれにどのように反応するかが大切
なのですから、上司に怒られようが、失敗しようが、
怒られたおかげで、自分の未熟な点が分かってよかった
失敗したおかげで、課題が見つかってよかった」と
前向きな考え方で切り返すことが出来れば、そんなに落ち込んだり、
悲しんだりしないでもすみますよね。


要は外部の出来事に感情的に振り回されるのではなく、
自分の価値観や認識に基づいて、主体的に生きていくことが
自分の人生をコントロールする事につながる、ということですよね。


過去の出来事や、他人の感情や行動など
自分がコントロールすることが出来ないものについて
思い悩んでいても、前には進めないのです。

それよりも、自分の受け止め方や考え方を適応させて
ネガな感情をコントロールしていった方が
よほど前向きな生き方が出来るようになりますよね。



■自分の時間をコントロールする

私たちの時間の過ごし方は、基本的に四つの領域に
大別することができる。活動を定義する二つの軸は
緊急度と重要度である
」(P213)

既にお馴染みの方もいるかもしれませんが、
緊急度と重要度の軸で、
「緊急であり、重要」・・・(第一領域)
「緊急ではないが、重要」・・・(第二領域)
「緊急だが、重要ではない」・・・(第三領域)
「緊急でもなく、重要でもない」・・・(第四領域)
の4つのマトリクスをつくり、時間に意味づけをするという
例のあれ(笑)です。

勝間さんが書かれた「年収10倍アップ時間投資法」にも
「時間投資マトリクス」として紹介されていて、
個人的には勝間さんの方が分かりやすいのではないかと、
思います。

ちなみに、勝間さん流に置き換えると
(第一領域)・・・消費の時間
(第二領域)・・・投資の時間
(第三領域)・・・浪費の時間
(第四領域)・・・空費の時間
ということになります。

このマトリクスで大切な点は、第三、第四領域の時間を
いかにして削り、第二領域(投資の時間)の時間を増やすか

ということですね。

今、自分がやっていることは「消費」なのか、「投資」なのか、
あるいは「浪費」や「空費」なのかという事を考え、
時間に意味付けをすることが第一歩かなと思うのです。


で、・・・・

ご存知の方も多いかもしれませんが、
私、今は時間の制約がほぼ何もない生活を送っています。

つまり、時間がありあまっている!

会社を辞めた時点では、最大限「投資」の時間を増やして
次のステップに備えようと考えていました。

でもですね、ダメなんですよ。

時間の制約だとか、締め切りがないという事は
いつやってもいい、ということですから、
課題の先送りもやりたい放題!(汗)

結果として、生活の中に「空費」の時間が
どんどんと侵食してきて、当初の思惑とはまったく違う
時間の過ごし方をしてしまうようになるんですね。

会社行って、働いている時には
よく「時間さえあれば」なんて思っていましたが、
それは、まったく逆の発想で
時間が限られているからこそ、時間を確保するために
色々と知恵を絞ったり、工夫をしたりするんですね。


・自分が今やっていることに対して時間の意味付けをする事
・やろうと思うことに対しては、必ず締め切りや期間を決める事

少なくとも、この2点を厳守することが、
自分の時間をコントロールするための
重要ポイントではないかと思うのです。



■最後に・・・

この本について色々と書くと際限がなくなってしまうので、
この辺で終わりたいと思います。

実は今回、再読なのですが、改めて「7つの習慣」を読んでみて
思ったのは、自分はまだまだ「依存から自立へ」の成長過程に
あることを実感しました。

外部に影響されにくい思考パターンを身につけること
自分の人生の目的、目標、価値観を明確にすること
自分の時間をもっと効率的に使えるようになること

などなど、課題も多いのですがコツコツと正しい習慣を
一つでも二つでも身につけて行きたいと、
あらためて思ったのでした。

もしも、まだ読まれていない方がいたら、
ぜひ、この本は読んでみてください。オススメですよ。

では、今日も最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。

posted by penguin-oyaji at 23:33| Comment(8) | TrackBack(0) | 読書(自己啓発) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月07日

twitterはじめました・・・フォローしてね^^

数日前から、このブログの左サイドに
twitter用のブログパーツを貼り付けてみました

・・・・と、いうわけで(どーいうわけだ?)

最近、何かと話題になっている「twitter」を始めてみました。

実は随分前にアカウントは取得していたのですが、
何だかよく分からなくて、しばらく放置していたんですよ。。

それが最近になって、勝間和代さんが「twitter始めました」と
ブログに書いた頃から次々と色々な方たちが
それぞれのブログで「私も始めました」と報告されることが
増えてきたように思います。

そんな世間の流れを横目で見ながら
ほんじゃ、もう1回やってみるべか」と
2,3日前から、再びつぶやき始めたという訳です。

ンが!

つぶやくだけなら何の問題も無いのですが、
ReplyやRT、Mentionなどなど、分からん言葉いっぱいある!

というわけで、そんな初心者な私がtwitterについて
色々と調べたりしたときに参考になったサイトやツールを
まとめてみたいと、思います。
もしよければ、何かの参考にしてみて下さい。


【twitterの概要について把握する】

・twitterを始めよう アカウントの取り方から、使い方、各種ツールの紹介までが分かります

・トブiPhone「NHKのtwitter紹介動画」
今年3月にNHK「きょうの世界」で放送されたtwitterを紹介する動画が見られます


【twitterを楽しむ】

・ふぁぼったー
注目度が高い「つぶやき」を集めて表示しているサイト

buzztter
今、もっとも「つぶやき」の多い単語(キーワード)をピックアップしているサイト

【クライアントソフト】

今、色々と試しているところで複数のクライアントソフトを
並行して使っているところです。

《Mac用》
・PeraPeraPrv (win用もリリースされています)
TwitterPod
・夜フクロウ

《iPhone用》
・TwitterFon
・Twitterrific
・Twinkle

《Firefoxアドオン》
・TwitKit

ブラウザーの「Firefox」に組み込んで使うタイプのもので、
MacとWinどちらの環境でもOKです。


※すみません、私の場合、Macがメインのパソコンなので、
Windowsのクライアントソフトは試していません。。


【twitter用のブログパーツ】
 
・ブログドレッサー
色々なtwitter用ブログパーツが紹介されているサイトです
Twitter Buttons

follow me 用のブログパーツを紹介してるサイトで
ボタンの大きさやデザインが選べます。
(このブログの左サイドバーにも貼り付けました)


※ブログパーツについては色々と探し回ったのですが、
何だか「これは!」と思えるものが見つからなくて、
今はとりあえず純正のものを使っています。。
(いいものがあったら、教えてください)


■最後に・・・
そんなわけで、まだまだ分からないことも多いのですが、
まぁ、のんびり、つぶやいていこうと思いますので、
良かったら、フォローしてみてください。
http://twitter.com/penguinoyaji

それでは、このへんで。ありがとうございました。


 
タグ:twitter
posted by penguin-oyaji at 21:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月06日

日本人が語り継いできた価値観・・・・「目に見えない資本主義」


Book-No.148
「目に見えない資本主義」
貨幣を超えた新たな経済の誕生

田坂広志 著
東洋経済新報社



今回の本も、和田裕美さんがブログとラジオ(Wada Cafe)で
取り上げられていたのがきっかけで、手に取った次第。

今まで和田さんがオススメしている本を何冊か読みましたが、
どれもハズレなし!共感できる内容のものばかりだったので、
今回も読むのが楽しみでした!
そして・・・期待通り素晴らしい1冊だと思います。


■この経済危機から学ぶもの

毎朝、テレビをつけると、CNNのニュースが流れ、
誰もが、こう語っている。
「この危機は、いつ終わるのか」と。
しかし、私は、これは問いの立て方が間違っていると思う。
我々が問うべきは、別な問いではないか。
「この危機は、我々を、どう変えるのか」
その問いをこそ問うべきであろう
」(P13)

「100年に一度の・・・」も、耳タコになってきつつありますが、
米国のサブプライム問題に端を発した世界的な経済危機の中にあって、
いつになったら景気は回復するのだろう?というのは
ある意味、至極まっとうな問いではあると思うのです。



でも・・・


景気が回復した後に、そこにはどんな景色が見えるのでしょうね?


以前と同じ(行き過ぎた)市場原理主義の世の中なのか、
それとも、新たな資本主義が生まれてくるのか。

この本の中で、その問いに対する答えを
田坂さんが弁証法の法則を用いて、導き出しています。

弁証法・・・・覚えてますか?
昔、学校で哲学だか倫理だかの授業で教えてもらったような・・・
(当然、私はすっかり記憶から飛んでいましたが、それが何か?

弁証法とは、世界の変化、発展、進化の法則を述べた哲学
(P39)・・・だそうです。
まぁ、これだけではナンのこっちゃ?だと思うのですが、
私も説明する自信がないので(汗)、詳しくは本書をお読みくだされ。



で、途中をすっ飛ばして
どういう答えが導き出されるかというと・・・



そして、これらのパラダイム転換の結果、これから、
「目に見えない価値」「目に見えない資本」を重視する
成熟した資本主義が生まれてくる。

言葉を換えれば、「目に見えない資本主義」。
その新たな資本主義への進化が起こる。

しかし、
この新たな資本主義において重視される価値観は、
不思議なことに、
かつて「日本型資本主義」と「日本型経営」が大切にしてきた
懐かしい価値観に他ならない
(Amazonの商品紹介より抜粋)



つまり、私たち日本人が大切にしてきた仕事観、組織観などの
価値観が見直されて、そして発展していくといふうに
結論付けられている訳です。


なぜ、そういう答えが出てくるかというと・・・

現在の経済危機の後の世界の経済秩序を考えるとき、
我々は、「自由競争の維持」と「政府規制の強化」という
二つの方法だけでなく、「自己規律の促進」という第三の方法を
重視しなければならない。そして、そのためには、
まず企業や個人の倫理基準や行動規範の確立という方策を、
長期的な視点で、必ず進めていかなければならない
」(P67)

この第三の方法「自己規律の促進」を進む際に、
かつての日本企業が大切していた価値観が
大いに役立つというのです。

ここまで、うまく伝わってますか?
(ちょっと自信ない。。。)


■日本人が大切にしてきたもの

人間の精神は、成熟するにつれ、「目に見えないもの」が
見えるようになってくる
」(P99)

もし、そうであるなら、「企業経営の成熟」とは、何か。
これからの時代に求められる「資本主義の成熟」とは、何か。

それは、「目に見える価値」だけでなく、「目に見えない価値」を
見つめる経営が生まれてくることに他ならない。
そしえ、それは、「目に見える資本」だけでなく、
「目に見えない資本」を見つめる資本主義が生まれてくることに
他ならない
」(P101)


ここでいう「目に見えない価値」=「目に見えない資本」というものの中に
私たち日本人が大切に守ってきた価値観が多く含まれると
田坂さんは記しています。



具体的にいくつか抜き出してみると・・・


「「日本型経営」や「日本型資本主義」の歴史を虚心に振り返るならば、
実は、そこには、遙か昔からCSRの思想が確固として
存在していたことに気がつく。
例えば、渋沢栄一の「右手に算盤、左手に論語」という言葉。
例えば、住友の家訓「浮利を追わず」という言葉。
例えば、近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし、三方よし」
という言葉」(P148)



「例えば、日本においは、「働く」(はたらく)とは、
「傍」(はた)を「楽」(らく)にすることの意味であると
語り継がれてきた」(P148)



「我が国においては、企業や個人が法令を遵守し、倫理を守るのは、
「法律に反すると罰せられる」からではなく、「たとえ法律で許されても、
世間が許さない」という「世間様」の文化が存在したからである」(P150)


「日本企業においては、「社会的責任」とは、単に「社会に対して、
悪しきことをしない」という消極的・受動的な意味ではない。
むしろ、社会的責任とは、「社会に対して、良きことを為す」という
積極的・能動的な意味に他ならない」(P157)



「「お客さまは、我々の心を映す鏡である」
この言葉に象徴されるように、日本企業において、「お客さま」とは、
本来、「商品を売りつける相手」ではなかった。「お客さま」とは、
商品の売買という「ご縁」によって巡り会った大切な方であり、
そのお客さまという「鏡」に映し出される自分の姿を
見つめることによって、成長させていただく」(P201)



うーん、いっぱいあり過ぎて、書ききれない!!


利益至上主義だとか、(見せかけの)成果主義に押されて
いつの間にか忘れかけてしまっていた、昔から語り継がれてきた
こうした言葉が、今さらながら心に染みこんでくるような思いで読みました。

私が尊敬する人の一人、小宮先生も、よく「考え方がだいじ」と
言われたり書かれたりしますが、それってまさしく、
こういう正しい考え方のことを指すのでしょうね。



■最後に・・・

これからの資本主義社会がこの本に書かれているようなものに
なるのかどうか、私には分かりません。
でも、「強欲な」と形容される行き過ぎた市場主義の社会であるよりも、
「目に見えない価値」を大切にする社会になった方が、
私には心地よいのではないかと思うのです。

また、この本ではこれからの資本主義がどのように進化するのか、
だけを読み取るのではなく、後半に書かれているような
私たち日本人が大事に語り継いできた価値観って何だったのか
改めて見つめなおすのに、良いきっかけになるのではないかと思います。

今日は抜粋だらけの記事になってしまいましたが、
(私らしくないですね・・・)
どうぞ、ご勘弁を!

では、このへんで。
今日も、ありがとうございました。

タグ:資本主義
posted by penguin-oyaji at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

命の始まりと終わり・・・・「ターミナル・エクスペリメント」


Book-No.147
「ターミナル・エクスペリメント」

ロバート・J・ソウヤー 著
内田昌之 訳
早川文庫SF



このブログにいつもコメントを下さるeries.mさんが
ブログでこの本を紹介されているのを読んで、
興味がわき、早速手にとってみました。

一応、早川SF文庫から出ていて、
ジャンルは「SF」ということになると思うのですが、
内容はSF+ミステリーって感じです。

SFというと、中には難解なものもあって、
私はどちらかというと苦手なジャンルなのですが・・・

でも、この物語は先ず舞台が近未来の2011年で、
(ちなみにこの作品の発表は1995年)
ストーリー的にも夫婦間の浮気など、
けっこう泥臭い(?)話しとかも絡んでくるし、
何よりも後半のストーリー展開が
ハラハラ、ドキドキで、一気に読ませてくれます!

■ストーリー

医学博士のホブスンは、死にかけた老女の脳波の測定中に、
人間の「魂」とおぼしき小さな電気フィールドが脳から
抜け出てゆくのを発見した。
魂の正体を探りたいホブスンは自分の脳をスキャンし、
自らの精神の複製を三通り、コンピュータの中に作りだした。
ところが現実に、この三つの複製のうちどれかの仕業としか
思えない殺人が次々に果たして犯人はどの「ホブスン」なのか?
1995年度ネビュラ賞に輝く衝撃の話題作。
(Amazonの商品紹介より転載)


■命の始まりと終わり

光のこぶは、心臓が止まった直後に、呼吸が止まったすぐあとに
肉体を離れていった。
ピーターは、まさにさがしもとめていたものを発見した。
命が尽きたという疑念の余地のない標識、患者がただの肉と化して
臓器移植の準備ができたという明白なしるし
」(P115)

魂波は妊娠九週間から十週間のあいだのどこかであらわれるのだ。
それ以前は、魂波は単に存在しない。もっと詳細な調査をおこなって、
魂波が胎児の脳の内部で発生するのか、それともーより可能性は
低いと思われるがー外部のどこかから到来するのかどうかを
確認しなければならなかった
」(P143)

改正臓器移植法が最近、話題になりましたが
そこで論議されていたものの一つが「死の定義」でしたね。

実は、もう一つ。人の命の誕生はどの時点なのか、についても
明確には定義されていないように思います。

この物語の中では、「魂波(ソウルウエーブ)」と名づけられた
電気フィールドが肉体から離れる瞬間、胎児に宿る瞬間が
命の終わりと始まり、というふうに明確になることで、
それまでの世の中の常識が次々と覆り、
その様子が文章中に何度も「ネットニュース・ダイジェスト」という形で
記されています。



今回の国会での臓器移植法改正論議などを見ていて
改めて思うのは、私たちの「死」というものは、
あくまでも「取り決め」なんだなぁ、ということです。

医学的、科学的な立場から見たときに
人の死や脳死が、どんなふうに定義されるのか
詳しくは知りませんが、少なくとも脳死を死とするかどうかは
議論や多数決で「取り決め」られることなんですよね。


この物語の中では他にも臨死体験や、妊娠中絶などの場面も
描かれていて、人の命の誕生と死ということについて
改めて考えさせられます。

■ヴァーチャル・ライフ

ピーターは魂の正体を探るために自分の脳をスキャンし、
自らの精神のシュミレーションをコンピューターの中に作り出す。
一つは死後の生をシュミレートした「スピリット」、
ふたつめは永遠の生をシュミレートした「アンブロトス」、
そして三つめはなにも手を加えない「コントロール」だ。
ところが、この三つのシュミレーションのうちどれかが殺人を犯す。
はたして犯人は誰なのか?

(P461 「解説」より抜粋)

この物語のキモは、やっぱりコレですよ!

コンピューターの仮想空間に作り出された自分の脳の分身が
現実世界での殺人を犯してしまうのです。
どうやって・・・?(それは物語を読んで楽しんでくださいね)

そして後半では、この殺人鬼と化したシミュレーション・プログラムと
現実世界の本人(ピーター)との戦いが繰り広げられるのですが、
読んでいて一気に引き込まれましたね。


本当に、面白い!



また、それとは別に、死後の生(魂)となったシュミレーションや
永遠の命を手に入れたシュミレーションが
仮想現実の中で、それぞれどのような感情、考えをもつようになるのか、
という点も、人の命、人生の本質に迫っていて、
興味深く読めると思います。

■感想とか・・・

1995年時点で描く2011年の姿って、こんなふうに
想像されていたのね、という視点で読んでも、楽しめますね。

空飛ぶ自動車とかは出てきませんが(笑)、
物語の中で描かれている2011年の世界は、
再来年に迫った今の時点と比較してみても、
世の中、まだこんなに進歩しとらんぞ!」という部分もあれば、
こんなのもう古いぜ!」という部分もあって、
そんな細かい突込みを入れつつ、読むという楽しみあります^^;;

特にコンピュータに関する記述を読むと、
完全に現実世界の方が先に進んでいて、
言い換えれば、95年時点では今の状況は想像すら出来なかった、
ということですね。

まぁ、そういう細かい話しは脇に置いといて・・・

450ページもあって、ちょっと長い物語ですが、
ぐいぐいと引き込まれて一気読みできます!

それに、物語のエンディング、「エピローグ」を読むと、
何だかちょっとほろりと優しい気持ちにもなったりして・・・

SFというジャンルはあまり気にせずに、エンターテイメント作品を
読むつもりで、物語を楽しんでみるのが良いと思います^^


最期に改めて・・・この本を紹介してくださったeries.mさん、
ありがとうございました。とても楽しめましたよ。


最期までお付き合いくださり、ありがとうございました。
posted by penguin-oyaji at 16:28| Comment(2) | TrackBack(1) | 読書(小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

ダブルヘッダー後半戦・「ブラッシュアップ・レッスン」編

「人を動かす発声トレーニング集中講座」

「人に好かれる話し方教室 ブラッシュアップレッスン」
09年8月1日(土) ベルサール八重洲にて


さて、ダブルヘッダー後半戦です。
午後に行われたブラッシュアップレッスンについて書きたいと思います。
■「人に好かれる話し方教室 ブラッシュアップレッスン」

この「ブラッシュアップレッスン」は
過去に「話し方教室」を受講された人限定で
行われるレッスンなのです。

通常の「話し方教室」での講師の先生は、和田さんが認定された
プロのアナウンサーやキャスターの方々が努めますが、
ブラッシュアップレッスンでは、和田裕美さんから
直に教えてもらえる点が一番の違いでしょうか。


約2時間のレッスンの間、和田さんのお話しを聞いたり
ロープレやったり質疑応答があったりと盛りだくさんの内容で、
何だかあっと言う間に時間が過ぎ去っていってしまいました。


和田さんのお話の中から心に残ったものを二つほど・・・

今までは人から話し掛けられるのを待っていた人も
これからは、自分から話し掛けられる人になっていってください

鍛えれば顔は変わっていく。ステキになろうとする
自分にブレーキをかけないで


和田さんのこの二つの話しに共通するのは
自分に対する自信」かな、と思いました。

基本的に引っ込み思案で、人見知りする私は
やっぱり大勢の中にいるときに、自分から話し掛けたりするのは
どちらかといえば、苦手。

それに小さい頃から家の中で遊ぶのが好きだったので、
一人でいることが、そんなに苦にもならないし・・・

でも、話し方教室に参加して、人と話す楽しさも
段々と分かってくるようになってきたし、
自分の顔の表情とか、話し方についても
少しずつ自信がついてきたところです。

そういう自信がもてるようになったのも、
教室に参加されている皆さんに、色々と褒めてもらったりした
おかげなのですが。
(本当に和田さんの周りに集まってこられる方って
心やさしい人たちが多いんです!)

だから、これからはもっと自分に自信を持って
どんどん人の輪を拡げていけたらいいなぁ、って思うんですよね。

人と繋がることで、自分の人生が変わっていく事も
もっと実感したいし。。

時々、和田さんのところの「裏ブログ」
話し方教室で、人生が変わる!
みたいな事が書かれています。
以前はそんな大袈裟な!と、思ったこともありますが、
自分で体験してみると、本当かも、と思えるようになるんですよ。


だって、人との結びつきで人生って変わるものだから・・・


■同窓会?

前にも書いたように、ブラッシュアップレッスンは
過去に「話し方教室」を受講した人が対象のセミナーですから、
当然の如く、そこに参加すると一緒に受講した仲間たちとの
再会があるわけです。

私の場合、「ベーシックコース」、「ベーシック・リピート受講」
そして「アドバンスコース」と3回の受講経験があるので、
昨日は、それぞれの同窓会を一緒にやったみたいな感じでした。

ほんの数日間を一緒に過ごしただけなのに、
久しぶりに会うと、いっぺんに親近感がわいてきて
ものすごく盛り上がれるんですよね。
(ナンデダロ?)

それに単に楽しいだけじゃなく、
成長した仲間の姿を見ると、自分も頑張らなきゃ!って
いい刺激にもなります。

本当に今になって思うのは、
単に話し方のレッスンだけでなく、
こうした人との繋がりまで作ることの出来た話し方教室での
経験は自分の人生の宝物の一つです!

■謝辞(個人的な伝言板に代えて)

先ずは昨日、お会いした話し方教室の同窓生の皆さんへ。
久しぶりにお会いできて、楽しい一時を共に過ごすことができて
本当に良かったです。
また、11月の「わくわく伝染ツアー」で再会しましょうね。
その時はまた、よろしくお願いします。

ペリエのスタッフの皆さんへ。
準備や当日の運営お疲れさまでした。
住田さん、
いつも私のブログをチェックしてくださって、ありがとうございます。
それに、私の今後の進路まで気に掛けてくださっていて、
心から感謝です!

菊地さん、
直接お会いして、長い時間お話できたのは
もしかして、今回が始めてかも・・・ですよね。
(いつも、ご挨拶程度だったので)
ちょっとした裏話とかも聞かせて貰えて楽しかったです^^

武内さん、
ロープレの最中に突然、話しかけられてちょっとビックリでした。
初対面とは思えないほど、気さくに話して頂いて
安心しました!これからも、どうぞよろしくお願いします。

熊谷さん、
昨日が「初めまして」、ですよね。
同じテーブルでロープレをしている最中にも、一生懸命に
メモを取ったり、周囲を気遣っている姿を見ながら
フレッシュなパワーを感じていました^^
それから「わくわく」の申込書を受け取ってもらった瞬間の
リアクションが、とても嬉しかったです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

最期に・・・和田さんへ
いつも本当にありがとうございます。
和田さんの事を知り、たった1年ちょっとの間に
随分と色々なことを教えて貰ったり、経験することが出来て、
そのおかげで、私も少しずつですが
成長することができました。本当に感謝しています。

そして、最後まで読んでくださった皆さんへ
いつも本当にありがとうございます。

■「ダブルヘッダー前半戦・発声集中講座編」はこちらから。
posted by penguin-oyaji at 23:25| Comment(8) | TrackBack(0) | 講演会・セミナー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする